コカインなど密輸か 住吉会系幹部など3人を逮捕
メキシコやタイからコカインなどの麻薬を密輸した疑いで、さいたま市に住む指定暴力団・住吉会系の幹部など男女3人が逮捕されました。
麻薬取締法違反などの疑いで逮捕されたのは、さいたま市大宮区に住む指定暴力団・住吉会系幹部、東田功容疑者(50)ら男女3人です。
県警によりますと、東田容疑者は、去年1月、メキシコの郵便局からコカインおよそ200グラム、末端価格500万円相当を、さいたま市内の自宅に輸入した疑いが持たれています。
コカインは、市販のチョコレートの中に、袋に包んだ状態で持ち込まれていました。
去年2月、東京税関が密輸に気づき、発覚したということです。
また、東田容疑者と交友関係にある男女2人も、麻薬のケタミンおよそ150グラムをタイから密輸していた疑いで逮捕されています。
ケタミンは、市販のフェイスパウダーとハーブパウダーの中に入れて持ち込まれていました。
県警は3人の認否を明らかにしていませんが、住吉会系組織による犯行とみて、調べています。