半年間、月1回の土日、草莽塾という政治塾に通うため上京していました。
2024/7/28
2023/10/5
今日は、議会で総括質疑があり、某会派発言者が旭川いじめ問題について質疑しましたが、正直、私は大変失望しました。
発言者は、黒塗りでない報告書を入手したと得意げに、被害者自身のプライバシを赤裸々に暴露していました。しかし、被害者は、このような自らの恥ずかしい事実の公の場での公表を本当に希望したのでしょうか。
発言者は、自身と被害者祖父との関係性を正当理由として、上記公表を正当化していました。しかし、これは、黒塗りでない報告書の入手源を被害者遺族側と暴露しているようなもので、極めて稚拙な発言でした。
発言者は、本件再調査実施の際、調査の中立公正性を強く要望しました。しかし、今回の発言は、黒塗りでない報告書を議会に提示しろとか、それをもとに再調査の是非を検討させろなど、まさに中立公正であるべきいじめ調査への政治的介入を求める内容であり、自己矛盾以外の何物でもありませんでした。
結局、発言者は、議員としての地位を利用し、自身と知人関係にある本件関係者たる教員及び元校長の今度の法的責任を回避させるとの意図で、再調査の妨害を図ったというのが真意ではないかと思料せざるを得ませんでした。
そもそも「質疑」とは、制度上、自らの評価や意見を明示するものではありません。しかし、今回はかかるルール無視でやりたい放題で、本当に議員としての資質を疑わしめるに十分でした。
以上の諸点から、私は、当該発言者、旭川市議会議員としてのモラル、そして何よりも被害者本人の感情や想いを慮ることのできない、元教育者とは思えない下品かつ下劣な態度に、人として、本当に失望しました。
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