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第1277回
信長最期の刻
本能寺にいた「漆黒のサムライ」を追え!

2013年6月8日 夜9時~

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宮地 眞理子(みやち まりこ)

1978年2月27日生まれ。神奈川県出身。女優として映画、TVドラマ、舞台などに多数出演するほか、CM、雑誌等でも幅広く活躍。趣味はボディボードと映画鑑賞。「映画は本当に大好きですね」との言葉通り、映画雑誌に連載を持っていたこともあり、自身でも「RAILWAYS」('10年)、「誘拐ラプソディー」('10年)に出演。ドラマではTBS「温泉へGO!」('08)にレギュラー出演する。特技は、新日本舞踊、合気道。ミステリーハンターは今回で46回目(スペシャルの回は含まず)。

織田信長に仕えていた黒人の彌助。その存在は文献にも残されていますが、彼のルーツや信長の死後の足跡は謎に包まれています。今回番組では、彌助の故郷の有力候補であるアフリカのモザンビークへ。彌助の謎を探る旅に向かったミステリーハンターの宮地眞理子さんにお話を伺いました。

どこへ行くにも彌助を従えていたという信長
彌助は信長が信頼していた優秀な青年だった!

信長が黒人の男性を従えていたことは、なんとなく記憶にありましたが、どうやって日本に来たかということまでは知りませんでした。今回取材して知ったのですが、戦国時代には宣教師の奴隷や従者として日本へ来た黒人の方たちがいたそうです。また黒人をいつも連れていたと聞くと、奇抜で目立つことが好きな信長らしいと思ってしまいますが、彌助は戦にも同行していたという記録があるのです。とても優秀な人で、信長の信頼を得ていたからこそ、いつも信長がそばに置きたかったのですね。

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安土のゆるキャラ「らんまる君」と

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箱の中は密かに守られてきた「御霊」
それは信長そして彌助にも関わる驚きの…

有能な人物は家柄に関係なく重用した信長ですが、外国人でもそれは同じだったのですね。さすが信長です。番組では、記録から読み取れる二人の関係にも迫っています。ひとつの仮説ではありますが、取材を進めていくと信長と彌助は、単なる主従関係ではなく、お互いに信頼し合う友情みたいなものがあったのではないかと思えました。

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長身で力も強かったという彌助
本能寺の変の日、彼は驚くべき行動に!?

日本には彌助に関する記録が残っていますが、日本に来る以前のことは全くわかっていません。彌助はポルトガル人宣教師と共に日本に来て、信長と出会いました。そしてポルトガル商人や宣教師を乗せた船が世界各国を目指すときに拠点としていた所、それが当時ポルトガルの植民地だったモザンビークなのです。実は、現在わかっているのはそれくらいなのですが(笑)、私たちは日本から遠く離れたモザンビークへ取材に行ってきました。そしてとても興味深い話を聞くことができたのです。

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番組初取材となるモザンビーク
世界遺産の16世紀に造られた要塞

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