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キャシーや真琴のような、外国語対応できる奴隷もいますが、
外国人の客もたまにはいるんですか?

新会員は既存会員の紹介が必要なこと、 入会のためには自ら女性を誘拐してくる必要があること から、いわゆる一見の客はいません。 新会員を誘う瞬間は最も緊張が高まる瞬間です。 誘うには、その会がどういう趣旨の会であるか、その会に入るには何をしなければならいか、を説明する必要があり、これはまさに犯罪行為の告白にほかならないからです。 そういうわけで、有力者である既存会員と極めて近しい関係にあり、かつ、微妙なニュアンスと表現で伝達されたメッセージを誤解なく理解できる日本語力を持った者だけが新会員になり得ます。 この二つを満たす外国人というのは、希有な存在かなと思います。 逆に言えば、この二つの条件を満たせば、国籍要件はないので外国人でも会員になれます。 以上の通り、外国人会員の存在は、ロジカルに考えると難しいかなぁと思っているんですが、ご質問を受けて、あり得る外国人の登場のさせ方を考えてみました。 まだお話に登場させたことはありませんが、クラブは某所に秘密研究所を持っていて、そこで様々な人体実験をやっている、という設定です。 その秘密研究所なんですが、イメージとしては東南アジアの密林の中(タイ・ラオス・ミャンマー国境付近のゴールデントライアングルあたり)か、太平洋の孤島(これはサディスティックパークのイメージですね)にあります。 それで、その研究所を維持するために現地の有力者を招待客として呼ぶ、みたいな展開はあるかなぁ、と思いました。まぁ、しかし私だったらカネで済ませますね。カネで片が付くのにわざわざ自分たちのコアな秘密をばらす必要がない。 あとは、体力的に衰えた奴隷を海外に売り払うという展開で、オークション会場には海外のバイヤーが集まって払い下げになった奴隷を物色する、的な展開ですかね。これは奴隷オークションモノのお決まりのエンディングで、サディスティックパークの展開でもあります。 まぁ、しかしこの終わり方は、売られた女性の最期をぼやかしておくことができる、という意味で便利です。 私は救いのない終わりかたにこそに惹かれるのですが、そうじゃない方もいらっしゃるので、多少ぼやかした終わらせ方が多いんでしょう。商業誌の場合だと、編集者からな指摘されるのかも。 しかし、多くの国に日本大使館がある中で、たとえ外国に売ったとしても、売り先の管理がガバガバだったら、いつそこから逃げて大使館に駆け込むか、私がクラブの関係者だったら怖くて夜も寝られないですね。 要は口封じの仕方としては甚だ不十分ではないかと。 クラブのオークションがあくまで会員を対象とし、奴隷も決してクラブの敷地内から出さない、という形にしているのはそのためです。 個人の家の地下じゃ、どんな管理状態なのかわからないですし、いつ逃げ出されるかわからない。一人管理が甘い会員がいたら他の会員全員が死刑台に送られることになる、となってはとてもじゃないですが安心できない。 というとをつらつらと考えました。 長くなってすいません。

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