「ころべばいいのに」

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「ころべばいいのに」2019年刊 作者ヨシタケシンスケ 1973年生まれ

 

おもしろい絵本です 小学生のわたしはきらいな人がなんにんかいる どうしてあんなこというんだろう じぶんがされたらいやなことを どうしてひとにできるんだろう みんな いしにつまずいてころべばいいのに

きらいなひとはぜんぜんたのしくないし イヤなことをおもいだすし わたしってダメなの?と じぶんのこともどんどんきらいになっちゃうし

 

さぁ、やなことにはどう対応するか? わたしはいろいろとかんがえるのです

気分転換をいろいろしてみる でもダメなときはなにをやってもダメで いろいろやってもダメで

なにかにあやつられているのかな さてはアイツ?

きっとこんなヤツじゃない?

アイツをきらうパワーをつかっておもしろいことをたーくさんかんがえるんだ! わくわくするおもしろいことをつぎつぎとかんがえだすわたし

 

これらをイラストでみるとなんとも楽しい 日々の小さな出来ごとの気づき、不安、いやなことをどう受け取って、考えて、逃げる、あるいは乗りこえることがちいさな人たちだけでなく大人にも響く 傷ついたらなにか逃げる方法はないかとおたおたする時に 正論とか結論をださないで「こころもとない弱さ」を隠さず見せることが 見る人に共感をひきよせるのだと思います ヨシタケシンスケ氏は自分用の「松葉づえ」を作ってきたようなものだと言います、なるほど!

 

私の敵、アイツをちゃんとキャラクターにしてとらえて

このさきおとなになっても きらいなひとがいても ちゃんと考えて 逃げたり 向かいあったり どうするか 自分できめられるんだ

 

こうしてわたしは大きくなるのです! こんなすごい出来ごとがぜんぶイラストで描いてあるのです! 絵を見て楽しむほかないのです!

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  • ヨシタケシンスケ展かもしれない

    コロナ感染第7波がやってきた やばい、夏休みが始まる前に「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を見に行った7月20日市立伊丹市ミュージアム すでに朝10時前に行列 こどもにも大人にも人気のほどがわかるイラスト絵本で有名なヨシタケシンスケ氏は筑波大学芸術研究科造形コースの経歴初期の立体造形作品がまずおもしろい実物大のカブリモノシリーズ疲れた人々?トイキという作品は顔らしい穴から風がふきだしているパンフから拝借のぶくぶく観音 コップのストローから泡が出てる なで肩ハンガーおもしろい!この部屋の壁一面に、ものすごい量のイラストのカード ポケット手帳サイズに一枚一枚絵とつぶやきが、、、 これがヨシタケシンスケ氏の脳内なんだ小さいこどもたちの遊ぶコーナーがいくつもあり私はふわふわのりんごを投げて、うるさいおとなをだまらせよう!で遊んだ別館の最後の展示室には絵本の原画がありました「ころべばいいのに」もあったわ部屋の中央にテーブルと椅子があって 絵本がいろいろ置かれていたので「あつかったらぬげばいい」と「にげてさがして」をゆっくりと読みました出口へ向かうと 壁にメッセージボード ヨシタケシンスケ氏のことばが次々と最後は!おもしろおかしい出口ですおみやげにクジをいちまいどうぞ 「あなたのみらいはこれかもしれない!」いちまい引いたら ミステリー作家!? 「でもぜんぜんちがうかもしれない!」でもこれからミステリー作家になってもいいかもしれない! あぁ、楽しい「ヨシタケシンスケ展かもしれない」でした!今日の「歩く」は 6312歩 4.67Km 蒸し暑い行き帰りでした

    slow walker

    2022-07-23 08:00:07

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