「ころべばいいのに」2019年刊 作者ヨシタケシンスケ 1973年生まれ
おもしろい絵本です 小学生のわたしはきらいな人がなんにんかいる どうしてあんなこというんだろう じぶんがされたらいやなことを どうしてひとにできるんだろう みんな いしにつまずいてころべばいいのに
きらいなひとはぜんぜんたのしくないし イヤなことをおもいだすし わたしってダメなの?と じぶんのこともどんどんきらいになっちゃうし
さぁ、やなことにはどう対応するか? わたしはいろいろとかんがえるのです
気分転換をいろいろしてみる でもダメなときはなにをやってもダメで いろいろやってもダメで
なにかにあやつられているのかな さてはアイツ?
きっとこんなヤツじゃない?
アイツをきらうパワーをつかっておもしろいことをたーくさんかんがえるんだ! わくわくするおもしろいことをつぎつぎとかんがえだすわたし
これらをイラストでみるとなんとも楽しい 日々の小さな出来ごとの気づき、不安、いやなことをどう受け取って、考えて、逃げる、あるいは乗りこえることがちいさな人たちだけでなく大人にも響く 傷ついたらなにか逃げる方法はないかとおたおたする時に 正論とか結論をださないで「こころもとない弱さ」を隠さず見せることが 見る人に共感をひきよせるのだと思います ヨシタケシンスケ氏は自分用の「松葉づえ」を作ってきたようなものだと言います、なるほど!
私の敵、アイツをちゃんとキャラクターにしてとらえて
このさきおとなになっても きらいなひとがいても ちゃんと考えて 逃げたり 向かいあったり どうするか 自分できめられるんだ
こうしてわたしは大きくなるのです! こんなすごい出来ごとがぜんぶイラストで描いてあるのです! 絵を見て楽しむほかないのです!
2
slow walker
2022-06-29 13:24:52
返信する