上沼田東公園の再整備計画概要(資料:足立区)
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再整備後の平面図(資料:足立区)
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 東京都足立区は、上沼田東公園の大規模改修工事にともなう創出用地(4345m2)の活用について、サウンディング型市場調査を実施する。実施日時は2022年7月26日~29日。参加申込は2022年7月14日まで。

 対象地は、2022年~2024年にかけて行う上沼田東公園の大規模改修工事にともない創出される用地で、区は公募設置管理制度(Park-PFI制度)の導入による施設の誘致を検討している。対象地の北東には高圧線鉄塔や自転車駐輪場(敷地面積245m2)があるが、この部分は用地対象外とする。上沼田東公園内にはテニスコート、野球場、遊具広場などを再整備する。

 区は今回のサウンディングで、公募対象施設の収益事業の業態や規模、設置・運営コンセプト、土地使用料の納付見込み、周辺施設との連携、創出用地の整備範囲や費用負担、江北エリア周辺のポテンシャルなどについて聞く予定だ。

 上沼田東公園も含む江北地区は、2018年に区が健康をテーマとしたまちづくり計画「江北エリアデザイン計画」を策定済だ。また、対象地と道路(環状七号線)を挟んだ側に高野小学校跡地でのスポーツ施設の整備なども予定している。足立区では、創出用地の活用方針としてスポーツ支援を検討するほか、「足立区文化・読書・スポーツ分野計画」(2020年策定)も踏まえた地域活性化の可能性も探りたい意向だ。

対象地と周辺施設の位置図(資料:足立区)
対象地と周辺施設の位置図(資料:足立区)
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