渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

お花畑脳が国を滅ぼす

2024年07月28日 | open



オリンピックにてフランス
革命を讃える独立国歌に対
して不快感を示す馬鹿な日
本人が多くSNSなどで湧い
ているらしい。
独立戦争や内戦での革命で
は多くの人たちが死ぬ。
それは避けられない。
日本でも国体変革の際には
非道な殺戮が現実的に実行
された。
私の血は戊辰東西戦争では
西軍側に属する(一族のうち
臣で東国幕府側というの
も在)が、この「明治維新」
では穏当に政権が移ったと
する馬鹿なツイート者は本
物のバカだと思う。本馬鹿。
と、同時に、先祖が西軍側で
ある私でさえも吐き気をもよ
おすほど極めて不愉快になる。
戊辰の東西戦争でどれだけの
将兵や人民が死んだのか知ら
ないのか。
どういう教育、というか、ま
ともな教育を親からも学校か
らも受けて来なかった事がよ
くわかる。
こうした、お花畑に生きる連
が国を滅ぼす。
先の大戦にしてもそうだ。
玉撞き仲間で広島県内の私立
大学卒の現在50代の奴がいた
が、広島県生まれ育ちなのに
日本とアメリカが戦争をした
事をまじで知らなかった。
ネタではなく本当に。
外国人にさえ「ねえ、それネ
タでしょ?」と言われて呆然
としていたが、本当に大戦で
の対戦国を知らなかった。
つまり、誰が原爆落としたか
も知らないし興味ない生き方
をして来たのだ。
本人は気のいいおっちゃんだ。
人は悪くはない。
だが、全て社会的な事に無関
心。
こうした、人が良いようでい
ながら人々の生き死にに無関
心な「善人」たちは、本当は
真の悪人なのだと感じる。
そうした連中が国を滅ぼす。

 
 


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