「2024ミス・ユニバース日本代表」を決める「2024ミス・ユニバース　ジャパンファイナル“Iam”」が25日、都内で行われ、兵庫県神戸市出身で日本とバングラデシュの両親を持つのチャクラボルティ雅（かや）さん（22）が選出された。 【写真】腰に手を当てるチャクラボルティ雅さん 　チャクラボルティさんは日本代表に選出され「ここまでできて本当にうれしい」と声を震わせた。母が日本人、父がバングラデシュとインドにルーツを持つ。卒業したミシガン州立大学では、人間生物学、脳神経科学のダブルメジャーの学位を取得。救急救命士の資格を所持しており、現在は日本で子どもや高齢者に英語を教えるボランティアをしながら、医学部への進学を目指している。英語、日本語、スペイン語、韓国語と語学力にもたけており、高校時代はフィギュアスケートで全米選手権で2度優勝した経験を持つ。 　大会に応募した理由について「以前からミスユニバースの大会を見ていて、パワフルなイメージがあった。私はパワフルな女性のリーダーになりたい」と憧れに突き動かされたという。「自分の人生の経験を通して、伝えたいメッセージがあります。日本のグローバルな社会、日本人として、日本のダイバーシティを紹介したい」と意気込んだ。 　自身の魅力は「明るい性格」。関西育ちでお笑い好きで「ジョークやお笑い番組を観るのが好き。吉本の番組を観るし、面白い性格だと思います。私の性格は何でも楽しくすることが目標なので、どんなことが来ても向き合える」と笑顔を浮かべた。 　優勝した喜びを伝えたいのは母親という。海外で茶道の先生をしているといい「母は海外と日本で女性ののリーダー。アメリカで日本の文化を紹介しています。母に会うのがすごく楽しみ」と声を弾ませた。 　審査員を務めた矢田亜希子は「笑顔がすてきすぎた」と好評。はるな愛はメキシコでの世界大会へ向けて「ブレない心の強さと周りを包むビッグスマイルでチャレンジして欲しい」と激励した。 　今大会から出場者の年齢制限が撤廃。セミファイナリスト35名から11名、最後は5名を選出し、狭き門をくぐり抜けた。