本読みの時は、ラブシーンのセリフとか、恥ずかしくて
高橋大輔さんが座長を務め、荒川静香さんも出演する「氷艶」は、1回目が歌舞伎と融合、2回目は音楽劇の源氏物語。この6月に行われた3回目の「氷艶 hyoen 2024 -十字星のキセキ-」は、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフにした氷上ミュージカルだった。
今年6月に行われた、「氷艶hyoen 2024-十字星のキセキ-」で主演の高橋さんは、楽曲提供し、最後にライブまであったゆずとも熱い共演を 写真／島田高志朗公式インスタグラムより浅田「今回は『エバラス』と重なって行けなかったけど、『氷艶』は初回と2回目は見に伺っています。初回は静香さんが、天井から降りてきて宙乗りみたいな感じで、すごく素敵だったし、大ちゃんは1回目のスケートはもちろん、2回目の時は滑りに加えて、歌って演技して本当にびっくりしました」
荒川「今回は歌も台詞も大ちゃんはすごく多かったんだよね。大ちゃんはセリフ完璧なの。本当にすごいと思う。大ちゃんが一番やばいのは、公演最後の挨拶（笑）。演技の時と同じ人とは思えない」
浅田「スイッチが変わっちゃうのかな」
高橋「そうなんですよね。セリフは結構完璧に入ってるんだけど、自由にしゃべる時になると飛んじゃう」
荒川「あいさつで何話すか、事前に考えておけば？」
高橋「いつも考えてるんだけど……。でも、公演が終わると気が抜けるのか、噛みまくっちゃって」
荒川「そんなキャラなのに、本番にあの演技するのが、本当にびっくりするよね」
高橋「自分で言うのもなんだけど、セリフは噛んだことない。あ、でもこの間、一つ相手の会話飛ばして先に言っちゃったけど（笑）」
荒川「普通の演劇の舞台の経験ってないから、演技の前にみなで集まってセリフを読む『本読み』っていう段階が、最初スケーターはわからなかったよね。大ちゃんはそこから始まって化け方のスピードがすごい」
高橋「本読みの時は、ラブシーンのセリフとか、恥ずかしくて。棒読みだし。耳まで真っ赤にしてた（笑）」
これは2019年に上演された「氷艶2019 月光の如く」で本読みをしている高橋さんと荒川さん。高橋さんは、ラブシーンの箇所では耳が真っ赤になっていたとか 浅田「そうなんだ。新たな道を大ちゃんはいろいろ作ってくれてるよね」
高橋「今回、若いスケーターも台詞も歌もありましたが、これがいきなりうまい。（友野）一希と（島田）高志郎、めちゃくちゃセリフも歌もあるのに、僕が初めてやった時より全然うまくて、やべぇって思った（笑）」
浅田「それは大ちゃんというお手本があるからじゃない？ セリフってどうやって覚えるの？」
高橋「よくわからないけど、動きが付くと覚えやすい。場面がどこで何するって決まってないとセリフが全然入っていかないけど、決まればすっと入ってきたりする」
浅田「私は、パッと忘れたりしそう」
高橋「会話だから前の人のセリフがわかっていれば、意外に忘れない。でもたまに飛ばして、先行っちゃった！みたいなのはあったけどね（笑）」
荒川「大ちゃんは、今度倉敷が舞台の映画出演もあるし」
浅田「え～、すごい」
高橋「そう。『つながる映画「蔵のある街」』っていう作品でお声がけいただき、この後、7月は撮影に入るから楽しみです」
◇田中亜紀子さんによるFRaUインタビュー後編「荒川静香・高橋大輔・浅田真央奇跡の共演「なかなかお願いしづらいんだよね」」では、過去の共演の思い出や、それぞれの活躍への思い、そしてこれからのことを聞く。
撮影／森清荒川静香＆高橋大輔＆浅田真央
ここでしか見られない【真夏のスペシャルトークショー】配信決定！
2024年で18回目の開催となるアイスショー“フレンズオンアイス”を前に、プロデューサーの荒川静香さん、16回目の出演となる高橋大輔さん、そして初出演の浅田真央さんのスペシャルトークがアナウンサーの三田友梨佳さんの司会で実現し、8月16日からの配信が決定した。
フィギュアスケート界をリードしてきた3人は競技引退後、それぞれのアイスショーをプロデュースし、今もフィギュアスケートの可能性を追求し続けている。プロデューサーとしての苦悩や、若手スケーターたちへの思い、それぞれの活躍をどう見ているのか。プロスケーターとしてスケート界の未来を見据えながら活動を続ける3人の本音トークは必見！さらに今回のフレンズオンアイスの見どころもたっぷり解説。
荒川がこだわり続けるコラボナンバーに秘めた思い、そして初出演の浅田真央は誰と競演するのか！？さらにそれぞれのソロナンバーも発表！ここでしか見られない3人のスペシャルトークをお見逃しなく！
視聴販売期間：7月26日（金）12：00～8月25日（日）21：00
8月30日～9月1日
