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お前がお前の主治医になれ。

末期ガン闘病中の方と、末期ガン闘病中の妹の世話をされている方と、末期ガンを克服した方と、まったく違う場所で、立て続けに会った。お会いした方々は全員女性で、全員が乳ガンだった。ガンになると、周囲から心配されたり、励まされたり、腫れ物にさわるような扱いを受ける。これは、ガンになるのと同じくらい、苦しいことのような気がする。女性S様は、抗癌剤治療を拒否して、自然療法などの代替医療の道を選んだ。すると、親友の男性から「お前は死にたいのか!?」と、怒りをぶつけられた。

S様は男性に説明した。今の私の状態だと、抗癌剤治療を受けても、一年後に生きていられる人は十三人に一人だと医者から言われた。奇跡的に生き延びたとしても、体調は悪いままだ。だから、私は、違う道を選ぶ。親友なら、私の決めた道を応援して欲しい。そう言うと、親友の男性は「言うことを聞ける訳がないだろ!お前はこのままだと死ぬんだぞ!?俺は、抗癌剤治療を受けろと言ったからな!」と言って、電話を切った。結局、親友との関係は悪化した。S様は、ガンになってから色々な人と会った。多くの人たちは、私のためではなく、自分のために何かを言っているのだなとS様は思った。

ただでさえ病気で辛いのに、周囲から「心配の呪い」をかけられることは、更に辛いことだ。心配をしないで、信頼をして欲しい。励まされることも、同様に、苦しいことだ。言葉尻は優しくても、優しさのマウントを取られている気分になる。誰も本当のことを言ってくれない。誰も普通に接してくれない。誰も平等に付き合ってくれない。あなたは障害者。私は健常者。断絶の壁を突きつけられる。病気の苦しみは、痛みだけではなく、孤独にある。多くの人たちは「よかれと思って」心配したり慰めたりアドバイスをする。だからこそ、一層タチが悪い。怒りをぶつけてくる人は、その人自身が恐怖心に震えている。攻撃の裏側にはSOSがある。

解決策は提示するが、その人自身の深い部分に耳を傾ける人は少ない。言う人は多いが、聞く人は少ない。よかれと思ってやることが、結果的に相手の生命感を押し潰すことは多い。外野の声がうるさいと、心の声が聞こえなくなる。私自身にガンの経験はないが、統合失調症と躁鬱病と椎間板ヘルニアのトリプルパンチを喰らって、半年間寝たきりの生活をしていた時期がある。その時、医者から「完治までに三年かかるからゆっくり治しましょう」と言われた。処方される薬の量は毎週増えたが、一向によくならない。医療費だけが嵩む。薬を飲んでも薬を飲まなくても辛いなら、金がかからない道を選ぼう。そう思って、勝手に断薬した。すると、半年後には全部治った。もしも医者の言うことを真に受けていたら、三年死んでいたと思う。信じると、本当に、そうなる。自分は何を信じているのか、丹念にチェックする必要がある。

ガン患者全員に抗癌剤治療を辞めて欲しい訳でもないし、病人全員に断薬を勧めたい訳ではない。私の場合、ただ、運が良かっただけかもしれない。ただ「自分の主治医は自分」というマインドだけは、手放したらあかんのだと思う。医者はあくまでも補助。ガンを治すのは自分。もうダメだと思ったら、本当にそうなる。現実と闘うと、現実もそれに応えた現実をくれる。余命宣告を受けた男たちは、余命宣告通りに死ぬことが多い。だが、余命宣告を受けた女たちは、どうせ死ぬなら最後に人生を謳歌しようと開き直り、船旅に出たり麻雀やパチンコに熱中することで、ガンを溶かしてしまう人が多い。いずれにしても、最後には死ぬ。死は終わりかもしれないが、はじまりかもしれない。こっちの旅が終わったら、あっちの旅がはじまるのかもしれない。何を信じるかは、自分で決めることができる。自分の主治医は、自分だと思う。

坂爪さん
はじめまして。
○○○○○と申します。

毎回ブログを読ませていただいて、坂爪さんのあり方に感銘を受けております。

わたしも坂爪さんのように、ありのままをSNSで表現したいのに、ありのままを表現することに恐怖を感じて一歩踏み出せずにいます。


わたし自身、去年の年末に2度目の再婚(同じ人と)をし、これから2度目の離婚をすることで話が進んでいます。

今の段階でわたし自身ほとんど収入がないのですが、一刻も早く家を出たいので、大丈夫!なんとかなるだろう!と安易な気持ちで8月中旬に家を出ることを決め、物件も決まりました。

物件を決めた時は、内側から溢れ出る悦びと期待とで「これから自分の人生謳歌する!」と意気込んでいたのですが、ここ数日はこの先の不安に飲み込まれて息が詰まる日々です。


けど、強く生きたい!
泥くさく生きていきたい。
わたしのままで生きたいんです。

自分の人生を信じたい。


そのために
坂爪さんにお会いしたいです。


本日、14時以降空いてるでしょうか?熱海の家に伺いたいです。
もし可能でしたら、
一晩泊まらせていただきたいです。
よろしくお願いします。

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おおまかな予定

7月27日(土)静岡県熱海市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)

連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com

SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z

バッチ来い人類!うおおおおお〜!

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お前がお前の主治医になれ。|坂爪圭吾
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