長野県須坂市、イオンモール内にブース 観光などPR
長野県須坂市は2025年秋に開業予定の商業施設「イオンモール須坂」内に、観光情報の発信や特産品販売の拠点となる「須坂市ブース」を設置する。運営は民間事業者に委託する予定で、公募型プロポーザルを実施する。民間のノウハウを活用し、来店客に市の魅力をアピールして地域振興につなげる。
観光施設や歴史風土を紹介するほか、地元の農産物や銘菓を販売する。ふるさと納税の寄付も受け付ける。創業支援の場としても活用したい考えで、飲食店の立ち上げを目指す人らにスペースを提供するといった取り組みも想定する。
イオンモール須坂は敷地面積16万7000平方メートルと県内最大級の商業施設となる予定で、市外からも多くの来店を見込む。ブースは1階の約121平方メートルの区画に設置する。プロポーザルは提出書類に基づくプレゼンテーションによって審査する。8月23日まで参加申込書を受け付け、10月中には契約を締結する見込み。