ケンブリッジ英検(CPE/C2)Grade A合格のためにやったこと【前編】
テーマ:英語学習
↑2020年11月に受けたケンブリッジ英検(CPE/C2)の結果
見ての通り、Grade Aというのは完全なるまぐれです。(笑)実際のわたしの英語力はまだまだ未熟ですし(逆にこんな奴でも受かるんだという励ましにはなるかも?)、「語学の道に終わりなし」ですが、備忘録も兼ねて、ケンブリッジ英検CPE合格のためにやってきたことを記録しておこうと思います。(そしてまた気が向いたら受験したい。)
各パート共通の対策と特定のパートに特化した個別対策に分けて紹介していきます。
1.共通対策
わたしの場合、主に読書(オーディオブック含む)やBBCラジオ、ドラマ・映画にYouTube動画など(あとたまに新聞も)を通して生きた英語に触れています。これは試験対策として特別に始めたことではなく、前から好きでやっていたこと。「生きた英語」というのは、ここでは自分の興味関心を掘り下げるためにツールとして使う英語を意味します。わたしに多少なりとも英語力があるとすれば、これらがその土台になっていることは間違いないです。
新聞に関してはThe Japan Times on Sundayを試しに3ヶ月分購読しました。全部丁寧に読むのは時間的に無理なので、国内ニュースや面白そうなレビュー記事等を、かいつまんで。色んな分野の英語に手っ取り早く触れることができるので、新聞はCPE対策にも向いていると思います。
BBCラジオのMidnight NewsやToday in Parliamentは運動や家事をしながら聴くのにも最適です。オーディオブックと違って、途中で聞き逃してもあまり支障はないので、気負わずに聴けるところが気に入っています。
そして、英語力の基盤作りには読書が一番だと思います。ハウツー本や有名人の自伝といったノンフィクションの方が一般的には読みやすいと思いますが、脳に汗をかきながら読解力を鍛えたいという方にはフィクションをお薦めします。特に、CPEという試験は知識の有無よりも、理解や解釈の部分を問われる(そのためには結局一定の知識も必要になるわけですが)ので、読みを間違えない訓練は試験でも役に立つでしょう。時間がかかってもいいので、面白そうだと思った本を、辞書を引きながら読むのです。中高の文法の知識と辞書があれば、大抵の物語の大筋は理解できます。「ここどうしても分からないな」ってところは、ネットで調べたり、邦訳版を参照したり、諦めて読み飛ばしたりします。
余談ですが、最近はわたしのなかで翻訳ブームが到来していて、原書と2冊の邦訳を読み比べているので、読むのにものすんごく時間がかかっちゃって、積読が増える一方です…。
2.個別対策
(1)Use of Englishの対策
Use of Englishについては、個別の対策をしました。このセクションで全てをカバーするのは不可能に近い。本当に何が出てくるか分からない。とはいえ何もしなければ点数は上がらないので、とりあえず何か1冊の問題集をやることにし、購入したのがGrammar & Vocabulary CAE & CPE Workbook With Key New Edition (Grammar and Vocabulary)。内容も量もヘビーで、丁寧に解いていると1日に多くても4ページくらいしか進めませんでしたが、だらだらと一年くらいかけてやり終えました。やり終えるのに時間がかかりすぎて試験本番を迎える頃には忘れてしまった知識のほうが多いですが、演習問題が多いのでCPEの問題形式に慣れるにはもってこいです。使う人が飽きないように問題にユーモアやストーリーが盛り込まれていて、著者の工夫が感じられる教材でした。自分がどういう間違いをしやすいかを見つけることと、一定量の勉強をしたのだという(空)自信をつけることはできたと思います。
色んな教材を使って知識を底上げするのもいいですが、わたしの場合そういうのって試験が終わるとほぼ忘れちゃうので、そこまで労力を費やす価値があるのかは疑問が残りますね。知識はあるに越したことはないけど。仕事や他のことと両立しながら勉強しなければいけない場合は、内容がしっかりしたもの1冊を最後までやりきる方が精神衛生上いいような気がしますね。
(2)リスニング対策(心得?)
リスニングは「普段聴くように」聴くことを心がけました。人の話を聴いているときって、まず興味(知りたい情報)が先にあって、それを得るために相手の話を聴いていると思うんです。極端な話、こちらの興味がなければどんなに熱心な言葉も単語の羅列にしか聞こえない。その「知りたい」という状況までもっていくために必要なのはコンテクストです。これは英語に限ったことではありません。例えば、「幸子が思いを寄せている相手は浩介か、それとも順平か?」と唐突に訊かれるよりは、「幸子と浩介と順平は幼稚園からの幼馴染。浩介は勉強ができて思いやりがあり、順平は破天荒なスポーツマンでみんなの人気者。正反対の2人の共通点は——そう、同じ女性を愛しているということだった。」みたいなコンテクスト(ベタすぎる例で申し訳ないです)が先にあったほうが、質問に対して多少なりとも興味がもてると思うんですよね。同様に、リスニング試験でも、“What does the student say about xxx?”という質問の答えを探しはじめる前に、まずは会話やストーリーの流れを理解することに意識を集中します。そうして大筋が分かれば、言葉の羅列が意味を成してきて、2回目聴く時には大体どこに焦点を当てて聴けばいいか目星がつきます。——というのがわたしの持論なのですが、もちろん、毎回成功するわけではありません(笑)
前編はここまで。
