まただ また 間違った行動をしてる
プロフィール
プロフィール
以下は単行本3巻特装版付録より。
概要
概要
頭のおかしさを自認する主人公。右目が長い前髪で隠れており、地味で陰気な印象を与える小柄な中二男子。おでこは広め。重度の中二病を患っており、第1話から「殺人大百科」なる本をカバーもかけずに教室で読んでいるヤバイやつ。主に図書室に生息し、昼休みには一人で猟奇的な蔵書を読み耽っている。
一人称は「僕」。家族や山田以外の人と話すときは「俺」に変えている。成績はそれなりに良好である。家族構成は両親と大学生の姉。
自身をスクールカーストの「底辺」と位置付けており、当初はカーストの頂点に君臨しているも同然の同級生の陽キャ美少女モデル・山田杏奈に一方的な敵意を抱き、彼女の殺害を妄想してはほくそ笑むような日々を送っていた。
山田が校則違反の間食のために昼休みの図書室へ出入りするようになったのを契機として、意外にも残念で天然な彼女の言動に翻弄されながら、殺意とは異なる謎の衝動に振り回されるようになる。
授業中の事故で仕事の予定をキャンセルすることになってしまい悔し泣きする山田の姿を見て、不意に彼女への恋心を自覚するものの、「違う世界の人間」という意識を前に、以降も自制をかけて接している――が、山田がお構いなしに距離を詰めてくるため、読者からは健全な思春期男子としての精神衛生を心配されている。
高速移動術を身につけており、山田との距離をとるため咄嗟に使うことが多い。
孤独を好み、クールを気取ってはいるが、底抜けに優しくお人好し。周囲の人々の機微に敏感で、自分のことでもないのに勝手にハラハラし、裏からこっそり手助けしたり、時に自己犠牲をためらわずに突っ込んでしまうこともある。山田との他愛のない会話でもちょっとしたことをよく覚えており、素っ気ない行動で彼女に寄り添っている。
テンパると自分自身でもわけのわからない言動に走るところがあり、クラスメイトをドン引きさせることもままあった。猟奇趣味が高じていくらか絵心があり、クラスの出し物では大道具を手伝ったことも。
自他を問わず不埒な振る舞いを嫌い、下心を押し殺して誠実であろうとする反面、自分のことに手一杯で卑屈なこともあり、山田の(少なくとも好意的な)言動に対しては「友達」として一歩引いてしまいがち。
持っている財布はマジックテープ式。体の線が細いため、作者には何度か女装姿を描かれている。
自分よりも広い世界と接している山田に知らずと敬意を抱く一方で、特別な取り柄もない自分自身に引け目や焦りを感じ続けていたが、卒業式を前に在校生代表として送辞を任せられたことで、渦巻いていた自意識に大きな変革が訪れることになる。また、当日には山田に正面から想いを伝えに来た南条ハルヤと、それに対する山田の答えを知って、彼女から向けられる感情を受け止めはじめた。
同時に、浮つく心や独占欲といった自身の「キモさ」との格闘、あるいは男たる甲斐性や覚悟の萌芽など、市川の人間的成長は次の段階へと進みつつある様子。
関連記事
親記事
子記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
なつのある日の、きみに恋せり
僕の心のヤバイやつ二次創作SS。 吉田芹那(にゃあ)ifです。山田と親しくなる前に、吉田と先に親しくなっていたら、のにゃあルート方式ですので、お気軽のお楽しみください。17,534文字pixiv小説作品- 私の心のヤバイやつ
Karte.30 私は溶かされた
「Karte.30 僕は溶かした」の山田視点です。山田が遂に自覚します!クライマックスのシーンは、原作では多分昼休みなんですが、よりエモくしたくって放課後にしました。これで2巻まで終了!読んでくれた皆様のおかげでここまで来ました!まだまだ先は長いですが、「ここからが僕ヤバ」なので頑張っていきます!! 2024/7/20追記 少し前にやっと気づいたのですが、図書室で市川が溶かした山田のチョコ、アニメでは「アーモンドチョコ」でしたが、原作では「マカデミアナッツチョコ」でした…。本作品は基本的に原作準拠なので、修正しようかと思いましたが、自分への戒めをこめて、このままにしておきます。(コーティングされたアーモンドチョコが溶けるくらい熱かった、という方がエモい気がする…という気持ちもあります。)もっと原作を読みこまないと…!と決意を新たにしました!4,547文字pixiv小説作品 - 私の心のヤバイやつ
Karte.21 私は自分で言えなかった
「Karte.21 僕はそっとしておいた」の山田視点です。ティッシュの件はもちろん捏造ですが、もしそうだったらいいなあ…と思ってます。(ちなみに、ティッシュのカバーは原作でもアニメでも確認できません。)それにしても、これほど塩対応されているのにグイグイ行けるのは、さすがナンパイですね…!3,982文字pixiv小説作品 - 私の心のヤバイやつ
Karte.34 私は結構映ってた
「Karte.34 僕は視聴した」の山田視点です。収録現場のシーンにしようかなとも思いましたが、最後のセリフにつなげるために、家で番組を見ている場面にしました。山田はなぜあれで「結構映ってる」と感じたのか?仕事を見て欲しい山田が、なぜ「コロ学」のことは市川に言ってないのか?…という点にも触れてみました。MCやゲストの名前は捏造ですが、出演者の名前は原作とアニメを参照しています。 ちなみに、番組の内容は「石橋貴明のたいむとんねる」の2019年4月8日放送分が元ネタのようです。作中のデータも、この番組のことを書いた記事から引用しています。「コロ学」のスタイルはテレ東の「日向坂で会いましょう」が元になってるんじゃないかなと、個人的には思っています。4,937文字pixiv小説作品 - 僕ヤバ市川山田シリーズ
山田心と萩の月(前編)
僕ヤバ二次SS、二人が同棲している数年後の未来のとある一夜を妄想して書いてみました。 原作のコンセプト的に、地の文を山田のモノローグにするのはちょっとルール違反な気もしたんですが…。 中編(R-18)はhttps://www.pixiv.net/novel/show.php?id=150429714,227文字pixiv小説作品
このタグがついたpixivの作品閲覧データ
- 閲覧数