日本の寒い冬を快適に過ごす方法をいろいろ検討してみます。
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はじめに
日本の冬の期間は?
この記事での日本の冬の期間をこのようにします↓。
- 暖房器具、冬服がいらない期間
- 11月〜4月(半年間)
暦の上では3月末から春と思いますが、3月末はまだ寒いです。
実際、2023年はこんな感じで二拠点生活しましたが、2023年3月の関西(阪神間)はまだ寒くて冬服や暖房器具が必要でした。
- 1月〜3月上旬: パタヤ(タイ)、ハノイ(ベトナム)
- 3月上旬〜10月中旬: 関西(日本)
- 10月中旬〜12月末: パタヤ(タイ)
実際、3月は掛け布団がなかったら夜は寒くて眠れなかったですし、4月もまだ要りました。
なので、日本の冬は11月〜4月で、この冬の期間を快適に過ごす方法をこの記事でいろいろ探っていきます。
ちなみに、僕は今日本と東南アジアの二拠点生活しています。
僕の全荷物はこんな感じ↓です。
見ての通り、冬の生活に必要な物が大半です。
ちなみに、2023年3月上旬、「日本はまだ寒い」と分かっていながらこの時期に帰国したのは、実家と親の面倒を見るためであって、仕方なかったです。
これら荷物は実家に預けてますが、実家・親の切り離しがようやく(5年かかって)一段落ついたので、2024年はトランクルームを借りる予定なので、ノマド民にとっては荷物の大半を占める冬物を減らしたいと考えてます。
ついでに、10月中旬の秋に日本を出国してますが、これは(ベストシーズンの)パタヤで割安料金で滞在先を見つけるためであって、実際は11月上旬からが日本の冬です。
対象
金持ちが日本の寒い冬を快適に過ごすなら、どうぞハワイに行ってください。
2023年, 2024年の年末年始はハワイは大人気だそうです。
コロナ禍明け“年末混雑”復活 「正月はハワイ」過去最多も…物価高+円安なのに!?【スーパーJチャンネル】(2023年12月29日)
また、20代、30代の若者は、日本の寒い冬の時期は暖かい海外で働くというのもありでしょう。
ここではそうではない僕のようなこういう人を対象で考えます。
- セミリタイア
- 独身中年男性
- 生活費予算: 月10万円〜20万円
- 貯蓄: 数百万円〜数千万円
要は、対象は、特別金持ちではないけど、自立してセミリタイア生活(FIRE)出来ている人です。
日本でリゾートバイト
寒い冬がOKな人、ウインタースポーツや冬の温泉が好きな人はリゾートバイトがいいのかな、と思います。
僕は日本と東南アジアで二拠点生活しているので、家賃のかからないリゾートバイトも気になり、過去に結構調べたことがあります。
冬はスキー場、温泉宿で募集が結構ありました。
この冬は調べてないですが、たぶんインバウンド需要回復が原因で北海道のニセコとか長野、岐阜なんかがいろいろあるのかと。
休みや休憩の時間にウインタースポーツを楽しめる、といった特典があったりします。
冬の期間ずっとではなく、半分はリゾートバイトで働き、半分はその地域で仲良くなった宿に安く泊めてもらいながら遊ぶとかいった過ごし方もあるかなと。
僕も30歳まではスノーボードをやってたのでその頃なら興味はあったのですが、怪我(左膝半月板を損傷)してから出来なくなったので今はあまり興味はないです。
なので、「日本で冬を楽しむことが僕にはちょっと無理かなぁ」、「リゾートバイトやるなら暑い夏かなぁ」と思ってます。
ちなみに、家賃をかけずに少し稼ぐ方法は、リゾートバイト以外にもおてつたびとかいくつかあるので、日本の滞在先としてそれらも検討しています。
東南アジアでのんびりと過ごす
日本の寒い冬を暖かい or 暑い東南アジアでのんびりと過ごす、というのが中年男性には多いのかなぁと思います。
「何して過ごすか?」は人それぞれですが、僕の場合、今は東南アジアでビリヤードしながらのんびり過ごすを念頭に最適な場所、方法を模索しています。
ちなみに、ビリヤードは対戦相手がいなくても一人でも楽しめます。
8ボールの練習をするのもよし、ボーラードで記録更新に励むのもよしといった感じです。
今年2023年12月のクリスマスは僕は一人でボーラードをして過ごしました。
【タイ】C級おっさんのクリスマスの過ごし方。パタヤでボーラード
それはさておき、日本の冬の期間を東南アジアのいろいろな国で過ごすとして、それぞれのメリット、デメリットを最適な場所、方法を探してみます。
フィリピン
フィリピンのベストシーズン、オフシーズンはこうなってます。
- ベストシーズン(乾季): 12月 〜 3月
- オフシーズン(雨季): 6月 〜 11月
日本の冬の半年間、フィリピンはベストシーズンです。
また、ノービザ滞在できる日数等はこんな感じです。
- ノービザ滞在期間の最長は3年間
- ノービザ滞在延長申請は2ヶ月毎
- 60日以上滞在する場合、ACR-Iカードの申請が必要。有効期限は1年間
- 6ヵ月以上滞在、かつ、フィリピンを出国する際、ECCカードの申請も必要
(2017年の情報)
日本の冬の半年間、ノービザで滞在可能です。
上記は2017年の情報で、その時の体験談から書いた以下記事から抜粋したものです。
僕はフィリピンについてはそこそこ詳しく、観光記事も本ブログで300以上書いてます。
コロナ前の情報なので、それから変化もあるでしょうが、まぁ、こんな感じです。
フィリピンの田舎で半年間はキツいので、快適に過ごせる候補地としてはこの3つぐらいでしょうか。
マニラ
マニラについては以下記事のトップページ以降でまとめてます。
あと、2年前に以下動画をアップしています。
【フィリピン, マニラ】中心部で「月10万円でも快適生活は”無理”」な理由【2020年】 2021/10/02
僕の調べでば、2年前のコロナ禍 & 物価高騰前でも、マニラでは節約しても月10万円でも生活は厳しいでした。
一応ここでは生活費の予算を月20万円までを対象として考えてるので、マニラも候補地としてありなのですが、他の東南アジアの地域と比較してコスパがめちゃめちゃ悪いです。
まず、滞在先をタイ、ベトナムの一泊約3千円のホテル同等の満足度で選ぶなら一泊約5千円です。
マラテだとHop Inn Hotel Ermita Manilaとかですね。
コスパがマシなコンドミニアムは1年契約でないと難しいです。
Airbnbでコンドミニアムをちょっと探しても、一泊約5千円が今の相場っぽいです。
食事もマニラはコスパがめちゃめちゃ悪いです。
コロナ前は不味くてめちゃ高いが基本でした。
今の物価で15万円前後で快適生活するなら、自炊が必須でしょうが、まぁ、とにかく、(日本の冬の期間に限らず)マニラでのんびり快適生活できる人は貯金がかなり豊富にある人に限定されますね。
セブ
セブについては以下記事のトップページ以降でまとめてます。
あと、2年前に以下動画をアップしています。
【フィリピン, セブ】中心部で「月12万円でも快適生活は”無理”」な理由【2020年】セブ島は物価が安い? 何言ってるの セブ島は大阪、福岡よりも物価が高い事実 2021/10/05
僕の調べでば、2年前のコロナ禍 & 物価高騰前でも、セブでは節約しても月12万円でも生活は厳しいでした。マニラよりもコスパが悪かったです。
まず、滞在先に困ります。
マニラと同様に、滞在先をタイ、ベトナムの一泊約3千円のホテル同等の満足度で選ぶなら一泊約5千円です。
他もマニラと同様に、セブもまたタイ、ベトナムと比べてコスパがめちゃめちゃ悪いです。
アンヘレス
アンヘレスについては以下記事のトップページ以降でまとめてます。
コスパがめちゃめちゃ悪いうえに、韓国人街になって魅力もないので、アンヘレスに中期滞在は選択肢としてもうないですね。
タイ
タイのベストシーズン、オフシーズンはこうなってます。
- ベストシーズン(乾季): 11月 〜 2月
- オフシーズン(雨季): 6月 〜 10月
日本の冬の半年間、タイはベストシーズンです。
また、ノービザ滞在できる日数等はこんな感じです。
ノービザ滞在期間の最長は2ヶ月間(1ヶ月 + 滞在延長1ヶ月)1年間に滞在可能な最長日数は180日(らしい)
日本の冬の半年間をタイでノービザで滞在するには2回タイを出国しないといけないです。
しかも、入管の係員によってはタイに再入国できないこともあるようです。
コロナ後の2023年以降はノービザで半年間滞在はかなり厳しいです。
※2024年7月15日からノービザ滞在期間が60日になりました。
詳細はこちら↓の記事にて。
(動画リンク)
なお、ノービザ滞在手続きは以下記事でまとめてます。
(動画リンク)
パタヤ
パタヤついては、2021年末から2023年2月までの1年以上、パタヤで生活しながら以下記事のトップページ以降でまとめてます。
その時はコロナ禍でコンドミニアムの家賃が安かったこともあり、月8万円でもそこそこ快適な生活が可能でした。
(動画リンク)
2023年10月中旬から現在2023年12月末もパタヤで生活しながらいろいろ情報を収集し、まとめているところです。
20223年の今はいろいろ物価が上がっています。
特に、コンドミニアムの家賃やホテルの宿泊料金が爆上げしています。
コロナ後の2023年、日本の冬の期間はパタヤのホテルの宿泊料金はかなり高いです。
「オフシーズンに比べて倍」といったものもあります。
ただ、ベストシーズンの今も宿泊料金をほとんど変えてない良心的なホテルもあるので、「探せばホテルに長期滞在も可能かな」と思います。
食事も結構値上げされてますが、コスパ最高のターミナル21のフードコートで食事すれば安く済みます。
フードデリバリーで昼、夜2食分を一度に注文すれば、foodpandaもコスパの良い食事として使えます。
チェンマイ
コロナパンデミックの直後、2020年2月中旬から4月中旬までの2ヵ月間、チェンマイに滞在してました。
その時はコロナ禍でアパートの家賃が安かったこともあり、月6万円でもそこそこ快適な生活が可能でした。
(動画リンク)
今はもういろいろ値上げしていて月6万円は無理でしょうが、まぁ、チェンマイも日本の寒い冬の回避先候補地です。
ただ、楽しみのビリヤードがないと思うんですね。
もちろん存在レベルではあるにはあるでしょうが、そうではなく、パタヤのように快適なビリヤード環境ってないと思うんですよね。
バンコク
コロナパンデミックの直後、2020年4月中旬から6月中旬までの2ヵ月間、バンコクに滞在してました。
(動画リンク)
その時はコロナ禍でホテルやホステルの宿泊費は安かったです。
外に出れないことからホステルに宿泊してましたが、月5万円で(共同生活ですが)そこそこ楽しく生活できてました。
コロナ明けの2023年からバンコクはこういったホステルでも値上げ幅が大きく、月の生活費予算15万円ではコンドミニアム滞在は厳しいのかもしれません。
今のところバンコクに数ヶ月滞在する目的がなく、メリットを感じないのでほとんど調べてないです。
ベトナム
ベトナムのベストシーズン、オフシーズンは地域によって違います(後述参照)。
また、ノービザ滞在できる日数等はこんな感じです。
- ノービザ滞在期間の最長は45日間
- (現地空港で取得可能な)観光ビザは3ヶ月 or 6ヵ月
- 観光ビザ切れた後のビザラン(ベトナム出国 & 再入国)に制限はない(らしい)
ノービザ滞在期間の最長はコロナ前は15日間でした。
なのですが、制限が緩和され、45日間までOKになりました。
また、ビザランもコロナ前は再入国まで30日以上必要だったのが、今は必要ないらしいです。
なので、日本の冬の半年間、可能なら観光ビザ6ヵ月間、だめなら、3ヶ月間を2回が良さげです。
ハノイ
ハノイのベストシーズン、オフシーズンはこうなってます。
- ベストシーズン: 3月~5月上旬、10月~11月
- オフシーズン(スコール): 5月中旬~6月末
コロナ前の2019年11月,12月とコロナ後の2023年2月,3月にハノイに滞在し、そこで得た情報を以下記事のトップページ以降でまとめてます。
日本の冬の時期、ハノイもまた寒いです。
また、ベストシーズンではないですが外国人観光客は結構多く、お手頃価格のホテルでは暖房が使えなかったり、あまり安くもなかったりするので、メリットをあまり感じられないです。
他の地域に行った方が良いと思います。
ホーチミン
ホーチミンのベストシーズン、オフシーズンはこうなってます。
- ベストシーズン: 11月~3月
- オフシーズン(スコール): 5月~10月
コロナ前の2020年1月, 2月、以下記事のホテル等に泊まってホーチミンで生活してました。
日本の冬の時期、ホーチミンはベストシーズンです。
ハノイと違って冬は暖かいので快適に過ごせます。
ただ、ハイシーズンなので外国人観光客は結構多く、宿泊費は高くなるのでコスパは良くないかもです。
ダナン
ダナンのベストシーズン、オフシーズンはこうなってます。
- ベストシーズン(乾季): 5月~8月
- オフシーズン(雨季): 10月~11月
2023年1月, 12月、2024年2-3月にダナン滞在し、そこで得た情報を以下記事のトップページ以降でまとめてます。
日本の冬の時期、ダナンはオフシーズンです。
雨の日が多く、リゾート地には不向きな時期です。
ただ、気温がちょうどいい感じに暖かいので、雨が降ってない日は快適です。
リゾート地でオフシーズンなのでホテル料金がかなり割安になるので、海外でコスパ良く外こもりするならダナンがベストです。
その他
東南アジア含めて世界の観光情報をこちらの記事にまとめているので参考にしてください。