いのちの電話 牧師が悔やんだ言葉
思い悩む人が訪れる絶壁“三段壁“で命に寄り添う牧師 保護した人々の「巣立ち」支える
読売新聞オンライン階段状の岩壁(高さ約50メートル)に白いしぶきが舞い上がる。国指定名勝の三段壁(和歌山県白浜町)だ。ここは、人生に行き詰まった人がたどり着く場でもある。白浜バプテスト基督教会牧師の藤藪庸一(ふじやぶ・よういち)さん(51)は、岩壁から身を投げようとする人たちからの電話を24時間体制で受け付け、保護する活動「いのちの電話」を四半世紀続け、1000人以上と向き合ってきた。「人と関わるのに必要なのは覚悟です」。命に寄り添う藤藪さんと、再出発を目指す人の姿を取材した。(和歌山支局 古賀愛子、平野真由)
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