日テレ広告ガイドテレビ広告の基礎からCMS出稿まで
日テレ内の社内作業について
ここからは、搬入されたCM素材を放送するまでの日本テレビ社内で行われる作業を簡単にご説明いたします。
■搬入されたCM素材は、10桁コード・素材名・秒数・素材種別・使用期間などのデータを登録し、CMバンクに搬入します。
■CMバンクにおいて収録=「素材ファイリング」を行い、同時に搬入基準を満たしているか、
映像と音声の技術的チェックをします。
■営業でも基本的な技術的チェックや、CM内容・スーパー・コメントなどの営業的・考査的プレビューを行います。
以上の過程を経て、「放送可能」な状態になります。
次に、この素材を流すためのスタンバイ作業について簡単にご説明いたします。
タイム(ネットタイム・ローカルタイム)CMの場合
■CM&提供ローテーション作成
→番組ごとに、スポンサーのCMの露出順序。提供表示の順序を決定
■提供テロップ作成、提供コメント収録
■素材割付
→広告会社からの指定およびローテーションに基づき、提供素材・CM素材を割付け
■ローカル(地区)差替え情報入力
→全国系列局で同時にCMを放送するネットタイムセールス番組で、NTVとは異なる素材を使用する局に指示
↓
番組ごとのタイムCM情報をまとめたCM進行表を作成(枠内編集)
スポットCMの場合
■素材スケジュール情報作成
→スポットCMスケジュール表に基づき、使用する素材情報をスポット契約ごとに集約
■素材指定
→スポットCMスケジュール表(素材指定)に基づき、各CMセールス枠にCM素材を割付け
■放送順の決定
→各CMチャンス内において、スポンサー・商品名などを確認しながら、CMの露出順を決定
↓
1日分のスポットCM情報をまとめたCM進行表を作成(枠内編集)
以上で、1日分のタイム・スポット全CMのスタンバイ作業が完了します。
タイム・スポットそれぞれの担当者が、各種チェック・確認作業を行い、これらの情報・データは送出セクションに伝送され、放送を待つ状態になります。
送出セクションに伝送された1日分のCMデータは、番組本編のデータとは別々に スタンバイされます。
そして放送当日、定められた放送スケジュールに従って順次送出され、視聴者のみなさんに毎日届けられています!