ベストアンサー
答えが出ないのではなく、答えが何でもありになってしまうのです。 例えば、極限を利用すると、0で割ると答えは-∞と+∞の二つになってしまいます。 つまり、きちんとした数値を得ない。 そもそも、数字を0で割る、ということが定義できないのです。 してはいけない云々の前に、0で割る、ということが定義できない。 割り算とは、逆数をかけることですよね? そして、逆数というのは、積が1(かけたら1)になる2数のことですよね? でも、0倍したらどんな数でも0ですから、0の逆数(0倍して1になる数)っていうのはないんです。 例えば、3を0で割る計算は、3と0の逆数の掛け算なんですけど、0の逆数は存在しないので、存在しない数とは掛け算できない。 つまり0で割る計算っていうのは"できない"んです。 ただ、"0の逆数は存在しない"のであって、"1/0 は存在しない"というわけではないのです。 aの逆数が存在するとき、「1/aと書く」というルールであって、「1/0」という記述は存在しないものに記法を与える「ルール違反」なので無意味なのです。
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