アサクリ騒動で学ぶアジア人の透明化現象。「お前はグーグル翻訳の偽日本人だ!」 海外の文化戦争に巻き込まれてアサクリ批判派の複雑な感情がリベラル勢力とアサクリファンボに伝わらない件&反ポリコレも味方にするには厄介すぎる件
海外でもアジア圏は「文化の盗用」と批判の声を挙げているようです。日本人はアジア人差別されたときに「俺は差別されたと思わない」と阿Q精神を発揮する(情けない)傾向にありますが、彼らはちゃんと怒ってくれるので頼もしい限り。 youtu.be/o7Vt9Ptwpxg?si…
2024-06-19 2:52:45日本人だけが冷静なのかというとそういうわけでもなく、「弥助は信長のペット」と言い出す人も増えてきましたし、「日本描写突っ込み選手権」みたいな、わりとどうでもいいところが盛り上がっている感じもします。全体としてオフェンシブになりつつある印象ですね。
2024-06-17 13:14:50架空のキャラであれば・・・「完全創作」と言えないライターさんの受難
数少ない史実から空白を埋めていくのは良いんだけど、貴重な史料に残ってしまった不都合な部分はどう消化していくのだろう?という興味がある。完全創作と言い切れない辛さよ。 x.com/laymans8/statu…
2024-06-17 18:29:38UBIも「伝説の侍」とか言わずに「信長のお気にいりで厚遇されたけど、特に実績はありません」と明言してしまえばいいのですが、そうすると「そんな奴起用せず、今まで通り架空の人物でやれ」となってしまい、文化の盗用問題と向き合わざるを得なくなるわけです。
2024-06-16 21:52:00【動画】『アサシン クリード シャドウズ』シナリオ担当の開発者にインタビュー youtu.be/bqwitaREyd0 pic.twitter.com/oXblChlLJJ
2024-06-13 16:29:43「今作は歴史フィクションという位置づけのストーリーになります。歴史的な出来事や知られていることを参考にして、それら史実をパレットのように用いてストーリーを描いています。」
「ストーリーはそのパレットの範囲内でないといけないし、パレットに含まれない要素を持ってくることはできません。でもストーリーそのものはフィクションです。史実や歴史上の人物を踏まえて作ったフィクションです。」
「弥助について分かっている史実はごくわずかです。だからこそ私たちにとっては非常に描きがいがありました織田信長やイエズス会とのつながりについては分かっていて、それらはこの時代に描きたい物語に置いて非常に重要でした。」
「数少ない史実から作り始めることでストーリーチームはより自由に物語を構築できます。歴史の空白を私たちの描きたかったストーリーで埋めたわけです」
イエズス会の黒奴 ↓ 黒人の物珍しさに負傷者が出るほど人が集まる 宣教師「金儲けで黒奴を見世物にすれば短期間に8千~1万クルサード稼げるな」 ↓ 十人力以上 黒い肌に興味を持った信長が家臣に体を洗わせる 信長と子息「塗料じゃない!」と喜ぶ 信長の甥も喜んで10貫文(約70万円)を与える
2024-06-17 19:05:47宣教師が献上 ↓ 力強く芸事と少しの日本語ができたので信長のお気にいりに。信長はお気に入りを見せびらかすために人を付けて市中に送り出した。それを見た人は「信長が弥助をトノにするのでは」と話した。(100年以上後の増補では)短刀・私邸を受け取り、時々道具持ちもしたという記述が加わる。
2024-06-24 0:45:04松平家忠が弥助を目撃「扶持を貰っている。182cmくらい。」(甲州征伐の帰還途中の信長に同行する姿) ↓ 二条御所 or 妙覚寺で初戦闘。相当長い間戦うも刀を差しだして降伏 ↓ 光秀「黒奴は動物で何も知らず、また日本人でもない故、これを殺さず」 ↓ イエズス会に返還される
2024-06-17 19:05:47不都合な補足 ・苗字と所領はもらっていない。 ・イエズス会視点では黒人奴隷。献上したものが返却されたという認識。 ・甲州征伐は信忠軍団の合戦で信長軍団は戦闘していない。
2024-06-17 19:24:27信忠のために戦った人間は弥助だけではない。フロイスから「都の総督」と呼ばれ「尊敬できる異教徒の老人であり、甚だ権勢あり」と評された村井貞勝。彼は織田信忠の宿所に駆け込み明智の謀反を知らせた(海外では弥助の手柄になっている)。 pic.twitter.com/RtDWAMLGGr
2024-06-26 20:50:37他に有名どころでは、毛利新介もこの戦いで討ち死にしている。彼は今川義元を討ち取った本物の『伝説の侍』だ。菅屋長頼。福富秀勝。野々村正成。織田勝長。猪子兵助。団忠正。斎藤利治。彼らは弥助よりも多くの戦功を重ね、政務の記録も残っているような侍だが、最期まで戦って同日に全員死亡した。 pic.twitter.com/OtKsIKD0Al
2024-06-26 20:52:47『信長は大いに喜んでこれを庇護し、人を附けて市内を巡らせた。』(イエズス会日本年報) 数少ない侍ポイントであるこの記述、史実クリエイターによると『家来をたくさん付けて安土城を巡察した』ことになってしまうのですが(アサクリも巡察してますね)、ポルトガル語の原文を探ったところ、
2024-06-19 6:25:48"de que elle muito gostava, agora o favorece tanto que o mandou por toda a cidade com hem homem seu muito privado pera que todos soubessem que elle o amava" 『信長が気に入っているので、その寵愛を皆に知らしめるために自分のプライベートな人物(近習)を一人付けて市中に送り出した。』
2024-06-19 6:25:49『庇護』という日本語がある時点でなんとなく分かっていましたが、要するにトロフィーワイフを市中の人に見せびらかしたいという、実に信長らしいエピソードでした。少なくとも巡察ではないですね。
2024-06-19 6:26:11上記は翻訳ソフトを使ったもので解釈に確信を持てずツイートしてなかったのですが、原文の構造から分析された方がいらっしゃいました。例の「トノにするだろう」という唐突な記述も、近習付きの弥助を見た人の感想で町の噂ではないだろうと。 note.com/just_eel601/n/…
2024-06-19 6:28:56「都の人達がこういった感想を持つことの背景として、これが天正9年2月23日の出来事だ、という点も重要かもしれません。なにせこの5日後には信長による一大見せびらかし大会である御馬揃えが行われることになっており、信長麾下の”殿”たちが都に集結しているタイミングでもありました。」 pic.twitter.com/wAgGxwCIcg
2024-06-19 6:29:25以下は短刀と私宅以外与えられなかった弥助よりも、明らかに厚遇で雇用された人々です。皆さんご存じですか? ・東馬二郎 ・たいとう ・づこう ・妙仁 ・ひしや ・助五郎 ・水原孫太郎 ・大塚新八 ・あら鹿 ・山田与兵衛 ・円浄寺源七 ・村田吉五 ・麻生三五 ・青地孫二郎
2024-06-29 0:37:29(補足) 東馬二郎の末裔は、この時与えられた土地に現在も住んでいます
外国人さん、弥助が異例の特別待遇を受けたと勘違いしているので、相撲大会で活躍した名も知らぬ日本人14人に、待遇面で負けていることを画像でお知らせする試み。彼らは大小に加え所領100石を与えられています。 pic.twitter.com/kRBRzdFV6H
2024-06-29 13:17:18(追記) 増補が家忠日記を参考に創作されたものでなければ弥助は扶持も貰っています。
翌年、18歳の伴正林は、相撲大会で7人抜きの大活躍を見せ、扶持人として、私宅、資財、雑具、及び知行百石、のし付の太刀、脇差大小二つ、小袖、馬、皆具などを下されました。これも弥助よりも良い待遇です。
2024-06-28 19:45:58
人種差別的なコメントは削除対象となります。冷静な議論を心掛けてくださいね。
『なぜなに文化盗用批判のメリット・デメリット』を追加しました。わりと分かりやすい文化盗用に直面した今だからこそ、文化盗用批判を一概にバカにする風潮は改めるべきだろうねというまとめです。少なくとも批判者の意見には耳を傾けるべきでしょう。