ひきこもりの当事者対象 県が初めてアンケート調査実施へ

県はひきこもりの状態にある人などへの支援の計画を策定するため、当事者を対象にしたアンケート調査を8月初めて実施することを決めました。

県によりますと、外出をほとんどしない状態が長期間続く、ひきこもりの状態にある人は県内ではおよそ2万人に上ると推計されていて、県は3年に1度「ひきこもり支援推進計画」を策定しています。
来年度以降の新たな計画を策定するため、県はひきこもりの状態にある人やひきこもりを経験した当事者、それに家族に対するアンケート調査を来月初めて実施することを決めました。
アンケートは8月1日から1か月間、県のホームページからアクセスできる専用のアンケートフォームなどで回答することができます。
アンケートではひきこもりの原因や外出頻度、それに望む支援の内容や支援機関の認知度などについて質問するということです。
一見知事は23日の会見で「アンケートを実施することで当事者やその家族が悩んでいることや、行政に求めていることがストレートに出てくると思う。結果は非常に重要だと思っているので協力をお願いしたい」と話していました。

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