渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

バッテリー・インストック化計画 その12 ~仮組み~ (2017.9.28記事再掲)

2024年07月23日 | open



考えてみたら、1.25 sq(スケア)
=16AWG のコードは私の会社に

売る程太鼓巻きで有ったのだっ
た(笑

廃棄処分BOXから廃棄する対象
のコードを持って来た。


なんのことはない。こないなコ
ード、うちにナンボでもありま
んがな、て
やつだった(笑


もっと笑えるのは、私の家か
ら17年前に電動ガンをチュー
ンナップした際に
作ったイン
ストック用の予備電源コード
が出てきた。ふんが~。
50代になるとね、記憶が(笑


しかし、ノーマルにするかシ
リコンにするかフッ素(テフ
ロン)コートにするか等、最
終検討を
再度行うことにする。
配線コードの選択は電動ガン
のパワーソース伝達について
とても重要になってくるから
だ。軸線が銅か
銀メッキかで
も違ってくるし、ギボシがゴ
ールドメッキか否かでもかな
り違って
くる。
しかし、体感できるほどでは
ないだろう。
ところが、体感できるアクシ
ョンの差異=作動面の差異よ
りも、目に見えない電気的ス
トレスや円滑性に対してどう
処理してあげるかが大切なの
であり、そこが電動ガンいじ
りの総合設計的な重要な大局
観となってくる。

今、よく事実を見極めて、総
合的に判断する必要があると
いう一番重要な佳境に入った。


配線設置計画の前にやること
がある。

ロアレシーバーから伸びた実
銃にはない電動ガン用バッファー
チューブ
の押え軸を短くカット
する。

これはストックパイプ内のスペ
ースを確保するためだ。

カットする寸法は取り付けるイ
ンストック用バッファーチュー
ブとストックリング
の現物によ
って異なってくる。これは実測
して寸法出しするしかない。

カットする前の軸にはめ込んで
先端部分に印を付けてノギスで
採寸し、その
長さをさらに根本
からの伸延で印をつけて、そこ
にテープを巻いて水平を
出して
ノコギリでカットしていく。


カットした周囲をヤスリで均
して、この部分は完成。


ストックリングを上下逆に仮
にはめて、ストックを仮組み
してみる。

今度はストックをはめこむだけ
でなくネジでメカボに締め付け
て、本番
状態と同じ締め付けテ
ンションで強度等を確認する。





問題発生。
このインストック・チューブ
に付属してきたメカボ締め付
け六角ネジの長さが
まるで足
りずまったくパイプをメカボッ
クスに締め付けられない。

しかたないので、先日フタ無し
ゆえ死蔵在庫となったストック
チューブに付属
していた長めの
プラスネジを流用することにし
た。


ストックの仮組み成功。実際に
レディポジションからシューテ
ィングポジションや
歩行・ラッ
シュ等の体勢での強度を室内で
確認した。





ノープロ!プリリー・グーッ!
まったく問題なし!

あとは本当に配線設置のみと
なった。


<残りの作業>
・バッファー・チューブ支え
 軸の下部えぐり加工

・メカボックス配線の交換設置

このように取回しを行なう予定。
これ観察すると、どうやらメカ
ボ配線はいじらないまま、メカ
ボの外で
ギボシで接続して熱収
縮チューブを被せてる?よね。
う~ん。耐性12Vの110型カース
ピーカー用端子ではないのかなぁ・・・。
あ!違う!分かった。電ガン用
ミニカプラの端子をピンポンチ
(or 専用ピンリムーバー)で抜
いて♂♀を直結してシュリンク
チューブで締めればいいんだ!
それに違いない。



うまく取回しができている。
細目の端子を利用して
巧みに
処理していることが分かる。
これは手法の現実と対応の意
味を照らし
合わせると、私の
PMC個体についてもこの対処
法が大いに参考になる。



私の個体。これをどう上掲モ
デルのようにさばくか、とい
うのが目下の課題。
ここに端子を現合で設置位置
を探りながら装着し、後部配
線を別パートにしたほうが何
かとメンテ性等においても良
いと判断できる。今のところは。
やはりこのカプラの端子を活
かせば上掲画像の処理と同様
になると推測。
必要な工具はピンポンチ!



この個体も端子接続処理で対
処している。これだとメカボ
内に配線を新たに引き直す必
要は一切ない。この手法とい
うものは一つの最良策に思える。


それと、やはりこれは必要かな
と思えて来たが、現在組み込み
を行なおうとしているストック
リングプレートと同じ厚みの物
を探さないとならない。


だが、ちょっと待て、なのだ。
ストックと銃本体の結合固定
は、本体内に搭載されたメカ
ボックスにネジ込まれたスト
ック固定用ネジ1本だけで固定
されている。尤も、チューブ
ガイドの軸突起でギターのネッ
クのように凹凸アリ溝固定も
されているのであるが、締め
付けは細いネジ1本だ。
その固定部分に可動スイベル
ではない固定穴方式のホール
で別方向の外力が掛かる肩紐=
スリングを連結させることは、
ストックの緩みガタの発生防
止の観点からすると外圧によ
る緩み発生の可能性としては、
非常に宜しくないことではな
かろうかと想像する。
別な部分(ボディ本体等)に
パラコードで取回しをして横
方向への引っ張りテンション
に耐えられる対処法のほうが、
ストックの安定固定=メカボ
の軸線狂いの防止=の為には
絶対にそちらのほうが適して
いると判断できる。
ということで、このスリング
ランヤード穴付のストックリ
ングプレートは現時点の判断
においては不採用とすること
にした。(この先別な事由に
より採用するかも知れない)

ただなぁ・・・。この部分か
ら銃を吊ると、非常に安定し
たレディポジションを採れる
ことは確かで、位置的には銃
のこの辺りの部分から主張力
を這わせることが望ましい。
悩みどころだ。


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