この街で、わたしらしく生きる。長野市

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更新日:2023年12月11日

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    令和4年8月9日定例記者会見

    会見項目

    市長あいさつ

    市長あいさつ要旨

    案件説明

    1. 若者のUJIターンを応援します!
    2. 令和3年度決算について

    質疑

    質疑内容要旨

    会見内容

    記者会見インターネット中継(市長あいさつのみ)

    ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつの録画版を配信しています。
    会見当日は生中継も行っています。

    市長あいさつ要旨

    はじめに、8月6日土曜日であるが、大変な大雨であった。すでにプレスリリースをさせていただいたが、8月6日土曜日の大雨の関係もあるかと思うが、当日1名の方がお亡くなりになっている。現在、災害との関連については調査中であるが、お亡くなりになられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げる。
    また、この大雨により、鬼無里地区の荒倉地区公民館に3世帯、10名の方が避難されていたが、全員ご自宅に戻ることができた。昨日までに避難所を閉鎖しているという状況である。この大雨により、床下浸水、住宅地への土砂流入などの被害に遭われた皆さまには、お見舞いを申し上げるとともに、被災道路などのライフラインの復旧に全力を挙げていきたい。

    次に、報道でも取り上げていただいているが、介護保険料の徴収誤りについて申し上げる。介護保険システムの処理手順の誤りにより、578名の方について、保険料を二重に引き落としてしまったということが判明した。徴収誤りのあった皆さまには、おわびの文書を送らせていただくとともに、速やかに返還できるよう、現在手続きを進めている。
    また、今回の徴収誤りを受け、システムの改善、運用マニュアルの見直しを行い、再発防止を図る。このたびの徴収誤りにより、ご迷惑をおかけした皆さまには、改めておわびを申し上げる。

    続いて、新型コロナウイルス感染症についてであるが、確保病床使用率が50パーセントを超え、昨日、長野県から医療非常事態宣言が発令されたことはご承知のとおりである。市内の医療機関も大変負担が増大しているという状況である。前回の記者会見でも同様のお願いを申し上げたが、市民の皆さまには、軽い症状の場合は、救急車や、休日・夜間の急病センター・救急外来のご利用をお控えいただき、平日の昼間に一般の医療機関を受診するようご協力をお願い申し上げる。
    また、医療機関に受診することなく、ご自身で検査をして陽性の確定ができる「新型コロナ自己検査オンライン登録システム」や、いわゆる「みなし陽性」の運用も開始をしている。市民の皆さまには、医療機関の負担軽減に、ご理解とご協力をお願いしたい。
    ワクチンの3回目接種についてであるが、若い世代の接種率が低い状態が続いている。オミクロン株は重症化しにくいと言われている一方で、ワクチンの副反応が強いのではないかとの心配から、ワクチン接種を敬遠する方が多いと聞いている。3回目接種には、重症化予防はもちろんのこと、オミクロン株に対しても、感染予防効果が回復することが報告されているので、3回目のワクチン接種をぜひ積極的にご検討をいただくよう、再度お願いを申し上げる。

    続いて、本日の説明案件は、「若者のUJIターン」と「令和3年度決算」の2件についてである。「若者のUJIターン」については、今年度の新規事業について私からこの後説明をさせていただく。
    「令和3年度決算」については、詳細は担当から説明させていただくが、令和3年度の一般会計の実質収支は、40億円のプラスとなり、財政調整基金の取り崩しを行うことなく、決算を締めることができた。決算の結果からは、令和3年度は復興事業や新型コロナ対策などを行う中でも、健全財政が維持され、公共施設の長寿命化など将来負担に備えることができたものと受け止めている。現在、来年度の新規・拡大事業のヒアリングを実施しているところであるが、引き続き、財政の健全性をしっかり保ちながら、市民の皆さまのさまざまな期待に応えられるよう、施策・事業を進めていく。

    最後になるが、先週末8月6日に、東京都中央卸売市場大田市場に行き、現在本市において出荷の最盛期を迎えたモモ、ネクタリン、プルーンといった果物のトップセールスを行ってきた。
    また、その後ニッポン放送のラジオ番組にも生出演をし、長野市産の果物、農産物などのPRを行ってきた。これからブドウ、リンゴなどの時季も迎えるので、農産物を始め、本市の優れたモノやコト、観光も含め、こういった機会を捉えて、PRをしていきたい。

    私からは以上である。

    案件説明資料

    若者のUJIターンを応援します!

    概要

    若者のUJIターンを応援します!についての説明です。

    若者のUJIターンを応援します!(PDF:1,437KB)

    問い合わせ先

    企画課:026-224-8851

    令和3年度決算について

    概要

    令和3年度決算についての説明です。

    1. 令和3年度決算について(概要版)(PDF:2,081KB)
    2. 令和3年度決算(PDF:1,859KB)
    問い合わせ先

    財政課:026-224-5014

    質疑内容要旨

    ​Q1(記者)

    昨日、県から医療非常事態宣言が出て、感染警戒レベル6に上がったが、今後、県に求めたい対策や要望があれば教えていただきたい。

    A1(長野市長)

    われわれとしては、検査キットが自治体にしっかり届くことが重要と考えている。検査を受けたい、自分で検査してみたいという方に対して、検査キットが滞りなく届くという状況が必要だと思う。検査キットの流通が滞りがちという話も聞いているが、現場としては検査キットがなければ、そもそも検査もできない。阿部知事には、しっかりと対策を打って、検査キットの確保に努めていただきたいと思っている。

    Q2(記者)

    昨日県が出した、今後の医療非常事態宣言発出に伴う対策は、私の印象では、基本的には個人に対策(を委ねている)。自己検査キットの活用など、なるべく医療機関の負担を減らすために、個人にやってもらえることはやってもらう、という方向性のようにみえたが、市長はどう感じたか。

    A2(長野市長)

    私としても至急、県と連携しながらやっていくべき課題だと思っている。私から繰り返し話をしているが、医療の現場が非常に逼迫(ひっぱく)しているという状況が、医師会の皆さま、病院長から聞かれる。
    私としても、大きな危機感を持って対応をしているが、コロナの状況の中で「重症化リスクの高い方々の命を確実に守る」ということが一番の大きな使命だと思っている。現場の医療に携わる従事者の皆さまも、そう対応していただいていると思う。
    一方で、例えば発熱や喉に痛みがある方は、「自分自身がもしかしたら(感染しているかも)」という気持ちも十分よく分かる。「これで熱がさらに高くなり、悪化したらどうしよう」「私はコロナなのかどうなのか」と思う気持ちも十分分かるが、(外来診療への集中を解消するため、)まずは様子をみていただくこと。そして、検査キットでご自分で検査をしていただくことをお願いしていきたいと思っている。
    繰り返しだが、若い方々、持病、基礎疾患のない方々は、様子をみていただくということを重ねてお願いする。

    Q3(記者)

    知事選があり、阿部知事が4選したが、次の4年間、阿部県政や県政運営で要望したいことなどがあればお聞かせいただきたい。

    A3(長野市長)

    阿部知事の今回の選挙戦、結果としては大きな勝利ということだと思う。選挙戦の中でいろいろ伺っていると、「初めて立候補をした時、最初の選挙の時の気持ちに戻って、初心忘れずにやっていきたい」という気持ちを訴えておられ、私としても、そういった気持ちに期待したいと思っている。
    特に、選挙戦でも話されていたが、「このようなコロナの状況の中で、ここで知事を辞めていいのかどうなのか、深く考えていた」とのこと。阿部知事はコロナの発生時点からずっと続けて取り組んでおられるので、私としても、阿部知事と連携して、現下のコロナ対策、そして経済対策を進めて参りたいと思っている。
    加えて、本市は、令和元年東日本台風災害とコロナという大きな困難を抱えている。当時、復旧復興に携わっていただいた阿部知事と、引き続きこの復旧復興について、共に力を合わせて取り組んでいきたいと思っているし、いろいろとご指導いただきたいと思っている。

    Q4(記者)

    市長もテレビなどで連日見ていると思うが、旧統一教会と政治との関連の話について伺う。市長自身は、参議院議員の時代も含めて、旧統一教会あるいは関連団体も含めて、関連イベントに出席されたり、祝電を送ったり、選挙で支援を受けたり、というようなことが過去にあったか。

    A4(長野市長)

    私もかつて参議院議員を1期6年務めさせていただいた。その期間、さらに昨年市長に当選するまでの間は、いわゆる旧統一教会、また関連団体との接点というのは一切なかった。
    市長に当選してから、一度、関連する団体の皆さまからの依頼があり、今年の1月下旬、関連する団体主催の会合に、メッセージを送らせていただいたということがある。

    Q5(記者)

    差し支えない範囲で、それはどういったイベントで、どこで開かれたイベントか。

    A5(長野市長)

    関連団体の会員の方々の、親睦であるとか、互いに祝福し合うというお祝いの会が開催される。それについてメッセージをいただけないかということで、お祝いの挨拶を送らせていただいた。

    Q6(記者)

    1月下旬に依頼があって、(イベントが)開かれたのも1月下旬ということか。また、市内で開かれたイベントか。

    A6(長野市長)

    1月下旬にビデオメッセージを送っているので、1月下旬のメッセージを送った直後か、2月に入ってからか、開催日までは確認をしていないが、メッセージを送ったということである。また、いわゆる長野支部と仰っていたので、市内での開催と認識している。

    Q7(記者)

    長野支部というのは、今の家庭平和連合か。旧統一教会本体のことか。

    A7(長野市長)

    長野県平和大使協議会長野支部という団体からの依頼であった。

    Q8(記者)

    旧統一教会の関連団体という認識は、その時点ではあったのか。

    A8(長野市長)

    旧統一教会の関連団体であるという認識を持っていた。

    Q9(記者)

    そこにメッセージを出すということに関しての判断は、逡巡(しゅんじゅん)するようなことはなく、依頼があったのですぐ送った、というような感じだったのか。それとも、これは送るべきかどうかというような、判断に悩むようなことはあったのか。

    A9(長野市長)

    旧統一教会がかつて社会問題化したことは私も承知をしていた。一方で、名称を変えて、私の知る限り、ここ最近は社会問題化している、あるいは何か事件として扱われているという情報に接していなかったので、かつてのような団体ではないのだろう(と思っていた)。その中で、関連する団体からお祝いのメッセージの依頼があったので、メッセージを送った。
    ただ、今の状況を考えると、当時私がメッセージを送ったという判断は、もう少し慎重に判断すべきであったと考えている。

    Q10(記者)

    7月にも、旧統一教会の関連団体が、北信でピースロードというイベントを開いていて、主催者側が、あくまで主催者側の認識としてではあるが、賛同者というところに北信の首長の名前や議員の名前が書いてある。その中に市長の名前もあるが、そのことを市長は認識しているか。

    A10(長野市長)

    ピースロードというイベントの告知のチラシを見たときに、私の名前と、近隣自治体の首長や議員の名前があった。当時、平和を訴えるイベントがあるので、ぜひ名前を貸してくれないかという案内があり、私としては了承した。それが賛同になるかというのは判断しかねるが、名前を貸すということは賛同したと向こうの方も思ったのだろうとは考える。

    Q11(記者)

    主催者から名前を貸してほしいという依頼があったのはいつか。

    A11(長野市長)

    ちょうどイベントのひと月ぐらい前だったのではないかと記憶している。

    Q12(記者)

    主催者とは、もともと接点はあったのか。

    A12(長野市長)

    昨年の市長選挙のときに、市内の街頭演説を数カ所で行っていた。その中に、旧統一教会というか、今の平和家庭連合の関連する団体の方々が応援に来ていたようだ、ということを、選挙スタッフから聞いたことがある。団体として応援をしていただいたのか、個人として応援をしていただいたのかは、私としては不明であるが、当時そういう話をスタッフから聞いていたので、選挙の応援に対するある種のお返し的な気持ちで対応した、ということである。

    Q13(記者)

    選挙の時には、市長の方から応援を依頼したということはないのか。

    A13(長野市長)

    私から、そういう関連団体に出向いて応援を依頼したことはない。街頭演説の数カ所で、関連団体の方が来ている、ということは度々聞いていた。

    Q14(記者)

    そのことがあったので、依頼があったのだろうということか。

    A14(長野市長)

    私としては、選挙の応援をしていただいているという受け止めはあったので、それに対してメッセージを送る、あるいはピースロードの賛同というか、名前を貸すことで、お返しになれば、ということは考えた。

    Q15(記者)

    1月のイベントで祝電を贈ったことに関しては、もう少し慎重に判断するべきだったということだったが、ピースロードの賛同者に名前を連ねたということに対しては、現在どういう認識でいるのか。

    A15(長野市長)

    関連する団体が実行委員会の中に入っていることを、もう少ししっかりと確認すべきだったと思っている。今更だが、こちらについても、より慎重に判断すべきだったと感じている。

    Q16(記者)

    先ほど、市長になる時までも含めて、一切旧統一教会との関係はないと言ったが、先ほどの話を聞くと、街頭でそういう応援があったことは認識されていて、しかもお礼という認識があった。これは、どちらから声をかけたとか、最初に動いたということはあるにしても、今のお話を聞くと、市長としても応援されていたという認識を持っていたと聞こえる。接点があったと聞こえるが、そうではないのか。

    A16(長野市長)

    私もひとりの政治家として、多くの方々に、個人・団体含めて応援をいただいている。「荻原頑張れ」と言われれば、応援をしていただいている(と認識するのは)、政治家としては、一般的な認識ではないかなと感じる。いくつかの街頭演説会場で、そういう関係の方々が来ているようだと選挙スタッフから聞き、応援をしてもらっているという判断に至ったということである。

    Q17(記者)

    政治と旧統一協会の関連というのが、これだけ世間で取り沙汰されている現状について、市長はどう考えるか。

    A17(長野市長)

    私の立場とすれば、今こういった社会的に問題が指摘されている団体ということで、今後十分注意をしていかなければならないと感じている。

    Q18(記者)

    旧統一教会の関連で、メッセージを送った件とピースロードの賛同の件、それぞれどういった形で、どういったところを経由して市長に依頼がいったのか伺う。

    A18(長野市長)

    何か私に対して依頼をいただく場合は、全て秘書課の窓口を通ることになっている。もちろん秘書課の方で対応することもあれば、最終的には市長の判断で対応することもある。
    今回の件については、秘書課の方でなかなか判断しにくい案件だったと思うし、最終的に市長判断の中で、メッセージ(を送る)対応をさせていただこうと秘書課のスタッフに伝えた。

    Q19(記者)

    市長自身の判断で行ったということか。

    A19(長野市長)

    そうである。

    Q20(記者)

    (旧統一教会から)選挙の応援をされていた認識を持っていたということであるが、例えば選挙事務所、選挙スタッフに旧統一教会あるいは関連団体の人を受け入れていたということはないか。

    A20(長野市長)

    私の認識の中ではない。

    Q21(記者)

    今後はこういったところを慎重にしていかなければならないということであるが、旧統一教会系の団体からそういった依頼があったとすれば、それは基本的には受けないという判断に現状はなるということか。

    A21(長野市長)

    今回の件で、そのような団体のみならず、今後、個人も団体も含めて、きちんと厳正に注意をしながら対応すべきだと考えている。

    Q22(記者)

    旧統一教会関連団体の件で、選挙活動をしている間に、そうした団体の方に応援していただいているという認識があったか。

    A22(長野市長)

    選挙スタッフが、そのような関連の団体の方々であると判断をして、私に伝聞というか、「今回の街頭演説会場には、そういった方々が応援に来ていた」という話を聞いた。私としては、応援に来ていただいた、言い方を変えれば、やはり選挙をしている者とすればありがたいという気持ちもあった。

    Q23(記者)

    念のための確認であるが、金銭の授受などはないか。

    A23(長野市長)

    一切ない。

    Q24(記者)

    決算の関係で、(一般会計の実質収支は)令和2年度が過去最大で、(令和3年度は)それに次いで2番目であったことについて、歳入と歳出の規模も過去2番目であったということか。

    A24(財政部次長兼財政課長)

    そうである。

    Q25(記者)

    歳入の推移について、依存財源と自主財源の決算値を教えてほしい。

    A25(財政部次長兼財政課長)

    (資料2-2)5ページに歳入の一覧表が載っている。自主財源は、1款の市税、12款の分担金及び負担金、13款の使用料及び手数料、16款の財産収入、17款の寄附金、18款の繰入金、19款の繰越金、20款の諸収入を足し上げたものである。令和3年度の自主財源は769億9386万8千円、それに対して依存財源は989億6991万7千円である。

    Q26(記者)

    旧統一協会の関係で伺う。ピースロードと今年1月のビデオメッセージの件以外で、市長が旧統一教会系の団体から要望を受けたり懇談をしたりということは特にないか。

    A26(長野市長)

    メッセージの依頼があって、その1月下旬にビデオメッセージを送ったというのが1件で、それ以外は、メッセージを送る、祝電を送る、あるいは会合に出席するといったことはない。0件である。また、そういった団体から、何か要望を受けるということも、これまでにない。

    Q27(記者)

    荻原市長の個人的なことではなく、長野市として、これまでにそうした団体のイベントを後援したり、支援したりといった関連性はあったのか。把握している限りで伺いたい。

    A27(企画政策部次長兼秘書課長)

    私どもで把握している限りでは承知はしていない。

    Q28(記者)

    選挙活動中の件について、旧統一教会の関連団体の応援が来ていたというのは、スタッフはどのような経緯で分かったのか。

    A28(長野市長)

    全て詳細については把握していないが、街頭演説会場には選挙スタッフがいて、そのスタッフに名前を名乗ったのか、団体名を名乗ったのか、あるいはスタッフが名刺を頂戴したのか、その辺りは定かではないが、何らかの関係で、そうしたことが判明したと思っている。

    Q29(記者)

    スタッフが、街頭演説に来ている方々にどういった関係の方であるのか、名前を聞いたりして確認していることはないのか。

    A29(長野市長)

    街頭演説であるので、さまざまな通行人の方が足を止めていただくということもあった。街頭演説時間はおおよそのスケジュール感を持ってやっているので、選挙事務所に連絡をいただき、いつ頃、どの辺りで街頭演説するのか、何か情報を教えてほしいという方もいた。

    Q30(記者)

    応援には、どんな方が来ていたか、全て逐一市長に報告があったのか。

    A30(長野市長)

    通行人の方がたまたま足を止めて、というような状況もあるので、どういう人たちがいたかということは、スタッフが調べているわけではない。また、街頭演説会場にお集まりをいただいた方々が、どういう方々かというものをこちらで調べていることもない。

    Q31(記者)

    旧統一協会の関係の団体だから報告を受けたということではなく、さまざまな中の1件だったということなのか。

    A31(長野市長)

    スタッフとしては、どのような方々に応援に来ていただいているのかということは、常に気になっていたと思う。もちろん私自身もそうである。その中で、「今日はあの方が来てくれた」、「あの会社の方々が数人駆け付けてくれた」という話は、それぞれの街頭演説会場で聞いていた。(旧統一教会の関係の団体は)そのうちの一つである。

    Q32(記者)

    1月のメッセージの内容だが、具体的にどういった内容なのか、もし手元にあれば文言を教えていただけるか。

    A32(長野市長)

    メッセージがどういったものかというのはメモがない。繰り返し話しをすると、会員の方々が参加をする、そしてその会員の方々の相互の親睦を深め、健康などを祝福し合う会だと伺った。そのようなお祝いの会に対する簡潔なメッセージであった。

    Q33(記者)

    このメッセージだが、会合への出席ではなくメッセージを送るにとどめた理由というのは何かあるのか。

    A33(長野市長)

    日程の関係もあったかと思う。メッセージを送らせていただくことで、ある意味、先ほど話した、選挙の応援会場に駆け付けていただいたことへのお礼につながればということで、メッセージという対応をさせていただいた。
    やはり私としても、もちろん一人の政治家ではあるが、一方で市長という公的な立場にいる公人でもあるので、政務と公務をなかなか分けづらい人物であるという認識の下、直接そのようなお祝いの会場に出向くことで、何か誤解を招くことが起きないように、まずはメッセージでの対応という形を取らせていただいた。

    Q34(記者)

    誤解というのは、旧統一協会が霊感商法などで問題をいろいろ引き起こしている、それに賛同しているというような誤解を招かないようにということか。

    A34(長野市長)

    私としても先ほどの質問にもお答えしたが、かつて旧統一教会という名前で、社会問題化したという認識はあった。ただ最近は、そういった事件であるとか、社会問題化しているという認識が私の中になかったので、メッセージの対応をさせていただいたわけである。繰り返しだが、市長という立場ということも考えると、これは直接的に出席をせずに、メッセージでの対応とさせていただくという判断をした。

    Q35(記者)

    今後の付き合い方について、注意していかなければならない、厳正に対応すべきというお話があったが、これは、もうその関連団体との付き合いはなくなるということなのか。それとも状況によってはまたあり得るということなのか、どちらなのか。

    A35(長野市長)

    私としては、今後慎重に判断をし、十分に注意をしていきたいと思っている。これは個人・団体問わず、自分の政治信条、これからの私の政治家としての対応として、十分に厳正に事案をしっかり見つめながら対応していきたいと思っている。

    Q36(記者)

    慎重に判断した上で、関係を持つということはまだあり得るということでよろしいか。

    A36(長野市長)

    現状を考え見れば、今そういった団体や関連団体の方々とのお付き合い、接点は持つべきではないと感じている。

    Q37(記者)

    祝電(メッセージ)は市長の認識として、「長野市長 荻原健司」として送ったのか、それとも「政治家 荻原健司」として送ったのか、どちらか。

    A37(長野市長)

    私に対する依頼というのは全て秘書課を通してくる。その上で、これは政務なのか、公務なのかという判断の中で、私として、これは政務、一人の政治家として対応させていただくという判断でメッセージの対応をしたということである。

    Q38(記者)

    メッセージの自己紹介の部分で、「市長」という肩書きが出てきてないということか。

    A38(長野市長)

    私としては、市長の肩書きは出ていないという認識を持って、メッセージの対応させていただいた。

    Q39(記者)

    先方は最初から、祝電(メッセージ)のみの要求だったのか、出席を求めてきたのか。

    A39(長野市長)

    まず、出席が可能であればという話の相談を受けたとは認識している。

    Q40(記者)

    ピースロードの方は、出席はされてないのか。

    A40(長野市長)

    出席をしていないし、メッセージも送っていない。

    お問い合わせ先

    企画政策部
    広報広聴課 

    長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎5階

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