更衣スペースに立ち入り小型カメラ設置か 盗撮未遂などの疑いで逮捕 島根県教委任用職員の男「カメラを付けた覚えはない」と否認
島根県警隠岐の島警察署は21日、施設に侵入し性的な画像を小型カメラで盗撮しようとしたとして島根県教育委員会の会計年度任用職員の男(64)を逮捕しました。 性的姿態撮影等処罰法違反未遂と建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、隠岐郡隠岐の島町に住む男です。 男は今月2日午後5時頃から午後7時40分頃の間に、隠岐の島町内にある施設の更衣スペースに正当な理由なく立ち入り、性的な部位などを撮影しようと小型カメラを設置した疑いが持たれています。 施設の関係者が午後7時40分頃に不審な小型カメラがあるのを見付けて警察に通報し、その後の捜査で男の犯行が分かり逮捕しました。 調べに対し男は「カメラを付けた覚えはない」と容疑を否認しているということです。 設置されていたカメラは一辺3.5センチのサイコロ形で、何らかの原因で撮影はされていませんでした。 警察が余罪の有無を含めて調べています。 一方、県教育委員会は、男の勤務先を明らかにすると犯行現場がそこだとの憶測が広まるなどとして公表していませんが、去年10月1日に採用されてから施設管理を担当していて、勤務態度に問題はなかったということです。 島根県教育庁 野々内昭浩 総務課長 「このような事件は県民の信頼を裏切るものであり、誠に遺憾であります。今後、事実関係を確認した上で厳正に対処してまいります。」
山陰放送