【試合結果】大谷翔平、左中間二塁打に2打席連続の申告敬遠 ドジャースは延長十一回サヨナラ勝ち

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ドジャース7x-6レッドソックス=タイブレーク延長十一回(20日、ロサンゼルス)米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)は「1番・DH」でフル出場し、六回に左中間二塁打を放ち4打数1安打、1得点だった。九回の第5打席から2打席連続の申告敬遠で勝負を避けられた。打率は・315。レッドソックスの吉田正尚外野手(31)は延長十一回に代打で出場し、三飛だった。打率は・258。試合はドジャースが延長十一回にサヨナラ勝ちした。

大谷は1点ビハインドの六回に先頭で二塁打を放ち、同点のホームを踏んだ。九、十一回のサヨナラ機では勝負を避けられて2敬遠。相手投手に重圧をかけて、チームのサヨナラ勝ちにつなげた。

一回先頭の第1打席は今季10勝の右腕ベロと対戦。1ストライクから真ん中のスライダーを引っ張って、一塁手正面へのゴロとなった。

1-0の三回1死の第2打席はカウント1-1から外角低めのチェンジアップに体勢を崩されて、三邪飛。ベンチに戻る際は、バットコントロールを確認するように右腕を動かした。

1-2の六回先頭の第3打席はカウント2-1から真ん中付近のスライダーを逆方向にはじき返し、低いライナーで左中間を破る二塁打とした。打球速度112・7マイル(約181キロ)を計測する高速の打球だった。大谷は塁上で何度も手をたたき、味方を鼓舞した。その後、1死一、二塁となり、4番のT・ヘルナンデスの右前適時打で、二走大谷が同点の生還。なお二、三塁と攻め立て、5番パヘスの中犠飛でド軍が3-2と勝ち越した。

3-4と逆転されて回った七回2死一塁の第4打席は左腕ブーザーと対戦。カウント1-2から外角高めの95・6マイル(約154キロ)直球を高々と打ち上げて、三飛に倒れた。

途中出場のE・ヘルナンデスのソロで4-4の同点に追いついて回った九回1死二塁の第5打席は、元ド軍の守護神で今季19セーブの右腕ジャンセンに勝負を避けられて、今季6度目の申告敬遠で出塁した。一、二塁となったが、後続が断たれ、ド軍はサヨナラ機を逸した。

無死二塁で始まるタイブレーク制の延長十一回1死一、三塁の第6打席は6-6の同点で回ったが、再び勝負をさせてもらえず、2打席連続の申告敬遠で歩いた。満塁となり、2番スミスが左前へサヨナラ打を放ち、勝負を決めた。

吉田は6-6の延長十一回2死一、二塁の勝ち越し機に代打で登場。右腕トライネンと対戦し、カウント1-2から内角高めのツーシームに詰まらされて、三飛に倒れた。

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大谷翔平