家にあるパソコン、全部遅くていらいら。
同じ悩みを持っている人は多いらしく、Windows10はハードディスクの処理能力では使えんのかもな、という気もする。
だいぶ前から他の人のブログやYouTubeで関連サイトを閲覧して勉強した。
一番参考になったのがYouTubeの「パソコン修理屋の豆知識」という業者のおじさんがやってるYouTube。
このおじさんがやってたやり方とは一部違うが、何度か動画を観返して、さらにポイントをメモしてからSSD換装にチャレンジしてみた。
用意したのは2つ。左が500GBのSSD。 Crucialというよく売れてるメーカーのもの。
それと右のPCとSSDを繋ぐケーブル。
ほかに小さいネジを外すプラスドライバー、裏蓋を外すときに隙間に差し込んでこじる薄いプラスチックの板があるといいかな。
SSDは7,000円未満。ケーブルは1,000円未満だった。
YouTubeのおじさんは、ケーブルの代わりにケースとそれに同梱されているケーブルで繋いでた。
もしかするとそっちの方が安くて、しかも後で取り出したHDDを外付けHDDとして利用できるのかもしれない。
そんなに値段変わらないからSSDはSanDiskのを買おうと思ってたんだけど、いつの間にかCrucialをポチっていた。
本屋で立ち読みした雑誌には、サムソンのが速いと書いてあったが少し高い。
作業の流れとしては
このケーブルでPCとSSDを繋ぐ→PCはSSDを認識していないので初期化して認識させる→PCのハードディスクの中身をSSDにコピーする(これをクローンという、ソフトが必要(無料のをダウンロードできる))→パソコンの裏蓋を開けてHDDを取り出しSSDを装着する(その前にバッテリーが付いているPCはそれを外しておく)
→裏蓋を閉じる。 以上です。
時間は1時間30分ぐらいかかった。そのうちクローンというコピーの時間が30分弱。
裏蓋を外すのに20分、バッテリーを外すのに10分ぐらいかかったかも。
自分のノートはgatewayというAcerに吸収されたブランドのもので、裏蓋がとても開けにくかった。
SSD換装にチャレンジする人は、
作業をする前に、自分のノートの裏がどうなっているか、HDDを簡単に取り外せそうかそうでないかを確認しておくことをお勧めする。
難しそうだったら、ネットで自分の持っているPCと同じタイプのものを解説しているサイトを探してからやったほうがいい。
1つ言い忘れたが、用意するものとしてクローンを作成するためのソフトが必要。
EaseUs Todo Backupというソフトを使用した。
これは今年から有料になったらしいが、「パソコン修理屋の豆知識」のSSD換装の動画の概要欄に、
今でも無料でこのソフトをダウンロードてきるサイトのリンクが張ってある。
有料版だと3000円ちょっとぐらいだけど、無料ので十分だと思う。
いくつか換装失敗の可能性があるポイントがある。
・購入するSSDの容量が、自分のPCのHDDの使用領域の量より余裕をもって多いこと。
コップの水を違う容器に移し替えるのには、水があふれないように余裕のある容器を選ぶ。(たとえがヘンか)
自分の場合だと、HDDの容量は1TBで使用領域は200GB程度だった。
だからHDDの容量の半分の500GBのSSDでも大丈夫だった。
・事前に、ハードディスクのパーテーション形式がGPTなのかMBRなのか調べておくこと。
これはメニューを右クリック→ディスク管理→ディスク0を右クリック→プロパティ→ボリュームで確認できた。
・上の写真のソースとターゲットを間違えないこと。
自分のHDDの中身(ソース)をSSD(ターゲット)にきちんと指定すること。
・PC裏蓋を開けるときには十分注意して慎重に作業すること。
自分のPCは裏蓋と本体が短いケーブルで繋がっていて、これを知らずに勢いよく蓋を外していたら、そのケーブルをぶっちぎっていたかもしれない。 自分の場合はここで一番失敗の可能性が高かったはず。
・内臓充電池を外してからHDD→SSD交換をすること。 その前に、静電気を逃がして(自分はスチールデスクの金属部分に触れて逃がした)から作業すること。 よく知らないけど、電池を付けたままでショートさせたり、静電気を帯びた手で基盤に触るとPCが壊れることもあるらしい。
・スリープや電源が切れる時間設定を「なし」にしてからクローン作業をすること。
途中でスリープになるとクローン作製ができないこともある。
そう言えば、「なし」にしたままで、まだもとに戻してないな。
そんなところかな。 また思い出したら付け加える。
上はクローン作製中の様子。
この作業時間はネットでは15分前後のひとが多かったが、自分25分以上かかった。
Gatewayの裏蓋は一体型で本当に外すのが大変。
ネジは18個+3個外した。 円いシールの下に1つ隠れネジがある。
なぜ光学ドライブが飛び出しているかというと、このドライブを引っこ抜いたところにネジが3か所付いていて、
それを外さないと裏蓋は外れないから。
これを「壊さない程度に力を入れて引っこ抜くとすぽっと抜ける」とある人のブログに書かれていた。
壊さない程度に・・・ってどの程度や??
この記述を読んで、自分にはハードルが高そうだからやめようかな、と思ったほど。
でも意外と簡単。
裏蓋の見えるネジ全部を外してから引き抜けば割と簡単に抜ける。
ネジを外す前に抜こうとしてはダメだからね。
これを抜く必要があるので、PCの電源を落とす前にDVDドライブを飛び出させておく必要があった。
電源落としてからではドライブ飛び出さないはず。
ネジ3か所外したところ。 なんでシール貼ったりするんやろ。
意地悪としかおもえない。 隠れネジ3本も。 意地悪でなければせこい。
写真上の①は1か所裏蓋と本体にケーブルが繋がっている部分。
右上の②がHDD。 これをそっと右にずらして外す。 ねじ止めも何もなかった。 右にずらしただけ。
これはPCによって違うはず。
HDDを外す前に下の③の内臓電池のソケットを抜いた。 この電池の外し方が分からずに時間かかった。
最初黒く並んでいる電池のケースを外すものだと思って、いろいろやって外そうとしたが外れない。
調べても分からない。
だからよーく構造を見つめた結果、③の部分のソケットが抜けそうだと思いやってみた。
ピンセットで力をあまり入れずに慎重にやった。
分からないときは慌てずに調べなおしたり、よく見つめることが大事かと。
④はメモリー部分。 空きスロットが1つある。
どうせなら8GBぐらいのメモリーも購入しておいて、増設すればよかったと後悔。
電池のソケットを外したところ。
HDDを右にずらして外した。
SSDを装着。 HDDにゴムの枠が付いていたので、それを外してSSDに付け替えた。
HDDは厚み9mmでSSDは7mmだと思うけど、問題なく装着できた。
カチッと音も何もしないので、ちゃんとはまっているかどうか心配で、何度もそーっと押して確認した。
こんなの大きなショックを与えたら、内部で勝手に外れることもあるんじゃないかな。
ゴムの枠があるから摩擦で外れんのやろか。
CrystalDiskMarkというアプリで速度で調べた。
beforeもスマホにあるんだけど取り込みが面倒なので数字だけ載せておく。
SSDに換装前は
左の数字が上から 91.62→83.11→0.88→0.05
右の数字が上から 61.86→58.78→1.22→0.81だった。
左が読み込み速度で右が書き込み速度ということなんだろう。
1つ1つの数字の意味は分からないけど、すべてが何倍にもなっている。
特に下の2行はすごく改善してる。
実際立ち上がりは速くなり、時々固まっていたのがそれは無くなり、ストレスなく動くようになった。
スリープから立ち上がらないことがよくあったんだけど、それもなくなるはず。多分。
爆速というほどではないかもしれないけど。
ちなみにPCのスペックは、
Gateway NE573 Core i3 メモリー4GB HDD1TBのもの。 これをSSD500GBに換装。
購入は5年ほど前で、この4月に5年保証が切れた。
裏蓋を外すときに1つシールに隠れたネジがあって、これを外すとメーカー保証が受けられないと聞いた。
だから5年保証が切れてるのを確かめてからやったって感じ。
タスクマネージャー。
換装前は、左から3列目のディスクという項目が赤くなっていて、ほとんどいつも100%だった。
これが赤くなっている人はSSD交換すると速くなる可能性がある。
でも1つ左のメモリが赤くなっていたらメモリを増設しないとだめだろう。
さらに一番左のCPUが赤くなってたら、それはもう速くするのは難しいということらしい。
デスクトップと他のノートもSSD換装にチャレンジしてみようと思ってる。
おしまい。