リード新型コロナ関連の公的融資をめぐり、約3億円をだまし取ったなどとされる大阪府の元寝屋川市議の女に対し、検察は懲役10年を求刑しました。

起訴状などによりますと吉羽美華被告は、新型コロナの影響で業績が悪化した医療法人に公的融資の仲介話を持ちかけ、実際に融資された現金の一部2億9140万円をだまし取ったなどとされています。

検察側は「犯行に積極的に関与し、重要で不可欠な役割を担った」などとして吉羽被告に懲役10年、追徴金1億9800万円を求刑。これに対し弁護側は無罪を主張しました。