福岡市内でも韓国のラジオが受信できます🌸

　暖かい春らしい気候が続く今日この頃、窓を開けてドライブを楽しみたくなりますね。普段はカーラジオをあまり聞きませんが、ふと韓国のラジオを聞いてみたくなり、受信できるかどうか試してみました。今回の韓国文化紹介は「福岡市内で受信できる韓国の放送局」をご紹介します。福岡市内の放送局のようにクリアには聞こえませんが、少しでも韓国の雰囲気が味わえるのではないかと思います。

上の写真は周波数（주파수）「AM５５８kHz」の「KBSハッピーFM（KBS해피FM）」です。KBS大邱の放送でコールサイン（호출부호）は「HLQH」で慶尚北道浦項（경상북도포항）から送信されています。出力（출력）は２５０kwです。NHK福岡放送局が出力１００kwなのでかなり出力が大きいです。最近流行っている歌よりも少し前に流行った歌や８０年代のヒット曲が流れ、CMもあり、リスナーからのお便りコーナーもあり楽しい雰囲気の放送が流れています。

続いて周波数（주파수）「AM８９１kHz」の「KBS釜山第１ラジオ（KBS부산제1라디오）」です。KBS釜山の放送でコールサイン（호출부호）は「HLKB」で金海（김해）から送信されています。出力（출력）は同じく２５０kwです。こちらはNHK第１放送のような固い内容で政治の話が多いようです。ちなみにNHK福岡放送局の周波数は「AM６１２kHz」で、コールサインは「JOLK」です。出力は１００kwで、春日市昇町から送信されているため福岡市内ではノイズもなくクリアに聞こえます。

「KBSハッピーFM」も「KBS釜山第１ラジオ」もカーラジオで受信可能ですが、福岡市内でも場所によってはノイズが多く、受信が難しい所もあります。ちなみに天神や渡辺通のように道路幅が広く、高い建物が密集していない場所は受信しやすいようです。

また釜山や浦項は福岡から見ると北北西の方角にありますが、集合住宅であれば北向きの部屋の窓側に電波が強くなる方向にラジオを向けて、水平に保ちながら電波状況を見ながら左右に振るとよく聞こえます。

新型コロナウィルスのため、博多港では釜山行きの船は運休、福岡空港では韓国便は全便欠航となり、日韓の往来が難しい状態ではありますが、福岡市内で韓国のラジオが聞こえると電波には国境がないことが実感できます。新型コロナウィルスが一日も早く収束することを心より願っています。

参照

・Wikipedia　「KBS부산방송총국:KBS釜山放送総局」

・Wikipedia　「KBS제2라디오:KBS第二ラジオ」

・Wikipedia　「NHK福岡放送局」

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