ゼロロク計画

ヤッホー…いやYahoo!（ヤフー）の画像

検索で、知っている人には懐かしい写

真を発見した。知られざる仮面ライダー

達の写真である。 現在こそ 仮面ライダ

ーシリーズは、テレビシリーズが15年以

上続き、年に３本の劇場版が製作される

児童キャラクターの返り咲きトップスターだが、時流に乗れず復活したが失敗

を繰り返していた低迷期があった。 79年のスカイから94年の劇場作品のＪま

で、１作目の人気が及第点だったので２作目をやったら大コケを繰り返してき

た。その時代、世代人はスカイの時期は中高校生、そしてＪの時期は20代半

ばの社会人となり「テレビ作品では自分達の求めるライダーはできない！自

分達で新作を」という気持ちになり某ＦＣでは、自習製作のライダーを連発し

ていた。筆者は東京在住ではなかったので製作には参加できず、見守り応

援していただけだったが、集会の場でＦＣのスタッフの人達に会ってショックを

受けた。仮面ライダーには全く思い入れはなくロボットアニメの話をしていた

のだ。彼らは俳優志望の劇団仲間で仮面ライダーを創りたい訳ではなかった

のだ。当事はビデオカメラどころか家庭用ビデオすら普及途上だった。なので、

８ミリフィルムで映像化された自分の姿を観たいだけだったのだ。それが透け

て見えたのか、当時から会員からは評判が良くなく「会誌を私物映画のパンフ

に利用している」という苦情の方が多かったらしい。今思えば、東京から離れ

た人達は上映会に行けず観る機会がない。絶対食べに行けない料理をを展

示されても困るのである。現在のようにホームページやブログから動画が気

軽に配信できるシステムがあったら会員の反応は違っていたかもしれない。

筆者はその後に退会するが、自主製作ライダーシリーズは４人まで続き、Ｊ

の公開前後（90年代半ば）の時期に、サークルは２つに分かれ２つとも消滅

したらしい。彼らとの付き合いは筆者の忘れたい黒歴史ではあるものの、忘

れられない人生の１ぺージでもある。当事のライダーのスーツは自主製作の

レベルを越えた造形に見えていたが、今見るとなんだかタイで勝手に製作さ

れたウルトラマン達を連想してしまい、うかつにも「プッ」と吹き出してしまった

…。 もう昔の事なので彼らの事を許してもいいかな？？？