作品情報 完結済(全7エピソード) 186,741文字純文学〔文芸〕
最終更新日:2024/06/24 09:59
コロナ禍、多くの人が大変な被害に遭った。 主人公が営んでいる居酒屋はその典型だった。 日本国中のみならず、世界がその成り行きを注視していたが、主人公の店も生き残りのため、スタッフともども工夫を重ねていた。応援していくる常連客もいる中でいろいろなアイデアを出し、奮闘する。 精神的・肉体的なストレスを感じる主人公は、評判の良い近くの整体院でお世話になる。 その甲斐があってストレスにも何とか対応し、仕事に邁進する。 だが途中、過程で主人公は体調を壊す。 コロナの心配だけでなく、健康一般意識に目覚めた主人公は、妻に相談し、癒しの大切さを実践するため、整体師になることを考える。 当然、店のスタッフのことや生活のことなど現実の問題が目の前に立ちはだかる。 癒しの仕事の現実を知るために、お世話になっている整体院の院長に相談する。 甘くないことを諭されるが、院長が学んだ学校の説明会に妻と一緒に訪れることにした。 整体師になるまでのプロセスを十分説明され、転職を決意するが、残されたスタッフのこともある。 彼らのことを考えた上で主人公が決断し、話した内容は・・・。