あの独特の騒音が嫌だ、という人がいるが、MRI(Magnetic resonance imaging)が嫌いではない。
特に新しい世代のものは、騒音が低くて、身体のポジション固定も合理的で、アミューズメントパークのアトラクションみたいで、大好きと言ってもいいくらいです。
今回の機械で言えばドイツのシーメンス社製で、ちょうどSONYのWH-1000XMシリーズそっくりなノイズキャンセリング機能付きのヘッドフォンを被って、7/8円形のゲートに晴れがましく、麗々しく、SIEMENSと書かれたゲートのなかに、ビィィィーと入って行くと、ヘッドフォンを通して、「音楽の好みは、ありますか?」というオペレーターの声が聞こえてくる。
「ジャズがいいですね」と応えると、90年代ポップスが流れてきて、なんだかヘンだが、後で聞くと、ジャズのチャンネルがなかったのだそうでした。
一説によると、中国ポップスのチャンネルはあるそうなので、萨顶顶か周深か誰かリクエストすればよかったが、冗談は別にすると、グィングィングィン、ギンギンギン、ギュワアーンというMRIの作動音が聞こえ始めると、塩水タンクの暗闇に浮いているときとおなじで、瞑想に浸れます。
全工程、二時間と有余。
インターネットで見ると、日本では、びっくりするほど使用料が安価で、たしか国民皆保険であったはずの保険を適用すれば1万円内外であると書いてあって、へええええ、というか、ふええええ、というか、随分安くていいなあ、というか、諸外国ではもっと高くて、ニュージーランドでいえば、腰痛の原因を探るだけの限定部位MRIで、NZD3000、1NZD=98円として、わし名物おおざっぱ電卓で綿密な計算をおこなうと、30万円です。
今回は、頭のてっぺんから爪先まで、全身MRIだったので、まだ請求書が来ていないが、目安の料金表を見ると、NZD8000で、
邦貨に換算すれば80万円という、なかなかキャアな金額であるようです。
民間保険に加入していれば、ようがす、その出費はわしらで引き受けましょう、ということになって、保険会社が引き受けてくれるが、毎年の掛け金がクッソ高い(←言葉悪い)ので、よっぽど高い病気の連打が出ない限り、結局は高額医療費を分割で払っているようなものである上に、
これが最大の理由だが、これは長くかかりそうだからペナンのあの隣にメチャメチャおいしい海鮮料理を出すフードコートがある病院で治療してもらおう、とか、どうもこれは死病ぽいから、万が一のときにサインひとつで安楽死させてもらえるスイスの病院のほうが良さそうだね、とか、現代世界の膨大な医療の選択肢から自分で気に入ったものを選ぶ、ということが出来なくて、折角の医療ツーリズムが利用できないので、ドビンボになったときに備えて、本人の資産で治療をうけるのでは結婚したときの約束を違えることになるので、モニさんにはいっちゃんゴージャスな医療保険に入ってもらっているが、わし自身は当時のGP(General practitioner)友と談合して、保険なんて入らないほうがいいね、ということになっている
保険という「不運ロットー」が思想として嫌いだからでもあります。
だからキャアな支払いに甘んじるのほかはない。
念のためにいうと、公立病院に行けば、一転、MRIは無料で、最新式の設備で、明るくて親切な医療従事の人達と話をしながら、なんもかんもタダで、ほんならそっちに行けばよさそうなものだが、機械の数が少ないので、順番待ちで、1ヶ月や2ヶ月は当たり前で、オークランドなどはまだいいほうだが、ウエリントンには地域でMRIが一台しかない、とかいうホラーストーリーで、
MRIに申し込んだら二年半待ちだと言われた女の人が、テレビのニュースで怒り狂っていた。
そもそも、なぜMRIでギュオオオーン グワアアーン、キュルルルルルを通行することになったかというと、小さい声で教えてあげるから人に言っちゃダメよ、飛ばしていた飛行機が墜落したからです。
原因可能性 1: パイロットの腕が悪い。というか操縦の仕方が無謀である(パイロットはわたしです)
原因可能性 2: リストアした整備士/エンジニアが胡乱である
(整備士はわたしです)
詳述は、いろいろなので、世を憚るが、
「これって、機体っていうより、残骸なんじゃないの?」とモニさんに訝られたクラシックプレーンをコツコツと地道な努力でリストアして、ほら、あの得も言われぬ快感、フワッと浮いて、おお、やったやった飛んだじゃん、とおもって、しばらくして、ふと横を見ると、翼さんが、ヘンな格好をしている、えっ?とおもったら、取れちゃったんですね、これが。
地面に落っこちて痛かったが、痛かった、はアンダーステイトメントで、全身バキバキで、起き上がろうとおもったら、出来なかった。
まあ、これでも、このあいだのカウアイ島に行った帰りにクラシックボートの船底に穴が空いていて、より正しくいえばリストアしたときに塞いだはずの板が、ちゃんと取り付けられていなくて、水がドバドバ入ってきて沈没しかけたときよりは、マシだよね、と仰向けにのびたまま自分の強運を称賛していたら、そのまま気絶してしまった。
そのあとは、えーと、6週間ベッドから出られなかったのかな?
ツイッタで愚痴りまくって、グチグチグッチーだったので、読まされてうんざりした人も多いでしょう。
万事休す
じゃないや、
閑話休題
ここでお報らせです。
同じことばかりやっているのは、嫌いで、なにより本人が飽きるので、以前からブツブツ言っていたように日本語でもフィクションを書き始めましたが、かねてお友達の安達茉莉子さんのNOTEサイトにゲスト有料コンテンツとして載っけることにしました。
このブログサイトは従前からの、というよりは、もともとの、益体もないガメ・オベール日記に戻します。
みなで遊ぼうぞ!
でわ (日記は次回に続く)
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ガメさんこんにちは。ブログの内容と関係なくて申し訳ないのですが、いつもガメさんが嫌々対応されているような人たちと関わりたくなくてTwitterはROMになってしまっているので、こちらから失礼します。
私は日本育ち(保育園年長〜大学の学部卒業まで)の中国人です。最近7年ほどはヨーロッパに住んでいます。(UKを含む数ヶ国に住んでみましたが全部北半分です。)
今回の蓮舫さんの都知事選に向けた街頭演説などを見ていて、ようやく日本にも微かな希望の光が…!なんて思っていたところに、「蓮舫さん誹謗事件」が勃発して、自分の日本での経験も思い出して黙っていられなくなって、主に現実の知り合いたちが見ている自分のソーシャルメディアに事態の酷さを日英両言語でそれぞれの話者にローカライズして投稿してみたりしました。が、反応が返ってきたのはヨーロッパの友人たちのみ。日本の友人たちはだんまり。(まだ日本に住んでいる、中国人である)私の母親ですらも事実を直視しようとしません。
なので、ガメさんが日本語でしっかり発信してくれたことで少し救われたような思いです。ただそのお礼が言いたくて。ありがとうございます。
私はこれまで誹謗を避けるためにインターネットでは出自を隠してきましたがこれからは堂々と構えようと思います。
これからもブログ等楽しみにしています。
ぼくは蓮舫さん、ほとんど知らない人だったので集団誹謗中傷の標的になってるのを見てから、どんな人か折があるたびに見てます。ものごとをはっきり言う人や周囲に迎合して、その場限りの嘘をつけない人を日本の人は嫌うので、だからかなー、と思ったりしてます。ぼくが立っている所から見ると、保守革新
というようなことではなくて蓮舫さんのように明瞭にものを言う人を選ばなかったのは都民、ひいては日本人の「自爆」なんじゃないかと思って見てました。日本の人は完成品の政治家ばかり求めて「政治家を自分たちで育てる」という考えがないので二大政党の交代で政権、みたいなやりかたは無理ですね。また遊びに来て下さい。でわ