岐阜大60代教授 学生にハラスメントで出勤停止3か月の処分

岐阜大学などを運営する東海国立大学機構は、岐阜大学の60代の教授が、学生に対して体を触る、旅行に複数回誘う、などのハラスメントを行ったとして、出勤停止3か月の懲戒処分にしたと発表しました。

懲戒処分を受けたのは岐阜大学教育学部の60代の男性教授です。
東海国立大学機構によりますと、教授は去年、自分の授業を受けていた学生3人に対して、体を触る、服装について不快に感じる発言をする、早朝から深夜までSNSで繰り返しメッセージを送る、旅行や食事に複数回誘うなどのセクハラをしたということです。
また、授業の一環で行った実習に参加しなかったとして、学内にある控え室を使用禁止にするという報復的な嫌がらせをしたということで、機構は教授の一連の行為をハラスメントと認め、17日付けで出勤停止3か月の懲戒処分としました。
東海国立大学機構はハラスメント対策として開いた講習会に教授が参加していたかどうか確認していないということです。
松尾清一機構長は「誠に遺憾で関係の方々に心よりおわび申し上げます。今後このようなことが起こらないよう再発防止に努めます」とするコメントを出しました。

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