弁護士装い「1口1千万円で年利7%」偽の定期預金持ちかけ 5400万円詐取疑い、コンサル会社役員の男逮捕
弁護士を装い、実在しない定期預金制度への預金を持ちかけて現金約5400万円をだまし取ったとして、兵庫県警飾磨署などは17日、詐欺の疑いで住所不定、投資コンサルタント会社役員の男(46)を逮捕した。 【写真】「ポイントカード、ありますか」と聞かれ… 逮捕容疑は昨年3月~今年2月の間、弁護士を名乗り、播磨地域に住む70代の夫婦に「法務省や外務省が特別な人だけに教える高金利の定期預金制度がある。1口1千万円で7%の年利がつく」などとうそを言い、指定した口座に8回、計約5400万円を振り込ませた疑い。調べに「間違いない。2020年ごろから同様の詐欺をしていた」と容疑を認めている。 同署によると、男は弁護士バッジのレプリカをつけるなどして信じさせていたという。夫婦がインターネットに弁護士として同容疑者の名前が出てこないことなどを不審に思い、今年3月に同署に相談していた。 同署は今年6月18日にも、同様の詐欺の疑いで男を逮捕していた。余罪などを調べている。