【ダイスと安価】ブルアカキャラがマスターの聖杯戦争

っていう感じのやりたいじゃんね☆

スレ立て初めてだから優しくしてほしいじゃんね☆

適宜、ダイスと安価で聖杯戦争をぶん回してくじゃんね☆

とりあえず主人公のブルアカキャラの誰にするかダイス振りたいから>>10までブルアカキャラの名前挙げてほしいじゃんね☆

お手柔らかに頼むじゃんね☆

わーい！こういうスレを待ってたじゃんね！

キリノ

ヒフミ

正直１レスもつかずに終わると思ってたからびっくりしたじゃんね☆

みんなありがとじゃんね☆

というわけでダイス振って主人公決めるじゃんね☆

dice1d9=9 (9)

1.ミカ　2.柴大将　3.先生　4.キリノ　5.ヒナ　6.アスナ　7.フウカ　8.イチカ　9.ヒフミ

黒幕きたな…

(あれ……？主人公……？これエデン条約……？)

えらいハリキリガールが来たじゃんね☆

あと主人公が決まったら次は舞台をどうするか決めるじゃんね☆

１.キヴォトス原作時間軸

２.型月世界のどっか

↑のどっちかを

>>22まで安価して多い方を舞台にするじゃんね☆

ちなみに、特異点キヴォトスとか異聞帯キヴォトスとか剪定事象キヴォトスとかプレ先時空とかを舞台にするのはまだ慣れてないから無理じゃんね☆

ミカがスレ立てして安価の進む速度とか反応数に一喜一憂してヘラってると思うと興奮してきた

１

舞台は数の多かった原作時間軸のキヴォトスになったじゃんね☆

型月世界のアリスフィール・フォン・アインツベルンとかいうネタは忘却の彼方じゃんね☆

さておき、舞台も決まったから次は残り６人のマスター候補を>>38まで安価するじゃんね☆

どの子をマスターにするかは……ダイスにするか隠したいから内緒にするかでまだ迷ってるじゃんね☆

良かったらアドバイスくれると嬉しいじゃんね☆

ホシノ

黒服はあり？
無しならモモイ

アドバイスくれた人達ありがとうございますじゃんね☆

とりあえず隠す方針でいくじゃんね☆

黒服……？主人公候補の時点で柴大将も先生もいるからモーマンタイじゃんね☆

マスターになるかはさておきだけど……その時は先生は騙されたんだよ……じゃんね☆

そろそろ本編開始まで近くなってきたじゃんね☆

次は主人公サーヴァントを決めるじゃんね☆

サクサクいくじゃんね☆

ちなにサーヴァントは基本７クラスの中から選んでほしいじゃんね☆

今回はダイスじゃなくて安価で>>55さんが選んだクラスにするじゃんね☆

これも運命じゃんね☆

ちなみにちなみに、召喚するサーヴァントはタイミング見てまた安価するじゃんね☆

ショートケーキのイチゴは最後に食べるじゃんね☆

セイバー

王道を征くファウストだ

クラスはセイバーじゃんね☆
最優のクラスって言われてて呼び出されるサーヴァント(ちょー強い使い魔じゃんね☆)は軒並み高ステータスな聖杯戦争の優勝候補じゃんね☆

あと基本７クラスの言い方はちょっと分かりにくかったのでそれはごめんなさい、所謂エクストラ抜きでって意味でした……察してクラス書いてくださった全員の方、本当にありがとうございます……じゃんね☆

というわけでいよいよ聖杯戦争に参加するじゃんね☆
の前に、ある程度まとめとくじゃんね。

主人公はトリニティ総合学園所属、多情多感な少女。外見も成績も普通だが、穏やかで優しい性格なため周囲から人気がある『阿慈谷ヒフミ』ちゃんじゃんね☆
相棒になるのは「セイバー」のサーヴァント！
舞台はお馴染み『キヴォトス』じゃんね☆
なんで聖杯戦争やってるのかって？
それは内緒じゃんね☆
大体学園物のテクスチャ貼ってるなんてぶっちゃけ型月世界だと正直やべぇレベルじゃんね☆
フランチェスカが爆笑しちゃうじゃんね☆
マスター候補者は以下の14人。
トキ、ホシノ、ミカ、マリー、黒服、モモイ、ミノリ、アルちゃん、シロコ*テラー、カヤ、シュロ、ミカ、ハルカ、ナツ。
この内の誰か６人が、キヴォトス聖杯戦争の参加者。
楽しみじゃんね☆

型月初見さんにも優しく型月のふいんきを味わってほしいから随所に解説いれちゃうじゃんね☆

聖杯とは、あらゆる願いを叶える願望器。

過去の英雄をサーヴァントとして召喚し、最後の一騎になるまで争う。そしてその勝者は、聖杯を用いてすべての願望を叶える権利が与えられる。

あらゆる時代、あらゆる国の英雄がキヴォトスに蘇り、覇を競い合う殺し合い。

それが───聖杯戦争だ。

───走る。

息が詰まる、胸が苦しい、喉の奥から迫り上がる血の味を噛み締める。

一体どうしてこうなったんだろう。

今日はこれといって何かあったわけじゃない。いつものように補習部の皆と放課後に遊んで。アズサちゃんは先生に呼ばれて、ハナコちゃんとコハルちゃんは寮の門限があって。だから解散した後に一人でシラトリ地区にあるペロロ様ショップを見に行って。その帰り道、少しだけ近道しようとして路地裏に入って……。

『ッ！誰だ……ッ！』

そんな強い怒鳴り声を聞いてすぐに逃げ始めて。

「はっ……はっ……」

路地を必死に走る。背中に感じる酷く冷たい視線が、殺気が決して離してくれない。トリニティやブラックマーケットと違ってこの辺りの路地はそれほど詳しくありません。だけど走る。もつれる脚を無視して必死に駆けて、駆けて、駆けて───路地のその先にあったのは

dice1d6=2 (2)

1.行き止まりと謎の黒い人影　

2. スラム街

3.小飛行場　

4.大通り

5.「ヒフミ？こんな場所でどうしたんだ？」

6.“ヒフミ？こんな時間にどうしたの？”

息が、荒い。辛い、苦しい。こんなに一生懸命、どうして走ってるんでしょう。

決まってる、怖いから。

「……っ！」

思わず立ち止まって肩を抱きしめてしまいました。

怖い、熱を帯びた鋭い殺意。それはこれまでこのキヴォトスで何度も味わってきたものともまた違う、異様なほど痛々しくて。

お前を殺す、言葉にしなくても伝わってきて。

上手く、呼吸ができない。

浅い息を繰り返すのは恐怖からなのかそれとも走ったからなのか。

それでも振り向かずに前へ、普段は立ち寄らないスラム街へと脚を向ける。

目の前のその場所は張られた幾つかのテントや古びていたり建築途中だったりのビルが左右に並んでいる。

大通り、目の前の道をこのまま進めば確か駅があった筈。

そこまで一息で駆け抜けて……それともビルの物陰に入った方がいい？

もしかして下手に動かずに、どこか隠れられる場所で一晩過ごしたり……それとも先せ……

「それは、きっとダメです」

いつもなら呼べる、お願いできる、助けてと言える。だけど背後のアレは───。

「時間がありません……どうしましょう……」

行動安価です。>>71までにヒフミさんの行動案を書いて下さい。その行動案からダイスして次の行動に移ります。

チンピラに絡まれてしまう

ちょっと整理してから続き書くじゃんね☆

「今、私にできる事は……」

dice1d8=3 (3)

1.どこかに隠れる

2.人ごみに紛れるため駅まで突っ走る

3.チンピラに絡まれてしまう

4.ペロロ様の出番です！

5.誰かに助けを求む

6.覆面で変装して誤魔化す

7.撃つ

8.不良が溜まってそうなところに逃げ込む

(類似してる案についてはまとめてます……)

！？？？

>>77

運命力次第じゃんね☆……って言いたいけど流石にクロスオーバーしといてデッドエンド、バッドエンドするのはちょっとよろしくないと思うのであんまりやばいときは、(フラグを)折るね☆

もうちょっと待っててほしいじゃんね☆

『3.チンピラに絡まれてしまう』

「おい、そこのあんた！」

「その制服、トリニティだな？」

「いけねぇよなぁ、こんな時間にこんな場所来たらさぁ」

砂利と、音を鳴らして現れたのスケバンのような格好をしたdice1d7=5 (5)　人の少女達。

「ま、まままず、まずいいですー！」

普段ブラックマーケットやトリニティの自治区境界線で出会う時もまずい手合い。

だけど今はもっと『まずい』。

「へへっ……ついてるなぁ」

「わるーいお嬢様なんだろ？ちょっとあたしらと遊んでこうぜ」

「い、今はダメです！ほんとにダメなんです！」

そう言ってから背中に感じる目線に感覚を研ぎ澄ませば。

「(あれ？少しだけ……強さが減った？)」

あのナイフのよう殺意が僅かに減ったような、どこかこちらを観察しているような目線になったような……

「なーに、ほらこっち来いって」

「な？仲良くしようぜ、お嬢様」

「(ど、どうしたら……！？)」

行動安価です。>>90までにヒフミさんの行動案を書いてなんとかこの状況を脱出して下さい。その行動案からダイスして次の行動に移ります。

(この後しばらく安価は)ないです。

銃を乱 射してひるんだ隙に逃げる

「(うぅ、一体どうしたら……！？)」

dice1d8=6 (6)

1.後ろにヴァルキューレの人がいますよって言った後全力ダッシュ

2.デコイ、手榴弾を投げて逃走

3.恐ろしい敵が追いかけてることと、散らばって逃げたほうがいい事を早口で伝えた後逃走

4.とりあえず一緒に行動

5. 今正体不明のなにかに追われてまして…と護衛をお願い

6. 銃を乱射してひるんだ隙に逃げる

7. マーケットガードが現れチンピラと衝突する

8. 爆発などゴタゴタの隙に廃ビルに身を隠す

『6. 銃を乱射してひるんだ隙に逃げる』

こうなったら……！！

意を決っして銃を構える。

「……は？」

「おいおい……気でも狂ってんのか？」

「1対5だぜ！分かってのかよっ！」

「えらいハリキリ☆ガールがやってきたじゃんね！」

「こりゃあ慰謝料も貰わなくちゃなぁ！」

焦る、心臓はバクバクと早鐘を打ってる。でも今ここでなんとかしないと。あの声と視線が、彼女達へ向かってしまうかもしれないから。だから、

「そこを……退いて下さいー！！」

『マイ・ネセシティ』、いつも私が使っている、トリニティに入学した時からの相棒。

これまで何度もブラックマーケットの鉄火場を潜り抜けてきた戦友です。だから、こんなところで

「あだだだ……！ほんとに撃ってきやがった！」

「いってー！ほんとにトリニティ生かよ！？」

とにかく撃ち込みながら間に……

「ペロロ様……後はよろしくお願いします！」

振り向きざまに後ろへ向かってデコイを放り投げて、後は一直線に走り出すを

走る、走る、走る。

トリニティでも取り分け体育の成績がいいわけじゃない私だけど、それでもたかが1000m程度。3分もあれば走り切れる。だから全力疾走。

後ろで騒いでる人達には目もくれず、スラム街の通りを全力疾走する。この1キロを走り抜ければ架道橋、その少し先には駅もある。きっとそこまで行けばもう大丈夫。確かあそこにはヴァルキューレの駐在所もあります。だから走って、走って、走って。

薄暗がりの架道橋に脚を踏み入れて

───音が死んだ。

気づく。

そっか、あの視線は私だけを、目撃者だけを見てたんだ。だから他の人がいた時は圧力が減って、今また私は一人になったから……

dice1d7=5 (5)

1.アーチャー　2.ランサー　3.ライダー　4.キャスター　5.アサシン　6.バーサーカー　7.ふぁんぶる

ちょっとお知らせするじゃんね☆
今からアサシンとそのマスターを決めてくるじゃんね☆
みんなはお昼ご飯食べたりしてゆっくり待っててほしいじゃんね☆
見切り発車でごめんね

「驚いた。随分遠くまで逃げたものだ」
小気味良い音が黒塗りの空間に反響する。
切れかけの電灯の光ではその姿は伺えない。
ただそこに、影があった。
「キヴォトスだったか、この地のヒトは随分と変わった形をしているが」
風切音がして何かが地面に軽くぶつかった。
そうして
「よもや中身までそうとは、この私でも読めなかったぞ」

断末魔のように地面がその細く長く、そしてきっと鋭いナニカと擦れて引き裂かれる音がする。

「だが運がなかったな、娘。これも契約者からの命でな」

火花と共にヒールを叩く音がする。
死が、一歩、また一歩と近づく。

「目撃した者は『一人の例外もなく』必ず殺すように言われている」

音が、止まる。
そこにいたのは、

「故、許せ。お前は此処までだ、楽園の霊長よ」

血色の槍をこちらに向けて静かにそう告げる美女であった。

さて、そろそろお約束の時間じゃんね☆

聖遺物、なんて都合のいいものはないからここは縁召喚……といいたいところだけど。

一応安価じゃんね☆

次のイメージのうちから安価で>>111さんが選んだのがヒフミちゃんのサーヴァントになるじゃんね☆

これもまた運命ってやつじゃんね☆

相手によってはこの後の難易度が変わったりするのでしっかり選んでじゃんね☆

1.古びた破片(ダイス判定あり)

2.錆びた鉢金

3.3色ボールペン

4.黄金の破片

5. 小さな葛籠

6.今時なサングラス

7.小さな水蓮

8.真紅の薔薇

ちょっと近い気がするじゃんね☆

安価先は>>125さんにするじゃんね☆

あとアサシンはかなり変則的な召喚じゃんね☆

でも多分それぐらいできるじゃんね☆

聖遺物はちょっと隠し気味なのあるけどバレンタインのチョコやらセイバークラスのサーヴァント達眺めたらなんとなく分かる感じじゃんね☆

ファイトじゃんね☆

フェアじゃないから私のミスでした宣言するじゃん……☆
4番はほんとは「黄金の破片/刃片」って書くつもりだったじゃん……☆
あと6番はいいのが浮かばなくて雑に別クラス霊基見て最初に目に入ったのを書いたじゃん……☆
ごめんなさい……

おっけーじゃんね☆

古びた破片って事は……ダイスじゃんね☆

いよいよ主人公の運命の相棒が決まるじゃんね☆

とりあえず振るじゃんね☆

分かりにくくしててごめんじゃんね☆

dice1d8=7 (7)

1.青い騎士

2.赤い騎士

3.北の国の騎士

4.海の向こうの国の騎士

5.白い騎士

6.黒い騎士

7.異邦の騎士

8.放浪者

！？！？！？
なゆで？

>>130

>>132の書き直し

正直7は日中なら誰でもあり得ると思う

(あかんじゃんね……難易度狂っちった)
(なんならプロット終わった……)
(ごめんナギちゃん……全部ヒフミちゃんが悪いじゃんね)
(他の選択肢と違って苦しい言い訳もきかないじゃんね……)
ちょっと心を落ち着けるから待ってほしいじゃんね☆
安価は絶対だからそこは安心してほしいじゃんね☆

あと破片は円卓確定ガチャチケじゃんね☆

>>130

>>133

アーサー王関係は当たりじゃんね☆

残りの枠も円卓関係者じゃんね☆

北とか海の向こうは出身地じゃんね☆

あはは…ルールとプロットは破るためにありますから…

>>127

予想

とりあえず8はベディに

ちょっとネタで入れてみた選択肢を的確にぶち抜いてくる主人公
あるある

蛇さんに睨まれた蛙ってこんな感じなんでしょうか。
ぺたりと、腰の力が抜けてしまう。
私という人間が逆立ちしても勝てないと、感覚で理解できた。
長い、槍。その矛先が一点のブレもなく私の心臓を真っ直ぐ狙っているのが理解できる。
槍。
刃物。
武器。
キヴォトスで出回る銃器よりも遥かに旧時代的な、それでいて酷く血生臭い物。
百鬼夜行とかで出回ってるらしい銃剣とかとはまるで違う。あまりにも長くて、無骨なまでに「人を殺す為の兵器」。そんな真紅の槍が、凍るような冷気を纏ってそこにありました。
「ぅ……ぁ……や……ぁ」
声にならない。歯がガチガチとなる。怖い。怖くて仕方がない。どうしよう。嫌だ。嫌だ。嫌だ！！
なのに、
「ぃげな……きぁ……」
なのに……！
「あ、れ……ぁんで……？」
身体が動いてくれない。
身体中の血が凍っているように、筋肉が全て壊死したように、万力で全身を締め上げられたかのように。動かない。
「憐れな。どれ、見えていれば怖かろう……案ずるなすぐ済ます……まずは」

その眼を───



「お前、ヒフミに何をしている？」



閃光が奔った。

炸裂する光の衝撃。音も臭いもないそれは、視覚そのものへと強烈な痛撃を叩き込んできて。瞬間、私は恐怖を忘れた。
そして、
「待たせてすまない、行こうヒフミ……！」
誰かの温もりを感じたと思えばそのまま、引っ張られて抱かれ、その勢いのまま風を切る感覚を肌が伝えてくる。柔らかくて、暖かくて、優しい匂い。
それが誰のものかだなんて、すぐに分かった。
「ぁずさ、ちゃん……！」
私を横抱きにして暗闇から連れ出してくれた、大切な親友の姿がそこにあった。

「遅くなってごめん、ハナコから連絡があった」
ヒフミがいつになっても帰ってこない、何かあったに違いない……と。そう言いながらもアズサちゃんは私を抱えたまま走り続ける。
「シャーレで夜勤当番の欠員が出ていたんだ。それでこの近くに私がいた」
「でもハナコから連絡があったから、先生に断りを入れて……よかった仕込んでおいて」
「マシロに頼んで正実の分を分けてもらって正解だった」
やはりミレニアム製は優秀だなと呟く声とは裏腹に、いえ何か今すごく聞き流しちゃいけない単語があった気がしますが、とにかく！アズサちゃんの表情は優れません。
「…ぁずサちゃん、あの……」
「……ごめんヒフミ」
ちらと私の方を見たきり、アズサちゃんはただ謝るばかりでした。
「怖かったんだ、よね……ごめん……もっと早くっ、私が来ていればっ」
軽く、それこそその綺麗な羽も使ってフェンスを超えて跳ぶように駅へ侵入。そのまま列車の中へ、ではなく上へ。屋根へと着地すると同時にそのまま、列車は動き出しました。
「少し罠を用意していた。駅校舎内に入って来たのならそれなりに効果がある」
「それに……ハナコ」

『はい、感度良好♡ですよアズサちゃん』
『えっちなのは駄目！死k『はぁい♡コハルちゃんはちょっと待ってて下さいねぇ』むぅぅぅ！！』
繋げっぱなしだったのだろうか、電話越しにハナコちゃんの声が聞こえる。
「そちらはどうだ？」
『既に正義実現委員会の方達とトリニティ自警団の方達が動いてくれています。近い駅から順に迎えを、この様子ならあと二駅の所で合流が可能です』
「助かる……地下鉄は避けたかったから」
『Ｃ、ですか？』
「考えたくはない、けど……あれは必要ならそういう事をする手合いだ……今時槍なんて旧時代の『異物』を持ち出す相手だ、何をしてきてもおかしくない」
それに、と僅かながらに口ごもりながらアズサちゃんは言葉を続けました。
「アレは多分、今のトリニティで対処できるのは万全のツルギと……後は辛うじて私でなんとかだろう」
『そう、ですか……それほど、なんですね？』
「ああ、それだけ危険分子だ。必要なら先生だけじゃなく他の学園にも「それは困るな」……ッ！？」

声が、した。
「やれやれ、してやられた。私も耄碌したものだ」
音が、死ぬ。
「一人も二人も変わらぬ、か……確かにそうだが、童を痛ぶる趣味はなくてな」
列車の上だから響いている筈の轟音も、電話越しのハナコちゃんの声も、私を抱きしめるアズサちゃんの心音も。

「さて小娘共、死出の用意は万端か？」

何もかも、今この瞬間に、目の前の美女が握っているのだと確かに理解してしまった。

(あ、あれ？)
(召喚できないじゃんね☆)
(補習授業部が勝手に動くじゃんね☆)
つぎ……その次ぐらいには電車バトル済まして召喚するじゃんね……！！

「が……ッ！？」
「アズサちゃん……っっ！！！」
攻防は決して一瞬ではなかった。
銃も手榴弾も的確に使っていると、素人目に見てもそうだと理解できるほど、アズサちゃんは『戦えていた』。
それでも、列車が悲鳴を上げるのと、重たい一撃を撃ち込まれたアズサちゃんが悲鳴をあげて屋根の上を転がったのは同時だった。

今にも脱線しようと揺れる車体の上、その中でなんとかアズサちゃんを抱き止めて……そのまま宙へと投げ出される。
思わず眼をつぶってしまって、でもせめてアズサちゃんの身を守ろうとして。
「……ぃじょうぶ、だッ……！」
ふわりと、何かが包み込んで、私たちは線路に投げ出された。

「っぅ……」
痛い。全身にくまなく痛みが馳しる。電車の上から投げ飛ばされたのだからそれは仕方ないと分かっているけれど、それでも痛いものは痛い。
「あ、アズサちゃん！？大丈夫で、す……え？」

痛い、痛かった。だけどその痛みが血の気と一緒に引いたと感じたのは錯覚じゃない。
羽が舞っていた。
白くてフワフワしていて、いつだって綺麗にしてる。
アズサちゃんの羽が赤色になって地面に落ちていった。
「あ……ああ……な、なんで……！？」
すぐに分かった、線路に投げ出された。あの人が放った一撃で両断されて、崩れるように脱線した車両だってある。
それなのに、大した怪我もなく、血も流してないのは。
「……ひふみ？けが、は？」
「ないです！そんなの一つもありません！！なんで、なんでアズサちゃん！！！」
そんな私の声に、アズサちゃんは
「よ、かったぁ……」
そう言ってヘイローが、静かに光を喪って。

立ち上がる。
「ほう……逃げないのか？」
背には彼女がいるから。
「逃げません」
ばちりと、何かが爆ぜる音がする。
「お主にできる事なぞ、もう何もないだろう？」
あれだけ怖かった相手なのに。
「いいえ、あります」
今はただ、胸に熱く、燃えるような何かが灯るを
「ふむ……聞いてやろう」
目がちかちかと明滅を伝える。
「ここで貴女を倒してアズサちゃんと二人でトリニティに帰る事です」
急に力が抜けていく。でも、前を向く。
「……出来ると思ってか？」
気持ちは決して負けはしない。
「出来ます」
じくりと脈打ち、手の甲に灯が灯る。
「何度だって言います、私はアズサちゃんを連れてトリニティに帰ります」
キヴォトスでも見られるエーテル、それが渦となって周囲を照らす。
「貴女なんかに負けません」
『かつて誰かが祈ったテクスチャが賛美する。』
「いきなりやってきて人のことを殺そうとする貴女なんかに」
『輝かしい命だ、青春の嬰児だ、と。』
「私は絶対負けません！！！」
「私はこんな悲しい終わりなんて───」
故に、彼女は運命を掴み取った。
「絶対に認めません！！！！」

「───なるほど、確かにソレは大切な事だ」

アズサが死んでしまった…

>>125の選択のせいかな

>>164

風が、吹いた。

「ッ！……成る程そうか、その娘がdice1d7=2 (2)　番目の……」

「すまない、偉大な女王よ……今は言葉を酌み交わすつもりはないんだ」

銀の閃きか、空気を切り裂き騎士の腕は振るわれ。

僅か一合、槍ごと女傑を後ろへと追いやる。

その剛力もかくや、線路に二筋の轍を残すほど。

「……いいだろう、今宵は退こう」

「感謝を、我らが古き先達よ」

「揶揄うな、聖剣使い……異邦の成りが透けて見えるぞ」

「それは失礼を」

そういうや否や、女傑は音もなく近くのフェンスへ飛び乗る。そうして月を背にして静かに告げる。

「良い勇士を引いたなセイバー……いずれまた顔を」

そう言い、霞のように女は消えた。

音が、静まり返る。

静寂が耳を伝う、そんな中で。

花が舞う。

アズサちゃんが大切な人から贈られたのだと恥ずかしそうに嬉しそうに言っていた、羽飾りの花。

それが風に吹かれて宙を舞い、月明かりに照らされて世界を彩る。

背を向けていた騎士はヒフミの方へと向き直った。

先の一閃でか、いつの間にかフードは外れ金紗の髪が風にそよいでいる。

柔らかげな表情はまるで御伽噺から抜け出してきた王子様のよう。

そんな男がそっとはにかむように、静かに告げる。

「問おう───君が私のマスターかな？」

その日少女は、運命に出会った。

(難産……難産じゃんね……)

(ていうかノリでダイス入れたらまた面倒な目を引いてるじゃんね……)

(もうこうなったら全部黒幕のせいにするじゃんね……)

ちなみに>>127の答え合わせは下の通りじゃんね☆

1.アルトリア(青ペン)

2.モードレッド(レッドセイバーと赤のセイバー)

3.ガウェイン(北国オークニー出身)

4.ランスロット(仏国出身)

5.セイバーリリィ(かわいいしゅき)

6.セイバーオルタ(引いたらやばい枠１)

7.プーサー(あん)

8.ベディヴィエール(執事服……)

>>98の答え合わせ……というか言い訳も必要だったりするじゃん？

>>169

98の答えがあっているか気になる

>>170

おっけーじゃんね☆

かなりぼやかして書いたので次からはもう少し明瞭かつ楽しんで考察できる感じ……を目指して頑張るじゃんね☆

1.古びた破片(ダイス判定あり)

＝円卓の破片(Apoでお馴染み)

2.錆びた鉢金

＝沖田総司他、新選組メンバー(これに関しては絆礼装参照じゃんね……申し訳ないじゃんね)

3.3色ボールペン

＝アルテラ(持ったら何でも軍神の剣になるじゃんね、っていうのとロケットペンシルネタで文房具にしたじゃんね……)

4.黄金の破片/刃片

＝メドゥーサ(クリュサオールは黄金の剣、じゃんね……)

5. 小さな葛籠

＝紅閻魔ちゃん(これはもうそのまんま)

6.今時なサングラス

＝鈴鹿御前(水着霊基から……ほんと申し訳ない……)

7.小さな水蓮

＝ラクシュミー・バーイ(ラクシュミーの名前繋がりじゃんね……アラクシュミー関連は余計ややこしくなりそうだったじゃんね……)

8.真紅の薔薇

＝ネロ(ドラコー引けなかったじゃんね……)

あとここに出たのはあくまで聖遺物モチーフってだけでヒフミちゃんが実際に持ってたわけじゃないじゃんね……

分かりにくくてごめんじゃんね……

>>164

生きてるじゃんね☆意識を失っただけじゃんね☆

ブルアカの子は後遺症残る怪我とかは原作キャラの死亡はさせない方針じゃんね☆

そこは安心して欲しいじゃんね☆

その代わりサーヴァントはヤるじゃんね☆

>>168

サーヴァントは本編中で名前を明かす方針じゃんね☆

良かったら型月名物真名当てしてくれたら嬉しいじゃんね☆

ちなみに極端なオリジナルサーヴァント、各作品の作中で言及されてないクラスへの変更はしない方針じゃんね☆

こうしてこの日、トリニティでも類を見ない今回の事件は静かに幕を閉じた。
明確な殺意を持って兇器を振るう「大人」の存在が現れた……それはトリニティのみならず多くの自治区で共有される事となる。
その中には当然、

“うん、うん……分かった、ありがとうナギサ”
“君も疲れているだろうから、無理しないで”
“大丈夫、この後、D.U.の方の処理が終わったら私もそっちに向かうから”
“それじゃあ、また”
「……トリニティのティーパーティーの方から、ですね？」
“うん、彼女もかなり心配しているようだし……私もここの処理を終えたらすぐにトリニティに”
「分かりました、そういう事でしたら残りは我々に……情報は迅速にそちらへ回します」
“助かるよ、カンナ”
「いえ、それが我々ヴァルキューレの勤めですから」

「キヒヒ……聞いたなイロハ？随分とまあ厄介ごとを抱え込んだようだぞ」
「……」
「だが、しかし解せんな。一体誰が何のためだ？これだけ大きな騒ぎを、必要以上に眼をつけられるのも厭わずにした？ん？どう思うサツキ」
「……」
「金銭でもなければ名でもなく、たかが一生徒相手に何を考えた？何が欲しかった？なぁチアキ」
「……」
「ふっ……キヒ、キヒヒヒヒ！……全員寝てる」
現在時刻23時

「もうっ！お姉ちゃーん！いい加減部屋でバタバタするのやめてよ！！」
「ごめんごめんごめん！！！分かった！！私が悪かったから！！ちょ！こら！動くな！！！」
「お姉ちゃんっ！！！」
「もー！ミドリに怒られたじゃん！あなたのせいだよー！！」

物語は次の舞台に進む。
そこにあるのは新たな運命の出会い、かもしれない。

とりあえず次の更新はちょっと休憩して今晩になるじゃんね☆
ホスト規制かかったら来れないかもじゃんね……
その時は明日の朝から頑張るじゃんね……
がんばるじゃんね……

とりあえずプロット立て直すじゃんね……全部プーサーがぶっ壊したじゃんね……全サーヴァント組み直しじゃんね……

いっぱいお返事くれて嬉しいじゃんね……☆
手前、泣きます！！！

頑張る力がもりもり湧くじゃんね☆
書いてくるじゃんね☆
プーサーに負けないじゃんね☆

21時になったら書くじゃんね☆
多分そこまで進まない箸休め回だけど良かったら見て欲しいじゃんね☆

キヴォトスなら妙に馴染むのも納得なおじ様、いいね…

折角安価スレなんだから、安価で次のヒフミの行動選んでもらえばいいじゃんね☆

キャラは皆んなにも動かす楽しみはやってもらいたいじゃんね☆

というわけで急遽の安価じゃんね☆

>>222までで補習部の誰に相談しに行くか安価して、多かった子のとこに行くじゃんね。

補習部メンバーはヒフミ除く３人じゃんね☆

ダイスからズレちゃうから一発目に先生はなし、じゃんね☆

もしまずこの子に会いに行ってから次ら……とかこの子に会ったらこんな形で相談したい……みたいな細かい考えあるならそういうのも全然書いてくれると嬉しいじゃんね☆

それを採用するかは安価次第で……もし採用されなくても、先生は騙されたんだよ……ってことじゃんね☆

夜投稿した分が消えたじゃんね……
どうすりゃいいじゃんね……

とりあえずURL貼っとくじゃんね……

他に良い方法あったら安価と一緒に教えてほしいじゃんね☆

↓消えちゃった今日の夜の分じゃんね☆

https://x.gd/X8zOf

ホスト規制受けて我が家は全滅じゃんね……
なんとかよそで書き込んでるけど長居できないじゃんね……☆
アリスが……魔王だからですか？

それはそれとしてお待たせしてしまってほんと申し訳ないです、ごめんなさい……
もう少し時間かかりますが必ず戻るので、更新されたらまた覗いてみてやってください……

復活！復活じゃんね！！！
正直なんか昨日の投稿も消えちゃうしで諸々泣きそうだったじゃんね☆
でももう大丈夫じゃんね☆

とりあえず安価の結果、ハナコちゃんへの相談ルートに行くじゃんね☆
行動案についても書いてくれた人がいるから、参考にさせてもらって🎲振って今夜以降の方針決めるじゃんね☆

1.とにもかくにもハナコに相談
2.ハナコに相談とハナコ経由で図書館・古書館利用
3.ハナコと相談＆アズサのお見舞い
4.熱烈歓迎
5.クリティカル
6.ふぁんぶる

ダイス振り忘れたじゃんね……

ショックじゃんね……

改めて、>>225のダイス結果は↓の通りになったじゃんね☆

dice1d6=6 (6)

ついでにどの時間帯に動くかも🎲振るじゃんね(作中時刻は深夜)☆

結果次第ではまた安価するから協力お願いしますじゃんね☆

1.今すぐ行動！(安価なし、すぐハナコの元へ)

2.とりあえず夜が明けてから……(🎲あり)

3.退院してからなので午後……(お見舞い⚓️あり)

dice1d3=3 (3)

今日の私は一回のレスで、２回も🎲を振っちゃいます！……じゃんね☆

お、お腹痛いじゃんね……

身内卓でやる時だってこんなタイミングでファンブったりしないじゃんね……

なんで……初めてなのに……こんな……

アリスが……魔王だからですか？

とりあえず1の考えるクリティカル＆ファンブル目の説明するじゃんね☆

すっごく単純にクリティカル目が出たらラッキーじゃんね☆そのタイミングで入手し辛い情報のＧＥＴや戦闘時の行動ボーナス(要するにパワーアップ☆)

するじゃんね☆

ファンブル目はその逆、出たらもらった情報の資料が歯抜けだったり、突然転んでダメージ受けたり、戦闘中ならクリティカルダメージや最悪宝具不発みたいな感じじゃんね……

今回の場合1が想定してたのは……

それはさておき、お見舞い安価するじゃんね☆

ざっくり次の日の朝からお見舞いに来る人を募集するじゃんね☆

人によっては真夜中に来るじゃんね☆怖いじゃんね☆もちろん『誰でも』いいじゃんね☆

検査とかしたりするから面会できる人数は……というわけで>>240まで安価じゃんね☆

安価後はまた🎲振ったりして実際来てくれた人数決めたりしてから描写するじゃんね☆

時間守れない私なのにこんなに人が来てくれて嬉しいじゃんね……

皆んなありがとじゃんね☆

とにかく実際に来てくれた人数を🎲じゃんね！

dice1d11=5 (5)

その人数に合わせて、1のチョイスで(ごめんね☆)お見舞いに来てくれた子とヒフミちゃんとの交流を描写するじゃんね☆

そして行動時間のダイス(>>227)で、このあとヒフミちゃんはすぐ行動しないになったじゃんね……

というわけで！型月名物！

サーヴァントとのお楽しみ交流イベント！しちゃうじゃんね☆

ちょっとそこらへんについては長くなるから次のレスで詳しく書くじゃんね☆

さて、まずは型月お馴染み？の下のデータを見てほしいじゃんね☆

クラス：セイバー
真名：？？
性別：男性
身長/体重：？cm/？kg
出典/地域：？？/？？
属性/副属性：？・？/？・大人
好きなもの/苦手なもの：？
聖杯戦争への参加理由：？？？
【絆レベル】
０
【ステータス】
筋力：？　耐久：？　敏捷：？　
魔力：？　幸運：？　宝具：？
【クラス別能力】
？？？：？
？？？：？
【保有スキル】
？？？：？
？？？：？
？？？：？
【宝具】
？？？
ランク：？？？　コスト：？？？　種別：？？？
レンジ：？？？　最大補足：？？？

？？？
ランク：？？？　コスト：？？？　種別：？？？
レンジ：？？？最大補足：？？？

現在のヒフミちゃんから見れるサーヴァントの霊基情報はこんな感じじゃんね☆

FGO、というかFateに詳しい人ほどあれ？ってなるところもあるデータなのはわざとじゃんね☆

さて、？のところは現在非公開情報になってるじゃんね☆

ヒフミちゃん、そしてスレにいる皆んなの巧みなコミュニケーションでそれらの情報を聞き出してほしいじゃんね☆

これが本スレの『交流イベント』じゃんね☆

もちろん『聞き出し方』は自由じゃんね☆

当然あまりにも反則じみた(好感度の伴っていない状態での誘惑、『全部』の？箇所をまとめて聞く等)をするとほぼ確実に失敗するマイナス判定込みで🎲するじゃんね☆

それ以外なら自由じゃんね☆

上の？を聞くだけじゃなくて、色んな事をお話ししてパーフェクトコミュニケーション目指してチャレンジしてほしいじゃんね☆

聞けるのは１回の交流につき、５個までにするじゃんね☆

なので安価はちょっと先の>>280、>>281、>>282、>>283、>>284(加速等でズレたらその前後)で行くじゃんね☆

これからの戦闘でもデータが分からないと不利になったりもあるからしっかり相談したりお話しして決めてほしいじゃんね☆

とはいえ最低５回は交流イベントを早い段階で必ず設けるから安心してイベントチャレンジしてほしいじゃんね☆

あとフェアじゃないといけないから伝えとくことは、？の数は別に関係ないこと、？の情報取得にはダイス判定を用いる事、その際にクリティカル・ファンブルをしていた場合は影響があること(今回のファンブルは気にしなくて大丈夫じゃんね)……じゃんね☆

まだ質問あったら聞いてほしいじゃんね☆

一個書き忘れたことあったじゃんね☆
ステータスの【宝具】欄。
この表記は正確には↓の通りになるじゃんね☆
変更箇所は『種別』のところじゃんね☆
これはどのサーヴァントの宝具もこうなってる本スレ独自のやつじゃんね☆

【宝具】
？？？
ランク：？？？　コスト：？？？　
種別：？？？/？？？
レンジ：？？？　最大補足：？？？

？？？
ランク：？？？　コスト：？？？　
種別：？？？/？？？
レンジ：？？？最大補足：？？？

>>251

フェアじゃない、というか単純に私の描写能力と説明ぢからが足りてないから補足説明するじゃんね☆

ごめんねじゃんね☆

この世界線では生徒達の一部が魔術師になったりしていることはありません。

この世界は原作のブルアカ世界に何故かサーヴァントが現れて、何故か聖杯戦争が始まってしまったという感じで受け取ってもらえたらありがたいです。

……って感じじゃんね☆

これ以上は内緒……じゃんね☆

セイバーにも1にもどんどん質問してほしいじゃんね☆

答えられる範囲でお答えするじゃんね☆

もしかしてだけど、280ってちょっと遠すぎというか欲張りすぎだったかもじゃんね……

再安価するじゃんね……

再安価は>>260、>>261、>>262、>>263、>>264で行くじゃんね☆

セイバーとお話ししたい内容募集中じゃんね☆

安価達成、ほんと嬉しいじゃんね☆
実はもうダメかもってすごい心配だったじゃんね……☆
みんな協力してくださってありがとうございます……じゃんね☆

①赤い槍の女の正体に心当たりがあるか
②先ずは貴方の事をよく知りたい
③聖杯戦争に関することで何人かに相談したい
④これからどうすれば…？
⑤銃じゃない武器で友達があんな事になるなんて、一体どういうことなのか

この5つが今回の『交流イベント』での会話デッキじゃんね☆
安価ありがとじゃんね☆
①〜⑤のテーマ(順番バラバラ)でしばらくダイス振りながらの会話パートやるじゃんね☆

時間は23時頃から開始じゃんね☆
ちなみに先にお伝えしとくと明日は17時からスタートするつもりじゃんね☆
今日は遅いし安価とかは明日の方に回すから無理しないで大丈夫じゃんね☆

でも時間あったら覗きに来てくれると嬉しいじゃんね☆

お待たせじゃんね☆
日付が変わるまでだけど……お付き合いしてくれたら嬉しいじゃんね☆

【1日目夜・交流イベント】
セイバーさんからの話で、私はこれからマスターとして戦う、というのは分かった。そして危険だから、友達とは離れてほしい、と。
でも、それなら……

「あの、セイバーさん……」
「どうかしたかい？ヒフミ」

躊躇いがちになってしまう……けどここはしっかり言わなきゃ！

「お話し、しましょう！」

思わず大きな声になった私の声にセイバーさんは目をぱちくりさせている。

「あの！そのですね！やっぱりこれからのこと考えたらセイバーさんとしっかりお話しなきゃって……！」

それに彼は笑顔で返した。

「ありがとうヒフミ……確かにきっとその通りだ。僕たちはきっと話し合う必要がある、さっきの話を含めて、ね」
「なら……その、「ただし」……？」
「もういい時間だし今日は君も疲れただろうから、話すのは１時間だけ……いいかい？」

窓から見える月明かりに照らされながら、優しくこちらを気遣ってセイバーさんはそう告げてくれました。そのやり取りで少しだけ、不安だったのも落ち着いてきました。

だから、私もちょっと色々聞くのは緊張しますけど……

「(助けて下さいね、ペロロさま……！)」

心の中でペロロ様にお願いしながら、セイバーさんとのお話を始めたんでした。
色々聞きたいことが頭を掠める中、選んだのは……

「はい！まずはセイバーについて、聞かせて下さい！！」
「僕、のことかい？」
ほんの少しだけ、驚いた様子のセイバーさん。
その姿を見つつ私は言葉を続けます。
「わっ私は！トリニティ総合学園の阿慈谷ヒフミです！好きなものはペロロ様で、趣味はペロロ様グッズ集めとかあと放課後にお友達と遊びに出かけたりとか、紅茶を飲みながら大事な人達とゆっくりお話ししたりすること……です！！」

その言葉に彼は目をすこしだけぱちくりさせていた。
「もしよかったら、セイバーさんのこと……」
「セイバーさんが好きなもの、どんなところから来たのかとか、普段はどんなことしてるとか……」
「あとあと、好きな食べ物とかお友達の話とか！」
「そういうことを一杯教えて下さい！」

それに彼は、納得したと頷くように、軽く首肯してから静かな口調で語り始める。

「てっきり、もっとサーヴァントについてだったり、この事態についてだったり。或いは聖杯戦争に勝利することの意味だったりとかを聞いてくるかと思った……けど」
「あ、うぅ……その……そういった事も勿論聞きたいですけど、でも、けどぉ……」
「いや、いいんだマスター。少しだけ、君の人となりが見えた気がする───ありがとうマスター、僕を、知ろうとしてくれて」

そう彼は笑ってくれて。
そして、話が始まった。

【ダイスを振ります】

【以下の①〜⑤の質問で情報取得が可能だったか判定します。ダイス結果がdice1d5=1 (1)　　以上で取得成功です】

①赤い槍の女の正体に心当たりがあるか

②先ずは貴方の事をよく知りたい

③聖杯戦争に関することで何人かに相談したい

④これからどうすれば…？

⑤銃じゃない武器で友達があんな事になるなんて、一体どういうことなのか

【ただし今回はセイバーへ好印象を与える会話②が安価で選択されていた為……】

【ダイス結果に＋2点ボーナスされます】

【良き結果を】

① dice1d5=4 (4)　　(+2)

② dice1d5=1 (1)　　(+2)

③ dice1d5=4 (4)　　(+2)

④ dice1d5=4 (4)　　(+2)

⑤ dice1d5=1 (1)　　(+2)

じ、自動成功じゃんね……

さて、簡単に説明していこうか。
私はセイバー、サーヴァントだ。前に説明した通り、サーヴァントは過去に存在した英雄や偉人の現し身だ。英雄や偉人、だなんて自分で言うのは気恥ずかしいけどね。だけど君から聞かせてもらったこのキヴォトスとは、縁遠い存在のようだから、そんな存在程度に思ってくれて今は大丈夫だよ。、
さて、私自身ことだったね……そうだなあまりそういった事に関心がそれほどなくてね、無趣味な男だと思ってもらっていいよ。恥ずかしながらね。

さて大切な話をしよう。
サーヴァントとは即ち「兵器」、それも意思を持って自律し現行兵器を凌駕する存在だ。
私のステータスについては、そうだねあとで説明するから明日にでもゆっくり見てもらいたい。
神秘を伴わない攻撃を遮断し、生前得ていた体質や技能をスキルという形で昇華しその身に宿し、そして宝具と呼ばれる『切り札』を所持している。

そういやサーヴァントってある意味ミメシスに若干近い存在とも言えるのかな？

「宝具、ですか？」
ああ、人の祈り、願いが形となったモノ。
我々サーヴァントが、生前に成した武勲や伝説の象徴が、物質となった……言うなればすごい『武器』ってところかな？ノウブル・ファンタズム。
私が持つこの風、『風王結界』もそれだ。
「もしかして、銃を使わずに……アズサちゃんを傷つけたあの槍も……」
恐らくは、そうだろうね。彼女、アズサと言ったね。ヒフミも彼女も、君たちは我々サーヴァントから見ても高い神秘を宿した存在だ。そんな君たちを傷つけ、死の間際に追いやる事が出来るのは……そうだね宝具のような神秘の結晶であれば容易だと思うよ。
「(しかし、本当に君たちが宿す神秘は。
恐らくこの世界の霊長……いや人類はそういう方向にシフトしたのかもしれない。僕らの世界でも、形こそ違えど決して前例がないわけじゃない……勿論、魔術師でない僕の推測でしかないけれど)」
っと、すまない。少し考え込んでしまっていたよ。
さて続き「あのセイバーさん……」どうした、ヒフミ？
「あの赤い槍を持っていた、女の人も……セイバーさんの言うサーヴァントなんですよね」
……そうだね。
「セイバーさんはその、彼女について何か知ってたりしますか？」
……まず前提として私は『生前に』彼女自身と関わったことはないよ。本来サーヴァント同士の知り合いなんていうのはごく一部の例外を除けば、生前に交流のあった同郷の存在か。
それぞれの生前より古い時代に伝説を残した存在をたまたま知っていた場合か。
もしくは『座』……いや、英霊になった後に情報として知らされるほど名前が広く知れ渡った存在ぐらいだ。

だからこれから話すのは、かつて伝え聞いた伝説と、たまたま『知り合い』が彼女の縁者であったからたどり着いた、推測になる。
推測である以上、もしかすれば、君を余計な混乱に陥れるかもしれないが……それでもいいかな？
「大丈夫です……セイバーさん、教えて下さい」

……わかったよ、マスター。
彼女は恐らく、僕のいた国にも知られた古き女王。
その武芸は、彼の光の御子が師事したほど。
人の身でありながら数多の戦士を、魔獣を、神霊を、討ち取ったまつろわぬ人。
偉大なる影の国の支配者。

名を───スカサハという。

ケルトの槍使いを目撃して殺されかけてアーサー王を召喚する
それがFate

彼女に師事した光の御子、彼とは、うん、それなりに因縁浅からぬというやつでね。
彼女の立ち振る舞いと聞いていた話、そして彼女の持つ『真紅の魔槍』……そこから考えた真名だ。

「？真名、ですか……？」

そうだね、君にはまだ伝えていなかった。
サーヴァントにはクラスを与えられる。私のセイバーという名もそのクラスの一つだ。
そしてその名とは別に生前の名前もある。
……我々サーヴァントは強力だ。
その『抵抗を考えなければ』、単騎でこの自治区と言ったかな、それを陥すのもごく短時間で可能だろう。
サーヴァントによっては、ほんの一瞬、宝具を使うだけでそれをなす事も可能なんだ。
「っ……！」
けれどね、そんな僕たちには致命的な弱点がある。
それは、僕たちが既に一度その生を終えた『死者』であること。
つまり、一度死んだのなら『同じ方法で殺すことが可能』───という事なんだ。

「あ、だから名前を……！」

ヒフミは賢いね。その通りだ、僕達の名前を知られればそこからその過去の遍歴を辿れてしまう。
そうなれば、そうだね雑多な言い方にはなるけれど『弱点』を知られてしまう。
そしてヒフミ、酷な言い方にはなるけれどまだ君に僕の名前を伝える事はできない。

……ありがとう。声も荒げず、待っていてくれる。君は本当に聡く、優しい子だ。

言った通り、僕の名前も含めてまだ隠しておかなくてはいけない物は多い。それは今後の戦いで、君に余計な憶測や心配をさせた結果、傷ついてほしくない……そんな僕のワガママだ。
どうか許してほしい。

もうちょっとだけ続くじゃんね☆
1時間って言ったけど少し過ぎるじゃんね……
みんなの時間を奪ってしまってごめんなさい、じゃんね

残りは③④と最後のダイス判定(まだ内緒じゃんね☆)、あともうちょっとお付き合いください……じゃんね☆

「今後の……戦い」

そうだね。僕らはこれから戦いの中に飛び込む。その果てに『聖杯』を得る。
……ヒフミ、君はどうしたい？

「っ！……それは」

今すぐに全てを答えてほしい、だなんてことは言わない。異国であれど、君は本来守るべき幼い民草だ。そんな君に頼むのは騎士として恥ずべきことだろう。けれど君は『戦う』、そう言ってくれた。

「はい……私は、あんな風に」
「怖い思いも、傷つくのも嫌です。でも───」

「でもっ、アズサちゃんが傷ついた時みたいに」
「すごく、すごく嫌だった。ですから……」

「私は戦います。」
「もうあんな気持ちになるのも、アズサちゃんみたいに誰かが傷つくのも嫌だから」

「私が戦えるなら……私のやるべき事をします」

……ありがとう。
だからこそ聞かなくてはいけない。この話を始める前に君に伝えた、友と離れるべきだという事も含めて。君をマスターと、共に戦う仲間として僕が想うのなら。
君は『これからどうしたい？』

「私は───」

「まず話をしたいです」

それは、誰に？

「補習部の……私の大切で頼りになる大好きなお友達に、です」

それは、どうして？

「セイバーさんのお話もよく分かりました……でも私一人で決めちゃダメなんです。ううん───」
「イヤなんです。私は一人で考えて正解に辿り着けるほど強くもありません、賢くもありません」
「平凡で普通でどこにでもいる、そんなトリニティ生なんです」
「でもそんな私でも困った時、みんなで一緒に考えて沢山の難しい問題を乗り越えて来ました」
「私は───」

うん。

「これからも皆んなと、セイバーさんと皆んなでこの戦争終わらせたいんです」
「だって、私一人では出来なくてもきっと皆一緒なら」

「必ず最高のハッピーエンドに辿り着けるから……！！」

「分かったよ」
「セイバーさん……」

私のちょびっとだけ心配な気持ちを察してか、それとも声にソレが乗ってしまっていたからか。
セイバーは心配しないでと言うよな微笑みを浮かべながら伝えてくれた。

「一緒に戦おうヒフミ───私と君と、君の大切な友人皆んなで」
「……はいっ！」

その時私は鏡なんて見なくても、溢れる笑顔を浮かべたのを自覚した。
月明かりが病室を照らしている。
私とセイバーさん、二人で今。
スタートの一歩目を踏み出したんだって。
なんとなくですけど、私はそう思ったんです。

【1日目夜・交流イベントを終了します】

【ダイスを振ります】

【交流イベントが終了した為、絆レベルの上昇を行います】

【交流イベントの成功回数に応じたボーナスを獲得します。したがって、ダイスの判定結果に+5ボーナスが付与されます】

【1d10ダイスの判定結果が10以上で絆レベルが上昇します】

【良き結果を】

絆レベル0：　dice1d10=2 (2)　(+5)

【ダイスの判定を終了します】
【お疲れ様でした】
【判定の結果、絆レベルの変動はありません】
【ただし】
【7ポイントの経験値を獲得しました】
【累積10ポイントで絆レベルが上昇します。次回のレベル上昇が大いに期待できますね】

【交流イベントではサーヴァントのデータ開示、情報の交換、そしてその後に絆レベル上昇の為の経験値を獲得できます】
【その際、交流イベントで発生した成功判定の回数、絆レベル経験値獲得時のダイスでボーナスとして加算されますのでご注意下さい】

【最後になりますが、絆レベルが1上昇する事にサーヴァントの霊基データが自動的に1ブロック分開示されます】
【また絆レベルの上昇はボーナスに……なる可能性
もある事を頭の片隅に留めておいて下さい】

【それでは皆様、お疲れ様でした】
【良き眠りを】

……1時間ってどういうこっちゃじゃんね☆

遅くまで付き合ってくださった方、もしいらっしゃったらお礼を言わせてほしい、じゃんね☆
……ほんとにありがとう、すごくドキドキしながらでも読んでもらえて、安価にレスしてもらえてすごく嬉しいです……じゃんね☆

さて、明日の話じゃんね☆
明日は17時頃開始の予定じゃんね☆
今回の交流イベントで獲得した情報を霊基データに追加するのと、セイバーの発言にあった「ステータスを見せよう」。
そから辺の結果処理(この言い方大丈夫？TRPGとかで使う言い方なんです……嫌な人いたら教えて下さい！)をしちゃおうって感じじゃんね☆
お楽しみに！ってやつじゃんね☆

それじゃあ皆さん、遅くまでありがと！お休みなさい……じゃんね☆

>>285

見てくれてありがとじゃんね☆

>>286

保守嬉しいじゃんね☆

>>287

日中はバタバタしてるじゃんね☆

今週だと明後日は朝からいけるじゃんね☆

土日は天気次第じゃんね☆

全部のレスにお返事したいけど難しいじゃんね……でも全部目を通してクスッとして元気もらったり、色々考察してくれてるの見て物書き冥利に尽きるじゃんね☆って思ってるじゃんね☆

気にせず疑問とかあった時は書き込んでくれたら、こちらの不手際で解答しないのはフェアじゃない質問にはきちんと答えていきたいじゃんね☆

じゃああと一時間ちょっとだからしっかり諸々片付けてくるじゃんね☆🚗

>>291

これはちょっとお返事必要……というFate関係あんまり知らない方もいたらちょうどいいタイミングだから答えちゃうじゃんね☆

『沙条愛歌』ちゃんは型月作品に登場するキャラでセイバーの元マスターじゃんね☆

この世のすべての情報があるとされる「根源」に接続してる女の子で、そのおかげで未来も見えたり魔術が効かなかったり色々できちゃうラスボス系少女じゃんね☆

本題だけど並行世界を見れるかどうかは、『分からない』けど外伝作品の描写を見る限り『出来ない事はなさそう』……というのが1の考えじゃんね☆

詳しくは愛歌ちゃんが(一応)主役してて1巻完結してる『Fate/Labyrinth』を読んでみて欲しいじゃんね☆

とはいえ本作は愛歌ちゃんは干渉しないじゃんね☆

ファブリーズ撒くじゃんね☆

基本的にこの世界はブルアカ世界に何故かサーヴァントが来て、何故か聖杯戦争が始まった世界じゃんね☆

だから愛歌ちゃんは出さない感じじゃんね……愛歌ちゃんファンごめんねじゃんね……愛歌ちゃんには今年の周年鯖になってほしいじゃんね☆

ちょっと🎲振るじゃんね

dice1d5=1 (1)　(最大値3)

早速だけど安価じゃんね☆

昨日(今日？)の更新分でセイバーに「私のステータスについては、そうだねあとで説明するから明日にでもゆっくり見てもらいたい。」と発言させてるじゃんね……

というわけで皆んなには下の5つの選択肢から公開して欲しいのを1つ選んで欲しいじゃんね☆

1.筋力

2.耐久

3.敏捷

4.魔力

5.幸運

安価は>>304までで一番多かったのにするじゃんね(同数なら🎲じゃんね☆)

ちなみに結構大事かもな安価じゃんね☆

【2日目午前・ ̶探̶索̶イ̶ベ̶ン̶ト̶強制イベント】

『1.先生の場合』

“やぁ、調子はどうかな？”

「先生！お忙しいのに……わざわざありがとうございます！」

“大切な生徒の為だからね”

「先生……！」

朝一からCTとかの検査や事情聴取に引っ張りだこになって。ようやくひと段落して検査結果待ちの私のところに来てくれたのは、先生でした。

“大変だったね、ヒフミも……もちろんアズサも”

「はい……あの、アズサちゃんは？」

“大丈夫、アズサならもう意識も戻って明日のdice1d2=2 (2)　(1.午前、2.午後)には退院できるよ”

その言葉に思わず、ホッとして……

“アズサのこと、ヒフミがきっと守ってくれたんでしょ？”

“ありがとう、ヒフミ”

ぽろっと、雫が溢れた私にそんな優しい言葉を先生はかけてくれました。

“色々気になる事も、聞かなきゃいけない事もあるかもしれない”

“でもそれはまた今度にしよう。今はとにかくゆっくり休んで”

“何かあったら、私が力になるからね───”

涙を拭いながら、先生は優しく背中を摩ってくれました。

“さて、私も私にできる事をしなきゃ、だね”

『2.正義実現委員会の場合』
「キェェェェェェェ！！！」
「ツルギ……病院ですから声はあまり張らずに」
「きぇぇぇぇ……ッ」

先生と入れ違うように来てくれたのは、正義実現委員会委員長の剣先ツルギさん、副委員長の羽川ハスミさんでした。

「あはは……ツルギさんもハスミさんも、来てくださってありがとうございます」
「いいえ、お元気そうなヒフミさんの顔を見れて安心したいと思っていましたから」
「ほんとに、ご心配おかけしました……」

昨日のアズサちゃんの話や今日の検査を担当してくれた救護騎士団の皆さんから聞いた話で、正実の皆さんが夜に緊急招集を受けて私の保護に動いてくれていたと聞きました。

「ツルギさん、ハスミさん。心配、してくださってありがとうございました！」　

ぺこりとベッドの上からだけど頭を下げてお礼をする。たくさん迷惑をかけた申し訳なさもあるけれど、助けようと動いてくれる彼女たちへの感謝の方を伝えたかった。
そんな私に対して……

「構いません。貴女達の学びの日々を守る、それが正義実現委員会で、その為の私達なんですから……ほらツルギ」
「……ん」

嫋やかな微笑みを浮かべながらハスミさんはツルギさんを促して。
それに対して片手に銃を構えていたツルギさん、そのもう片方の手で来た時からずっと握っていたそれを差し出してくれました。

「さ、ささ差し入れ……入院長引いたり、もし自宅療養だったりした時に……」
「わっ！ありがとうございます……中身は、小説？」
「き、きひひひひ……も、もし良かったらヒフミ、も、読んで、みて……いやなら……」

そう、空いた手で前髪を弄りながら少し恥ずかしそうにするツルギさん。
そんな彼女の姿が嬉しくて私は───

「それではお大事にヒフミさん」
「は、早く、良くなれよ」
あれからしばらく話をしてからお二人は病室を出ていかれました。
その最後……






「───ヒフミ/うちの学生に指一本でも手を出してみろ」

「容赦はしない」





ぽつりと、ツルギさんがそんな言葉を溢したのに私は気づきませんでした。

ひとまず……じゃんね☆
この後は残り『1名』のお見舞いシーンをダイジェストでやって午前終了、午後のハナコに会いに行くとこまでやるじゃんね☆

今日明日で戦闘イベントのチュートリアルまでは行きたいじゃんね……！！☆

③レイサ

『3.宇沢レイサの場合』

一度検査結果を聞きに行って、午後には退院できると言われた私は病室に戻って荷造りを始めていました。

そんな時、来てくれたのが……

「宇沢レイサ！参上です！！ヒフミさん！！！お加減は如何ですか！！！！？？？？」

「あはは……元気いっぱいだね、レイサちゃん」

トリニティ自警団で活躍している、私の後輩の宇沢レイサちゃんでした。

「あ、声……おっきかった、ですか……？すみません、私よく注意されるのに……」

レイサちゃんは元気いっぱいの女の子です。パトロール中のその声を聞くのはトリニティにいれば一週間にdice1d7=4 (4)　ぐらいはよくあります。

でも、彼女と関わった人はそんな彼女の声が……

『彼女の声から元気をもらった、そんな言葉を自治区の住民の方からお礼や手紙を時折貰うのです』『学園だけでなく自治区に住む他の方からも愛される生徒達がいる……』
『トリニティの未来は明るい、なんだかそんな風に思いませんか？ヒフミさん』
……いつだったかのお茶会でお話しした事を思い出します。

「あはは……病院だとちょっと大きいかもしれませんね……」
「……で、ですよね〜！私ったら、お恥ずかしい！……ほんとに、ごめ「でも」……？」

真っ直ぐに彼女の目を見つめて、伝える。

「私はそんなレイサちゃんの元気いっぱいの声、大好きです！」

今だってほら！と力こぶをむんっと作ってみせます。

「パワーもらっちゃいました！」
「ヒフミさん……」
「だから、よかったらレイサちゃん……この後退院するまでの間、私とお喋りしてくれませんか？……病室だからちょっとだけ声は小さく、ですけどね！」

そんな私の言葉にレイサちゃんは、

「はい！よろこんで！！」

晴れやかな笑顔を見せてベッドに腰掛けてくれました。



「ってもう退院されるんですか！？！？！？」
「あはは……レイサちゃん、ちょっと声大きいですよ〜」
「お見舞い間に合ってよかったです！！！！」

お見舞いイベントはこれで終了じゃんね☆

ちゃんと『４人』分書けてよかったじゃんね☆

駆け足じゃんね☆ごめんねじゃんね☆

この後は午後の描写になるじゃんね☆大急ぎで書くじゃんね☆ハナコのエミュ難しいじゃんね☆

トリニティウラワフラワーは学会でも繊細な子だから取り扱いが難しいって話じゃんね☆でも今回はハナコに会いに行くじゃんね☆

頑張って書くじゃんね☆

ちなみにハナコが今いるのは……

dice1d4=2 (2)　じゃんね☆

1.図書館

2.噴水

3.教会

4.病院

>>312

個人的に便利屋先生のデザイン好きじゃんね☆

くたびれ具合がちょうど、仕事も慣れて後輩が出来て頼られるようになってきて色々理想と現実のギャップに折り合いつけて、自分のメンタルケアにも慣れてきた30前後の教員っぽい……じゃんね☆

>>313

クロスオーバーの醍醐味じゃんね……どっちの魅力も書けるように頑張るじゃんね……☆

>>316

(画像のやつとは違うけど)食べてみたいじゃんね☆

さて……




BGM by……《Black Suit》

【2日目午後・探索イベント】

【>>225>>227ハナコと交流する】

「あ、もしもしハナコちゃん？」

ミネ団長からたくさん心配してもらいつつ、何とか午後一番で私は退院する事になりました。隣にはセイバーさんが、霊体化？、というのを使って透明になって付き添ってくれています。

……もし透明になれなかったら使ってもらおうと思っていたウェーブキャットさん風ポンチョは今回は出番なしです。

「あはは……実は退院がちょっと前に決まって……」

「えぇっと……もう実は外に出ちゃって……え？迎え、ですか？大丈夫ですって！」

電話越しのコハルちゃんを宥めつつ、ハナコちゃんと話を進めながら、病院を出て歩き始めます。

「噴水？あ、あそこですね！分かりました、今からそちらに行きますね！」

午後の日差しは思いの外、眩しい。なんだかたった半日程度、外に出なかっただけなのに不思議な気分だ。どこか浮世離れしているような。

そんな気分になる。

「はい、はい、……じゃあこれから連絡バスでそちらに向かいますね」

電話を切ったタイミングで、病院近くにあるバス停

に着いた。

トリニティらしく、景観を壊さない為に装飾こそ簡素だが白色が眩しい、ガゼボ風にで建てられているバス停に入る。

火照るような暑さから逃れるには丁度良かった。

ガゼボには、私達以外誰もいない。

『ヒフミ、これから会いに行くのが君が言っていたホシュウブの友人かい？』
「ぃええっ……！？」

隣から急に声がしてつい変な声が出てしまった。
キョロキョロとバス停内を見渡すが、生徒の姿はもちろん、セイバーさんの姿も見えない。
そんな私の慌てた様子がおかしかったからでしょうか、揶揄うような口調でセイバーさんの声が頭に響きました。

『すまない、昨日説明しそびれいたね。これは、念話と言ってね……僕たちサーヴァントに備わっている基本的なスキルなんだ』
「て、テレパシー……みたいな感じですかね？」
『うん、そう思ってもらって大丈夫だよ。ヒフミと僕との間にある契約のパス、それを通じて秘匿した会話が可能だ』
「な、なるほど……」

予想より凄いものが飛び出てきました。
なんていうか、昨日からびっくり続きですけど、本当にこんな魔法みたいな事ができるって聞くと……

「なんだか、まだまだセイバーさんの不思議なとこはいっぱいあるんですね……」
『ははっ、何度も驚かせてしまってすまないねヒフミ。ああ、それから……』







「クククっ……念話を使う時は声を出さないのをおすすめしますよ、阿慈谷ヒフミさん」

ダイスが>>227でファンブル目を出したので「ハナコとの合流前に黒服と遭遇(＝5人目のお見舞い客)」という形でダイス結果を処理します……じゃんね☆

現在、場所は救護騎士団管轄の病院から数メートル離れた先にあるガゼボ風のバス停内。

ここからの動きをどうするか安価取るじゃんね☆

目標は『ヒフミちゃんが怪我をせずハナコとの待ち合わせ場所の噴水まで行く』事じゃんね☆

上手くヒフミちゃんを立ち回らせてあげて欲しいじゃんね☆

一応21時5分から安価取るので、それまで質問あればじゃんじゃんどうぞ！……じゃんね☆

>>323

何がまずい？言ってみろ……じゃんね☆

まあ本当に読めるかどうかは現時点ではノーコメントじゃんね☆知りたい場合は……

>>322

ファンブルじゃんね☆

>>324

お見舞い客候補の中にいたのでこれ幸いと来てもらったじゃんね☆

>>327

すっっっごく良いところじゃんね☆

ヒフミは知らない情報になるけどみんなには知らせるじゃんね☆

①セイバーは「戦闘は夜間に行う」という暗黙のルールがあるのを知っていて、かつ、キヴォトスの聖杯戦争でも同様だと思ってしまっていた

②黒服は現時点で「サーヴァント同士の戦闘は夜間に行う」暗黙のルールがある、というのを聞いている

③ヒフミはそんなルールは知らない

……じゃんね☆

>>329

それは本人に(答えてくれるかは別として)聞いてみないと分からないじゃんね☆

それじゃあ運命の安価じゃんね☆

この閉所(ガゼボ風バス停)で暴れ馬の手綱を握って上手く立ち回って欲しいじゃんね☆

目標はさっきと同じ「ヒフミちゃんを怪我させずにハナコと合流させる」じゃんね☆

安価はそうじゃんね、>>340さんと>>341さん、>>342さん、>>343さん、>>344さんの意見で行くじゃんね

>>331

誰かに聞いてみないとそれは分からないじゃんね☆

>>332

今からじゃんね……ごめんね☆

ちなみに今いる場所の大きさの目安は画像ぐらいじゃんね☆

(閉所って書いてたけどガゼボって要するに東屋だから別に閉じてないじゃんね……☆)
(私のミス……だったじゃんね☆)
(ガゼボ風バス停は画像参照じゃんね☆)

フェアじゃない、というか読んでる人に安心して欲しいから質問に答えるじゃんね☆

>>346

あのアサシンは間違いなく「目撃者」は殺せと命じられたじゃんね☆

>>347

キャラクターが本編描写以上のやらかしをしたり失敗したり意図して下げたりして貶す事はないよう尽力されたじゃんね☆

他にもパワーバランスとかもどっちか片方だけを持ち上げすぎることはない……ようにするじゃんね☆

そこは1がクロスオーバー物書く上で大事にしたいとこなんで、なるべく頑張るじゃんね☆

だから黒服もなるべくかっこよく書くじゃんね☆

心配させちゃって申し訳ないじゃんね☆

①加速　
②Exスキルのペロロ様のデコイを使う
③逃走
④セイバーに念話で『一旦大人しく様子を見ていて欲しい。ヤバそうだったら守ってくれ。』と伝えて対話を試みる
⑤それとなく黒服が参加者かどうかやサーヴァントについて探りを入れる

が安価結果のまとめじゃんね☆
改めて協力してくれた皆さんありがとじゃんね☆

じゃあ書いていくじゃんね☆

───どくん、と心臓が打つ。
いつの間にか横に足を組んで座っていた『大人の男性』。その纏ってる空気は、私のよく知る『先生』と似ているようで、けれど決定的に異なっている。
だから……

『セイバーさん……話をしてみます、この人と』
『……分かったよ、ヒフミ。もし、何か動きがあれば……』
『はい、その時は私の指示を待たずに対応をお願いします』

頭の中で念じるように、彼へと向けた言葉。それはきちんと届いたようで、傍で待つ彼の存在感が僅かに強まった気がした。

「クククっ……素晴らしい対応力です。サーヴァントとの会話はそうして、脳内でパス越しに行うのが望ましいでしょう」

バレている。
驚き、はあまりありません。

「……お詳しいんですね」
「ええ、『知人』から教わりましたから」

けれど、と彼は続ける。

「きょろきょろと周囲を見渡しながら一人言を呟くのも、或いは指摘を受けて急に黙るというのも『自分は今念話をしています』というような物ですよ」
「───特に今、このキヴォトスでは」

そうでしょう？このキヴォトスの地に選ばれた第二のマスター、阿慈谷ヒフミさん？

「第、二……ですか？」
「ええ、少なくとも私が観測した限りでは阿慈谷ヒフミさん、貴女がこの世界で二人目の『マスター』です」

あんな開けた場所で、あれだけエーテル光を放てば嫌でも観測してしまいますからね。
そうくつくつと笑いながら、彼は言葉を続ける。

「ふむ……もう少し動揺なさるかと思いましたが、思いの外落ち着いておられる」
「あはは……そう見えるよう立ち振る舞ってるだけですよ」
「それはそれは、流石は一般学生ながらトリニティの中枢、ティーパーティのホストと懇意になさっているだけはある」　

その齢で随分としっかりなさってますね、と褒めているように見せかけた空虚な言葉が聞こえました。
事実、僅かばかりの緊張はありましたが、この程度の駆け引きはブラックマーケットでは日常茶飯事でさ。ペロロ様グッズを手に入れる為の闘争でも、こんな風に大人とお腹を探り合うなんていつもです。
何より、

「幾つか、聞いても構いませんか？」
「ええ勿論……バスはまだ来ませんからね。ですからその手に握った、デコイは閉まっておいて頂ければ幸いです」

「それは、失礼しました『黒服さん』」
「───ク、クククっ……。結構。長年トリニティは管轄外でしたが、これは惜しい事をしましたね」
汗がぽたりと垂れる。
遠くに聞こえる蝉時雨を背中に受けながら、大人との会話が始まる。

「さあどうぞ、何なりと聞いてください。お互い益のある時間となる事を、祈りたい物ですからね」

バスはまだ来ない。

「(ペロロ様───力を貸して下さい)」
心の中に思い描くのは、自分の大好きなペロロ様。
頭の中で情報を整理する。
隣に触るのは謎の男性、『大人』。対話に持ち込んだのはいいけれど『私がマスターだとバレてる』『相手は聖杯戦争を知っている』『念話の件から明らかに私より手慣れている』そして『バスが来るまではあと数分』。
これらを踏まえて聞かなきゃいけないのは……

「黒服さん」
「はい、なんでしょうか？」

慇懃な、明らかに楽しんでいる風な口調。
それに対して私が聞くべき事、やらなきゃいけない事は……

「黒服さんは『あの槍を持った女の人』とお知り合い、ですか？」

この目の前の男性から、それとなくあのサーヴァントについて、そしてこの人が聖杯戦争にどう関わっているかを探る事だ。
それに対する返答は簡潔でした。

「ええ、はい。『私は彼女と知り合い』ですよ」

あっけらかんと、そう告げる。
まずいなぁと心の中で僅かな焦りが生まれる。

「(うぅ……この人、表情読めないです……)」

辛いです。普通アンドロイドタイプの方だってもうちょっと分かりやすいのに、そもそも表情の変化が中々見えてきません。……なんなら声色からも。

『頑張るんだヒフミ……力になれなくてすまない』

セイバーさんの応援を聞きつつ、なんとか探りをそれとなく入れていきます。
バスが到着するまであと、2分。

息を、吸う。わざとだ。こんな風に交渉中の隙を見せるのは基本的には下策です。ですが、そういう事を相手も私も承知の上だと認識している、そんなあからさまな『小さな隙』は『小細工』になります。
私が緊張してる、かもしれないし、そう見せかけているだけかもしれない、それすら計算のうちかもしれない。……そう風に思わせる『小細工』に。
そういう小細工を張り巡らせて、『かもしれない』で僅かでも相手の思考を散らしていく。

「……ではもう一つ教えて下さい」
「どうぞ、幾つでも」
「『彼女』とお知り合いになられたのは私が彼女に怪我を負わされる『前』ですか『後』ですか？」
「さて、どうだったでしょう。少なくとも、昨日、今日の話ではありませんからね」

肩をすくめるその所作に澱みはない。それなら……

「……黒服さんは、どうして『彼女』とお知り合いに『なれたんですか』？」

「───なるほど」

釣れた、と内心ガッツポーズをします。変化が現れました。ここまでの会話の中で辛うじて掴んだ、この人の『特徴』から、こういう聞き方なら刺さるとは思いましたけど……

「(上手く、このまま……どうかいってください)」

「確かに、確かにそうですね。目撃者を殺す事、それを命じられた彼女と知り合いになる……それは一体どんな絡繰か……良い質問ですよ、阿慈谷ヒフミさん」

まるで学生の思わぬ発言にほくそ笑んで教えたがる学者のように。彼はその答えを告げた。

「それは私が、」

残り1分。

「この聖杯戦争の監督役、だからですね」

バスが来るまであと、僅かだ。

「大変、不本意ではありますがね」　

どこか疲れたように見える、というか声に如実に疲れが見え隠れしていました。

「不本意、ですか？」
「ええ、私としてもこういう形で携わるつもりはなかったのですが……大人になると好むと好まざるに関わらず責任を負わなくてはいけない。それは貴女もよく知る『彼』のように、ね」

黒服さんの言う『彼』、それが誰かはすぐに分かった。そしてそれをこのタイミングで学生である私に向かって言う、という意味も。

「(ぅぅぅ……この人、すごく面倒です……)」

一見すればただ『彼』、つまり先生を引き合いに出しただけの言葉。だけどこのタイミングで思わせぶりに言えば……

「(まるで先生が聖杯戦争に関わってみたい……って思わせてくるのはズルいです……)」

先生と関わりがあった生徒はどうしても、思考がブレる。一瞬、すぐに否定は出来るがほんの一瞬だけでもそんな選択肢を想起させてくる。無論これまで積み重ねてきた時間と信頼があるから、問題はないが……少なくとも私にとってのウィークポイントを刺されて僅かな動揺が生まれてしまう。そんな風に、ごく短時間、私は『黙ってしまった』。

「……さて、良い時間でしょうか」

その言葉でいつの間にか脚の上でぎゅっと握った拳を見つめるようにしていた私は、ハッとして顔を上げました。

「バスも来ましたし、私は此処で」

そう彼は立ち上がりながらバス停を出て、けれどバスには乗り込まず、まるで見送りに来たと言わんばかりに立ち竦んでいる。

「貴女も早く乗った方がいい。……今日は随分と暑くなるようですから、お友達をあまり待たせない方がよろしいかと」

そんな声を受けて私は返事も出来ないまま、立ち上がりバスへと近づいていく。そんな私に彼は、

「最後に一つだけ」

「貴女は聖杯戦争に参加する」
「何故？平凡な学生を自負しながら」　
「他ならぬ『彼』の教え子である貴女が」
「どんな理由でこの殺し合いに参加されるのでしょうか？」
「阿慈谷ヒフミさん、一体貴女は───どんな欲望を抱いて戦うのですか？」

バスのステップ、そこに片足に乗せた私へ疑問が投げかけられる。

「理由なんて簡単です」
「私はもう誰かに、あんな風に傷ついてほしくないだけなんです」
「誰にも、傷ついた友達を見て悲しい思いをしてほしくない」
「殺し合いなんて、そんな悲しいだけの物語が嫌だから」

「だから私は、戦うんです」

「失礼します」
そう告げて、私はバスに乗り込みます。その私の背中に彼は、最後の言葉を投げかけました。まるで鋭く尖ったナイフのように。

「クククっ……成る程、であれば」
「祝福を」
「おめでとうございます。阿慈谷ヒフミさん」
「その願いはきっと、この聖杯戦争を駆け抜けるに相応しい」

そうしてバスの扉が閉まって。私は───

「セイバーさん」
「……ああ。お疲れ様、素晴らし「今から」……なんだい」

「今からこのバスをハイジャックします」

「……は？」
「えぇ……ご乗車のお客様、運転中のバスは大変危険ですので急ぎ着席していただきますようお願いしまぁす」
「お願いします、早急にこのバスの運転席を奪取して下さい！！」
「え……あ、ああ、分かったよ」
「えぇ……ご乗車のお客様、運転中のバス内でのテロ行為及びテロ行為のご相談はお控え下さぁい」

既にバスは発車している。セイバーさんは敵襲に対して『警戒を解いていない』。その上で、この反応なら最悪の場合でもまだ間に合う。

「ではよろしくお願いします」
「ヒ、ヒフ「ファウストです」え、いや「この覆面が見えませんか……今の私はファウストです」……ファウスト、君は何をするつも「私は」あ、はい」
「とりあえずデコイを撒きまくります！！！！」

そう言うが早いか、私は手近な窓を拳で叩き割って……

「お、お客様さまぁっ！？！！？」
「お願いペロロ様！！」

鞄の中にあるありったけのデコイをばら撒く。
ここに来て、遠くになっていく黒服さんの表情が呆気に取られつつ、こちらの意図を読んでか肩を振るわせている。

「すまない……本当にすまないと思ってるんだ……」
「いやぁぁぁぁ！お客様！あぁいけませんお客様！困ります！お待ちくださいっ！お客様ぁぁっ！！」

けど、どうだっていいんです！！！！

「ヒフ「ファウストです！」……ファウスト、運転席、奪取したよ……」
「ナイスです！それでは、せ……いえ、謎のヒーローＸさん！！！」

「ぶっちぎりの『加速』魅せて下さい！！！」

ちょっと休憩じゃんね☆

これでちゃんと安価通り『加速』出来たし、ペロロ様も撒いて離脱できたじゃんね☆

そうだファウスト…君の罪は『加速』するッ！！

「あー！もうっ！やっぱり遅い！！」
噴水前、一人の少女が立ち上がって叫んでいる。
周りの学生達はあまり気にした様子はない。比較的富裕層からの進学者が多く世間一般でお嬢様学校と呼ばれるここ、トリニティ総合学園であってもキヴォトスなのだ。
いくら治安が良いとは言っても、多少叫んでたり、爆撃したり、銃撃戦したり、人質になったり、裏取引していたり……そんな事はキヴォトスではわりと日常風景だったりするのだ。

だから今、息を切らして怒っている、わざとはだけさせた襟から覗く白い肩が眩しい小柄な少女『下江コハル』の姿は、そんなに珍しい物でもなかった。

「ちょっと！聞いてるの！？ハナコ！！」

細い腕を振り回してめいいっぱいに主張を表現しているコハルに呼ばれながら、そんな彼女を微笑ましげに見守りながら座っていた『浦和ハナコ』は、これまた楽しげに返答した。

「もちろん聞いてますよ、コハルちゃん」
「だったら分かるでしょ！！やっぱり私たちが迎えに行くべきだったのよ！！」
「そうですね……ほんとは私もそうしたかったんですけど、ヒフミちゃんがこちらに来てくれると言ってくれたので……」

そう言いながら彼女は手元の携帯端末を眺める。
つい十分足らず前の電話で、彼女がバスでこちらに向かうと言っていた、その事を思い出す。
もちろん、迎えに行くとは言ったが、大丈夫とヒフミに言い切られていた。
彼女なりの心配、なのだろうとハナコには推察できた。何かあった時に巻き込まないよう、誰かと接触する際はなるべく自分が移動する。そういうリスク回避をしているのだと、そうハナコは察していた。コハルは別に察していない。コハルは可愛いからいいのだ。

「もう！大体いっつもヒフミは無理ばっかり言って！！あの子にはしっかり無茶しないよう言い聞かせなきゃ駄目！大体昨日だってあんな時間まで買い物しにうろついて！今回はもう怒ったんだから！！」
「あらあらコハルちゃん♡まるでヒフミちゃんのお母さんみたいですね♡」
「お母さん！？幼妻！？妊婦！？？エッチなのはダメ！死刑！！」
「まぁ♡」

といつも通り、補習授業部の二人が喋っていると、何やら周囲がやけに騒がしくなる。

「……一体なんでしょう？」
「あ、マシロからモモトークだ……？なにこれ？緊急事態？ばすじゃっくぅ？」
「？……何かありましたか？コハルちゃん」

よくわかんないけど……そう言って差し出されたモモトークの画面をハナコが覗き込んだその時。
がなりたてるようなサイレン音と遠くから聞こえる拡声器の声。そしてそれよりも圧倒的に近い。

『そこの車ー！！！止まりなさーい！！！！』
「うおおおおぉ！！！駆けろドゥ・スタリオン二世！！お前もまた騎士王の名馬だと言うのなら！！！」
『返しなさーい！！それはトリニティ交通のバスでーす！！！』

怒声とやたらうるさいエンジン音が聞こえてきた。
それが徐々に近づいてきて、周囲の学生達がなんだなんだ逃げ出し始めて。そうこうしているうちに、呆気に取られる二人は尻目に、猛スピードで近づいてきたバスが路面を砕く勢いで噴水前で停車して。

「コハルちゃん！ハナコちゃん！お待たせしました！！」

笑顔で開け放たれたドアから身を出して、

「とりあえず！逃げますよ！！！」

こちらに手を差し出すヒフミが現れたのだった。

To Be Continued…

【強制イベント時の『選択』及び『行動』の結果】
【霊基データの情報が一部解除されました】
【おめでとうございます】


【クラス別スキル】
スキル名：騎乗
ランク　：Ｂ
分類　　：パッシブ
説明　　：セイバーのクラススキル。乗り物を乗りこなす能力。Bランクでは、魔獣・幻獣・神獣を除いた全ての獣、及び乗り物(バス含む)を自在に操る事が可能となるレベル。


【情報開示されたスキルはイベント中の使用や効果の反映が行われます】
【今後セイバーが運転行動及び動物との接触時に1d50ダイスを振ることが可能になりました】

【今後もスキルの情報開示を進め、各種イベントを優位に進めましょう】
【良き選択を】

>>372

せっかく安価のためにレスして加速してくれた人がいたから、折角なので活用したじゃんね☆

処理できてホッとしたじゃんね☆

>>374

コハルちゃんは可愛いしかっこいいし最高じゃんね☆

ミカコハ最高じゃんね☆本編でもっと仲良ししてほしいじゃんね☆

さて、夜も更けたからそろそろお休みなさいするじゃんね☆

明日は所用が早く済むから16時頃に開始じゃんね☆

頑張って早起きしてテキパキやっつけてくるから待っててほしいじゃんね☆

ちなみに明日こそ午後のハナコ交流を終わらせて戦闘イベントやるじゃんね☆

この日の為にいっぱいシステム試してきたじゃんね☆

TRPGの一人回しは淑女の嗜みじゃんね☆

それじゃあみんな、今日も一日たくさんお付き合いしてくださってありがとう！おやすみなさい……じゃんね☆

おはようじゃんね☆
保守じゃんね☆

>>379

ありがとじゃんね☆

>>380

ヤケクソな部分もあるけど、まあなんだかんだ女湯の覗き見するぐらいには心に男子高校生成分が残ってるアラサー(諸説あり)のセイバーさんじゃんね☆

>>381

できるじゃんね☆

それ思い付かなかったけど普通に楽しそうじゃんね☆

クルセイダーちゃんで突撃する狂スロットじゃんね☆

>>383

そんな風に褒めて頂いて嬉しいじゃんね☆

手前、泣きます！！

戦闘システムはお楽しみに！……じゃんね☆

あと今更になっちゃうけど……初日にもどなたか書いてくださってミカ主ってあだ名？、畏れ多いけど可愛い呼び方だから嬉しいじゃんね☆

目の前の諸々をやっつけて、16時から頑張るじゃんね☆

まずは───

私のミスでした宣言する……じゃんね☆

①>>375のセイバーの台詞『駆けろドゥ・スタリオン二世！！』は正確には『駆けろ！ドゥン・スタリオン二世！！』じゃんね☆

ん、ドゥ『ン』が抜けてたじゃんね☆型月世界の設定だとそういう表記じゃんね☆

②>>204の内容が、一部スレに投稿していた物とは別の物になってた箇所があったから修正したじゃんね……あの時はワタワタしててメモ帳のをそのまま貼り付けちゃったのが理由じゃんね……

修正というか削った箇所は【「え！？じゃあこの会話は……！」「それは大丈夫、僕の宝具で少し、ね？」そういって、戯けながら何も握ってない風に見える右腕を軽く振ってみせるセイバーさん。

本当にまるで魔法みたいな力なんだ、と今更な感想が頭に浮かぶ。】……じゃんね☆

この一連の会話はしてないじゃんね☆

③その他誤字があるじゃんね……特に「です」が「でふ」になったりするじゃんね☆ごめんね☆

④これは補足説明じゃんね☆>>321でセイバーが霊体化している描写があるけど、お見舞いイベント中も霊体化してるじゃんね☆これは書くべき描写が抜けてしまっていたので補足しとくじゃんね☆ごめんじゃんね☆

⑤もう一つ、致命的な見落としというか聖杯戦争とかサーヴァントとかマスターを説明する上で2個大事な物をセイバーはヒフミに説明し忘れてるじゃんね☆

私のせいでごめんねセイバー……あと第三スキル早く強化きて……

なんとか描写するけど、かなり無理な説明、許してほしいじゃんね☆

さて、16時まであとちょっとじゃんね☆
昨日とか一昨日のとかで疑問とかあったりしたら、またどしどし質問してオッケーじゃんね☆
普通にお話して待っててくれるのもオッケーじゃんね☆

それじゃあもう少し待っててね！……じゃんね☆

さて、まずは定番になりつつある安価スタートからじゃんね☆

午後パートはハナコちゃんとの交流パートじゃんね☆

そういえば安価指定にいなかったのに何故かコハルちゃんは出てきてるじゃんね☆

気づかず書いたら出てきてたじゃんね☆

ごめんねじゃんね☆

では安価じゃんね☆

安価内容は『ハナコとコハルを連れてヒフミはこの後どこに逃走したか』……じゃんね☆

>>さんまでで一番多かった案を採用じゃんね

候補は

①何処かの喫茶店

② 学生マンションにあるヒフミ宅

③ いつものシャーレ

④ 思い出の合宿所

選択肢によってはその後の展開も変わったり、難易度に変化があるじゃんね☆

安価のレス、ありがとうじゃんね☆
安価の結果、多かった④思い出の合宿所が選ばれたじゃんね☆
それじゃあ軽い描写を一個挟んで、その間に書いてくるじゃんね☆

ちなみに①〜④はその順番まんま難易度になってるじゃんね☆ﾐｰｶﾐｶﾐｶﾐｶﾐｶ

『うおおおおぉ！！！駆けろドゥン・スタリオン二世！！お前もまた騎士王の名馬だと言うのなら！！！』
『これは名誉ある騎士の戦いの筈なんだ！！！きっと！！！───僕は！ファウストを信じる！！！』
『そこです！セイ……じゃなくて謎のヒーローＸさん！アクセル全開！！インド人を右に！！！』
『このカーブでもらうッッ！！！僕のッ───勝ちだ！！』
『あはは！！ナギサ様の自家用車より速いです！！！最高の加速です！！』
『そうとも！僕の騎乗スキルはＢ！！例え大型バスであっても───乗りこなしてみせる！！！』



『……ご覧頂いているVTRの通り、甲冑のコスプレをした身元不明の犯人は意味不明な供述をしながら逃亡を図り、現在は行方を眩ませています！』
『また、ハイジャック犯の発言から裏社会で語られる伝説的な犯罪組織のリーダー・ファウストとの密接な関係を伺われ───』
『現在トリニティでは正義実現委員会による大規模な捜索活動と自警団による警邏活動の強化が行われているとのことです』
『トリニティ総合学園及びトリニティ自治区のの行政組織ティーパーティーからは現在事実確認中の為、正式なコメントを控えるじゃんね☆……との発表がありました！』
『先日発生した、未だ詳細不明な怪奇！車両両断事件！といい……一体今！！このキヴォトスでは何が起こっているのでしょうか！？』
『キヴォトス、特にトリニティ自治区のお住まいの住民、学生の方は十分に気をつけて下さい！！』
『以上、現場からはクロノス報道部の……え！？報道を見てた現職ティーパーティーホスト代行の桐藤ナギサさんが紅茶を噴き出して倒れてシャーレの先生まで胃薬を求めに救護騎士団へ！？えぇぇぇ！？しかもD.U.地区で工務部による大規模なデm───！？』




ピッ。

「───ヒフミちゃん？」

「あはは……これにはわけがですn「ヒフミちゃん♡」……はい、説明します……」

ニコニコと笑いながらモニターを消して、正座するヒフミと鎧姿のこすぷれ？をした大人を見つめるハナコの顔は。
目だけは完全に怒ってる時のそれだった、そうコハルは後に語った。

【2日目午後・探索/交流イベント】
『4.思い出の合宿所』
「───なるほど。聖杯戦争、マスター、サーヴァント……そして監督役との偶発的な遭遇、ですか」
「あはは……」

ヒフミによるバスジャック、そしてそこからの闘争劇。報道後になんとかシャーレの先生に泣きつきつつ現状を報告して取りなしてもらい、約一名の尊い犠牲、具体的にはフードを被っていた為顔こそバレていないが『あの』ファウストの協力者『謎のヒーローＸ』として報道部デビューしたセイバー、はあったが無事にバスジャック騒動は落ち着きを見せつつある。
現在は正義実現委員会の包囲網を抜け、トリニティ自治区内でも中心部から少し離れた自然豊かな場所。補習授業部としての活動拠点とも言える、たくさんの思い出とやたら張り巡らされた罠がある合宿所に、ヒフミ達一行は訪れていた。

「もう！ヒフミは危ないことに巻き込まれすぎ！」
「あはは……ごめんなさいコハルちゃん」
「私ほんとに心配したんだから！！」
「えへへ、ありがとうコハルちゃん」

ふん、と私怒ってますポーズをするコハルとそんな姿に笑みを溢すヒフミ。仲の良い二人を見つめながらハナコは考えを巡らす。

「そもそもヒフミ！なんでバスジャックなんかしたのよ！」
「いやぁそれはですね……」

目をあちこちに向けて助けを求めるようにハナコやセイバーをチラ見するヒフミ。だがセイバーは答えない、というか答えられない。何故ならセイバーにも突然バスジャックしなくてはいけない理由がさっぱり思い付かなかったからだ。まだ召喚されて二日目、ヒフミへの理解は勿論、このキヴォトスという土地についても実感伴った理解が乏しく。
そんなわけでセイバーは大人の特権にしてイケメンにのみ許された秘技、曖昧な微笑みを浮かべてヒフミのＳＯＳを受け流した。

「それはヒフミちゃんが、監督役の方とヒフミちゃんとアズサちゃんのお二人を襲った犯人が」
「繋がっている可能性があったから、ですよね？」

そうなると、当然助け舟を出すのは補習授業部きってのブレインであるハナコだった。

>>402

ここのセイバーは『船上のメリークリスマス殺人事件』っていうドラマＣＤでのイベントを通過済み……っていうぐらいのノリじゃんね☆

ちなみに>>400のセリフは型月作品の一つ『カーニバル・ファンタズム』で他のサーヴァントが言ってたセリフとかをセイバー用に仕立て直したやつになってるじゃんね☆

よかったらカニファン見てみてじゃんね☆

コハルに分かりやすいようにする為か、はたまた自分自身でも整理したいからか。どこからともなく(ヒント：谷間)取り出した赤縁の伊達メガネをつけて、一つひとつ指を立てながら説明を始める。

「まず監督役の『黒服』さんは怪しいです。もう一人のサーヴァント、クラスが分かりませんからヒフミさんから聞いた特徴から『全身紫タイツさん』……とでも呼びましょうか、彼女と接触済みであること」

エッチなのは駄目！死刑！！と叫ぶコハルを尻目に先生モードなハナコは訥々と話を続けていく。

「ヒフミちゃんもそうですし、もちろん私も恐らく他の学生も、『聖杯戦争』なんて催し物がある事なんて知りませんでした」

状況を整理していけば、見えてくる。
ヒフミはもちろん、誰もこんな儀式が行われるなんて知らなかった。
それこそ昨夜、ヒフミが偶然路地裏にいた「サーヴァント」を『目撃』してしまうまで。

「黒服さんは自らを不本意ではあるが監督役なのだと名乗っている。ということは元からそういう催し物がある事を知っていた、もしくはそれを知る事が出来る地位や立場にあった。そして、監督役だなんて役職がある事をヒフミちゃんは知らず、探すアテもありませんでした」

黒服は聖杯戦争に元から関わる立場にあった、そう考えているのだとハナコは告げると。
一呼吸置いて



「では、『全身紫タイツさんのマスター』は？」

「どうやって黒服さんと知り合ったのか……1つはヒフミちゃんの時と同じように黒服さんから接触したパターン。これなら問題ないでしょう」

まだ見ぬマスターについて話を始める。
最初のパターンはまだマシだ。
その行動方針はともかく、ヒフミと同じように偶然聖杯戦争に参加してしまったパターンなのだから。

「でも、その他の場合……例えば黒服さん同様に事前に聖杯戦争について最初から知っていた。もしくは主催者側の立ち位置だった場合」

そしてそれこそが、ヒフミも想定した最悪のパターン。

「黒服さんとまだ見ぬもう一人のマスターは協力者……だなんて考えるのは悪様にすぎるでしょうか？」

まだ午後の日差しは強い。にもかかわらず、どこか空気が冷えるような感覚を、ハナコの話を聞きながらコハルは覚えた。

「ましてや、ヒフミちゃんが二人目ということは残るもう一人のマスターは『一人目』です」

まるで証拠を一つひとつ集めて、見据えるように、追い詰めていくように。

「誰も知らない儀式の、しかも一番最初の参加者だなんて……とてもヒフミさんのように偶然飛び入り参加した人物とは思えません。何せヒフミちゃんとは違って『きっかけ』がないんですから」

ハナコは影も形も未だ朧げな相手へ迫っていく。

「あくまで推察、になってしまいますが……」

真に迫っていく。何故なら、ハナコもまた表面上はそうは見えずとも怒りに震えたのだから。
その頭脳は友のために思考の歯車を強く回していた。

「それを差し引いても、最悪そういう方がマスターだと考えるのは……そう悪くない。そんな風にヒフミちゃんはあの時考えたんですね？そう───」

「黒服さんの、あの発言を聞いたから」

ちょっと席外すじゃんね☆
戻ってきたら続き書くじゃんね☆
急だけどごめんねじゃんね☆

「ヒフミちゃんとの会話の中で、黒服さんは自身が監督役である事───それ以外の決定的な発言を避けたはずです」

そうですよね？と聞きたげな流し目、とウィンクと何故か腕を胸の前でわざと組んでハナコは聞く。
コハルはまた叫んだ。いつもの事なのでヒフミはスルーした。セイバーはこの子は一体……と本気で焦りを覚えた、それがハナコに対してかコハルに対してかの言及はここでは差し控える。

「そうです……あの時の私は黒服さんの目的も正体も分かりませんでしたし、場所も病院が近かったです……だから『それとなく』探りを入れるだけでした」

結局動揺させられちゃって、そういう意味ではあの話し合いは私の負けですけどね……と乾いた苦笑いをヒフミは浮かべる。
それに頷きを返しながら、

「そう───決定的な瞬間は喋らなかった。最後の言葉、

『貴女も早く乗った方がいい。……今日は随分と暑くなるようですから、お友達をあまり待たせない方がよろしいかと』

これ以外は」


そうですよね、ヒフミちゃん？そう告げてからハナコは続きを語り始める。

「少なくとも黒服さんの目的は『ヒフミちゃんと接触する』事だったんでしょう」

それがどんな理由かまでは分かりませんが、と言いながらもその憂い顔の内では幾つかの推測が疾っている事をこの合宿所にいる者達は理解していた。

「だから黒服さんはヒフミちゃんが一人になるタイミングをずっと狙っていた。だから私達とヒフミちゃんがこの後合流する事についての電話の内容も完璧に把握している」

監督役だからか、それとも別の理由か。短絡的に戦闘がしたかった、ヒフミという存在を排除したかった、と考えるのは流石に行き過ぎであろうとハナコは心の中で考える。
黒服という男はやり手の『大人』だ。ヒフミから聞く限り、その異様な雰囲気から先生のように銃弾一発で傷つくような存在かは怪しい。何よりサーヴァントという存在をしっかりと知っているならその危険性も熟知している筈。また当然、トリニティについても、そして警備にあたっていた人員達についてもある程度はその戦力を把握していたはず。であるからこそ、病院内で万が一戦闘になってしまうのを警戒していた。

病院内はヒフミちゃんはもちろん、まだ入院しているアズサちゃんについては特に厚く警備が敷かれています。だから病院を出るまで待っていた……そう考えても自然かもしれませんね」

ですが、そう言葉を続けるとハナコはヒフミの隣にまだ正座している大人の方を見て言った。

「ヒフミちゃんが一人になるタイミングなんて、ありません……だって『セイバーさん』、貴方が病室からずっと警護してるんですから」
「ちょっと……それってトイr「コハルちゃん、今は我慢、我慢ですよ」むぅぅぅぅ！！！」
「ああ、僕らサーヴァントに飲食や睡眠は基本的には不要だ。夜間も含めて常に警戒していたよ」

なら、とコハルを揶揄いたい気持ちをなんとか抑えつつハナコは告げた。

「黒服さんはヒフミさんを監視していたのは間違いありません。その口ぶりから少なくともセイバーさんを召喚されたタイミング以降、早くとも昨晩から。そしてそこからバス停まで、黒服さんは一度も接触して来なかった。……警備もありますし、何より常に付き添っているセイバーさんがいたから」

まるで、決定的な証拠を突きつけるように。

「それなのに黒服さんにとって、バス停に貴方とヒフミちゃんだけがいる状況は『万が一戦闘になったりしても問題ない』状況だと判断した」

それはつまり。

「あの時、あの場所には、セイバーさんに対抗できる『手段があった』……そう考えたからヒフミちゃんはバスジャックしてまで大急ぎであの場を離脱した」

「そうですよね？ヒフミちゃん」

ハナコは確信を持ってそう、問いかけた。

「あはは……さ、流石ですねハナコちゃんです！すごいです！」

……まずいです。

「ああ、ハナコはもちろん、ヒフミもそこまで考えて立ち回っていたとは……」

……言えません。

「えと、結局ヒフミがバスジャックしたのは仕方ない事……なのよね？よ、よしっ、それなら仕方ないから……今回は大目に見てあげる！」

……こんなの絶対言えません。

「あらあら〜、コハルちゃんは優しいですね♡」

ほんとは『よく分かんなかったけど怪しいし、お話とかだとこういう人は大体黒幕と繋がってるから急いでアズサちゃんのいる病院から離れなきゃ！』……ぐらいにしか思ってなかっただなんて！！

「ていうか、ハナコ！！さっきの眼鏡は何！？どっから出したわけ！？」
「ふふっコハルちゃん……触って確認されますか？」

思わずハナコちゃんの雰囲気すごくて肯定しちゃいましたけど、正直セイバーの視線が痛いです。
ごめんなさいセイバーさん。私はそんなすごい事考えて立ち回ったわけじゃないんです……あはは。

「さわ、触る！？ハナコのを！！？……そ、そそそんな事するわけないじゃない！もうハナコのバカっ！」
「まぁ♡振られちゃいました♡」

うぅごめんなさい、皆さん。
私はこの空気は壊せません。

「あれ？そういえばこの後どうするの？……もしかしてまたしばらく合宿したりするわけ？」
「あ、それなんですが、万一があっても自治区への被害を最小限に抑えられるよう此処でしばらく過ごすのがいいかなぁって考えてて」
「なるほど……それなら先ほど連絡しておいて正解でしたね」

そう言って手を叩くハナコちゃんに私は尋ねた。

「ハナコちゃん？一体誰に……というか何の連絡を……？」
「うふふ♡それはですね……」



「し、失礼します……あら、これは……？」

あれ？この声は……

「きゃあっ！？えっ……一体なにが……あれ？これってまさか……！？」

そう言えばアズサちゃん、この前また何か仕掛けに出かけたって。

「きゃあああああ！！？！！？」

アズサちゃんっっ！！！！
またやっちゃったんですね！？！？！！

さて、この後とあるキャラクターと1レスか2レス分話したら夜の行動になるじゃんね……☆

でもその前に、今日の分も兼ねてセイバーと補習授業部の交流イベント(ダイジェスト版)をするじゃんね☆

あんまりここに長尺とるとまた戦闘イベントできないじゃんね☆

聞きたいこと、話したい事があれば>>450、>>451、>>452、>>453、>>454の間にレスして欲しいじゃんね☆

>>415

素で数字読み間違えてたじゃんね……☆

>>420、>>421、>>422、>>423、>>424が安価先になるじゃんね……

ごめんねじゃんね……

ちなみに一問一答形式ぐらいでホシノサクサク行くじゃんね☆

>>423さんのレスが消えちゃってるじゃんね……

もしレス内容覚えてる人いたら教えて欲しいじゃんね☆

とりあえず一個ずらして

1.どれくらい難易度ちがうの？

2.魔力的なリソースってどうやってんだろ

3.全員で食事

4.セイバーさんはどれくらい強いの？質問

5. 皆で作戦会議だ

の5つが今回のセイバーとの交流イベントでの会話デッキじゃんね☆

ちなみに>>419さん>>420さんの質問内容に関してはもしかしたら>>389>>399の難易度について触れる私への質問かもしれないからそれについてはここで答えるじゃんね☆

ちょっと待ってねじゃんね☆

>>419

>>420

お待たせじゃんね☆

お鍋が沸いてたじゃんね☆

まず①〜④の行き先で難易度が変化するのはこの後の戦闘チュートリアルについてじゃんね☆

どれぐらい変わるかは以下の通りじゃんね☆

①現時点の戦力でも余裕

②補習授業部メンバーいれば十分対応できる

③熱烈歓迎！

④ちょっと難易度高めのボス戦

って感じじゃんね☆

爆発音と悲鳴を聞いて急いで玄関の方へ向かえば、

「た、たふけてくだしゃい〜」

「ま、マリーちゃん！」

そこにはワイヤートラップに巻き込まれて何故か不思議な縛り方で絡まってしまっているマリーちゃんがいました。

「き！亀甲縛r「はーいキャンセルでーす♡」むぅぅぅぅ！！！」

「セイバーさん、早く降ろしてあげてください！」

どうやらコハルちゃんの感じからしてこれはあまりよろしくない状況のよう。私は急いでセイバーさんにお願いをしてマリーちゃんを助けてもらうよう指示します。でも、

「え、僕がするのかい……？いや……でも……」

「男の人が縛られたマリーを！？！？そんなの駄目！えっち！！」

「えぇぇ……どうすれば……」

それはそれで駄目らしいということが分かって、補習授業部の皆んなでマリーちゃんに絡まるワイヤーを解くことになりました。アズサちゃん……明日元気になったらお説教ですよ……。

「では、マリーちゃん。物資の提供、ありがとうございました」

「いえ、お力になれて良かったですし……ヒフミちゃんのお元気そうな顔を見れてほっとしましたから」

あの後、マリーちゃんがやって来たのは暫く泊まり込みになるかもしれないからと、ハナコちゃんと先生が連絡を入れてくださってdice1d7=4 (4)　日分の食料や物資を持ってきてくれたからでした。

「ありがとうございます、マリーちゃん」

「お怪我をされたと聞いた時は本当に心配しました……無事で何よりです」

これもヒフミさんの日頃の行いと主の導きですね、とお祈りを捧げてくれるマリーちゃん。

……日頃の行い、と言われるとちょっとだけ心が痛い気もしますが、今は無視です。

「それでは私は帰りますので、皆さんもお気をつけて……特にその、そちらの方……」
「ん？僕のことかな？」
「ええ、はい、あのぉ……一応あの一件はどうやらナギサ様がなんとか、本当に、すごく努力なさって処理して不幸な行き違いという事になってますが、そちらの方は……その……報道されたことですので」

その言葉に思わず乾いた笑いが二人分、合宿所の教室に響きました。

「ねぇ、ハナコ。この人、これから街とか出歩けるの？」
「しばらくは昼間に出歩くのは無理でしょうねー。バスジャック犯として指名手配はされてなくても完全に不審者扱いでしょうから……」

後ろにいる二人がこそこそと話しています、気を使ってくれているのでしょうけど、今はもう、居た堪れません。

「くぅぅ……」
「あはは……ごめんなさい、セイバーさん……」
「いや、いいんだよ、ヒフミ……君はあの時出来る最良を成したんだから……僕のこの汚名は、まあその名誉の負傷のようなものだよ……」

戦働きで返すとするさ、と力なく笑いつつどこか背中の煤けているセイバーさんに掛ける言葉も見当たりません。一体どうしてこんなことに……。



「では、みなさんお邪魔しました───皆さんのこれからに平穏がありますように」
そう言ってマリーちゃんは帰っていかれました。
警護は必要かとコハルちゃんは尋ねてましたが、「シスターフッドから一緒に来た付き添いの方もいるので……」とやんわり断られつつ、お礼を言われてもじもじしていました。



マリーちゃんが帰って、しばらくして……
「では！作戦会議＆交流会です！！」
お鍋の用意をした私はそう宣言しました。

【ダイスを振ります】

【以下の①〜⑤の質問で情報取得が可能だったか判定します。ダイス結果が5以上で取得成功です】

①どれくらい難易度ちがうの？

②魔力的なリソースってどうやってんだろ

③全員で食事

④セイバーさんはどれくらい強いの？質問

⑤皆で作戦会議だ

【今回からダイスは1d10で測定します】

【良き結果を】

① dice1d10=4 (4)

② dice1d10=1 (1)　

③ dice1d10=3 (3)　

④ dice1d10=4 (4)　　

⑤ dice1d10=10 (10)　

(わーお☆)

(ど、どないしょ……じゃんね☆)

(でも🎲は絶対……)

(いやまだいけるじゃんね……)

(とりあえず誤魔化しとくじゃんね☆)

い、いい結果じゃんね……☆

ほら、その、最大値でてるし……じゃんね☆

>>431

わーお……じゃんね☆

しっかり難易度調整して頑張るじゃんね☆

>>436

(このままだとシステム的に詰みまであるじゃんね……)

(でもまだ挽回のチャンスがあるじゃんね……)

【2日目午後・交流イベント(鍋パ)】
夕食時。私達はお鍋をつつきながらセイバーさんとの交流を兼ねて、幾つか質問をしていました。

①どれくらい難易度ちがうの？
「難易度かい？……ああ、箸の事かい？」
セイバーさんはにこやかにコハルちゃんの質問に答えます。
「僕らサーヴァントは召喚される時にその時代や土地の習俗や文化を簡易的にだけど知識として与えられるんだ。あとは言語なんかもそうだね」
そう言いつつ器用に豚バラを箸で摘むセイバーさん。
「だからその国のテーブルマナーについては一応は出来るんだよ……個人差で多少得手不得手はあるけどね」

心配してくれてありがとうコハル、とセイバーさんが告げると顔を赤くしつつ「べ、別にそういうのじゃ……苦手な食器だと美味しく食べれないかなって」と羽をぱたぱたと動かすコハルちゃんでした。

②魔力的なリソースってどうやってんだろ
「こうして皆んなと囲んで食べるというのは、得難い経験だね……ナベ、だったかな？」
「はい、セイバーは食事不要と仰ってましたがやはりこうやって補給するのは？」
ハナコちゃんがお米をよそいつつ、セイバーさんにそれを手渡しながら尋ねる。
「そうだね、僕も生前の経験からやはり飲食不要となっても『食べる』という行為が出来るのはありがたいよ」
活力になるしね、とお礼を言いつつハナコちゃんから大盛りご飯を受け取って答えるセイバーさんでした。

③ 全員で食事

今日の食事にはアズサちゃんがいないのが残念ですけど、明日からはきっと全員で楽しく食事が出来ます！楽しみです。ちなみにセイバーがこの日食べた食糧はdice1d4=2 (2)　(情報取得判定に失敗した為+1)日分でした！

④セイバーさんはどれくらい強いの？質問

「セイバー、さんってどれくらい……その強いんですか？」

コハルちゃんがちょっと緊張した様子で聞きます。

「僕かい？そうだな……」

それにセイバーさんは少し悩みながら、言葉を選ぶように丁寧に返事をされました。

「そうだね、こう見えても僕は『騎士』だ。そして今はヒフミのサーヴァントでもある」

「誓うよ、この剣をもってヒフミを守り抜きその強さを証明する事を───もちろん、君のことも守るよ、コハル」

そんな風にセイバーは力強く応えてくれました。

……鍋を前にしながら、ですが。

⑤皆で作戦会議だ

「ヒフミが二人目のマスターということだし、もしかするとまだサーヴァントは揃ってないかもしれないね」

つみれを摘みつつセイバーさんは言う。

「はい、昨日の一件以外では大きな事件も起きてないですし、ひとまずは問題ないでしょう」

ハナコちゃんもそう言いつつ、お腹いっぱいで眠くなってコハルちゃんを膝枕してあげてます。

「とりあえず、明日の午後にアズサちゃんを迎えに行って改めてここの守りを固める形……がいいですかね？夜は、セイバーさんに合宿所全体を警護してもらう形で……セイバーさんには無理させちゃいますけど……」

「いや、前にも伝えた通り、基本的に僕に睡眠は不要だからね。だから安心して任せてほしい」

「ふふっ、頼りになる方が来てくださってありがたいですね、ヒフミちゃん」

「ほんとです……」

そう言いつつ、後片付けを私は進めます。

「そう言えば……セイバーは剣士、ということですけどやはり前衛という形になりますか？」

「そうだね、僕は基本的に前に出ることになる。『今の』戦い方もこの『霊基』に備わっている『スキル』もそうした物に適している、かな」

「なるほど、『霊基』、『スキル』ですか。奥も中も深いんですね♡サーヴァントの方って」

「え？ああ……うん」

「……はい♡」

そんな会話を最後にこの日の夕食は解散して、セイバーさんと別れ、寝室用のお部屋に戻りました。

【2日目午後・交流イベントを終了します】

【ダイスを振ります】

【交流イベントが終了した為、絆レベルの上昇を行います】

【交流イベントの情報取得判定の成功回数に応じたボーナスを獲得します。したがって、ダイスの判定結果に+1ボーナスが付与されます】

【1d10ダイスの判定結果で累積経験値が10pt以上になると絆レベルが上昇します】

【良き結果を】

絆レベル0(累積経験値7pt)：dice1d10=7 (7)　(+1)

【ダイスの判定を終了します】

【お疲れ様でした】

【判定の結果、累積経験値が10ptを超えた為、絆レベルが1つ上昇します】

【したがって】

【サーヴァントの霊基データから1ブロック分、任意の情報開示が行われます】

【次レスの霊基データのうち、未開放の情報(？表記)からどれか1つを選択して下さい】

【安価先は>>452です】

【良き選択を】

クラス：セイバー
真名：？？
性別：男性
身長/体重：？cm/？kg
出典/地域：？？/？？
属性/副属性：？・？/？・大人
好き/苦手：あまり思いつかない/？
聖杯戦争への参加理由：？？？
【絆レベル(累積経験値10ptでレベル上昇)】
1(現在経験値5pt)
【ステータス】
筋力：？　耐久：？　敏捷：？　
魔力：？　幸運：B(実数値:43)　宝具：？
【クラス別能力】
？？？：？　
騎乗：B
【保有スキル】
？？？：？　
？？？：？　
？？？：？
【宝具】
？？？
ランク：？？？　コスト：？？？　
種別：？？？/？？？
レンジ：？？？　最大補足：？？？

風王結界
ランク：C　コスト：0
種別：対人宝具/サブ
レンジ：1〜2　最大補足：1人

>>452

【安価の結果】

【クラス別スキルが選択、残り1枠の為、ダイス処理無しで自動的に情報開示されます】

【クラス別スキル】

スキル名：対魔力

ランク　：A

分類　　：パッシブ

説明　　：セイバーのクラススキル。魔術に対する抵抗力。Aランク以下の魔術を完全に無効化する。およそ現代の魔術師では彼にダメージを与える事は不可能である。

効果：戦闘イベント時、敵からの「魔力」攻撃に対して1d50の軽減が発生。

【今後もスキルの情報開示を進め、各種イベントを優位に進めましょう】

【また今回の交流イベントで『下江コハル』がサーヴァントの強さについて、『浦和ハナコ』がスキルについて言及しました】

【よってサポートシステムは『保有スキル』から1つ、『ステータス』から1つ】

【合計2つの情報開示を提案します】

【保有スキルについては上からdice1d3=2 (2) 】

【ステータスについては未開放の筋力、耐久、敏捷、魔力の4つ】

【または『情報開示しない』のどれかを選んで安価して下さい】

【安価は>>463まで】

【より多くの書き込みのあった『選択』を尊重します。】

【良き選択を】

【安価の結果】

【ステータス及び第二スキルの情報開示が選択されました】

【ステータス】

耐久：A+(＋dice1d10=6 (6)　)

【保有スキル】

スキル名：直感

ランク　：A

分類　　：アクティブ

説明　　：戦闘時、自身にとっての最適の展開を感じ取る能力。Aランクにもなると、ほぼ未来予知の領域に達する。視覚・聴覚への妨害もある程度無視出来る。

効果：戦闘イベント時に使用宣言が必要。

1d100の結果が30以下の場合、そのターンの攻撃が1.1倍になる。

【今後もスキルの情報開示を進め、各種イベントを優位に進めましょう】

【それでは皆様、お疲れ様でした】
【良き眠りを】

【 ̶良̶き̶眠̶り̶を̶】



【 ̶良̶き̶ 逵?繧翫ｒ】




【濶ｯ縺咲悛繧翫ｒ】






【雋?縺代↑縺?〒】



【良き闘争を】

ちょっと寄り道して戦闘システムについて説明するじゃんね☆
まず、FGO、ブルアカとも違うシステムになってるじゃんね☆再現無理だったじゃんね☆
だから別物じゃんね☆

戦闘時、スレの皆んなには筋力、耐久、敏捷、魔力、幸運の5つのステータスのうちから1つを安価で選んでもらうじゃんね。
安価で選んでもらったステータスと敵サーヴァントのステータス(こっちは🎲選択)をぶつけて数値が勝ってると相手にダメージを与えられるじゃんね☆
戦闘ターンは全3ターン、その間に与えたダメージの総量が多い方、もしくは先に相手の耐久値を削り切った方が勝ちじゃんね☆

ちなみに保有スキルもこの安価の時に使うかどうかまとめて聞くじゃんね☆
使いたい時は例えば『筋力、○○スキルも使用』って書いて欲しいじゃんね☆

そしてこの戦闘システムの目玉、そしてFateお馴染みの戦闘の華、といえばもちろん宝具じゃんね☆

宝具の使用にはコストを消費するじゃんね☆
このコストはマスターの魔力、またはマスターの魔力＋サーヴァント自身の魔力を消費する事で支払えるじゃんね☆
宝具の各コストはEランクなら10、Dランクなら20、Cランクなら30、Bランクなら40、Aランクなら50、そして+がつく場合はそれぞれのランクのコストに+1個につき倍になるじゃんね☆
(+なら2倍、++なら3倍じゃんね☆)
EXについては各宝具に応じて変動するじゃんね☆

さてそんな宝具(攻撃)でのダメージは各コスト分のダメージになる破格の効果じゃんね☆
Eランクでも10点で耐久値を1/5も削れる、Aランクにもなれば一撃必殺……って計算じゃんね☆

もちろん、対処方法はあるじゃんね☆
例えば戦闘中1回だけ使用できる3個の保有スキル、そのどれかを使って防ぐ、こちらも宝具を使ってダメージを相殺する。
後は防御系の宝具を持ってるならそれを使用する。
……とかじゃんね☆

敵の宝具使用前にはそのターンの開始時に1がお伝えするじゃんね☆

これで本スレでの戦闘システムの説明は終わりだけど、実は以下の注意点があるじゃんね☆



①一度戦闘で使用したステータス、宝具、保有スキルはその戦闘イベントが終わるまで再使用(選択)できない。

②宝具使用は1戦闘イベントにつき1回、またサーヴァントのステータス「魔力」でコストを支払った場合は、その戦闘イベント中に「魔力」は使えない。当然その逆もあり、戦闘でステータス「魔力」を使用していた場合は宝具の使用コストをサーヴァント側が支払えない。

③宝具使用時に支払うコストは魔力以外、例えばアイテムや誰かの生命力からも捻出できる。

最後になるけど本スレで主人公頑張ってくれてるヒフミちゃんの魔力(仮称)を🎲するじゃんね☆

真のアウトローの力、見せてくれじゃんね☆

というわけで、はい！……じゃんね☆

dice1d100=75 (75)

？？？

>>471

分かりにくくて、というかそこちゃんと書いててごめんじゃんね……

相手とステータス勝負した際、勝った方はステータス分のダメージを与えれるじゃんね☆

例えば筋力：Ａ(実数値50)と耐久:Ｅ(10)が勝負したら筋力側が勝って、そのまま50点ダメージ与えれるじゃんね☆

これはシステム上の都合、というか計算する回数を1回でも減らして万一ミスするのを防ぎたい……っていう1の考えじゃんね☆

ご理解のほどよろしくお願いします……じゃんね☆

>>466

今日こそはせめて邂逅シーンまではやるじゃんね☆

>>467

寝るとこに乱入なんて……悪い子じゃんね☆

どんなサーヴァントかは……内緒じゃんね☆

1の趣味だけど……大好きなサーヴァントじゃんね☆

>>474

なんということでしょう……じゃんね☆

>>475

ヒフミちゃん関係のダイス……どうなってるじゃんね……しかも75ってまたちょうど……

>>476

やばいじゃんね☆

トリニティの未来は明るいじゃんね☆

>>478

お返事ありがとじゃんね☆

嬉しいじゃんね☆

それじゃあランサーとの邂逅シーン書くじゃんね☆

「(ん……)」

もぞりと、布団の中で身体を動かしてから。ヒフミは寝室を出た。

「(喉、渇いちゃいました……)」

湿布の固定用に巻いてあるdice1d2=1 (1)　(1.右、2.左)手の包帯を無意識にさすりつつ歩く。

「(あ、そうだ……)」

寝ている二人を起こさないように物音を立てず歩きキッチンへ。

そして『二人分』のペットボトル飲料を取り出して、彼の元へ。

「(せいばーさん、いるかな……？)」

玄関を出て辺りを見渡すと、彼は……

「こんばんは、ヒフミ」

「はい、こんばんは。せいばーさん」

眠気まなこなまま、屋根の上から飛び降りた彼に挨拶する。華麗な身の熟しで着地する彼へと何の疑問(キヴォトス人のフィジカルエリートはビルの側面を駆け降りたりするのだ。今更屋根の上から飛び降りてもファウストは動じない)も抱かず、ヒフミはペットボトルを渡す。

「眠れないのかい？」

ありがとう、そう言いつつ受け取りながらセイバーは静かに尋ねた。

「あはは……なんだか喉が渇いちゃって……」

そう答えてキャップを回す。

僅かな水音が、2人しかいない世界に響いた。

「よかったら、しばらく一緒にいてもいいですか？」
「勿論だとも。僕でよければ是非、御相伴に預かろう」
君のような美姫と過ごせるのだからね───。

なんてことを照れもせずさらりと言ってのける。
セイバーという男はそういう男で、

「あはは……恥ずかしいですよー」

若干頬を赤らめつつもその賛辞を軽く受け取る娘もまた、そういうものであった。
暫し無言で、喉を潤す。
その静けさを、破ったのはセイバーだった。

「───ねぇヒフミ……この世界は、美しいね」
「ほんと……ですか？」
「ああ、本当だとも。召喚されてまだ2日ほどではあるけれど……僕はこの世界に、君に召喚されて良かったと───そう思うよ」

雲が薄くたなびく夜空。微か遠くに見える星の光と、地上の輝き。見つめながらセイバーは言う。

「叶うなら、彼女達にも見せてあげたかったと……そう思うほどに」

言葉とは裏腹にあるのは、そこにあるのは甘く切ない、僅かな郷愁だけ。
叶わないと、分かりきっている。
それでも星に手を伸ばした、そんな幼い子どもの想いに似たそれで。

「セイバーさんの、大切な方ですか？」

ヒフミは思わず、でも躊躇わずにそう聞いた。

「うん、僕の───そうだね、紛れもなく大切な朋であり、友人であり、そして……」

セイバーもまた、躊躇わず答える。
幼き日の思い出を、若き日の宝物。苦心してなお誇りであると真実、疑わずに。ただただ隣にいる少女にこっそりと、自慢するかのように。
優しく告げたその言葉の先は。






「歓談中、失礼───セイバーと見受けるが、如何に？」

槍を携えた偉丈夫によって遮られた。

さて、







Recommend by BGM……〈光と闇〜ＦＧＯ〜〉

熱波。
ヒフミの脳裏に過ったのはそれだった。
黄金の兜、真紅の戦装束。
魔力放出、などではない。
ただ其処に『有る』。
それだけで、吹き荒れるような他者を圧倒する純然たる存在感。

あの酷く寒々しい冷気を思わせる妖艶な女傑とも清涼な薫風を纏うセイバーともまた違う焔の如き益荒男、即ちサーヴァントが其処にいた。

「ヒフミ、下がって」

端的に告げられた言葉に爆ぜるよう、ヒフミは応える。

「はいっ！よろしくお願いします！セイバーさん！」

サーヴァント戦である。寝起きで銃を持っていないヒフミではどうしても足手纏いになってしまう。
故に、即座に任せる判断と同時に言葉と身体を放たれていた。

その様子を使い込まれた傷を残す兜の覗き穴よりじっと、サーヴァントは見つめている。
まるでそれは見守るようでいて、微動だにしない。

「待たせてしまったかな？『ランサー』」
「構いませんとも───良い動きをするマスターだ、善い縁を結ばれましたな『セイバー』」

否定も肯定もなく。ただお互いが構えを取りながら。静かに言葉を交わす。

「ありがとう。そういう君のマスターはどうだい」
「無論のこと。この地の娘子達は我が祖国の者にも劣らない」

溢れる言葉と溢れる熱気。
狂気じみたそれを押し殺す静かな声は重なって夜の帳に響く。

「全くだ。まだほんの数人だか、良き人々と感じるよ。貴き地位であれば召し抱えたい、なんて思わないかい？」
「はて、貴殿のような異国の騎士であれば女性に優しく……そう在るべきでは？」
「やれやれ、これは一本取られたかな」
「ははは、それはそれは───して、」

ランサーの立つ場所に火が灯る。

「腹の探り合いはこの程度にしましょう……あまり『夜遊び』に若い娘を付き合わせるのは忍びないですし」



───我々の語らいはこちらで十分でしょう？



槍を掲げる。それは決して決闘の構えなどではない。それはそう意志の表明。
即ち、

「なるほど、道理だ。ならば此処からは───剣で語らうとしようか」

開戦の合図であった。

【2日目夜・戦闘イベント】
【サポートシステムが起動しました】
【これより交戦を開始します】
【戦闘条件確認……該当あり】
【味方陣営1名のみ】

【味方サーヴァントの霊基データを表示します】
クラス：セイバー
【ステータス】
筋力：？　耐久：A+(実数値:56)　敏捷：？　
魔力：？　幸運：B(実数値:43)　宝具：C(cost30)
【クラス別能力】
対魔力：Ａ
騎乗：B
【保有スキル】
直感：Ａ
【宝具】
風王結界
ランク：C　コスト：0　種別：対人宝具/サブ

【敵サーヴァントの霊基データを表示します】
クラス：ランサー？
【真名】
不明
【ステータス】
不明
【クラス別スキル】
不明
【保有スキル】
不明
【宝具】
不明

【戦闘時の注意事項については>>468>>469>>470をご確認下さい】

【それでは】

【安価を行います】

【1ターン目、サーヴァントの行動を選択して下さい】

【安価先>>495】

【サポートシステムはミスをしません】
【ですが】
【間違えることはあります、システムですので】

【1点の補足】
【及び】
【1点の注意事項を表記します】

【補足①セイバーのHP(耐久値)は975】
【注意事項①安価で選択できるのは情報開示されたステータス、スキル、宝具のみです】
【？表記の物は選択できず誤って選択した場合はダイスで測定します】

【なお、加速してくださっている方がおられてかつ夜分で人も少ないことが予想される為】
【安価先は変更しません】
【それでは皆様】
【良き加速を】