今回は、若鶴酒造のハイボール缶、三郎丸蒸溜所のスモーキーハイボールを飲みます。

スモーキーさにこだわったブレンド

DSC_1320_01富山県砺波市にある若鶴酒造は1952年からウイスキーの製造、販売を手がけていて、長らく一升瓶に入ったサンシャインウイスキーを主力としていました。

その後、連続テレビ小説「マッサン」の放送を機にウイスキーブームが到来したことを見てか、2016年にウイスキー事業を再構築すべく、蒸溜所を改修、さらに梵鐘の技術を応用した新しい蒸留器を導入するなど、チャレンジを続けています。

それにより、シングルモルト三郎丸をはじめ、新しいウイスキーがラインナップされ、海外のコンテストでも賞を獲得しています。

今回紹介するハイボール缶は2022年にリリースされたもので、名前の通り、スモーキーなハイボール缶を目指したものになっています。

テイスティング

少々強めのスモーキーな香りの後、樽香 、レーズン、チェリーの香りが続きます。
味わいは少し苦みが目立ちますが、後からフルーティな甘味へと変化します。

食事と一緒に飲むと言うよりも、おつまみにドライフルーツなど甘いものを用意した方が合う香りと味わいがあります。

350mL、アルコール度数9度、価格は374円です。
ハイボール缶としてはお高いですが、夜にじっくり飲むちょっと贅沢はひとときを過ごしたいときには向いているでしょう。

<個人的評価>

  • 香り C: スモーキーさはそこそこ。樽からのウッディさ、レーズン、チェリーの香りへ続く。
  • 味わい B: 苦みが先立つも、フルーツを思わせる甘さがついてくる。
  • 総評 C: 食中酒として飲むには適してなく、単体で飲む印象。