深谷隆司の言いたい放題

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第669回「思うこと」
(深谷隆司 at 05/26 16:51)
[if gte mso 9]>今日からサミットが始まる。主要7カ国の首脳が続々と伊勢志摩に集まったが、まさに壮観である。「世界経済の持続的な成長に貢献するメッセージを出したい」と安倍総理の意気込みが伝わってくる。こうしたスケールの大きな国際会議が日本で行われる、長く政治の場にいた私には格別な感慨、感動がある。それにしても、こんな大事なときに、沖縄での元米兵による女性遺体遺棄事件が起こった。日米首脳会談で、「断固抗議」、「遺憾の意」と空しいやり取りが長時間あったようだが、せっかく来日したオバマ大統領の苦渋の表情を見ながら残念でならなかった。早速、翁長沖縄県知事が大統領に直接会いたいと安倍総理に申し入れた。この男は相変わらず便乗宣伝好き、一地方首長が天下の大統領に会わせろなど、身の程も知らない、と腹が立った。オバマ大統領は広島を訪れ核廃絶を誓うとのことだが、静かに粛々と迎えたいものである。
18日、久しぶりに中曽根先生に会いに行った。98歳、耳はかなり聞こえないが、威風堂々、穏やかな笑顔で迎えてくれた。記念写真の時、私の手を握って「深谷君の手は温かいね。若いんだね」と言われた。思えば私が27歳、区議会議員の時以来、実に50年余、ご指導を頂いた。売上税反対など、先生に反発してご迷惑をかけたことも多かったが、少しもこだわらずいつも優しかった。帰途、車の中であれこれを思い浮かべ、涙がこぼれた。
25日、Tokyo 自民党政経塾入塾式が行われた。100人定員だが150人を越える盛況だ。11年目になるが毎年あふれるような塾生で、教えた数は1600人を越える。私と塾長代行の小田全宏君は最高のコンビと自負しているが、今年もまた張り切って若い人たちを育てていこうと思っている。
丁度この日が私たちの52回目の結婚記念日であった。塾生から祝いの花束を頂いて、直ちに家族の待つホテルニューオータニに直行した。8時と遅い宴だが相変わらず娘や孫、それに妹、秋田君夫妻らに囲まれてにぎやかだった。(隆介一家は別の日に予定)それにしても波乱万丈の結婚生活であった。栄光の日々もあったが、落選浪人の時も長かった。しかし、私も家内も楽天的、前向きで、逆境に在った時もそれなりに愉快に過ごした。すばらしい家族、多くの友人達に囲まれて、こんな幸せな人生はない。皆のために、この国の為にも、まだまだ私の果たすべき仕事が山積している。ともかく家内と共に健康に留意して頑張って生きたいものである。

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