チューリング株式会社 |チューリポ  3人の育休取得者が語るTuringの育休・子育て環境のリアル 読み込まれました

 3人の育休取得者が語るTuringの育休・子育て環境のリアル

2024/7/12

  • 社員インタビュー

人事マネージャー:サムネイル写真左
立石 竜
4歳男児と0歳女児のパパ。2023年12月に第二子を出産し、年末年始を挟んで約3週間の育休を取得。最近の悩みは、娘が可愛すぎていつか嫁に行ってしまうときを想像してしまうこと。

社長室室長:サムネイル写真右
徳地 佑悟
5歳男児と0歳女児のパパ。2023年8月に第二子を出産し、2週間の育休を2度取得。週末は家族と任天堂「Overcooked® 2」のゲームで盛り上がっている。

エンジニアリングマネージャー
棚橋 耕太郎:サムネイル写真中央
6歳男児と0歳女児のパパ。2023年12月に第二子を出産し、4週間ほどの育休を取得。最近は長男とサッカーしたり、ポニーランドによく遊びにいったりしている。

Turingには、家庭と両立しながら仕事に取り組む社員がたくさんいます。この1年間で、3名の男性社員が育休を取得しました。今回は、育休を取得した男性社員3名の座談会を開催。全員、第2子の出産で2~3週間の育休を取得しました。なぜ育休を取得しようと思ったのか、育休を取得するまでにどんな会話をしたか、取得してみて実際にどうだったか、リアルな想いを語り合いました。

それぞれが感じていた育休へのイメージ

立石:全員の共通点として創業期に入社しています。シード期と言われるフェーズで育児休暇がとりづらい雰囲気があったのかなと勝手に推測しているのですが、育休取得についてどう考えていましたか?

※徳地家、家族でコストコに行った時の写真

※徳地家、家族でコストコに行った時の写真

徳地:僕ははじめから育休取る気まんまんでしたね。取るものでしょ、みたいな。(笑)

立石:え?ほんとうですか?私はとっていいものかなと若干不安がありました。

徳地:家族の一大イベントとるもんかなーと思ってました。あんまり深くは考えていなかったですが。

棚橋:僕も立石さんと同じく、実際は難しいのかなと思っていました。スタートアップで育児休暇を取得した事例って少ないですし、周りにもなかなかいないので(笑)

一同:わかる!(笑)

棚橋:「前例がない中で育休が取得できるのか」とか「周りに迷惑がかかるのかな」みたいなことを強く感じていました。

立石:「We Overtake Tesla」って強いミッションですし、シードの初期でしたからね。ちなみに1人目の出産のときはどうでした?

棚橋:前職では社内の制度で育休に該当するような有休があったので、1週間程度有休を取りました。当時はコロナ禍でリモートワークだったので、復帰した後も育児に参加しました。Turingでは基本出社していますし、2人目はやっぱり育休取得が必要かなと思っていました。

立石:僕も1人目は有休を1週間程度取得した後はリモートワークでした。でも、ミルクのタイミングや泣いているときに働いていると、妻の負担軽減にはなっていない気がして。また、産後の身体は、交通事故に遭ったくらいのダメージがあると聞きます。妻には極力休んでもらうためにも、2人目の時は育休を取りたいと考えていました。

棚橋:たしかに、仕事をしながら赤ちゃんのリズムに合わせるのは難しいですよね。その点では、育休期間は育児に専念できるので安心です。

拍子抜けするほどスムーズに育休へ

※棚橋家の休日のひととき

立石:育児休暇の取得、周りへの共有や手続きの対応などはいかがでしたか?社員数が少ないからこそ一人ひとりの裁量も大きく、丁寧な引き継ぎをしたり、入念な準備をしたりしないといけないイメージがあります。

徳地:う~ん、あんまり覚えていないんですよね。「子どもが産まれるからちょっと休みますね」みたいな感じだったかな。周りも「お~どうぞ、こっちも生まれるから助かるよ」みたいな会話をして。

立石:印象に残らないほどスムーズだったわけですね。確かに、徳地さんは育休取得に苦労していたイメージは全くないです。僕は普段、採用候補者に面談する際も育休を取得できると伝えているものの、自分のことになると不安でした。

しかし実際は、妊娠を伝えると自分のことのように喜んでくれましたね。CTOの青木さんは、「長い挑戦だし、若手の模範として背中を見せてほしい。仕事も家族も全力で取り組んでいきましょう」と何度も伝えてくれました。5~6回は話をしてくれましたね。歩み寄っていただけて本当に嬉しかったです。

棚橋:僕も当時の上司の山口さん(※)に2週間取りたいという話をしたら、「1カ月くらい取った方がいいんじゃないの?」と言ってくれて。実際に4週間取得しましたが、もっと取ってもOKな雰囲気でしたね。反対は一切なかったです。

※山口さんはDirector of AIというAIチームのリーダーをしています

立石:引き継ぎはどうでしたか?当時は人事が僕しかいないこともあって、結構ドキドキしていたんですよ。

棚橋:特別な引き継ぎは全然していませんね。そもそも、その人がいなければ回らないような体制にはなっていないので、不安はありませんでした。

立石:たしかに属人的になりすぎないよう、社員が協調して仕事を進める組織ですよね。NotionやSlackであらゆるログを残していますし。

徳地:普段から有休も取りやすいですよね。逆に、どれだけ使っても文句は言われないけれど、自分の仕事がなくなっていきそうな恐怖はあるかも。

棚橋:たしかにそれはあるかもしれない。

立石:全力で仕事に取り組むカルチャーな分、不安になるのかもしれません。採用強化中で、仕事がなくなることなんてないんですけどね(笑)

社員の皆さんも、仕事だけでなくプライベートにも全力な方ばかりです。子育て中だからといって、肩身が狭いなんてことはありません。

※Slackのやりとり/チューリングのSlackで流れる勤怠報告

徳地:考えてみると、COOの田中さんがジョインしてから変わったかもしれないですね。田中さんは、3人のお子さんがいて、週2~3日、15時に早退して保育園のお迎えにいきます。彼が仕事も家庭も全力で取り組む姿勢を見せていることで、より育児に協力的になった気がします。

立石:たしかに、組織のトップが率先して家庭を大事にしていますね。普段の勤怠slackもすごくラフですよ。「子どもが熱を出したからリモートに切り替えます!」とか、ごく普通にやりとりしますし。

徳地:若い社員が多いので、子育ては他人事ではありません。「いつか自分もそうなるかも」と考えているからこそ、協力的なカルチャーができているのだと思います。

私は海外の取引先とのやりとりも多いのですが、育休を取る旨を伝えると「OK」と快諾してくれました。2週間程度であれば、海外とか、ホリデー感覚ですしね。今でも、子どもの写真を送るんですよ。ほら、かわいいでしょ。

(座談会は一時中断して、お子さんの自慢まつり開催。やっぱり自分の子どもが一番可愛いよう)

育休を取って深まった、家族への感謝

※Slackのやりとり/みんな出産立ち会いを応援してくれました

立石:ちなみに皆さん、出産の立ち会いはしましたか?

徳地・棚橋:しました。

立石:僕は第1子はコロナで立ち会いができなかったので、今回がはじめてでした。実際に生まれる瞬間に立ち会えて、その神聖さに鳥肌が立ちましたね。第2子の出産は計画分娩だったので有休を取得しました。みんなSlackスタンプで反応してくれたり、優しいコメントをくれたりして嬉しかったですね。

棚橋:神聖な場でありつつ、緊張する場でもありますよね(笑)。私の妻は自宅で助産院の協力してもらいながら出産したんです。6歳の長男が「僕が赤ちゃんを抱く!」と張り切っていたものの、実際にみると怖くなっちゃって(笑)。

徳地:それはすごい経験ですね・・・!

立石:3人ともが出産に立ち会えるって、すごいことですよね。

棚橋:Turingでは「産後パパ育休(出生児育児休業)」があるのでみんなそれを使って取得していますよね。会社独自の制度として、配偶者が出産したときに2日間有給の休みをとれるのは素敵だなと思っています。

徳地:Slackで出産報告をしたときも、コメントをくれて嬉しかったですね。会社全体で祝ってくれていて、Slackのスタンプもすごい数になるんですよ。チームの垣根関係なくみんなで祝いの言葉をかけあうのが当たり前の風景になっています。

※Slackのやりとり/出産報告とお祝いの嵐

立石:育休を取って、周囲の反応はいかがでしたか?

徳地:義理の父親は妻が生まれた当時、バリバリ働いてほとんど家にいなかったそうです。ご両親は、「時代が変わったね」と喜んでくれましたね。

棚橋:生まれた直後に育休を取得し、その時期は義理の両親も来てくれたので、育児を取り合いしました(笑)

徳地:僕は生まれた1カ月後のタイミングに取得しました。家族で交代で妻のサポートができたので、よかったですね。

棚橋:なるほど、そんな取り方もアリですね。次はそうしようかな・・・・・・(笑)

立石:僕は妻と「ありがたいね」なんて話をしました。みなさん、心の底から育休を応援してくれましたから。バックオフィスの方々も迅速かつ丁寧に対応を進めてくれて、とても助かりました。

この期間を経て、子育てへの解像度が上がったように思います。自分が働いている時間に、妻や子どもがどんな過ごし方をしているのか分かりました。想像以上に大変でしたね。その時期にサポートできたのは本当によかったし、今まで以上に積極的に育児に取り組むようになりました。

※立石家:育休中のひと時

棚橋:たしかに、育休を取って妻への感謝が強くなりましたね。もっと家事を効率化しなければと思うようになりました。

立石:わかります。ひとつタスクを減らすことによる負荷の軽減がどれだけあるか、実感しました。最近は、「決める」タスクを担当しています。何をやらないか決めるだけでも、妻の負担を軽減できるんですよね。たとえば「靴下をこのボックスに入れる」とか、小さなことなんですけどね。

棚橋:我が家では、育休からの復帰や上の子の小学校入学も重なって、非常にバタバタしています。いろいろ効率化していきたいけれど、母乳育児をしているから食事にはこだわりたい。難しいですね。

徳地:それは大変ですね。僕の場合は、精神負荷の高いタスクをなるべくこなすようにしています。妻と役割分担をして、何をするかを整理しています。なにか大きな意思決定をする時や、周りとやりとりが発生する時は私が出るみたいな。

あとは洗濯機を乾燥機つきにして、畳まずにそのまま使ったり。子どもが偏食なので、栄養をしっかり取れる好物をストックしたり。いろいろ工夫してます。

我が家では最近、哺乳瓶洗浄に「ミルクポン」を使っています。洗浄も除菌もできるので、すごく楽なんですよ。

一同:へえ~~~~~!!!

立石:定期的に、Slackで育児効率化情報を共有しましょう!(笑)

HR立石の編集後記

いつも全力に仕事に臨む姿とは対照的に、パパ同士のほのぼのした会話が弾んだ座談会となりました。効率化の話題も盛り上がり、普段から育児に積極的な様子が伝わってきました。

Turingでは役員をはじめ、家庭やプライベートも全力で楽しんでいます。パパ・ママ社員が4割もいるので家庭との両立面での理解やちょっとした情報共有も盛んです。気になる方はぜひ社員に詳しい話を聞いてください。カジュアル面談もお待ちしています!

ライター:林

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