川塵録

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マインド・コントロール呼ばわりは最大の侮辱

2024年07月17日 | 人間心理・心理学
紀藤正樹弁護士がやっている「マインド・コントロール」キャンペーン。

アメリカでは20世紀に、欧州人権裁判所では2010年に、マインド・コントロールは「エセ科学」(pseudo-science)で効果がないよ的に否定されている。

それを知ってか知らずか、紀藤正樹弁護士は、日本で家庭連合を「マインド・コントロール一本」と中傷する。

鈴木みらいって家庭連合元信者も、「両親はマインド・コントロールされていた! たくさん献金したから私は家族でディズニーランド行けなかった!」って叫んでいる。

イギリスの学者のアイリーン・バーカー教授が、いろいろデータを駆使して、「家庭連合の伝道を受けて、2日間の合宿とか行っても、数年後に信者になってる人は4%だけ」って事実を掴んだ。

「数年で4%しか信者にならない」

これは洗脳でもマインド・コントロールでもない。4%の人が自ら「選択」しただけなんだ。

これが世界の学会の通説になってます。もう40年前から。

つまり、マインド・コントロールってのはエセ科学。「カルトだ」って誹謗中傷する人(紀藤正樹さんが典型)が使うレッテル用語。

しかし。

本当に紀藤正樹さんはひどい。

人を「マインド・コントロールされている」って言うことは、相手方に対する最大の侮辱。

マインド・コントロール呼ばわりすることは、相手方の人格を否定することだから。

鈴木みらい氏も、両親の人格を否定して侮辱している。

「マインド・コントロールされている」と言われた人の気持ちになってみてください。

カチンと来るはずである。

紀藤正樹さん(とか鈴木エイトさんとか有田芳生さん)は、家庭連合信者の拉致監禁に関わってきた。

そういう「スネに傷」がある。

だから、「自分が悪いんじゃない、相手が悪いんだ」と他責して、自分の罪を毀釈化・相対化・矮小化・正当化するために、家庭連合信者をマインド・コントロール呼ばわりし続ける。

彼らのこの悪癖は一生治らない。そういう「軛」に掛けられているから。

しかし。

その紀藤エイト有田の「邪悪トリオ」(ここに郷路征記弁護士を入れると「邪悪カルテット」になる)に背中を押されて、鈴木みらいみたいな拉致監禁に関与してない(であろう)元信者まで、両親をマインド・コントロール呼ばわりしている。

これはいけない。

マインド・コントロール呼ばわりは相手の人格を否定すること。

対話の道を阻むこと。

「お前はマインド・コントロールされている」「いやお前の方こそマインド・コントロールされている」

こういう不毛で非生産的なレッテルばりの応酬が続くだけだ。

子供の喧嘩か。

「お前の母ちゃんでーべそ」と罵り合っている小学校低学年レベルだ、、、

「浅薄な用語で相手をレッテル張りしない」ってのが、知性と品性のある態度。

ノーベル文学賞受賞者のバートランド・ラッセルも言っている。

私にとって最も不愉快な人種は、
相手を見境なく分類して、
分かり切ったレッテルを貼る人々である

one of the worst (to my way of thinking) is that of classifying everybody with some obvious label.

ーーーーーー

マインド・コントロールというレッテルを貼るのは、文字どおり、「最も不愉快」the worst なんですね。


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