宇宙やこの世界って、虚像、仮想現実、幻想的、マトリックス、作られた世界かもしれないって話はたまに聞くし、考えたりもしてませんか。
漢字を見ても、そんな情報は色々あるようですし。そんな話。
「宇」・・・屋根、天幕
紀元前2世紀、中国の古典「淮南子(えなんじ)」に「宇宙住古来今」とあって、古代から使われた熟語が宇宙でした。
現在では宇宙空間の全てを表してますが、古代世界では、平たい地球には屋根があると考えられていたとか。屋根に星々が張り付いているのだという。その屋根を作ったのは宇宙の創造神なわけです。
すると日本人は知らず知らずに、人工的な世界観を漢字で日常に取り入れていたりするわけで。虚像性を感じさせるではないですか。
地球の上空には透明な屋根があるとの発想は、古代エジプト、ヘブライでも同じだった。古代の倭人も、この世界には四神、四方、つまり行き止まりが存在すると考えてたわけで。神が作った世界は閉じられた空間なわけでしたし。
「宇(のき)」は、元々は屋根や、屋根の張り出した部分を表しているという。ウ冠の部分が、この世界にかかる屋根みたいです。
科学的には「無限の宇宙に丸い地球が浮かんでる」が常識ですが、数十年来、常識は疑うことしかできなくなってしまいました。
個人的にはこの世界は「屋根で閉じられてるフラットアースの狭い空間説」と、「無限に広がる宇宙説」、両方の可能性を考えてるのですが。無限に広がる宇宙に、閉じられた平面地球が浮かんでるのか?と思うこともあります。
どちらにしても、仮想現実といって過言でない、神工(人工)空間なのか?という疑惑は消えません。なにしろ、NASAだとかの宇宙の組織は偽情報を発信して欺いているし。偶然にしては出来過ぎている宇宙の構造は奇妙だし。
「空」・・・穴+工
空は「穴」と「工具」らしいです。空とは本来、「工具によってほった穴ぐら」を意味するとか。空は神により人工的に作られた、穴ぐらであったということでした。
空の秦の始皇帝の頃の「空」の字体を見ても、この世界はボトルにすっぽり覆われ、閉じられた世界であることを、示していますし。
「天」・・・大+一
天は人を意味する「大」という字の上に、一本のヨコ棒を足した形。
「一」はヒトの頭の上にある、天空の空間を表すとか。しかし「大きい頭をもつ人」も意味したとか言う。
頭の形が真っ平らな「一」であることで、天空や地面が平面である、そして「大きな人=神」の頭で管理されていることも、表しているような感じがします。
「陽」・・・見せかける、偽る(いつわる)
太陽の「陽」は、ヨウ、ひ、ひなた、あかるい、あきらかなどの読みがあります。漢字の1文字に古代の読みが数多く保存されているのは、日本語ならではの特徴です。
しかし何故か分からないけど、「見せかける、偽る」との読みまでも存在しているんでした。太陽って、偽りの存在と考えられてたみたいです。まさに虚像と仮想現実の要素が垣間見える。
昔の字体を見ると、「阝(こざとへん)」は盛り上がった丘の地形。「易」は「日+丂」で、これは太陽と斧を意味するとか。
つまり太陽の「陽」は山と人工物である斧を含むという、意味わかんない漢字だったんですよね。なんで太陽なのに、山と斧を持ってるのか?
「日本書紀」で太陽は、イザナギによって地球の天御柱から天に上げられたとあるんですよ。それで太陽とは神の人工物でした。
太陽とは実際に、人々に正体を偽った存在なのだろーか?すると阝って、地上から盛り上がった、天御柱なのかもしれないっていう新たな発想もでました。
まぁ科学的に測定した月は太陽の1/400サイズで、太陽~月の距離は1億4960万kmも離れてるのに同じサイズに見えるのは不思議でした。そのせいで皆既日食などがおこったりする。
こんな偶然が起こっているので、人工的(人神的)に作られて、設置されたとしてもおかしくない気がする。そういえばフラットアース説では太陽はとても小さくて、月と同じサイズで回ってるとかも言われますが。
古代には太陽には三本足の烏(八咫烏)が住むとか言われてました。そういえば「芸術は爆発だ」の岡本太郎の作品「太陽の塔」は、内部で生命の樹を表したものだったし。太陽の中に命があるというのは、無視できないところ。
太陽とは虚像性の塊というかんじがします。
「月」・・・肉、隠(かくる)
元は三日月の形から、月になったとか。
肉付き編の場合は、肉という字から月ができた。人体には肉月が使われていますね(心臓、胸、小腸、肺、太腿など)。
肉と月は全く無関係なのに、なんで月が肉なのだろうと考えたりする。日本神話では、月もまたイザナギにより、天御柱から空に打ち上げられた存在でした。まさに人工物。月が肉なのは、地球の大地の肉片が、月となったことを表すのだろーか。
そう言えば月って外殻の中身は空っぽという説があるんですよね。一方で肉とは人体の内蔵や骨の外側を取り巻いてる部位。だから月の構造が外殻だけで中身が中空ていうことを、肉付きの月で言い表してるのかもしれない。
人間と月は密接な関係があるというのは、「かぐや姫」をみても分かる通り。古代の伝承には月に関する物が多いですし。
日本の古語で月は「カクル」だった。カクルは隠る。だからかぐや姫というのは、「月姫」かもしれないんですよ。個人的な見解ですけども。
月は神の意思によって、隠れるように設定されたという意味だろうか。
「星」・・・日(晶)+生
大昔には「晶」という字が、星を表すものだったところに、「星」という字が作られたとか。
星の「生」は大地から生まれる草木のこと。つまり宇宙の星々とは生命として生まれたものと、昔の人は考えたようでした。
観測される星は、銀河だったり恒星だったりするんですが。ひょっとして日や月と同じように、地上で生まれて天にあげられた、という解釈をされてたのかもしれない。
「光」・・・影
光の古語は「影」だったんです。昔の人は光を影と言ってたので、ややこしや。
影とは実体がない存在なので、光で見える世界も「実体性に乏しい」ってことになる。昔からこの世界は虚像で作り物で幻想空間であることが、知られていたのかも知れない。
ところで光の甲骨文字や字源を見ると「火+卩」で、これは「跪いた人が火を上げる姿」なんだとか。つまり人工的な光のことなんですよね。
世界中の天体の光は自然光なのが常識ですが、漢字の「光」を元にすれば全部人工光っていうことになってくるのですが。作られた宇宙の、虚像性が見えました。
「地」・・・土+蠍
ファイル:Early Hebrew Conception of the Universe.svg - Wikipedia
さきほど述べた通り、古代にはフラットアースの世界観があり、空は透明なドームに閉じられているという解釈がされてました。
「地」という漢字の「也」の部分は、本来は薄い体の伸びた蛇やサソリの象形文字であったとか。この大地は薄く平べったい世界だと、解釈されてたのでした。
「球」はまん丸の玉のことだから、「地球」とは平面地球と球体地球の両方を言い表していることになる気がしましたし。
蠍や蛇の画像をみたら、これが地球の大地なのか、と思うことは難しかったです。この地球の正体が蛇であるというのは奇妙かもですが、世界を作った神というのは蛇神や龍神であるという神話は、日本や中国もふくむ世界中にあるし。日本の国常立神は龍神、イザナギとイザナミは蛇神っぽいですし。
小学館の図鑑NEO〔新版〕 宇宙 DVDつき (小学館の図鑑・NEO 9) 大型本
そういえば星座も虚像だったし
世界最古の星座は、紀元前のメソポタミアで生まれたとか、4万年前のドイツのシュターデル洞窟で発見されたライオンマン(獅子座)の像だとか言われてたりしますが。
単なる星々を、なにかの形として見るだなんて。古代の人々は、目に見えない神や動物や道具の姿を、夜空に焼き付けたわけで。これもまた宇宙が作り物であることの、象徴かもしれんですね。
ぽちされたすかり
関連記事
・竹取物語の「かぐや姫」はそもそも「月の姫」という意味だったかも
・未来の暗黒時代の終わり&黄金時代の始まりがテーマだった「太陽の塔」「ヨハネの黙示録」「銀行の壁画」
・モノリスは人類の進化の前触れ・・・「2001年宇宙の旅」の世界観が具現化した合図。もうスターチャイルドもいるよ?