本会は、石丸前市長の大ウソのでっち上げと余りものでたらめな市政に業を煮やして、令和4年4月23日に発足しました。
それ以降2年余りにわたって、市民の皆さんに「何が事実なのか、何が問題なのか」を発信し、市政刷新に一定の役割を果たしてきたと思っています。
しかし、本会はもとより大半の市民は、どうしようもない憤りを感じてきた日々でした。
前市長が、自分の意に沿わない議員や記者を悪役に仕立て、自らは正義のヒーローを演じる劇場型個人攻撃を行い、金もうけに走るユーチューバーがその映像を切り抜き動画に編集して流す。それを見た信者が熱狂して前市長を称賛し、一方で議員や記者を誹謗中傷し、中には危害を予告するがごとき攻撃をする。
こうした石丸信者の熱狂に酔った前市長は益々増長し、言いたい放題やりたい放題になっていました。
私たちは、故武岡議員がこうした攻撃を受け、心身ともに疲労する中で病気になり、失意にうちに亡くなったことを忘れることができません。
さらに、前市長は、就任直後から「恫喝された」と大ウソをでっち上げ、辞職するまでウソにウソの上塗りを重ねるだけでなく、お友達企業のアキタカターンズと癒着し、1社随意契約により利権構造まで作り上げていました。
まさに市民にとっては、「前代未聞の市長だ」といっても過言ではありません。
一方、議会は、市民の意に反したもしくは法令を無視した議案や予算については否決や修正をしており、最低限の役割は果たしたと評価していますが、議会には前市長をここまでのさばらせてきた責任があります。
市長の横暴や特定業者との癒着と利権を許さないために、議会には市長を監視する権能があり、検査権、監査請求権及び調査権が与えられているのです。
しかし、議会は、こうした権限を行使し、徹底した調査や検証をしたことは一度もありませんでした。
また、市長がSNSだけでなく市の広報誌まで私物化して、ウソまで交えた情報を流し続けたにもかかわらず、議会・議員からの市民への情報提供は、一部の議員を除いてほとんどありませんでした。
なぜ、せっかく作った会派による組織的な対応がなぜできなかったのでしょうか。
何のための会派だったのでしょうか。
多くの議員が「さらし者になるのはこりごり、触らぬ神に祟りなし」で済ませていたと感じたのは本会だけではないでしょう。
なお、「大ウソでっちあげた前代未聞の市長」であることを知りながら追随し支えてきた議員は、議員以前に人として信用できません。
また、アキタカターンズとの不正行為に加担した議員に至っては、「安芸高田市を食い物にする危険人物だ」と言っても過言ではありません。