今夜の『アナザースカイ』はサンクチュアリ主演・一ノ瀬ワタル 格闘家時代を過ごしたタイとラオスで過酷を極めた修行の地を巡る

2024.7.6 11:45
一ノ瀬ワタルリング上

7月6日よる11時から放送の日本テレビ『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』のゲストは、俳優の一ノ瀬ワタル。圧倒的な存在感で見る人にインパクトを残す演技と、初主演となったドラマ『サンクチュアリ -聖域-』が注目を集め、一躍スターの仲間入りを果たした彼。そんな一ノ瀬がかつて格闘家時代に修行していたタイとラオスを再訪。お金もなく過酷だった修練の地を巡りながら、格闘家から俳優・一ノ瀬ワタルが生まれた人生の転機を振り返る。

一ノ瀬ワタル砂場

「まさかまた此処(ここ)に本当に来るとはっすな」そう感慨深げに歩くのは、バンコクから車で1時間。約18年前に住み込みでムエタイの修行をしていたナコンパトム県。その足取りは重く、厳しい生活の記憶がよみがえる。とある飲食店の前で、「(試合に勝って)飯食うぞって言ってちゃんと初めて飯を食ったのが此処だった。でも辛(から)くて…。辛さと飢えと闘いながら食ってた」と言葉を詰まらせる一ノ瀬。練習で走り込んでいた道には野犬がおり、そこで行っていた減量期間中のトレーニングに、MCの今田耕司と八木莉可子は絶句。しかし、町は大きく変わっており、暮らしていたジムは驚きの姿に変身していた。

そして、懐かしいジムの仲間との再会。ビーチサンダルを買えずに裸足で歩いていた青年時代を、苦楽を共にした仲間と振り返る。

一ノ瀬ワタル食べる

旅はタイの隣国、ラオスへ。当時と同じように列車で向かう。たどり着いたラオスも、町の風景は変わっていたが、18年前と同じく裸足で歩く。どうして茨の道を選び、耐えることが出来たのか?「好きな漫画のセリフで、“命を捨てろ。それしか生き残る道はない”って言葉があるんですよ」「俺みたいなやつが何かを得られるには、それぐらいやらないと」とスコールに打たれながら語る。

一ノ瀬ワタルサウナ

ラオスでは今ハマっているというサウナへ。3種のハーブ、レモングラス、コブみかんの葉、ユーカリタスを薪窯で煮出す『ラオス伝統薬草スチームサウナ』を体験。ストイックな性格から起きてしまった、まさかのアクシデントを明かす。

次に向かったのはムエタイ2大聖地のひとつ、『ラーチャダムヌーン・スタジアム』。ボクシングのビッグマッチも行われる聖地で、かつては一ノ瀬も戦っていた場所。今田は「ここに立つことが凄いでしょ。ここに立てないんだもんみんな」と言葉を熱くする。

選手通用口は何も変わっておらず、当時写真を撮った場所を前に、涙をこらえきれない一ノ瀬。このリングに上がったことで、一ノ瀬のタイでの修業は幕を下ろした。

一ノ瀬ワタルファイティング

タイ修行から帰国後、転機が訪れる。勝利した試合で対戦相手が泣いているのを見たとき、「誰も幸せになってないですよ、会場とか。俺が勝っても」と罪悪感や違和感を覚え始めたという。そんな時、俳優人生を歩むことになったきっかけの映画監督・三池崇史と出会う。スタジオでは三池監督から一ノ瀬へサプライズメッセージが送られた。三池監督から見た一ノ瀬は、「硬派な人たらし」だという。その理由とは…?

「映画で悪役をやるとみんな喜んでくれるじゃないですか」「誰かを踏み台とかではなく、みんなが幸せになれるんすよ」と、俳優の道へ進んだ思いを語る一ノ瀬。

強靭(きょうじん)な精神力を持つ一ノ瀬の原点が詰まったアナザースカイは今夜11時から放送。

写真提供:(C)日テレ

  • Twitter
  • Facebook
  • Line

SNS

featured

text_newarticles

categories