暇空茜が相手にとって迷惑だった可能性の話
昨日、観戦車さんの以下のツイートを見かけた。先の松村りかさんの連投ツリーを見ていただけるとよく分かるのだが、メディアが取り上げたがっていた主要5候補の選挙戦略、年齢をグラフ化した内容だ。
今回の都知事選で石丸さんを応援していた方たちの構図として、政治に若い風をという理由で石丸都知事 + 選挙で名を上げる予定だった安野さんを重要職につけるのではという予測があった。観戦車さんの突っ込みはこれに対する暇空さんが意図せず(かどうかは不明だが)この構図に風穴を開けてしまったことに対するツイートだ。
実際の選挙中は、単純に彼らを抜いて暇空さんが都知事になってしまうことが嫌なのかと思っていた。もちろんそれも困るだろうが、現在の流れを見ていると石丸さんが当選後は映画などで盛り上げて支持率上昇させ、それからやりたい政策を実行していったのかなと想像できる。
石丸伸二氏をモデルにした劇映画「掟」8月30日公開 奥山和由氏がプロデュース : 映画ニュース - 映画.com (eiga.com)
あくまで選挙後の結果論から言えば、石丸さんは2位だった。ただ、選挙序盤戦のメディアや各陣営の行動を見ると石丸さん1位に向かって進んでいく準備があったと思う。選挙序盤は、この当選後の手順を台無しにされかねないことが問題だった可能性が浮かび上がる。
選挙序盤戦
暇空さんは選挙序盤、自身の公約と共に小池さん・石丸さん・蓮舫さんの政策や行動に対する論評や批判を述べていた。Xのトレンドでは何故か暇空さんの名前が出ては消えつつ（中国の関与が疑われている）、他候補の小池・石丸・蓮舫さんはよく見かけた。ただ、それらをクリックしてみると暇空さんの政策論評ツイートがトップに出てくる。あくまでそれらは正統な政治討論材料にもなる論評だが、彼らに痛い内容が詰まっていた。
すると選挙開始から2～4日以内のことだったと思う。この頃、暇空さんに批判・悪口言うなみたいな意見が散見していた。ちなみに暇空さんは批判こそすれ、悪口を言っていない。あくまで政策論評や公共の事実からの予測だ。6月23日頃からは散見されたが、僕が気づいたのは少し遅めで、次のツイートを見たときだ。
暇空さんは自身の政策と対立候補の政策問題点は5分5分でどちらもアピールしていた。が、僕の五感では、新規に暇空さんを知った層には対立候補の政策問題点の方が強烈だと思う。初めて知る内容も多いはずだ。さらに、今回の都知事選は党派性や若さみたいな抽象的概念が入り過ぎていて政策があまり見えなかった。いつもは張りぼてでもマニフェストに沿って選挙が行われるのに、今回はいつもと感触が違った。その中で暇空さんのツイートは強烈だった。
僕は相手側も反論として暇空さんの政策の矛盾点を挙げることを期待していた。が、暇空茜は禁止用語のため公的な言及は一切なし。支援者からの反論のみだった。
内容は性格の問題点と、政策の矛盾点だが解像度が低い内容ばかりだった。例えば公約のデジタルクーポンが不正に使われたり、大したことないなど。暇空さんはすでに効果的な不正対策をいくつか発表しており、デジタルクーポンの力を説明している。その説明を破る(少なくとも僕がダメだと思う)力は無かった。
暇空さんが突いた各陣営の政策問題点についても、その反論ができなさそうな内容だった。トレンドに載るから仕方なく反論するかと思ったが有効的な反論はなかった。有効的な反論がでなかったことは今回の都知事選で僕が一番強く心に残っていることだ。あくまで僕の観測範囲なので有効的な反論があったかもしれないが。
SNS活動の失敗
選挙中盤戦以降も上位3名のトレンドで暇空さんの政策問題点ツイートは彼らのトレンドでトップに立っていた。そのため、暇空さん以外はXで有効な施策を打てなくなったのが目に見えた。そこで目立ったのが、候補者名を使わないハッシュタグ戦略だ。ただ、どの候補者でも使えそうな曖昧なタグのため、作りたては良くてもすぐに全ての候補者の応援が並ぶようになっていた。
そこで最初の表だ。おそらく暇空さんがいなかったら石丸・安野さんが綺麗にSNSまで入っていたと思う。オールドメディアでは中盤以降都知事選の情報が激減したが、もし暇空さんがいなかったら石丸さんはSNSからテレビ・新聞まで全て網羅してた最強の候補者になって、安野さんもでより知名度を上げていたかもしれない。ちなみにAI関連の有名アカウントが何度か彼を呟いていました。
今回の選挙、上の表と矛盾するようだが、僕の感想はオールドメディアの強さを実感したことだ。石丸陣営はTikTokやYoutubeを利用して若者の指示こそ得たが、後半にテレビメディアを利用できなかったことで老人の票を取り込めなかった。もちろん暇空さんのSNS活動の影響も強い。石丸さんを応援していた方たちはSNSからテレビまで全てのメディアを利用することで勝つ戦略だったのかと思う。
まとまりないが、観戦車さんのツイートを見て思ったことをつらつらと並べてみた。たぶん、暇空さん関連の記事は以下のYoutubeで述べられていることが理由で最後にすると思う。相手方に睨まれたり取り込まれたりしたくないので。今回は昨日散見的に自分でつぶやいた内容が断片的で気持ち悪かったのでまとめる意味で書いた。今後、ここのアカウントはただの日常を綴るつまらない日記Noteになるかと思う。
この記事は以下のツイートをまとめたものだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？
コメント