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特集
2024/7/16 20:00
凪乃ヒマワリ誕生秘話③ 名もなき"彼女"に狂わされた制作チームが、すべてを産み落とした一夜
駱駝法師
みなさんこんにちは!駱駝法師です。
ゆくえレコーズの連載企画「凪乃ヒマワリ誕生秘話」。前回はキャラクター制作企画が立ち上がり、合成音声キャラクター愛の深いボカロPや絵師によって凪乃ヒマワリの根幹となる部分が築かれていきました!
2023年10月23日時点で挙げられた要素は以下の通り。
人間や機械、実体非実体などはあえて曖昧に
「時計」「旅(ゆくえ、と絡めて)」などがテーマのキャラ
時間の旅人、的な要素が外見から垣間見える
14歳ながら大人びていたり達観している
笛になるカッコウのからくりが相棒にいる
今回はそこから更に深掘りし、キャラクターの性格や名前が決まる様子をお届けします。
では、さっそくいってみましょう!
※本記事で制作チームが発言している凪乃ヒマワリについてのアイデアはすべて現在の公式設定とは関係ございません。あくまでひとつの解釈として捉えていただき、皆さんそれぞれの中の凪乃ヒマワリを自由に育んでいただけたらと思います。
<基本>
人間や機械、実体非実体などはあえて曖昧に(以下の設定だと実体説が濃厚かも)
「時計」「旅(ゆくえ、と絡めて)」などがテーマのキャラ
時間の旅人、的な要素が外見から垣間見える(未来や過去の産物がごちゃっとしているなど)
14歳ながら大人びているような印象を受ける
相棒となる動物(生物、無生物を問わず)がいる
一人ぼっちという出自と重ねて、カッコウだと良いかも
リアルな生物というよりかはデフォルメされた木製のからくりみたいな感じだと良い
鳥笛にもなる
1000年生きてる
桃源郷へ行こう
時間の孤児
<性格>
ひょんなところで幼さが垣間見え、余裕よりかは背伸び感がある
苦いものが苦手だし、意外と甘くて子供っぽいものが好き
本当は甘えたいのに、甘えられない
ずっと孤独だった故に知らないものやコンプレックスがある
基本たどたどしい敬語(○○です、が変な用法になってる)を使うが、気を許した相手には砕ける
基本たどたどしい敬語(○○です、が変な用法になってる)を使うが、気を許した相手には砕ける
コミュニケーションの取り方や自己表現が素直なのに下手くそ
対人関係が不器用で、「誰かと一緒にいたい」という気持ちへの自覚がない
※稲むりさんはこの時ノータイムで初音ミクの身長を返してきて本当にビックリした
※Wikipediaより参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%8E%E3%83%A2%E3%83%B3
※NHKによる「2020応援ソングプロジェクト」のために米津玄師さんが書き下ろした、小中学生音楽ユニットFoorinの楽曲。「誰かを応援する」ことの尊さや難しさと誠実に向き合いながら、小さな世界で繰り広げられる日常の機敏に焦点が当てられている。
※ボカロPのsasakure.UKさんによる初音ミクオリジナル曲。「終末シリーズ」のうちの1曲であり、記憶の中の「キミ」を辿って初音ミクが旅をし、最後には切ない結末を迎える2009年を代表するボカロ曲のひとつ。
―――ビジュアル制作編へ続く……。
ぜひ記事の拡散よろしくお願いします!
駱駝法師
ボカロP、イラストレーター、インターネットレーベル「ゆくえレコーズ」代表・企画制作担当。