鬼を一匹通してクビになった

外で料理されるとね、最悪なんです

川でスイカ冷やしてたでしょ？預かってます

警備員はいいよ、おなかすかないし

自分が女性脳と知ってから優しい性格になった

警察に重要な情報を伝えないことをかっこいいと思ってる

私を見て、それから桜を見て下さい

ここに建つ病院に入ると決めてるんです

マラソンの中盤で「ラストスパート」と叫んでくる

ストーブに発砲したら隊長になったんですよ

貴方の納得いかない顔が我々のご褒美です

マジックですか？次は逮捕ですからね

この村の皆さんは、鼻をつまむと鼻がとんがってしまうのです

登山家同士のトラブルは面白いから放置してます

いざって時に逃げるの昔からなんですよ

私はほっぺたもちもちですよ

大きい犬だ、相談したいな

話は聞きました、この山を出たいそうで

町を盛り上げる犯罪、と言えば伝わりますか

悲鳴聞こえましたね、様子見ます

試しにおもいきり蹴ってみてください

私は君らが引くほど大きな声を出せる

横からの私も是非見てください

私服の自分はアメリカですよ

おいタフボーイ、タフだな

妊婦を気にしているんですか？なぜですか？

ちょっと君、そのマグロはどこで釣ったのかな？

辛いことがあった日は警備もザルになるってもんです

償ってるところすみません

じゃあ私の安全は誰が守ってくれるんですか

入っていいですよ、好きになっちゃいました

俺は人生で二度死にかけた。

一回目は小学校ん時や。俺には保育園の頃からのツレでシンヤってのがおって、シンヤとその姉貴とよう遊んどった。姉貴は高校生のくせに暴走族みたいなことやっとった。ほんで俺もたまにバイクの後ろに乗せてもらっててん。で、ある夜や。いつものように乗ろうとしたらシンヤが俺の手を引っ張って「今日は俺や」って言いよってん。そんなこと今までなかったからびっくりしてんけど、まあ俺ばっかりが姉貴を独り占めしてたから嫌やったんやろな。ほんで俺が降りてそいつが代わりに乗ってんけど、乗った瞬間に「ねーちゃん頼むわ」言うて二人乗りのバイクが急に走り出してん。だいぶ向こうまで行ったなと思てたらライトがバッとこっちに向かって点いてん。そや。こっち来んねん。アクセル全開。ものすごい音。だんだん近づいてくる。俺は逃げようにも足がすくんで動かれへん。ほんで次の瞬間。シンヤを乗せたバイクが俺を思いっきり轢いてん。すごい骨折れたわ。あとな、すごい血出た。近所の誰かが通報してくれたみたいで救急車で運ばれて、なんとか治療してもろて死なんで済んだんや。これが一回目や。

二回目は今の仕事してからや。シンヤとはそれ以来口も聞かんくなって姉貴ともども遊ぶことはなくなったんやけどな、十年くらい前かな？シンヤが俺に会いに来よってん。いつものようにここに立ってたら前から白衣着た男が歩いてきてな、何事か思てたらいきなり「よこせし！」とだけ言うて俺に殴りかかってきよってん。俺はなんのこっちゃわからずなされるがままや。何を言うたか何を言われたかはもう覚えてへん。ただただボコボコや。倒れた状態で横目で見えたんやけど、シンヤは試験管みたいな入れもんに何かを集めとった。ほんで最後、「ンアャー！できそうナリ！」とだけ言うて帰っていきよった。俺は気づいたら病院のベッドで寝てた。ボロボロの俺を二回も救ってくれたお医者さんには感謝やな。

これは後から知ったんやけどな、iPS細胞って俺のおかげでできたらしいわ。俺がシンヤのこと恨むのは、間違ってるんかな。

ちょっと違ってます、守りたいものに徐々に変わっていって

さっきから、私が赤ちゃん嫌いなこと前提で話してませんか？

私が万引きしてたら、声をかけたくなると思いませんか

もう大丈夫、タイショーくんは私が処分しました

失うものがない人の話を聞くのが私の仕事ですから

動じませんよ本部ごと盗られましたが

質問するたび老ける

次水かけたら本当に怒るからな

噂やおとぎ話の位置に「退勤」がある

私が両手で持つタイプの武器を持っていたとしてもか？

休憩してたら「適当な警備の様子」として撮られた

車椅子に乗った幽霊より、車椅子に乗った人間の方が怖いでしょう

「帰宅」の号令で帰宅した

今日誕生日なんですよ、泣いてもいいですか

「やりがい見つけちゃってさ」ってビール空にしながら言ってた

毎日新しい遺書をしたためてポケットに入れてる

君たち警備(おまもり)対象は我々警備(がーでぃ)員が警備(まも)る

20年間守っていた人はただの銅像だった