兵庫県知事の「石丸構文」型応答
亡くなったW氏が、定年間際に身を賭して行った公益的な通報に対して兵庫県、ならびに同斎藤知事やその支持政党関係者が示した態度は、本質的に「石丸構文型」であるところが致命的です。
W氏は7項目にわたって、具体的に詳述した「斎藤元彦兵庫県知事の違法行為等について」を正々堂々と、実名で公開しました。
これに対して「噓八百」のようなレッテル貼りでまともに答えないのみならず「調査方法は申し上げられない」としながら、公益通報者を逆に「告発」「調査」し「すべての論点の核心部分が誹謗中傷」と、手なづけた弁護士などに代弁させ(かつその弁護士の名前はひとまず伏せ)処分されるべき人間が逆に「懲戒処分」を下して見せるという乱脈。
この姿勢は、今週に入ってからの「石丸論法」というより、市長時代の石丸伸二氏が安芸高田市議の「居眠り・いびき」糾弾(実際には軽い脳梗塞でいびきをかいてしまっていた病状の可能性が指摘されているもの)で示した態度と、むしろよく似ているように思われます。
つまり、自分の状況が悪くなると「意味が分からない」と逆に質問に転じ「私に責任を転嫁するな」「原因は相手側にある」と既定路線のシナリオに誘導。
とどのつまりが「恥を知れ」的な恫喝で切り抜ける「前市長」。
これと同じ構図が、自分の状況が悪くなると「調査しないと分からない」と、逆に調べる側に転じ「私に責任を転嫁するな」「原因はお前にある」と既定路線のシナリオに誘導、とどのつまりが「懲戒処分」でレッテル貼りする「県知事」の振る舞いの骨格が類似して見えるということです。
さてしかし、どうしてこんな情けない連中が、曲がりなりにも選挙に通ってしまったのか・・・。














