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アンパンマンの映画の「ばいきんまんとえほんのルルン」が凄いと聞いて観にいったんですが、かなり好きでした。 特にばいきんまんの解釈が僕のものと一致した点です。 アンパンマンは ・圧倒的な武の力によって制圧ができる ・仲間が基本的に有能かつ人数が多い ・無限に近い復活ができる という、能力が高く、仲間が有能かつ大量にいて、復活も容易という、圧倒的なパワーを持っているんですが、ばいきんまん陣営は ・ばいきんまんは非力 ・仲間が少ない上に無能(働かない、自由、自分のことしか考えない) なんですよね。 一方で、ばいきんまんはこん凄まじい差をどうやって埋めているかというと ・テクノロジーのフォーカスする ・知恵と戦略でなんとかしようとする ・失敗しても諦めなくて挑戦し続ける なんです。アンパンマン側は、高い能力と潤沢なリソースで圧倒的できるため、進化していないんですが、ばいきんまんは技術をアイデアで勝負するしかないから、テクノロジーレベルはめちゃくちゃ高い。 で、今回の映画だと、まさにここに焦点が当たっているんです。 ・ばいきんまんが絵本の世界に飛ばされて、そこを救うことになる ・メカなどがないので、数少ない資源を廃城から集め、それで工具を作り、その工具を使って木でダダンダンを作る ・今回のゲストキャラであるルルンは諦めがちで弱いのだが、それを「俺様もそうだ」と言って、失敗しても諦めない心の重要さを説く ・自分だけではダメだと判断し、「アンパンマンを呼べ!」と言う ・アンパンマンが戦っている間でも、何度負けても技術を駆使して立ち向かう という感じなんです。 アンパンマンが「愛と勇気」なのであれば、ばいきんまんは「技術と挑戦」なんです。何日もかけてあるものからなんとかメカを作り出そうとするシーンにたっぷり時間をかけていて、制作者側からも、ばいきんまんの良い点を引き出そうとする気迫を感じました。 ものづくりをやっている人や、クリエイターの人はグッときてしまうかもしれません・・・。オススメです。