諦めのドアをこじ開ける。
東京在住の女性M様から「人生色々あり、忙しい人生が最近やっと暇になったはいいけれど、何かモヤモヤしています。ずっと人のために生きてきて他人は幸せになりましたが、自分には何が残ったんだろう?と思うことがあります。人と繋がりたいのに繋がれない感覚もありますし、死ぬまでにやりたいことって何だろう?となっています。他にも色々燻っているものがある気がします。当方東京○○です。来ていただけたらランチしながらお話したいです」と、ご連絡をいただいた。正しい私の使い方である。
M様のご自宅にあるヒーリングルームに案内され、オラクルカードや花や本やパワーストーンで埋め尽くされた空間で話を聞いた。M様は言った。私にとって、人と繋がるとは役に立つとか共感することだと思っていたのだが、終わった後に酷く疲れる。カウンセラーの仕事をしていたが、人の悩みなんて聞きたくないと思って開店休業状態にある。何かをやりたいと思っても、頭の中の声がうるさくて、やる前から疲れてしまって何もできない。坂爪さんは、そのままの姿で人と繋がっているように見える。本当は人と繋がりたいけれど、人との繋がり方がわからない。どうすれば、自然に繋がれるのかを知りたい。M様は、そのようなことを話した。
私は「俺は、別に繋がりたいとか思っていないけれど繋がっている」と言った。そんなことより、他人は幸せになったが自分は幸せになれなかったと言うM様に、傲慢さを感じた。誰かが犠牲になることで保たれる調和は偽りである。M様は言った。自分はいい子を演じてしまう。無意識にいい子をやってしまうから、頑張って悪い子になる練習をしている。昔、自殺を考えて家にあるものを全部整理して、必要なものだけをまとめて家を出た。学校の成績表だけは残した。親に「優等生だったあなたの娘は、結局自殺をすることになりました」と見せつけてやるためだった。だけど、物を整理したら妙に身軽になって楽しくなり、結局生き延びた、と。
苦しくなるのは、足りないからではなく、持ち過ぎているから。M様は「本当は、坂爪さんと一緒に北海道のラベンダー畑に行きたかった。だけど、いきなり誘ったら迷惑かなと思って、ランチに誘った」と言った。私は「北海道の方が五億倍嬉しかった」と言った。M様は「旅行は好きだが、航空券やホテルやレンタカーの手配が面倒で諦めてしまう」と言った。私は「そんなもの俺が全部やります」と言った。やるやる。全然やる。だから一緒に北海道に行こう。M様は「実は高知にも沖縄にも出羽三山にも行きたい」と言った。私は「行こう」と言った。M様は「もっと言えばメキシコにもエジプトにも行きたい」と言った。私は「全部行こう」と言った。車なら俺が運転する、航空券も俺が取ると言ったら、M様の顔つきが変わった。優等生からいたずらっ子の顔に、好奇心旺盛な女の子の顔に変わった。どんどん、可愛くなった。
M様は「実は私は優等生ではないのです」と白状した。沖縄で開催された講習会に行った時、嵐で全部中止になった。その時、私は、一緒に行った友達と「どうせなら沖縄を楽しもうぜ」と思って一泊十万円のホテルに泊まった。あれは最高の思い出になった。それを思い出した。坂爪さんとは、ぶっ飛んだことをやりたい。これまでの私は頭の声に負けていた。でも、今、頭の声が遠くに行った。何を言われても「言いたいやつには言わせておけ」と思っている自分がいる。これはすごい変化だ。いや、変化ではない。こっちの方が本当の自分だ。なんだかこの部屋にあるものを全部捨てたくなってきた。捨てます。今日は本当にありがとうございました。そう言って、M様は非常にスッキリとした表情を浮かべた。自由な女は綺麗だと思った。
坂爪さん、本日は我が家まで来て頂きありがとうございました
衝動的にうっかり生きるということを忘れ、現実の真面目沼にズブズブとハマっていた自分がいました
つまらなさやモヤモヤを感じていたのは、わたし自身の生き方が退屈だからでした
うっかり衝動的に生きちゃえ、と決めたら楽しくなって、何から捨てようかワクワクしている自分がいます
手放したいとかでなく、捨てる!で終わり
衝動が湧いたらまた連絡します、どこか遠くへ飛びましょう✈️
おおまかな予定
7月17日(水)東京都中央区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
バッチ来い人類!うおおおおお〜!
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