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穴水駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
穴水駅
駅舎(2016年5月28日撮影)
あなみず
ANAMIZU
(まいもんの里駅[1]
能登鹿島 (6.3 km)
地図
所在地石川県鳳珠郡穴水町字大町ト33
所属事業者のと鉄道
所属路線七尾線
キロ程33.1 km(七尾起点)
電報略号アツ
駅構造地上駅
ホーム2面4線*
乗車人員
-統計年度-
113人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日1932年昭和7年)8月27日[1][2]
備考直営駅(早朝夜間無人)
みどりの窓口
* 1面1線のみの使用
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穴水駅*
駅構内(2010年3月6日撮影)
あなみず
ANAMIZU
所属事業者のと鉄道
廃止年月日2005年平成17年)4月1日**
乗入路線
所属路線七尾線
キロ程33.1 km(七尾起点)
(11.0 km) 能登三井
所属路線能登線
キロ程0.0 km(穴水起点)
(5.3 km) 中居
備考**能登線の廃止日
*能登線の駅は1988年(昭和63年)3月25日から1991年平成3年)9月1日までのと穴水駅
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穴水駅(あなみずえき)は、石川県鳳珠郡穴水町字大町にある、のと鉄道七尾線で、同線の終着駅である。

概要[編集]

穴水町の代表駅で、以前は七尾線から能登線が分かれる分岐駅でもあった[3]

まいもんの里駅」という愛称(副駅名)が設定されている(「まいもん」とは、能登弁で「おいしいもの」の意)[1]

かつては当駅から輪島(七尾線の一部)・蛸島(能登線)の二方面へ路線が分岐していたが[4]、前者は2001年平成13年)、後者は2005年(平成17年)にそれぞれ廃止され、当駅は七尾線の終着駅となった。なお、終着駅となった後も北へ400mほど線路が残されており、運転体験会などで使用されている[5][6]

のと鉄道が能登線の営業を引き継いで開業した当初、後にのと鉄道七尾線となる路線は西日本旅客鉄道(JR西日本)が引き続き営業を行っており、当駅もJR西日本の管轄だった。そのため、のと鉄道の駅は「のと穴水駅」としてJR西日本のものとは分けられ、独自にログハウス調の駅舎も有していたが、七尾線の運営移管に伴い両者は統合され、駅名も「穴水駅」に戻った。その後、旧のと穴水駅の駅舎には、のと鉄道の本社が入居している(能登線廃止に伴い宇出津から移転)[7]。旧コンコース部分にはテナントとして使用されなかった部分が残されており、跨線橋と合わせて冬期間に開設される牡蠣料理店「穴水駅ホーム あつあつ亭」として利用されている[8]。2015年3月には駅舎に隣接する場所に物産館「四季彩々」が開業[9]し、それにあわせて駅舎外観の塗装変更などのリニューアルが行われている。「四季彩々」では能登地方の土産物やのと鉄道オリジナルグッズの販売のほか、そば・うどん類の軽食店も併設されている。

車両基地・工場を有し[1][7]夜間滞泊も設定されている。この車両基地は七尾線の経営移管時に設けられたものである。

歴史[編集]

駅構造[編集]

単式・島式・切欠きホーム2面4線[13]を持つ地上駅だが、便数削減や七尾線部分廃止、能登線廃止で用途がなくなったため駅舎側の1番線のみで客の乗り降りを行っている。2・3番線は車庫関連で使われており、原則として乗り降りには使われていない。

頭端式ホームの0番線は七尾線の経営移管時まで「のと穴水駅」のホームとして使われていたホームで[1][14]、穴水駅の統合後は当駅始発の下り列車が使用していたが、能登線廃止のため事実上使用不能となり、その後、かつてのと鉄道で走っていたNT100形気動車[7]NT800形気動車[7][15]がそれぞれ留置されている。輪島・蛸島方面への路線があった当時は、原則として1番線を七尾方面行き、2番線を能登線方面行き、3番線を輪島行きとしていた[1][16]

直営駅で、みどりの窓口[17]自動券売機が設置されている。

のりば[編集]

ホーム路線行先
0(保存車展示用)
1のと鉄道七尾線和倉温泉七尾方面
2・3(回送列車の待機、臨時列車のみ)

利用状況[編集]

2019年令和元年)度の1日平均乗車人員113人である[18]

「石川県統計書」によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度1日平均
乗車人員
1996年900
1997年702
1998年667
1999年647
2000年615
2001年504
2002年398
2003年367
2004年359
2005年192
2006年173
2007年188
2008年185
2009年192
2010年174
2011年145
2012年135
2013年125
2014年97
2015年135
2016年130
2017年107
2018年119
2019年113

駅周辺[編集]

近辺は穴水町の中心部に位置している。

バス路線[編集]

2005年(平成17年)から、廃線となった能登線と七尾線の一部(輪島線)を代替するバスが北鉄奥能登バスにより運行を開始している。

かつては駅前から奥能登をめぐる定期観光バスに乗車することができたが、後に駅前を経由しなくなった。

穴水駅前
  • 珠洲特急・珠洲宇出津特急:すずなり館前行き / 金沢駅西口行き
  • 穴水輪島線:能登空港輪島駅前 行き / 塚田 行き / 穴水総合病院口 行き
  • 唐川線:上唐川 行き
  • 穴水線:門前 行き / 穴水総合病院 行き
  • 大田原線:樟谷・鵜川駅前 行き / 穴水総合病院 行き
  • 鹿島線:能登鹿島・曽福 行き / 穴水総合病院 行き
  • 穴水珠洲 (A/B/C) 線:松波城址公園口鵜飼駅前飯田高校下・珠洲市総合病院前・珠洲鉢ヶ崎 行き / 穴水総合病院 行き
  • 穴水宇出津 (A/B/C) 線:鵜川駅前・宇出津駅前 行き / 穴水総合病院 行き
  • 穴水東部線:岩車・鹿波・兜診療所前・立戸の浜・前波南・竹太 行き / 穴水総合病院 行き
  • 高校線:穴水駅前 - 穴水高校 - 穴水駅前
  • 穴水町無料観光バス「ローエル号」 - 中居鋳物館・能登ワイン・能登大仏経由 穴水駅前 行き(1日2便・5~10月の日曜に運行)

隣の駅[編集]

のと鉄道
七尾線
能登鹿島駅 - 穴水駅

かつて存在した路線[編集]

のと鉄道
七尾線
穴水駅 - 能登三井駅
能登線
穴水駅 - 中居駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g 川島 2010, p. 59.
  2. ^ a b c d JTB 1998, p. 154.
  3. ^ “【よみがえる鉄路の記憶 西脇恵さん撮影】穴水で切り離し 2方面へ”. 中日新聞Web. (2020年10月26日). オリジナルの2020年11月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20201101032458/https://www.chunichi.co.jp/article/143276 2021年5月2日閲覧。 
  4. ^ 朝日 2011, p. 20.
  5. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻550号(2012年8月号)、77頁。
  6. ^ “「のと鉄道」の運転体験イベント-地元のまちづくり会社が企画”. 金沢経済新聞. (2011年4月1日). https://kanazawa.keizai.biz/headline/1374/ 2021年5月2日閲覧。 
  7. ^ a b c d 朝日 2011, p. 15.
  8. ^ ほっと石川旅ねっと のと鉄道牡蠣炭火焼店「あつあつ亭」 - 石川県観光連盟
  9. ^ 穴水町物産館 四季彩々
  10. ^ a b c d e f g 朝日 2011, p. 21.
  11. ^ a b c d JTB 1998, p. 155.
  12. ^ 『私鉄の廃線跡を歩く』、139頁。
  13. ^ 川島 2010, p. 39.
  14. ^ 寺田裕一『私鉄の廃線跡を歩くIII 北陸・上越・近畿編』、JTBパブリッシング、2008年、150頁。ISBN 978-4-533-07145-4
  15. ^ “のと鉄道、穴水駅のパノラマ車でライブイベント…8月19日”. Response.. (2014年8月11日). https://response.jp/article/2014/08/11/229724.html 2021年5月2日閲覧。 
  16. ^ 川島令三『全国鉄道事情大研究 北陸編(1)』、相思社、1995年、199頁。ISBN 4-7942-0616-X
  17. ^ JR指定旅行会社の営業所扱いとなる。旅行業登録番号は石川県知事第2-138号。
  18. ^ 令和元年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 104 (2021年3月). 2021年4月12日閲覧。

参考文献[編集]

  • 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編II』JTB、1998年10月1日。 
  • 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン 全線・全駅・全配線 第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』講談社、2010年9月20日。ISBN 978-4-06-270066-5 
  • 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日。 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]