「村山月さん殺害事件」や「廣瀬爽彩さん凍死事件」の話題がよく上り「大麻を売買」する10代も...「昔と違う荒れ方」をしている「旭川の若者たち」
駅の裏では大麻の売買が行われている
「最も問題になっているのが大麻です。北海道では山に自生していることもあり、昔から採りに行って使う若者もいました。ですが、今はそれを使わずに売りさばく。駅の裏側で大麻の売買が行われているのです。サンロクよりよっぽど治安が悪いので、子どもたちにも『駅の裏側には行くな』と注意しています」 売人は10代後半から20歳前後の若者たち。そして買うのも同世代の若者だ。 「政治、教育、警察、行政……大人たちが腐っていますから子どもたちが荒れてもおかしくはないでしょう」(前出・男性従業員) 私利私欲に走る腐りきった大人たちと誰に咎められることもなくやりたい放題の子どもたち――。それが旭川の現状なのだろう。 「旭川を訪れる外国人観光客は多いし、宿泊施設も日によっては通常料金の3倍にも4倍にもなって下手したら札幌よりも高い時がある。でも、観光で潤っているのはほんの一部。仕事は限られているし、稼げるわけじゃない。旭川の将来がどうなるのか、今はとても心配しています」(前出・男性従業員) サンロクエリアを中心とした旭川市中心部では、昼夜を問わず、パトカーがひっきりなしに町をパトロールしていた。 【つづけて読む】「《旭川・17歳殺害》警察との不倫が報じられた内田被告は『梨瑚ちゃん』と呼ばれ旭川の有名人になっていた」に引き続き、さらに町で起きている「異変」について報じていく。
週刊現代(講談社・月曜・金曜発売)