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【安価】帰ってきたうどん屋付和 七店舗目

 ▼ 1 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/17 20:30:17 ID:zMVMVSWs [1/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
前スレ :https://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=934653
1スレ目:https://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=651166

  _[うどん]__
`/\\\\\\\\
//┏\\\\\\\\
γ三ヽLリリリリリリリリリリリリ」
{ニうニ}|      |
{ニどニ}|(・×・) | 7スレ目...ラッキーセブンフワね
{ニんニ}|(っ=川o)  | 10スレ目も段々見えてきたフワズルズルズル
ヽ三ノΓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
`┗┛|       |
"""""""""""""""""""
 ▼ 2 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/17 20:31:09 ID:zMVMVSWs [2/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
前回までのあらすじ

シコク地方にうどん修行に向かったうどん職人のフワンテ
しかし、うどんリーグのチャンピオンが作る究極のうどんという物があることを聞き、
常識人で保護者役の第一次産業系アイドル"城島"、とある事情で頭と味覚とその他諸々がおかしくなっている少女"リーリエ"、マゾヒストで暑さに弱い"グレイシア"を仲間にして、うどんリーグへの挑戦権と入場権を得るために8つのうどんバッジを集める旅へと出た。
その旅の途中、シコク地方で暗躍する悪の組織"プラズマ団"に攫われた妹(?)を助けるために旅をする少女"ココア"たちとともに
優勝賞品の"伝説の天ぷら"を得るためにスティールうどんランというレース大会に参加することとなる
しかし、謎の男"ジャック"、貴公子"ディエゴ・ブランドー"、蘇った"ガエン"ら優勝候補...
そして、檀黎斗やゲーチス率いるプラズマ団など 善や悪の職人...合計500人が各々の目的のためにレースに参加していた
彼らとの激しい順位争いに巻き込まれつつも走っていくフワンテたちは途中、楽園ホテルというホテルにて休もうとする...
だが、そこはプラズマ団のニュー・ギニュー特戦隊による罠であった! 襲撃されたフワンテたちはなんとかこれを退けるが食材の多くを失ってしまい...
さらには、戦国時代 あの世とこの世の間 アローラ地方と様々な場所に飛ばされ...レースになかなか戻ることができない...
しかも、グレイシアが溶けてシャワーズになったり...謎の少女 秦こころがついてきたりと訳の分からない状況となってしまう...
一方、ホテルに取り残されたティッピーはヤメチク・リーとともに、ニュー・ギニュー特戦隊に潜入していた古明地さとりの計画を垣間見る...
果たして、フワンテ達はレースに戻れるのか? そして、一体誰が優勝の座と伝説の天ぷらを手にするのか!?

運命の動き出したシコク地方での壮大(?)なうどんアドベンチャー!
 ▼ 3 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/17 20:34:42 ID:zMVMVSWs [3/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
うどんバトルの基本ルール

まず、うどん職人同士が目を合わせた場合等にこのバトルは始まる。

うどん職人は互いに、6つの食材を集め それを使ってうどんを作成する。

食材はそれぞれ安価で募集し、その安価を送った者のIDの一番右側の文字を食材のうまさとする。

(一番右がアルファベットの場合、一つ左の文字を読む。これを数字が見つかるまで行う。
つまり、IDが全てアルファベットであった場合食材のうまさは0となる)

食材は出汁、麺に練り込むもの、調味料、具材A、具材B、具材Cの順番で安価を行う。

また、同じ人が同じキャラクターの食材安価で2回以上安価を送った場合、再安価とする(ただし、同じ人が安価した場合でもそれぞれ違うキャラクターの食材安価で2回以上安価した場合やIDが変わった場合は再安価としない)

全ての具材のうまさを足したものを総合うまさとする。

互いのうどんが出そろったら、誰かに審判役をしてもらい、どちらの方がうまかったかの判定を行う。

そして、審判役がうまいと判定した方が勝者である。

このようにシンプルでありながら、奥が深いとシコク地方の人やポケモンはこのバトル形式を好んでいる。

また、うどんバトルの新しいスタイルとしてスピーディうどんバトルというものがある。これは通常のうどんバトルから 手作りだと時間が掛かる出汁、麺、調味料を双方規定の食材にして、具材だけでうどんバトルを行うため、手軽にうどんバトルができるようだ。

追記:スティールうどんランではスピーディうどんバトルとデスマッチルールを合わせた3つの食材を選出し、攻撃可能といったルールでバトルを行うという。

   また、バトル中のヤクゼンの使用ができるようになり 出た秒数値に今まで調理した食材の美味さを合わせて判定ができる。

   そのため、バトルは激しさを大きく増すであろう。
   
―生明書房 うどんに生きる 改元記念版より
 ▼ 4 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/17 20:40:05 ID:zMVMVSWs [4/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
大体のキャラは前スレで紹介したので
主な新キャラ紹介

ハイネ・スティール:スティールうどんランの主催者の男。 三魔官という三人の部下を持っており、共に大会の実況を勤めている。

ノブナガ:無価値が口癖のブショー。 全てを壊す野望を持っており、同じような思想を持つグズマと協力している。 サザンドラが相棒でその戦闘能力はかなりのもの。

ジュジュ:エーフィと行動をともにする巫女の少女。 悪魔を探知する不思議な力を持っており、たまたまココアたちと同じホテルにいたためにともに行くことになった。

フライゴン:シンオウ出身の弱気で臆病なフライゴン。 ガブリアスと一緒にシコク地方にやってきたが、途中でプラズマ団に一緒に捕まってしまった。 最初はギニューに騙されて、敵として登場したが真相を知ってからはガブリアスと共に仲間となった。 ガブリアスとは昔からの親友のようだが...?

ガブリアス:シンオウ出身の陽気なガブリアス。 語尾に"っス"とよくつける。 フライゴンとは昔からの親友であり、いつも一緒にいるらしい。

秦こころ:突然現れ、何故か勝手に旅に着いてきた無表情な謎の少女。 果たして、彼女は何者なのか...?

ジャック:謎の銀髪の男。 ナイト・オブ・ナイツという馬に乗り込み、レースに参加するダークホース。 その実力、そしてその正体はいかに...?

ディエゴ・ブランド-:数々の乗馬大会で優勝したという、優れた乗馬技術と馬やポケモンの癖を見抜く観察眼を持つ男。 いったい、何IOなんだ...
 ▼ 5 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/17 20:48:05 ID:zMVMVSWs [5/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(7スレ目、スタート! ...っていきなり城島さんが大変なことに...)


城島(み、みんなが僕のことを見とる... あ、アカン...どうにかして...誤魔化さんと... そ、そうや!! 心臓マッサージでもすれば...誤魔化せるかもしれへん!!)

城島「いっち、にぃ、さん、しぃ、ごぉ!!」ボスボス

ー城島はこころの胸を押す...

シャワーズ「...何してるの」

城島「い、いや...こ、これは...し、心臓マッサージや! 心臓が止まってたように感じたから...動かさんと...なぁ? アハハ...」

シャワーズ「...んなこと言って、揉みてぇだけだろ ...このエロおっさん」

城島「いや、別にこれはそういうことやなくて... ほんまにそういうことやないんや!! こ、これは事故...で...?」

城島「...?」

ー城島は不思議がりながらこころの胸に耳を当てる...

城島(...やっぱり、そうや...心臓が...心臓が動いて...おらへん ...心臓の振動も...音もまったくない...まるで、死んどるみたいや...)

城島「ほ...ほんまに...心臓が...動いとらん...! まったくや...まったく動いて...」

シャワーズ「んな下手な嘘ついてないでとっととその子の胸から離れなさいよッ!! ...大体、そんな元気に動いてるのに心臓が止まってるなんて...」

城島「嘘やない!! 耳を...耳を澄ませるんや!!!」

シャワーズ「もう...仕方ないわね...聞きゃあいいんでしょ? ...どれどれ?」

ーシャワーズは軽やかな動きでこころのマシンに乗り込んで胸元に耳を澄ませる...

こころ「...? ...??」

シャワーズ「...ッ ほ、本当...だ...! 本当に...心臓が動いてない...! し、死んでるッ!? い、いや...そんなはず...」

こころ「...死んでなんかないから ...だって、私...人間じゃないし」

城島「...っ 人間やない!? ど、どういう...」
 ▼ 6 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/17 20:59:33 ID:zMVMVSWs [6/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーこころはおもむろに狐の面を身につけて、尊大な態度で語り出す...

こころ「...我々は、六十六の面が集いて生まれた付喪神... ゆえにこの身は人とは違うのだ」

ココア「つくも...がみ...?」

千夜「使い込まれた道具に霊が宿ったもののことよ...フフッ まさか、この目で実物を見れちゃうだなんて...」

シャロ?「じゃ、じゃあ...このこころって人は...幽霊!? ひっ...ひやぁぁぁぁ...」

ジュジュ「多分大丈夫だと思う だって、悪い気配全然しないし...悪い奴ではないよ、この子」

シャロ?「だ、だとしても...怖い物は怖いのよ!! ひやぁぁぁぁぁぁっ!!」

千夜「もう、シャロちゃんは怖がりね! ...もっとこういうのを怖がらずに楽しめたらとっても面白いのに!」

こころ「...なるほど、それが..."怖い"という表情か」

(・×・)「表情... そういえば、こころちゃんって...いつも無表情...フワよね ...それもずっと気になってたフワ」

こころ「そう...ねぇ...」

ーこころは姥の仮面を着け直して顔をうなだれ、いつもどおり無表情で語る...

こころ「...私には、どういうことなのか...表情が...ないの... 顔では笑うこともないし、悲しむことも、怒ることもできない...」

こころ「...だから、こうして...表情の代わりにいろんな面をつけて表情を表している ...これは悲しみの面」

(・×・)「表情が...ない...のフワか...」

こころ「...少しずつ、いろんな表情を...表すために... いろんな所を巡って...表情を覚えようとしてる この感情を表すには...どんな表情をすればいいのか...とか 頑張って理解しようとしてるの」

こころ「例えば...最近覚えたんだけど... これは、>>8の顔...どうかな?」

(;・×・)「...フワァ」
 ▼ 7 ニプッチ@セシナのみ 19/06/17 21:26:21 ID:YZjogtA2 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
FXで有り金溶かした人の顔

ハイネスさんそんな名前だったのか・・・
ということはハイネさんだな
 ▼ 8 スモウム@ドクZ 19/06/17 21:27:07 ID:lbQIsVjU NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>7~10まで全部採用
 ▼ 9 ソハチ@デボンボンベ 19/06/17 21:27:10 ID:ycZE2Uzg [1/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ゴリアピ
 ▼ 10 イプ:ヌル@あやしいパッチ 19/06/17 21:30:56 ID:KsOIibpo NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フラダリ
 ▼ 11 メイル@じゃくてんほけん 19/06/17 21:31:11 ID:M4NUL.Hs NGネーム登録 NGID登録 報告
扉に中指挟んだ時
 ▼ 12 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/17 21:48:01 ID:zMVMVSWs [7/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こころ「...少しずつ、いろんな表情を...表すために... 特訓しようとは...してる ...例えば...これ」

ーこころは口を少しだけアヒル口にして、両手を左右に伸ばし...ぎこちなく首を振りながらこう呟いた

こころ「...ばうー」

(;・×・)「...フワァ」

こころ「...これは、他人を煽る際の表情...らしい ...アローラでヤレウータンに教わった」

ココア「な、なんというか...煽られるっていうか...なんか...ちょっと、可愛かったかも...」

こころ「では...これは...」

ーこころはアームの付いたリュックと オレンジ色のバイザーを身につけ、ポーズを決める...

こころ「...」マガオデキリッ

(;ー×ー)「それは...何の表情フワか?」

こころ「美しいもの以外を抹殺しようとした者が...その計画を止めようとする者と決戦に挑む...といった表情」

シャワーズ「...これは、表情っていうか...隠し芸じゃない?」

こころ「...表情...じゃないの? ..."フラダリ"っていう...表情のつもりだったんだけど...」

(;・×・)「フ、フラダ...」

シャワーズ「...フラダリって...あの屋敷で出合った...あのおじさんの名前よね... どうして、この子がその名前を...」ヒソヒソ

(;ー×ー)「わからないフワ... それに、あの隠し芸が関係あるのかどうかも...わからないフワ...」ヒソヒソ
 ▼ 13 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/17 22:18:38 ID:zMVMVSWs [8/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こころ「ヒソヒソ話...もしかして... 私の...悪口...かなぁ ...やっぱり...私なんかじゃ...表情をうまく表せないんだ...」マガオデシュン

ーこころは全く表情を浮べぬまま、落ち込んでいる...

リーリエ「そんな、落ち込まないでください! フワンテさんたちは、絶対人の悪口なんて言いませんし... それに、諦めちゃダメです!」

ココア「そう! 諦めちゃだめ...もうちょっと頑張ってみて!!」

こころ「...うん、わかった ...私が覚えてる表情は...これで一番最後... 最後だし...がんばる」

ーそう、宣言すると こころは頭の中で、その表情を思い描く...

ーこの表情は、今まで見た表情の中で一番印象に残ったもの...

ーどんな表情よりも...その表情は彼女の中で強く...とても強く...刻み込まれていた

ーそして、彼女はついにその表情を表す...!

こころ「...」ム

(;゜×゜)「...ッ!?」

ー彼女が見せたのは...完全なる無の表情...

ー虚ろな瞳にぽっかりと空いた口... 何もかもを失ったような...いつものこころの無表情とは似て非なる..."無"の表情...

ーぬとねの区別すら付かなそうな...それは、完全かつ...完璧な...FXで有り金全部溶かした人の顔であった

シャワーズ「く、クオリティが高すぎる... か、完璧すぎるわ...! 完全にコレは...FXで有り金全部溶かした人の顔よ...!」

ガブリアス「本当にFXで有り金全部溶かした経験があってもおかしくないレベルの表情っス... こ、これは...すごいっス...」

こころ「...ほんと!? やった! ...ついに...私の表情が...認められたんだ!」マガオデピョンピョン

ーこころは福の神の面をつけて無表情のまま飛び跳ねた
 ▼ 14 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/17 22:47:22 ID:zMVMVSWs [9/9] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココア「すごい! すごいよ! こころちゃん! 完璧だよ!!」

こころ「よかった...! 褒めて、もっと...褒めて?」

ココア「うんうん、すごい! すごい!!」

城島「...なぁ、こころ すごいのはわかるけど...覚えたのは...これだけなんか? ...喜怒哀楽とか...そういう基本的なのは...覚えてないんか?」

こころ「...うん 基本的なのは難しいし」

城島「いや...そうだけども...さぁ... 使うところが...少なすぎやろ...これは...」

ココア「大丈夫、大丈夫! 一緒にいれば...いつかはちゃんといろんな表情を覚えていくよ!」

城島「えっ...そ、それは...その...こいつ...連れて行くのか?」

ココア「うん、一緒に行くよ! だって...なんだか、話を聞いてるとほっとけないし... それに、私は出合って3秒で友達がモットーだから!!」

城島「...こころ、お前は...ええのか?」

こころ「...」コクッ

リーリエ「決まりですね!! それじゃ...一緒に...いろんな表情を覚えて行きましょう!! エイエイ、オー!」

こころ「...おー」

ーこころとリーリエは二人だけで拳を天に突き上げた

城島「...なぁ、そういうのはやらんでええんやで?」

こころ「...? ...いいの?」

リゼ「...はぁ また妙なヤツと一緒に行くことになったな」

ーこころが本当に仲間に加わった!! 

(;ー×ー)「...で、こころちゃんと一緒に旅をするわけになったフワけど...これから、どうやってシコク地方まで行くんだフワ? ...シコク地方の方向を知ってるイリマは...さっき城島さんがブッ飛ばしちゃったフワし...」

リーリエ「あっ...そういえば... これじゃあ、帰れないですね... うぅ...」

こころ「それが、困った表情か...?」

ココア「うん、とっても困ってる... どうやったらシコク地方の方向がわかるだろう...それさえあれば、エアライドマシンですぐなのに...」

こころ「それなら... >>16すればいいかも」


(今日はここまでです 10スレ目がもうすぐのところまで来た記念に、今回から先頭に安価スレ1スレ目のURLを載せておきます そういうわけでこれからも、うどん屋フワをよろしくお願いします!)
 ▼ 15 ヒダルマ@ヤミラミナイト 19/06/17 22:58:48 ID:ycZE2Uzg [2/2] NGネーム登録 NGID登録 報告
ヒッチハイク
 ▼ 16 ガフーディン@コインケース 19/06/17 22:59:11 ID:gjBIi/tI NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
古明地こいしを呼び出して協力してもらう
 ▼ 17 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/18 23:08:06 ID:2qaIV/rA [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こころ「それなら... こいしちゃんに連絡すればいいかも」

(・×・)「...こいしちゃん?」

こころ「私の友達...っぽい人 ...たぶん、何か知ってるかも」

城島「とは言ってもなぁ...ここは大海原のド真ん中やし... 誰もくる筈なんかないで」

リーリエ「そうですよ! 誰も来るはずがないです!! だから...ここはヒッチハイクしてここを通る人を捕まえて...」

シャワーズ「...あんた、話聞いてた? ...っていうか、自分で誰も来るはずがないとか言っておいて...ねぇ」

リーリエ「あっ...そうですね! うっかリーリエです!!」

(;-×-)「はぁ...良い案はなかなか浮かばないフワね... このまま、誰かが通りかかるのを待つしかないのフワか...」

『ううん、待たなくていいよ♪ ...だってさー、もう 私が通りがかってるもん』

(;・×・)「だ、誰フワッ!?」

『誰かな? 誰だろうね? 誰だと思う? 誰でもないかもよ? エヒヒッ!』

ココア「女の子の声がする... ど、どこから話しかけてるの...?」

リゼ「お前ら...今、誰も...喋っていないよな? ...周りには誰もいるはずがない...それに、今のは私達の中にいる誰かの声じゃない...」

千夜「じゃあ...もしかして、今の...船幽霊の声!? いやー 海の底に引きずり込まれちゃうー」ニコニコ

シャロ?「ど、どうしてそんなに楽しそうなのよ!? 幽霊かもしれないのよ!? こ、殺される...!」

『あー... ざんねーん、私 幽霊じゃないのー まぁ、似たようなものだけどー』

ジュジュ「悪魔の気配はしない ...だけど、気を付けて ...何かがへん」

シャワーズ「もしかして、また悪霊のたぐい!? ...どうにかできるもんかはわからないけど...とにかくみんな、用心して...!」

『お望みは悪霊? それとも、私? 私じゃない? お望みなら、私の正体 当てた人に豪華賞品 悪霊一年分プレゼントっ!』

城島「んなもんいらんっ!! そんなことより...正体を表せッ!!」
 ▼ 18 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/18 23:18:33 ID:2qaIV/rA [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『正体、招待、ご招待♪ 箱の中身はなんじゃろな?クイズ! 箱は地球で、中身は私! 当てられそうにないんで、大ヒントをあげちゃうよ! せーのっ! ...ふぅっ』

城島「...ひぉっ!?」

城島「い、今のは...今のはなんや!?」

リゼ「どうした!? 何をされた!?」

城島「み、耳に...い、息がぁ...な、生暖かい...やつ...」

『箱の中には、ネコの私とみんなだけ 色んな事が起こるけど、結局最後はガスの中 だけど、開けてみなけりゃわからない 開けて言葉で呼びかければ、パンドラの奥にぽつんと希望が見える!』

(;・×・)「ね、ネコ...なのフワか?」

『ぶっぶー! はずれー! ネコでもないよーっ! ...正解はー あなたのうしろにいるの』

ーフワンテは、突如背後に何者かの気配を感じる...

(;・×・)「フワッ!?」

なぞの少女「やっほー! こんにちはー! いや、あっちじゃこんばんは? ともかく、ともかく、こんにちはー!!」

ー振り返ると、そこにはリーリエより少し大きいぐらいの背丈をした少女が立っていた

ー肌は白磁のように白く、髪は光に照らされ 翡翠のような美しい緑色に輝いて見えた

ー手足は細く、華奢で その白磁の肌と合わせてどこか儚げに見えた

ーそれは、まさに作り込まれた西洋人形のように美しかった いや、美しすぎるとも言えた

ーもはや、この世の者とは思えず...気味の悪さすら感じていた 誰しも皆が、その姿...そして、その唐突なる登場にどこか畏怖を感じていた

ー自身を見つめる多くの目を、彼女は微笑みを浮べながらエメラルドグリーンの透き通るような瞳で見返す...

ココア「...きれい」

なぞの少女「うふふー♪」

(;・×・)「な、何者...フワか...?」

こいし「あれ? あれれ? 私のこと覚えてないの? 何度も会ってるのに...5回...いや、6回? あなたたちとこいしは何回も会ってるのに...」

城島「な、何回も会ってる...?」

こいし「でも、あの時も、あの時も、それまたあの時も... 出合った時はあなたたちはあなたたちじゃないし、私は私じゃなかったから...覚えてないのも当然かっ!」

シャワーズ「な、何を言ってるの...!? 何を言っているか...さっぱり... こ、この子...結局何なのよ!?」

こころ「...こいしちゃん ...この子が、私が呼んだ...こいしちゃんだよ」

城島「こ、この子が...かいな...?」

こいし「そう! 私が、みんなのアイドル! こいしちゃんだよ! えへへっ♪ みんな、遅くなってごめんね♪」
 ▼ 19 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/18 23:39:30 ID:2qaIV/rA [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;・×・)「ど、どうも...こいし...さん 初めまして...フワ」

こいし「どうも、あなたは...初めましてだよね? こうして、私は会ったことないけど...こいしはずっとずっといっしょにいたから...私は初めましてじゃないね!」

こいし「だから...始めてじゃないまして! 私、こいし! よろしくね!」

ーこいしは手を差し伸べる...

(;・×・)「ど、どうも...」アクシュ

リゼ「何なんだ、こいつは... 突然現れたり...妙なことを言ったり...得体のしれない奴だな...」

こころ「...人と違った私が言うことじゃないと思うけど ...こいしちゃんは少し変わった子なんだ でも、いっしょにいるととっても楽しい」

城島「少し...ってレベルちゃうで... 言ったら悪いんやけど...この異常さ...リーリエやN以上や...」

リゼ「あぁ、そうだな... しかし、こいつの服...シャロが前にSに着せられた服に似ているな...材質以外ほぼ一緒に見える... 何か、関係があるのか...?」

ラパン(えっ? ...私が変装してる人...この服...着てたの? もしかして、こいつが私の本物? でも...こいしって言ってるし...うー...わけがわからない...)

ココア「何だか、よくわからないけど...すっごい綺麗な子...! この子を妹にしたら...お姉ちゃん名利に尽きるよね! ...ってなわけで...質問ターイム! ...ねぇねぇ、君...どこから来たの?」

こいし「私-? えっとねー...」

ーこいしは、袖の中に手を突っ込み...何枚か小さなメモ用紙のようなものを取り出す...

ーメモ用紙にはびっしりと文字の羅列や、くだらない落書きが書かれている...

こいし「んーと...シコク地方から来たよ!」

ココア「シコク地方出身...なの?」

こいし「違う違う、出身は覚えてないけど シコク地方のずっと、ずーっと前は下! とにかく下の...地下にいた!」

ココア「...地下? へぇ、そうなんだ...もしかして、地底人だったりするの? なんちゃって!」

こいし「うん、そうかも 半分ぐらい合ってる 地底人じゃないけどほとんどそんな感じ」

ココア「へぇ...そうなんだ... ほとんど地底人...」

ココア(なんだか、ちょっと不思議な子だなぁ... 地底人ってのが...冗談なのか本当なのかわからないよ...アハハ)
 ▼ 20 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/19 00:08:01 ID:7Y66p1Sc [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココア「それじゃ...こいしちゃんは、地底のどんなところに住んでたの?」

こいし「えーと...それは...どのメモに書いてあったかなぁ...」ガサゴソ...

ーこいしはまた袖の中を漁る...

(・×・)「また、メモ...フワか?」

こいし「うん、これがないと...何も覚えていられないからねっ」

(;・×・)「何も...覚えていられない?」

こいし「私ね、とっても忘れんぼなの 朝起きると、昨日のことなーんにも覚えてない」

こいし「だからね、お姉ちゃんがメモ帳をいっぱい持たせてくれて...物事やそのときの感情を思い出したいときはこれに書いたのを見返して思いだしてるの! だから、これは私の記憶だし、大切なものなの!」

(;-×-)「朝になると、全部忘れちゃう...フワかぁ... どうして、そんなことに...」

こころ「前から、こいしちゃんから聞いたんだけど ...こいしちゃんは、昔心を閉ざして...意識や感情...いろんなのを失っちゃったみたい ...私と少し似てる」

こいし「そう...私ね、心を閉ざしちゃったの 何にも覚えてないけど、意識も、心も、感情も前の私は全部いらなくなっちゃったみたい」

こいし「クオリアは今、しばしの家出をしてる それで、残ったのは何にも覚えられない、感じられない無意識の私だけ! アハハッ♪」

(;-×-)「そ、そう...フワか... でも、ナイも覚えられないって不思議フワね...」

こころ「こいしちゃんは...ずっと、夢を見てるような気分らしい 夢で見たことは、いくら朝起きてから思い出そうとしても...なかなか思い出せない ...それと同じらしい」

(;・×・)「永遠の夢ってことフワか... なんだか、不思議で興味をそそられるフワけど...ちょっと怖いフワね」

こいし「フロイトも、孔子も知らない永遠の夢! 長い夢、いずれは塵と成りはてて、渦を巻いてぐるぐる回る...うずまき。 ぐーる、ぐーる、ぐーる...」クルクル...

ーこいしはバレリーナのようにくるくると回っている...

リーリエ「くるくるくるくる...です! えへ!!」クルクルクル...

ー何故かリーリエも一緒に回り出す!!

ココア「リーリエちゃんと、こいしちゃんが回るなら...お姉ちゃんの私も!!」クルクルクルクル...

城島「...お前らは通常運転やなぁ」
 ▼ 21 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/19 00:19:59 ID:7Y66p1Sc [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>20
(;・×・)「ナイも覚えられないじゃなくて、何も覚えられないだったフワ... 色々動揺してて言い間違えちゃったフワ...」


こいし「みんな一緒に回ってくれるの? うふふっ! ありがとう! みんなで回ればみんな楽しいよね! だけど、どうせ回るのなら役に立った方がいいよね...?」

こいし「だから、こころちゃんや誰かさんが私をここに呼んだ目的を果たしてあげる! 今、ここで! 回ってあげることで果たしちゃうよっ! ぐるぐる回る...羅針盤ならぬ"こい針盤"!」

ーこいしは更にぐるぐると回って... 突然止まってある方向を指さす...

こいし「...あっち」

シャワーズ「...それは、何をしているの?」

こいし「シコク地方のある場所を指してる この方角に行けばシコク地方に戻れるよ しかも、レースにもすぐ戻れるはず」

城島「なぁ、どうして...そこにあるって...わかるんや?」

こいし「んーとねぇ...>>22だからかなぁ?」


(今日はここまでです 古明地姉妹、とうとう本編で二人とも出てきましたね... 果たして、二人は再会できるのか...そして、これからどうなっていくのか...)
 ▼ 22 クリン@きょかしょう 19/06/19 00:22:10 ID:NUQcy/mA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
例えそうじゃなくてもそうしてみせる
 ▼ 23 メラ@オボンのみ 19/06/19 09:58:27 ID:3T0sNuiA NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
思えばワシが「古明地こいしとおそろいの服」を安価してほぼ1年8ヶ月・・・満を持して登場か、なんか感動しすぎて涙まで出てきた
あと「会ってる回数」って番外編での出演回数(+三店舗目最初の祝いレス)なんだね
 ▼ 24 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/19 21:42:19 ID:7Y66p1Sc [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>23
(まさか、二人とも本人が出てくることになるとは...1年8ヶ月前には思いもしませんでしたね...)

こいし「>>23さん、あなたが私を最初にここに呼んでくれたの? お久しぶりー! 遅くなってごめんねー! でもあれは、私じゃないけど私だったから...実際、そこまで久しぶりじゃないかもね」


城島「なぁ、どうして...そこにあるって...わかるんや?」

こいし「んーとねぇ...例えそうじゃなくてもそうしてみせるからかなぁ?」

城島「...はぁ?」

こいし「この方向にまっすぐ行って...地球を何周もすればいつかはたどり着けるから! だから、そうしてみせるの!!」

シャワーズ「...はぁっ!? ...それってつまり...適当ってこと?」

こいし「適当かもしれないし、適当じゃないかも そのどっちでもないかもよ? だって、私にもこっちの方向指した理由わかってないもん」

城島「...えっ?」

こいし「自分にも、自分の考えがよくわからないの! だって、完全な無意識の行動だから! それに、無意識の底って...いろんな人と繋がってるし...それが自分の考えなのか 他人から流れ込んできた考えなのか...ぜんぜんわかんないの!! アハハッ♪ 何が出てくるかわからないのって楽しいよね♪」

城島「お、おう...」

シャワーズ「...二連チャンで...変な奴が来たわね」ヒソヒソ

城島「あぁ...しかも、さっきの奴よりも...電波度が高いで... こんなやつ二人も一緒で...大丈夫なんか...?」ヒソヒソ...

こいし「ちわっす!」ヒョコッ

城島「おぁわあぁっ!? ...び、ビックリしたぁ...」

ー城島の目の前にこいしの顔が突然現れる... いつの間にか彼の前に移動していたようだ

こいし「...電波でごめんねーっ じゃあ、次からがんばってもうちょいふつーのフリしてみる」

城島「お、おう...」
 ▼ 25 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/19 22:06:12 ID:7Y66p1Sc [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;-×-)「とりあえず、言われたとおりの方角に向かってるフワけど...本当にこれでたどり着けるのフワかねぇ?」

こいし「多分着くよ、そのうち」

城島「そのうち... 地球を何周した後やろなぁ」

リゼ「...ほとんど遭難だな ...私達」

城島「あぁ、そーなんやなぁ...」

リゼ「...」ギロッ

城島「...スンマセン」

千夜「でも、全然洒落にならないよねー 本当にそーなんしちゃってるんだし! ...これからどうしよっか?」

こいし「洒落にならないんだったら...せめて遭難を楽しもうよ! 遭難にちなんだ遊びや...恋い焦がれるようなゲームをみんなでやって...遭難を精一杯楽しむの! 遭難ありがとー!! ってなるぐらい」

シャロ?「...はぁ 遭難したせいでこんな変な奴と一緒に何日も一緒にいなくちゃいけないとか嫌よっ! 早く、おうちに帰りたい...うぅっ...」

ココア「シャロちゃん! こいしちゃんは変な奴なんかじゃないよ! ねっ?」

こいし「ちょっとは変だけど、そこまで変じゃないと思うー!」

ココア「うんうん、確かにちょっと変わったところはあるけど...それは個性だし... なにより、そういう所もちょっとかわいい! ...ねぇねぇ、こいしちゃん...私、ココア...って名前なんだけどさ...」

こいし「ココ...ア? なんだか、美味しそうな名前! とりあえず、メモ書いておくけど...それが?」カキカキ

ココア「そのー...私の事を..."ココアお姉ちゃん"...って呼んでくれないかなぁ? ...あっ、"お姉ちゃん"だけでもいいよ?」

リゼ「いきなり、初対面の相手を妹にしようとするな」

こいし「うん、わかったよ! ココアお姉ちゃんっ!」ニコッ

リゼ「...呼んだっ!?」

ココア「ヴェッ...ヴェアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!! ...い、言ってくれた!! 私の事...お姉ちゃんって...み、認めてくれた! え、えへへへへ...」デレデレ
 ▼ 26 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/19 22:14:51 ID:7Y66p1Sc [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
千夜「ココアちゃん、嬉しそうねー」

ココア「そ、そりゃ嬉しいよ!! だって、妹が...それも、とっても可愛い妹がまた一人出来たんだもん!! ...ねぇ、次は...髪をモフモフしていい?」

こいし「うん、いいよっ 好きなだけ触ってだいじょぶー」

ーこいしは帽子を取ってココアに頭を向ける...

ココア「てっ...天使!? あ、あなたは...私の前に降りてきた...天使なの!? ...はわぁ...し、しあわせ... 久々に...モフモフ...できるぅ... ヴェアアアアア...」モフモフ

こいし「えへへ... 頭触られるの、好きっ! ...もっとモフモフしていいよ?」

ココア「て、天使だ... 確信しちゃった...天使! 間違いなく...天使!! 私に...降りてきたんだぁ... すごく髪の毛サラサラしてる...かわいいし...もふもふで...」

リーリエ「ココアさん、私の頭もモフモフして欲しいです! えへ!」

ココア「えっ!? リーリエちゃんもいいの!? あぁ、リーリエちゃんもさらさらでモフモフ...はぁ...両手に花じゃなくて...両手に妹...それも、とってもかわいい...しあわせだぁ...とっても、とってもしあわせ... はうぅぅぅ...ここは、天国...?」

ーココアは大変安らかな表情でこいしとリーリエを撫でていた

こころ「...あの ...私も...モフモフしてくれないか? ...こいしちゃんがモフモフされてるのみて... 気持ちよさそうだなって...」

ココア「うんっ! どんときて!! どんどん...どんどんモフモフさせて!!」モフモフモフモフ

ーココアはさらにこころを猛烈にモフモフする...

こころ「はっ...はうぅ...」ホッコリ

ココア「リーリエちゃんにこいしちゃん、それにこころちゃんまで... みんなもふもふで...しあわしぇ... えへっ...えへへへぇ...」アヘェ

(;・×・)(あまりの幸せに、女の子が普通しちゃいけないような顔になってるフワ...)

千夜「...しばらく、チノちゃん触れてないからねぇ... モフモフ出来て幸せそうでなにより! ...なんだか、私まで触りたくなってきちゃった!」

リゼ「...これ以上あんな顔のやつを増やしたくないからやめろ」

リーリエ?「あの...ココアさん...幸せそうなところ...何よりですが... 何か...島が見えてきましたよ...」

ココア「...えぇ? し...ま...?」

(`・×・)「...島? もしかして...シコク地方フワか!?」

シャワーズ「えぇ、多分間違いないわ... だって、>>27が見えるもの... アレがシコク地方じゃなくて何だって言うのかしら?」

こいし「やった! やっぱり...こっちであってたみたいー」


(今日は早めですがここまでです リーリエちゃんとこいしちゃんとこころちゃんを一緒に撫でられるなら キチッと撫でまくって幸せになるだろう? 誰だってそーなる おれもそーなる ...撫でたい)
 ▼ 27 タング@プレシャスボール 19/06/19 22:17:32 ID:4eXg4x76 NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
万丈とカズミン
 ▼ 28 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/20 21:21:20 ID:N3bYgWmk [1/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シャワーズ「えぇ、多分間違いないわ... だって、ほら」

エビフライのような頭の男「おいっ! どうしてくれるんだよォッ!! これから、どうすんだよっ!!」

心火を燃やしそうな男「知らねぇよ...っ! 第一、これはお前のせいでもあるだろ!?」

エビフライ男「俺のせいかよォッ!! 俺が悪いのかァッ!?」

ー埠頭で騒いでいる2人組が見える...

ーその喧嘩の声はとても大きく、海上のフワンテたちの耳にも届いた

(;・×・)「...フワァ」

シャワーズ「随分騒がしいでしょ? ...あんな騒がしいところがシコク地方じゃなくて何だって言うのかしら?」

城島「騒がしいだけで、シコク地方とは限らんけど... でも、なんか...シコク地方らしいってのはわかるなぁ...」

(;・×・)「あわわっ 喧嘩はいけないフワ...」

シャワーズ「止めに行く? ...って、このまま突き進んでいくと...結果的にあの喧嘩に首を突っ込むことになるけどね」

(´・×・)「...フワ?」

こいし「だってー、もうすぐ埠頭に激突しちゃうもん このお星様、結構早いんだねー」

(゜×゜)「...あっ」

ーフワンテが気づく頃には、彼らの目の前にはコンクリートの埠頭がそびえ立っていた

城島「おぉぉぉぉぉわぁぁぁぁぁぁっ!?」ドッスォーンッ!!

ーそして、一同は...埠頭に衝突し、天高く打ち上げられた
 ▼ 29 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/20 21:25:18 ID:N3bYgWmk [2/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(゜×゜)「フワァァァァァァァァァァァッ!!」

(>×<)「痛っ!!」ドスンッ

ー打ち上げられたフワンテたちは、勢いよく地面に衝突する...

シャロ?「痛てて... うぅっ...お尻が痛いわ...」

千夜「せっかく貰ったマシンも...今の衝突で何台か海に沈んじゃったみたい...勿体ないわねぇ...」

リゼ「だが... コンクリートに打ち付けられて...この程度なら...運がよかった方だ ...誰も骨が折れたり怪我はしてないよな?」

星の夢「試作段階ノモノデスガ・・衝撃ヲヤワラゲルタメニ全員ヲ覆ウバリア機能ガ役ダッタヨウデスネ・・・」

城島「あぁ、これでなんとか大丈夫そうやなぁ...」

シャワーズ「...いや、まだ大丈夫じゃないかも ...案の定あいつらがこっちに気づいてる」

エビフライ男「うぉぉぉぉっ!? そ、空から人が降ってきたぞッ!? ...う、宇宙人かっ!?」

心火男「宇宙人...ではないかもしれねぇが...可能性はある... それに、怪しい奴だってのは...確かだしな...っ」

ーさっきまで喧嘩をしていた2人組の男がこちらに駆け寄ってくる...

ココア「い、いやいや! わ、私達は、決して怪しい者じゃなくて...その... とにかく、怪しい人じゃないの!!」

エビフライ男「おぉ、そうか! じゃあお前らは、怪しい者じゃないんだな! なら安心だ!!」

心火男「いや、どこからどうみても怪しいだろッ! よく見ろ! ...バニースーツを着た集団に...変なスーツのおっさん 奇抜な格好の女2人に...ビキニのガキも2人だ ...これで、怪しくないって思えるかよ? この、バカ」

エビフライ男「おいっ! バカってなんだよ! バカって!! せめて、"筋肉"つけろよ!! ...それに、こいつら...旅芸人の一団とかかもしれねぇだろ!?」

心火男「旅芸人って...いつの時代だよ、筋肉バカ ただの変人集団か...話しかけちゃいけない奴らかのどっちかだ もしくは、お前の言ったような時代遅れの旅芸人の一座だな」

ココア「私達は、そのどれでもないよ! 私達はただの...」

こいし「みんなのアイドルこいしちゃんと愉快な仲間たちだよっ!」ヒョコッ

ーこいしはエビフライ男の肩に手を載せる

エビフライ男「おぉぉぉっ!? だ、誰だよォッ!?」 
 ▼ 30 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/20 21:33:09 ID:N3bYgWmk [3/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
心火男「いつの間に...そいつの後ろに来やがった!? それに、みんなのアイドルって...どういうことだ...?」

こいし「んー... 言葉の通りっ! だって、ずっと私 みんなに望まれてたんだもん」

心火男「へぇー...そうか... でもな、そのみんなのアイドルって称号はよォ... みーたんだけが許された称号なんだッ! ...勝手に名乗るんじゃねェ」

リーリエ「みー...たん?」

心火男「おぉ、みーたんに興味があるのか? ...ほらよ ...俺の秘蔵のブロマイドだ...じっくり見てくれよ」

ー心火男はリーリエたちに1人の少女が写った写真を見せる...

ココア「この、黒い髪の女の子がみーたん? ...へぇ...結構可愛い...妹にしたいかも」

カズミン「...だろ? だよなァッ!! もし、みーたんが妹になったら...毎朝、あの声で"カズミン、起きて(はあと)"とか言って起こしてくれるんだろォッ!? あの何度も聞いた第11回生放送のセリフが毎日生で聞けるとか最高ですねぇ... それに、妹だし...俺のことお兄ちゃんって呼んでくれるんだろ? カズミン、もいいけど"一海お兄ちゃん"なんて呼ばれたら最高に決まってる...デュフフ! 一つ屋根の下で暮らせるだけで幸せなのに兄妹になれるとか幸せすぎて色々止まりませんねぇ...」ハヤクチ

ココア「う...うん」

城島「...筋金入りのアカン奴や」ヒソヒソ

シャワーズ「えぇ...わかるわ...相当ヤバいやつね... 昨日、私に対して同じような感情抱いてる奴らに会ったから...すっげーわかる...」ヒソヒソ

城島「こういうファンは怒らせたら怖いし...あんまり刺激しないようにせんとなぁ...」ヒソヒソ

こいし「へぇ...この人がみんなのアイドル? 私よりブサイクじゃん」

城島「あっ(...アカン)」

カズミン「...お前...っ 今、なんて言ったァ...?」

こいし「私よりブサイクじゃん ...って言ったよ? それがどうしたの? ...あっ! その前に言ったことの方? そうだねー...」

カズミン「お前...お前に...お前にみーたんの何がわかるんだァッ!! みーたんはな...俺の...いや! みんなのアイドルなんだぞォッ!! それを...あんな風に言われるだなんて...許せねェッ!」

カズミン「心火を燃やして...お前をぶっ潰すッ!! ...待てやゴルァッ!! このクソガキァッ!!」プッツン

こいし「潰す? 私の事、潰せるの? 潰せるんだったら...早く私を潰してちょーだい! アハハハハッ!!」

ーカズミンは、大変激怒した様子で逃げるこいしを追いかける!

カズミン「てめェェェッ!! 逃がさねぇぞゴルァッ!! 絶対そのしょんべん臭いケツを話がわかるまでペンペンしてやるァッ!!」プッツーン

エビフライ男「やめろォッ!! カズミンッ!!」

ーエビフライ男は、カズミンを後ろから羽交い締めにする!!

エビフライ男「こいしォ! 逃げルルォ!!」
 ▼ 31 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/20 22:03:55 ID:N3bYgWmk [4/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
こいし「はーい! よくわかんないけどー... 言われたから、逃げるねー♪」タッタッタッ...

ーこいしは両手を上げた特徴的なフォームで逃げ出した...

カズミン「万丈ォ... なんで止めたァ!! ...あいつは、みーたんを侮辱しやがったんだぞ!!」

万丈「お前、いつもみーたんが関わるとこうなるなァ! 少しは落ち着けよッ!!」

カズミン「これが...落ち着けるかァッ!! 離せ!! いいから離せ、万丈ゥッ!!」

万丈「お前、やっぱみーたんでダメになるなァッ! ...さっきのアレだってそうだろォッ!? お前が、みーたんの写真にチューとかしてたせいで道に迷って戦兎ともはぐれたんだろうがァッ!!」

カズミン「あぁンッ!? また、その話する気かよぉッ!? いいか!! あれはな、しなくちゃいけねぇ事なんだよ!! こっちは毎日、決まった時間にいつでもどこでも必ずみーたんの写真にチューしたりするって決めてんだよ!!」

万丈「それがどうしたよォッ!! そのせいで道に迷ってるじゃねぇかッ!!」

カズミン「あぁッ!? それだったらよォ、あの時お前だって バーベル握って筋トレしながら歩いてたじゃねぇかッ!!」

万丈「あれは、バーベルじゃねぇ! ダンベルだッ!! それに、その時間はいつだろうとどこだろうと筋トレをする時間だって決めてんだよッ!!」

カズミン「じゃあ、俺のだって同じじゃねーかッ!!」

万丈「違ぇよッ!! 全然違うだろうがッ!!」

カズミン「じゃあ、どこが違うか言ってみろよッ!! 言えるもんだったらな!!」

万丈「あぁっ!? じゃあ、言ってやるよ!! えーと...えーと...うーんと...えーとォ...」

カズミン「言えねぇじゃねぇかよォッ!!」

万丈「いやっ!! こっからだよ! こっからぁ!! ...いいなっ!! 絶対言うからな!!」

城島「...はぁ ...また喧嘩しとるで」

リゼ「しかもかなりバカらしいやつだな ...相当のバカ2人のようだ」

(;・×・)「で、でも喧嘩はダメフワ!! ど、どうにかして止めなくちゃフワ...」

シャワーズ「仕方ないわね... 色々面倒だし、とりあえず>>32して喧嘩を止めたら?」
 ▼ 32 ブンネ@とつげきチョッキ 19/06/20 22:04:48 ID:94n2KTZw NGネーム登録 NGID登録 報告
無視して先に進む
 ▼ 33 クーダ@いいキズぐすり 19/06/20 22:05:00 ID:VzloCT4M [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
大声でも出
 ▼ 34 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/20 23:29:31 ID:N3bYgWmk [5/5] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シャワーズ「仕方ないわね... 色々面倒だし、とりあえず無視して先に進みましょ」

(;・×・)「...えっ?」

シャワーズ「面倒ごとには巻き込まれたくないでしょ? ほら、行くわよ」

(;ー×ー)「いいの...フワろうか... うーん...まぁ...知らない人の喧嘩フワし...別にいい気もしなくもないフワ...(それでもできるなら...止めたいフワけどね)」

ーフワンテたちは2人を無視して歩き始める...

カズミン「やっぱ言えねえじゃねぇか!!」

万丈「い、言えねぇからってあんだよッ! ...それだったらお前こそ言えるのかよ!?」

カズミン「おぉ! 言えるさ!! まず、みーたんへの愛だろ...?」

万丈「それはなんか違ぇだろ ...もっと他に違うところねぇのかよ!!」

カズミン「あぁ? あるに決まってんだろが ...そうだな」

万丈「言えよ? ちゃんと言えよな!! 言ってくれるよなぁ!?」

ー2人の喧嘩はまだ続く...

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ー埠頭を抜けたフワンテたちは港町を歩いて行く...

(;ー×ー)「はぁ...あの2人...大丈夫フワろうか...」

シャワーズ「別にどうでもいいでしょ? ...そりゃ、喧嘩は嫌だけどさ ...なんとなくあいつらは自然に収まっていく感じなのよね ...むしろ、下手に介入した方が話がこじれる」

(;・×・)「そう...かなぁ...」

城島「とりあえず、シコク地方には戻って来れたみたいやけど... ここがどないな所なのかがようわからんなぁ... 第2ステージとのチェックポイントに近いとええんやけど...」

リゼ「だいぶ時間をかけてしまったから、早めにチェックポイントにたどり着けるとありがたいな」

フライゴン「この辺りに、チェックポイントはあるのふりゃかなぁ... 早くゴールできるといいんだふりゃけど...」

ガブリアス「うーん...見た限りでは...この辺に建ってるのは...ほとんどが>>35っスね... チェックポイントもどこかにないっスかねぇ...?」


(今日はここまでです お前らがssに万丈を登場させるのは勝手だ けどそうなった場合、誰が筋肉バカ達のカオスに飲み込まれると思う? フワンテ達だ ...しかしなんか最近...というか霧彦の後ぐらいから濃いキャラクターの安価ばかり来てる気がする)
 ▼ 35 ルチャイ@フライングメモリ 19/06/20 23:34:18 ID:VzloCT4M [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
立て札
そのうち1つはチェックポイントの道筋を示しているが残りは妨害のために立てられたダミー
 ▼ 36 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/22 00:02:41 ID:VeUQsTZo [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません...)
 ▼ 37 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/22 22:56:48 ID:VeUQsTZo [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ガブリアス「うーん...見た限りでは...この辺にはいろんな立て札が立ってるっスね...」

シャワーズ「...立て札?」

ー辺りを見渡すと、そこには無数の立て札が立っていた...

ー看板にはそれぞれ いろんな方向に向けてチェックポイントを示す表記がされていた

(;ー×ー)「看板が多すぎるフワ... それに...どれがチェックポイントを指してるんだフワ?」

城島「どうやら、殆どがニセモノの看板のようやな... 一体、誰がどんな目的でこれを設置したんや...」

リーリエ「誰が、こんなものを置いたのかはわかりませんが...とにかく、本物のチェックポイントにたどり着かなければいけませんね... どうしましょうか...」

??「おーーーいっ!!」

ー遠くから誰かの走る音と...聞き覚えのある男の呼び声が聞こえた

ココア「あれ? この声...もしかして...」

リーリエ「さっき会った...!」

万丈「ゼェ...ハァ... 俺達...仲直りしたっ!!」

ー万丈...後からカズミンがフワンテたちの前に再び駆けつけた

ー2人とも息が上がっている...どうやら、ずいぶん走ったようだ

カズミン「フゥ...ハァァ... あぁ...どうやら...互いに悪かったみたいだぜ」

万丈「まさか、あの習慣が...三羽ガラスと決めた物とは思ってなかったなぁ...」

カズミン「あぁ、あれは単なるファンの行動ってだけじゃねぇんだ ...俺とあいつらの思い出でもあるんだ」

万丈「あいつらとそんなことがあったとはなぁ... これからは、好きなだけみーたんの写真にチューしていいぞ...!」

カズミン「...ってなわけで 仲直りしたわけだ それを報告しに来たぜ」

城島「...お、おう」

城島(...ほぼ初対面なのに報告されても、なぁ)
 ▼ 38 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/22 23:04:19 ID:VeUQsTZo [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
シャワーズ「なんでわざわざ報告しに戻ってきてるのよ...面倒臭いから無視したのに」

万丈「お前っ...面倒って言うなよ! 面倒って!!」

カズミン「そりゃ面倒だろうよ、筋肉バカが相手じゃ ...って...んん...?」

ーカズミンはシャワーズをじーっと見つめる...

シャワーズ「何? 私の顔に何かついてる?」

カズミン「やっぱり...やっぱり俺の思ってたとおりだ... 腹話術じゃねぇ...こいつが喋ってるようだなぁ...」

万丈「喋る? このエリマキトカゲみたいな奴がか? そんなわけねぇだろ、いくら俺でもそんな嘘に騙されは...」

シャワーズ「誰がエリマキトカゲよ!」

万丈「...ッ!? おぉわぁぁぁぁぁっ!? え、エリマキトカゲがしゃ、喋ってるぞォ!? な、なんなんだお前ッ!?」

(;・×・)「えっ、どうして喋るだけでそんなに驚いて...」

カズミン「...!? ふ、風船まで喋ってやがる...!! い、一体何がどうなってるんだァ!?」

リーリエ「...? あのー...ポケモンさんのこと...ご存じないのですか...?」

カズミン「ぽけ...もん? ...なんだそれ ...聞いたこともねぇぞ」

城島「ホンマにポケモンの事...しらんのか?」

こころ「ポケモンの事知らないと言うことは 私やこいしと同じ...幻想郷から来たのか? ...私も始めてポケモンと会ったときは驚いた」

万丈「げんそーきょー? ...なんだそれ、まったく知らねぇぞ 俺らがいたのは...東都って国だ」

リーリエ「東都って...どこのことですか? ...全然知らないのですが...」

カズミン「...10年前に起きたスカイウォールの惨劇によってできたスカイウォールという巨大な壁で日本は東・西・北都の3国に分かれた ...これぐらい常識だろ?」

ココア「スカイウォールの惨劇? ...日本が3つに分かれた? 全然意味がわからないのだけど...どういうこと?」

万丈「おいおい! スカイウォールを知らねえってどういうことだよ!! 俺でも知ってるぞ!! ほら、あっちを向けば見えるだろ? あのでっけぇ壁が...って...ないッ!?」

カズミン「デケェ壁だからどっからでも小さくともスカイウォールは見えるはずだ...なのに、どこにも見えないってことは...位置のせいで見えてねぇんじゃねぇ...ここには、スカイウォールがないんだ」

万丈「おい!! スカイウォールがないってどういうことだよ!? もしかして、スカイウォールがない国に来ちまったのか!? だから、あいつもスカイウォールのことを知らないんじゃねぇか...?」

カズミン「いや、俺の国の首相曰く...諸外国もスカイウォールによって分断された日本国の事は知っているらしい... それなのに、スカイウォールのことを知らないって事はここがスカイウォールがない世界... もしくは聞いた相手が相当のバカってことだな」

(;-×-)「ココアさんのことフワから、後者もありえそうフワけど... スカイウォールなんて聞いたことがないから...スカイウォールがない世界...フワかねぇ」

万丈「マジかよ... スカイウォールがねぇなんて信じられねぇ... けど、本当なんだな...」
 ▼ 39 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/22 23:15:46 ID:VeUQsTZo [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カズミン「あぁ、スカイウォールも戦争もないだなんて...夢みてぇな世界だが... 俺達にはまだ、やらねぇといけないことが山ほどある... なんとしても、元の世界に帰らなくちゃなァ...」

万丈「あぁ、そうだな... しかし、帰る前に戦兎を探さねえとな... おーい! 戦兎ー! どこだー!! ラーメンやるから出てこーい!!」

カズミン「そんなので釣られるのはお前ぐらいだろ、筋肉バカ それ以前に、こっちに戦兎も来てるのか...というところだな」

万丈「とにかく、どうにかしてあいつに会わねえと!! こっちにいるか、あっちにいるかは知らねぇが... とにかく会わねえとなんねぇ!! ...なぁ! そこのお前ら!!」

(;・×・)「わ、私達フワか!?」

万丈「いきなりで悪いんだけどよ... 俺達と一緒に戦兎を探すのと...元の世界に帰るのを...手伝ってくれねぇか!?」

(;・×・)「フ、フワァ...」

シャワーズ「...こいつらといると、さっき言った通り...色々と面倒臭そうよ ...どうする?」ヒソヒソ

(;-×-)「うーん...どうするフワかねぇ...」

万丈「お願いだ!! 一刻も早く...あいつを見つけて元の世界に帰らなくちゃいけねぇんだ!! 頼む!!」

(;・×・)「それなら...>>40フワ」


(今日はここまでです)
 ▼ 40 ンプラー@マッハじてんしゃ 19/06/22 23:15:41 ID:Q.32COCk [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
平ジェネFINAL「……」
 ▼ 41 ビゴン@エスパージュエル 19/06/22 23:16:17 ID:joksaGJw NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
見捨てる
 ▼ 42 グロコ@エレベータのキー 19/06/22 23:16:35 ID:Q.32COCk [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>40
あ、ふんじったわ
安価ならバイオリンをひく
 ▼ 43 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/23 20:42:13 ID:zjMUUWtw [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(・×・)「それなら...バイオリンでも弾いてみるフワ」

万丈「...あぁ?」

城島「バイオリン...ってどういうことや? フワンテ、お前...バイオリンなんて弾けたんか?」

(*・×・)「実は、ずっと前から趣味でバイオリンをやってたんだフワ!」

リーリエ「バイオリンですか!? かっこいいですね!!」

城島「お前が楽器やっとるなんて...意外やなぁ」

(・×・)「屋台を開いてた頃から練習はしてたフワけど、今まであんまり披露するところなかったフワからね...」

リーリエ「どれぐらい弾けるんですか!? とりあえず、弾いてみて下さい!!」

(;・×・)「いや、これから この2人に聞いて貰うために..弾くって言ったんだフワけど...まぁ、いいフワ... いくフワよ...」スチャッ

ーフワンテは、おもむろにバイオリンと弓を取り出し...演奏を始めた...

(*-×-)「...~♪」

城島「な、なんや...こ、この演奏...ッ!」

リーリエ「す、すごいです...!」

シャワーズ「これが...フワンテ...!?」

ココア「まさか、こんなことが...できるなんて...!」

こころ「こ、この感情は...」

万丈「すっ...すっげぇ...」

カズミン「こ、この音色は...>>45!!」
 ▼ 44 ニーゴ@たんけんセット 19/06/23 20:54:33 ID:eRyoFoBc NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
故郷を思い出す

というか万丈とカズミンって何のネタだっけ?
スマブラ参戦したコンビとかけた連中だと思うがキャラの元は分からぬ
 ▼ 45 ャルマー@ていきけん 19/06/23 20:56:22 ID:iv9Ihd66 NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ブラッディローズ
 ▼ 46 タシラガ@ダークボール 19/06/23 21:01:05 ID:cmaMaWdw NGネーム登録 NGID登録 報告
>>44
俺もこれだと思ってた
 ▼ 47 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/23 21:31:02 ID:zjMUUWtw [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(*-×-)「~♪」

ーフワンテは、そっと目を閉じながら...バイオリンの音だけに意識を集中させていた...

ーその手先から生み出される旋律はただの一ポケモンが演奏しているとは思えぬ... 圧倒的な美を思わせるものであった

城島「バイオリンの音はあんまり聞いたことあらへんけど...なんや...この音...! どこまでも遠くでも響きそうなほど力強く...それでいて、繊細で...どこか、物悲しい音色や...」

リーリエ「す、すごすぎ...ます...! フワンテさんがこんな演奏をできるなんて...!」

シャワーズ「バイオリンなんて聴いたことがない私でも...とてつもないってわかるわ... あいつ...こんな特技があったの...!?」

リゼ「プロバイオリスト...顔負けだな...」

ー素早く、かつ慎重な指捌きによって描かれる優雅で...どこか悲劇的な音色...

こころ「これが...音楽... 感情のない...私でも感じる 強く...悲劇的な...思いを」

フライゴン「ふ、ふりゃぁ... 聞き惚れちゃうフワ...」

ココア「なんだか、ずっと聴いていたい... この音を...いつまでも、ずっと...ずっと...」

ーもはや、彼を取り囲む者たち全員がその音色に魅了されていた

ーそして、その音色や旋律に聞き覚えのある かの男が口を開く...

カズミン「こ、この音色は...ブラッディ...ローズ...!!」

万丈「ブラッディ...ローズ...? なんだか知らねぇけど...すげぇいい感じの音だ...!!」

カズミン「...ッ 俺にも、そのブラッディローズが何かはわからねぇ... だが...何故か...懐かしい気持ちになるんだ...」

ー愛と血の悲劇...美しくも凄惨なその風景を...フワンテはその手で音楽によって表現したのだ

(*・×・)「...」ピンッ

ーフワンテはバイオリンの弦を指で弾く...

(・×・)「...どうも、ありがとうございましたフワ」ペコリ

一同「ワァーッ!!」パチパチパチパチパチ

ーフワンテが頭を下げると同時に、拍手喝采が至る所から響いた
 ▼ 48 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/23 21:49:18 ID:zjMUUWtw [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(*・×・)「そ、そんなに凄かったフワか...? な、なんだか...照れるフワ...」

リーリエ「すごいってレベルじゃないですよ! フワンテさん!! プロ...いや、プロ以上の腕前ですよ!!」

リゼ「あぁ ...親父に連れられてある世界的に有名なバイオリニストの演奏を聴いたことがあるが...それとほとんど同じなほどの演奏だった...」

こころ「...すごい」パチパチ

シャワーズ「どうしてこんな凄い演奏ができるのに...うどん職人なんてしてるのよ ...絶対音楽家やった方が儲かるわよ」

(;・×・)「そ、それは... 昔からの夢を目指して...それで、うどん職人をしてるフワし...それに、これは単なる趣味フワから...」

城島「趣味ってレベルちゃうやろ! ...な、なんなんや!? そのバイオリン!? ...い、いくらするやつなんや!?」

シャロ?「きっと...ウン十億もする... ストラなんちゃらってやつよ! あんな演奏できるのだし、そうに決まってるわ!!」

(・×・)「一万もしない安いバイオリンフワ 中古で買った安物フワよ」

城島「そ、そんなわけあるかいな!? ...や、安物でこの音...あ、ありえへん...!」

ココア「安物でもあんな演奏を...演奏の腕が凄すぎるんだ...」

城島「いや、そんなん...ありえへん!! フワンテ! そのバイオリン...よく見せてくれへんか!?」

(;・×・)「別に...いいフワけど... 多分、ただのバイオリンフワよ?」

城島「よし...なら隅々まで調べ...」

城島「...ッ!」

ー城島はフワンテのバイオリンを一目見るなり...何かに気が付いた

リーリエ「城島さん! 何か...見つけたんですか?」

城島「このバイオリン...>>49やないか...ッ!!」
 ▼ 49 ャオニクス@ウブのみ 19/06/23 21:52:23 ID:R.sEX5co NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ストラディバリウス
 ▼ 50 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/23 23:06:58 ID:zjMUUWtw [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
城島「このバイオリン...伝説の名器...す、ストラディバリウスやッ!!」

(;゜×゜)「伝説の名器!?」

リーリエ「すとらでぃばりうす...? ...ってなんですか?」

シャロ?「...ッ! それこそ、私が言ってたウン十億もするバイオリンよ!! ほ、本当にそれ...1万円もしなかったの!?」

(;・×・)「う、うん... リサイクルショップに...傷だらけだし...古いバイオリンだからって... めちゃくちゃ安値で投げ売りされてたフワ...」

城島「おいおい...バイオリンの価値っちゅうのは古さにあるのに... 僕だって、それでストラディバリウスやってわかったっちゅうのに...そこの店員もったいないことするなぁ」

シャワーズ「でも、これで結局...フワンテの腕じゃなくて...バイオリンがいいからいい演奏に聞こえたってことになるわね ま、いい楽器なら誰でもいい演奏できるわね...」

リゼ「...いや、それは違う ...むしろ、ストラディバリウスだったからこそ...フワンテの腕が証明されたかもしれない」

シャワーズ「...どういうこと?」

リゼ「ストラディバリウスは...その特徴的な構造や音色から、演奏家を選ぶとも言われ... 腕のよく、相性の合う演奏家でなければ扱うことすら難しいと聞いた」

ココア「演奏家を選ぶバイオリン...かぁ ...なんだか、伝説の食材みたいだね!」

城島「さすがは、貰い物とはいえ 伝説の出汁を手に入れただけはあるなぁ...」

(;・×・)「な、なんか...自分でも色々怖いぐらいフワ... 独学で色々やってきただけなのに...フワ...」

シャワーズ「天性の才能に...運の良さ... とんでもない凄さね...あんた」

万丈「よくわかんねぇけど...すっげぇ演奏をありがとよ!!」

(^×^)「うどんだけじゃなくて...バイオリンでも誰かを喜ばせることができて...こちらこそありがたいフワ!」

万丈「その演奏、もう一回聞きてぇから... 今度会ったらまたよろしくな!!」

(^×^)ノシ「うん! 次の時は、もっと長く演奏してあげるフワ!!」

万丈「それじゃ...じゃあな!!」

ー2人は、フワンテ達に別れを告げて去って行く...

リーリエ「なんだか、フワンテさんってすごいですね! うどんも...バイオリンも...なんでもできちゃいます!!」

(*^×^)「いやぁ...それほどでもフワ...」

シャワーズ「フワンテの意外な特技がわかったし...それに、これで面倒臭い2人とも別れられたしね」

(;・×・)「あっ」

シャワーズ「自分から別れを告げちゃったんだから...仕方ないでしょ ...とりあえず、適当に先に進みましょ ...この道でいいわよね?」

(;・×・)「う、うん...(ごめんフワ... とりあえず、2人で頑張ってフワ...)

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 ▼ 51 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/23 23:12:42 ID:zjMUUWtw [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ー万丈とカズミンはフワンテ達と別れ、どこかへ向かって一先ず歩いていた

万丈「...あっ!!」

カズミン「...いきなり大声出してどうしたんだ、バカ」

万丈「おい! バカ言うなって!! せめて、筋肉つけろよ!! ...気を取り直して言うけどよ あいつらと一緒に行きそびれちまったじゃねぇか...」

カズミン「...ふぅ 本人にその気があったのかはしらねぇがバイオリンの演奏で誤魔化され...見捨てられちまったようだな ...仕方ない、2人だけで全部をやるしかねぇ」

万丈「俺とお前2人だけか... まぁ、仕方ねえな...一緒に行くしかねぇか...

カズミン(しかし、あの演奏を聴いて俺が口にした言葉... "ブラッディローズ"...か ...どこかで聴いたことのある名だが...一体...なんなんだ?)

万丈「あっ! 今、もう一つ思い出したんだけどさ...さっき...俺、スカイウォールがねぇ世界なんてありえねぇって言ったじゃねぇか けどよ...」

カズミン「...(すごく聞き覚えがある...しかも...何か、大切な物のようだった気がするが...うーん...)」

万丈「...っておい! 聞いてんのかよ!!」

カズミン「ん? あぁ、聞いてなかった ...もう一回言え」

万丈「あぁ...!! 仕方ねぇ、もう一回だけだからな! さっき...俺、スカイウォールがねぇ世界なんてありえねぇって言ったじゃねぇか」

カズミン「...それがどうした」

万丈「なんかよ、今更になって...前にそんな世界に行ったことがあるような気がしてきたんだ...」

カズミン「あぁ? ...んなことありえねぇだろ ...夢でも見たんじゃねぇか?」

万丈「ゆ、夢なんかじゃねぇよ!! 確か...顔の半分が...半分がすっげーやつにバーッ! ってやられて...パーッってなったら...フワーッって飛ばされて...そんで、そこには...変な奴らがわらわらいて...そこで、バカがガンガン...」

カズミン「...擬音ばかりで全然わかんねぇよ ...やっぱり、夢じゃねぇのか?」

万丈「夢じゃねぇよ!! 俺をバカにするな!! ...本当にあったんだよォ!! ...全然覚えてねェけど」

カズミン「じゃあ、やっぱり夢だな スカイウォールがねぇ世界なんてここ以外にはありえねぇってことだ」

万丈「...んぐぅ」
 ▼ 52 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/23 23:12:57 ID:zjMUUWtw [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
カズミン「しかし、これから...どうすんだよ 俺達だけで戦兎と帰る方法を探さねえとなんねぇぞ」

万丈「どうするって... どうするんだ?」

カズミン「こっちに聞かれても困るだけだ... はぁ、どうにかならねぇもんか...」

ーカズミンは溜息をつきながら、ポケットに手を入れる...

カズミン「...ん? ...なんだこれ ...何か入ってるが...」

ーポケットに入っていたそれを広げる...

カズミン「何かの...ビラか? "スティールうどんラン"...なんだこれ ...いつの間に入ってやがった」

万丈「この辺で行われるレース...みてぇだな」

カズミン「規模は結構でかいみたいだな... 戦兎も来てるかもしれねぇし...観客や参加者に何か知ってる奴がいるかもしれねぇ ...よし、いくぞ筋肉バカ」

万丈「おう! とっとと戦兎見つけて、元の世界帰ろうぜ!!」

ー2人はチラシを眺めながら、どこかへ向かって歩いて行く...

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ▼ 53 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/23 23:37:17 ID:zjMUUWtw [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ー再び、フワンテ達...

ーチェックポイントを指す無数の看板の一つを選び それに従い先へ進む...

城島「しかし...ホンマにさっきのやつは凄かったなぁ...まじでアレ、独学でやってきたんよな?」

(・×・)「うん... ちょっとは市販の初心者向けのバイオリンの本とかも読んだフワけど...ほとんど独学だったフワ」

リーリエ「いわゆる、天才ですね! なんだか、凄すぎてフワンテさんの後ろに後光が差して見えます...!」

シャワーズ「でも、それが...うどん職人として何も役に立たないわよね ...やっぱ、バイオリニストになった方が良かったんじゃないフワか?」

(;・×・)「そ、そういうこと言わないでフワ... 確かに、役には立たないフワかもしれないけど...」

星の夢「イイヤ・・役に立チマスヨ」

(ー×ー)「そういうお世辞を言ってくれるのはありがたいのフワけど...どうやってもバイオリンは役には...」

星の夢「イイエ・オ世辞デハアリマセン・・・ミナサンハ・音楽熟成トイウ言葉ヲゴ存ジデスカ?」

(;・×・)「音楽熟成...? フワ...?」

星の夢「音楽熟成トハ・・文字通リ音楽ヲ聴カセルコトデ食材ヲ熟成サセルコト・・・」

シャワーズ「へぇ...そんなのがあるのね...」

星の夢「ワインヤ味噌・・ナナのミナドに使用サレテオリ・・音楽熟成ヲシタ食材の美味サハ通常の数倍ニモ及ブソウデス」

リーリエ「音楽を聴かせれば...食べ物は美味しくなるんですね!!」

星の夢「ソシテ・ソノ効果は・・・良質ナ音楽ホド高イ!! ・・・トノ噂デス」

城島「なるほど! それで、フワンテのバイオリンを聴かせれば...!!」

星の夢「ソウイウコトです」

城島「フワンテ、これからはどんどん強力な能力を持ち...更に料理の腕も高い相手が増えていくで... そうゆう相手に対抗するためにも...音楽熟成は使いこなすべきや!!」

(`・×・)「うん! そうフワね...がんばって、やってみるフワ!!」

(;・×・)(ここのところ、特殊な能力を持つ相手に押し負けちゃって...負け続きフワから... せめて、少しでも強くなって立ち向かえるようにならなくちゃフワ...)
 ▼ 54 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/23 23:53:14 ID:zjMUUWtw [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココア「じゃあ、さっそく... チェックポイントに行く時に必要なうどんで...それを試してみようよ!!」

リゼ「そういえば、チェックポイント毎に作る必要があったな...」

リーリエ「それいいですね!! さっそくうどん作りを始めちゃいましょう!!」

千夜「でも...食材はどうなの?」

(;・×・)「あっ...そういえば...」

ココア「ほとんどギニューに奪われたり...ギニューとの戦いで壊されちゃったりしたよ... ぎりぎりなんとか食材は残ってるけど...これだけじゃ、ちゃんとしたうどんは作れそうにないよ...」

(;>×<)「今更買いに行ってる時間もないし...どうするフワか...」

こころ「それなら 私がアローラ地方で買ってきたお土産を分けてやれるぞ」

こいし「私のおやつもちょっとならあげられるよ!!」

ココア「こころちゃん! こいしちゃん!! 本当にいいの?」

こころ「ちょっと買い過ぎちゃったし...それに、こうやって使われた方が...食べ物としても幸せかもしれないじゃない」

こいし「これね、私の好きなやつだから みんなにもっと食べて欲しいの ...だから、少しだけあげるっ! 少しだけねー」

(;・×・)「アローラ土産の>>55に、>>56...それに>>57まで... これ、本当に貰って良いのフワか?」


(今日はここまでです キバっていくぜ!!)
 ▼ 55 イティ@ジュカインナイト 19/06/24 00:21:32 ID:URmUF40A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
声がハラの声になるインカム
 ▼ 56 ットレイ@ぐんぐんこやし 19/06/24 00:22:32 ID:9EzQVEvo NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
こいしちゃん手作りのハート型チョコレート
 ▼ 57 リミアン@ダートじてんしゃ 19/06/24 00:36:04 ID:DW1I7ITE NGネーム登録 NGID登録 報告
少年少女等の砂糖菓子を飾って雨宿りを再現した ナッシーアイランド型ケーキ
 ▼ 58 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/25 00:11:21 ID:DHCE2v0Y [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;・×・)「アローラ土産のナッシーアイランドケーキに、インカム...フワか これらは、どういう意味なんだフワ?」

リーリエ「ナッシーアイランドケーキ...ですか... お人形さんが洞窟で雨宿りしてるみたいで...可愛いですね!」

こころ「ポニ島に伝わる言い伝えで、互いに好意を持っているがなかなか言い出せない2人の少年少女が近くにある孤島 ナッシーアイランドの洞窟で雨宿りをしていたところ、2人の背中を押そうと島の守り神が2人に愛の加護を授け...2人が結ばれたという話を元に作られたらしい」

(*-×-)「そんなお話があるのフワか...」

こころ「...それ以来、その洞窟で雨宿りをした2人は結ばれる...という」

フライゴン「なんだか、ロマンチックふりゃねぇ...」

こころ(...誰かのことを愛したことのない私にはよくわからないことだけど)

シャロ?「ふぅん...そんなお話が...」

ラパン(...どうせだったら、さっきアローラに行ったとき...そこに行けばよかった...もし、雨が降ったら...きっと私はリゼさんと...)

リゼ「...」

ラパン(って何を考えているの私! あー!! ダメダメ!! 私もリゼさんも女の子よ!! それに、相手はあくまで調査対象...恋なんて...あり得ない...けど...やっぱり...)ポッ

リゼ「...? どうしたんだ? シャロ」

シャロ?「ひぃぅっ!? ...い、いや...べ、別にー...ちょっと...面白いケーキねー...って...」

リゼ「あぁ、そうだな... 確かに面白いケーキだ ...随分とこだわって作られているようだ」

ココア「それにしても...この女の子のお人形...リーリエちゃんに少し似てない? 金髪だし...髪型もすっごい似てる!」

リーリエ「どれどれ...確かに、なんとなく似ていますね... 私も...ここで誰かと一緒に雨宿りをした気がしますし...なんだか、偶然でもちょっと嬉しいですね!!」

(;・×・)「フ...フワ...」

(;-×-)(リーリエちゃんと雨宿り...フワか... うー...凄い羨ましいフワ...)

ココア(ヴェ、ヴェアアアアアアアアア... リ、リーリエちゃんと雨宿り...なんだか、妬けちゃうよ...)
 ▼ 59 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 19/06/25 00:24:06 ID:DHCE2v0Y [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(・×・)「それで、もう一つのインカムにも逸話が何かあるのフワか?」

こころ「いいや、これは...単なるおもちゃ これをつけて、喋ってみると...」

ハラ(こころ)「私は秦こころですぞ!! ハラハラさせますぞ!!」

こころ「...って感じに 島キングの声になる」

(;-×-)「フ、フワァ...」

城島(観光地のお土産屋にたまに売ってる謎玩具や... 使い道がぜんぜんあらへん...)

こころ「私からはこれで最後 ...こいしちゃんは?」

こいし「私からは...はいっ! これ!!」

ーこいしはフワンテに袋に入ったハート型の小粒のチョコレートを渡す...

(・×・)「こ、これは...何フワ?」

こいし「私が自分で作って...普段自分で食べてるおやつ! ...ハート型なの、かわいいでしょ?」

ココア「へぇ...こいしちゃんの手作りかぁ... どんなチョコレートなの?」

こいし「んーと...チョコの中にいろんな味のジャムを入れてみたの! 食べる度に楽しいようにって!」

城島「いろんな味?」

こいし「そうだねー... ベリーやブドウ、バナナやイチゴ...外れの味としてゲロ味や、鼻糞味、耳糞味なんかも入れてみたよ!

城島「百味ビーンズかよ!! ...っちゅうか女の子がそんなこと言っちゃアカンで...」

ココア「へぇ...当たりと外れがあるんだ... なんだか、面白そう!! 試しに一粒食べていい?」

(・×・)「私も...いいフワか?

こいし「うん、いーよ! ...運命の輪は回るよ ぐるぐるぐーるぐる 輪に選ばれし物一つ、かの手の上へ その奥に眠る味覚はいかなりや? ...ウフフッ♪」

ーこいしにチョコを手渡された2人はすぐにそのチョコを口に入れる...

ココア「んー...この味は...>>60...かぁ」

(;・×・)「これは...>>62フワか?


(今日はここまでです 百味チョコレート)
 ▼ 60 ルーグ@ひみつのカギ 19/06/25 00:26:15 ID:S/2MLoYk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
旨辛チキン
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