【安価】帰ってきたうどん屋付和 六店舗目

前スレ：https://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=873757

　 ＿[うどん]＿＿
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γ三ヽLﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ｣
{ﾆうﾆ}|　　　　　　|
{ﾆどﾆ}|（・×・）　| もう気が付けば６スレ目...
{ﾆんﾆ}|(っ=川ｏ)　 | 超長期連載フワねｽﾞﾙｽﾞﾙｽﾞﾙ
ヽ三ﾉΓ￣￣￣￣￣￣|
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前回までのあらすじ

シコク地方にうどん修行に向かったうどん職人のフワンテ
しかし、うどんリーグのチャンピオンが作る究極のうどんという物があることを聞き、
常識人で保護者役の第一次産業系アイドル"城島"、とある事情で頭と味覚とその他諸々がおかしくなっている少女"リーリエ"、マゾヒストで暑さに弱い"グレイシア"を仲間にして、うどんリーグへの挑戦権と入場権を得るために８つのうどんバッジを集める旅へと出た。
その旅の途中、シコク地方で暗躍する悪の組織"プラズマ団"に攫われた妹(?)を助けるために旅をする少女"ココア"たちと行動を共にすることとなる
美食家時代からのグレイシアのファンである、クレベースら氷柱組に頼まれ　氷柱組を抜けたオカマポケモンのキュウコンとバトルロイヤルで戦うこととなったフワンテたち。
仮面食事会という名のバトルロイヤルでは正体を隠したココアが参加していたが、途中から乱入したグズマの使ったヤクゼンにより生まれたうどんの大蜘蛛によって会場はパニック状態に陥った。
なんとか、フワンテとココアは協力し　大蜘蛛とグズマを退けるが、うどんの判定を行っている途中に　キュウコンに恨みを持つヌケニンによって会場を爆破され、キュウコンが死亡してしまう。
勝利者はだれも居ない試合となり瓦礫に押しつぶされそうになりながらも、赤い仮面をつけて会場にいたイーブイと共にココアは"伝説の甘露煮"を手にする
一方、フワンテは突如現れたミミッキュに"器具や屋台を治せる"と誘われ、氷柱組から受取った食材を手に怪しげな館に足を踏み入れる
しかし、踏み入れた館は、かつて殺ポケ事件が起きた呪いの幽霊屋敷で　フワンテたちは多くの怪奇現象に襲われてしまう
グレイシアも屋敷の悪霊"ライチュウ夫人"に操られ、ピンチに陥るが　屋敷の仲でプラズマ団に所属するフラダリとヤメチク・リーを仲間にして、怪奇現象に立ち向かいながら謎を解いていく
そして、ついに屋敷の謎を解いてグレイシアを正気に戻し...フラダリが自らを犠牲にして手に入れた夫人の娘の遺体とフワンテのうどんでライチュウ夫人の怨霊を成仏させて、フワンテたちは屋敷から脱出する...
屋敷を出たフワンテたちは疲れ果て、屋台を修理してくれるという謎の老ピカチュウの家で一夜を過ごす
その夜...多くの職人達がある大会のチラシを手にする...
その大会の名は"スティールうどんラン"...１０００万円と伝説の天ぷらが優勝賞品である乗馬レース...
職人達は己の望みのままに優勝を目指し、大会に出場する決意を固める...
果たして、フワンテやココアたちもこの大会に参加するのか...？　そして、優勝の座と伝説の食材は誰が手にするのか...！？

少しづつ運命の動き出したシコク地方での壮大(?)なうどんアドベンチャー！

うどんバトルの基本ルール

まず、うどん職人同士が目を合わせた場合等にこのバトルは始まる。

うどん職人は互いに、６つの食材を集め　それを使ってうどんを作成する。

食材はそれぞれ安価で募集し、その安価を送った者のIDの一番右側の文字を食材のうまさとする。

（一番右がアルファベットの場合、一つ左の文字を読む。これを数字が見つかるまで行う。
つまり、IDが全てアルファベットであった場合食材のうまさは０となる）

食材は出汁、麺に練り込むもの、調味料、具材A、具材B、具材Cの順番で安価を行う。

また、同じ人が同じキャラクターの食材安価で２回以上安価を送った場合、再安価とする（ただし、同じ人が安価した場合でもそれぞれ違うキャラクターの食材安価で２回以上安価した場合やIDが変わった場合は再安価としない）

全ての具材のうまさを足したものを総合うまさとする。

互いのうどんが出そろったら、誰かに審判役をしてもらい、どちらの方がうまかったかの判定を行う。

そして、審判役がうまいと判定した方が勝者である。

このようにシンプルでありながら、奥が深いとシコク地方の人やポケモンはこのバトル形式を好んでいる。

また、うどんバトルの新しいスタイルとしてスピーディうどんバトルというものがある。これは通常のうどんバトルから　手作りだと時間が掛かる出汁、麺、調味料を双方規定の食材にして、具材だけでうどんバトルを行うため、手軽にうどんバトルができるようだ。


追記：近年ではデスマッチと呼ばれる相手への攻撃が許可されたルールのうどんバトルが流行っているが　本書ではそのルールも記載する

攻撃、調理の２つの行動方針を選択しその行動を終えるまでを１ラウンドとする

行動の安価の投稿時間の秒数の１桁目を他のキャラと比べ、多かった順から行動を開始する

攻撃は相手のうどんへのヤクゼンや武器、わざ等による攻撃を重視し、調理はあまり行わない行動(調理する場合もあるが基本的に調理行動より効果は薄い)　相手からの攻撃は基本迎撃する。

調理は自分のうどんを調理することを重視し、相手への攻撃をあまり行わず　相手からの攻撃は回避や防御を行ってかわす行動である。

相手のうどんを全て破壊するか　制限時間を過ぎ、他のうどんより自分のうどんのうまさが高ければ基本的に勝利となる（例外もあり）

相手のうどんを攻撃する場合、攻撃側安価秒数一桁目－防御側安価秒数一桁目で計算し　計算結果が１以上ならその分のダメージを相手のうどんへ与えられる

また、計算結果がマイナスになった場合は防御や回避の場合は防御側も攻撃側もダメージは受けないが、迎撃の場合はカウンターとしてマイナス分攻撃側がダメージを受けるという。


―生明書房　うどんに生きる２０１９最新版より

新章に出るかもしれないキャラ紹介


フワンテ：この作品の主人公。　尊敬するナマコブシのおやじのようなうどんを作るためにうどん修行の旅と称してシコク地方にやってきたが旅の途中究極のうどんなるものの事を聞きそのうどんに興味を持ち、８つのうどんジムをめぐることとなった。
いつも共に行動している４人の中では城島と並んで常識的だが、少し弱気で子供っぽくまだ未熟な所もある。　ギルガルドらによってうどんを通じて使える不思議な力"ヤクゼン"を学んだ。
伝説の食材の一つ、伝説の出汁を未完成のものながら所有している。

城島茂：(一応)TOKIOの城島茂その人。　前衛的なうどんを食べるためにフワンテの旅に同行することとなった。
メインキャラでは一番の常識人であり、一番の苦労人でもある。　少し前に星の夢と合体してしまい...以来、パージされて公衆の目の前で裸にされたり、充電切れで動けなくなったりするなど不幸な目にばかりあっている。

リーリエ：エーテル財団の代表の娘その人。　だが、鍋にうっかり落ちて１時間ほど煮込まれたことで頭が少しおかしくなっており暴走や奇行を繰り返し周囲の者を困らせる。
ココアやルカリオ、カミツルギなど多くの者に好かれ絡まれ続けている。　が、リーリエ自身は彼らの行為にあんまり気がついてない。　最近、ポケモンに変身出来る能力を得て人間を卒業しかけてきた。

グレイシア：美食家兄弟の１人で、彼らとはぐれたことで合流するまでフワンテの旅に同行することとなったが廃屋敷での一件を経て正式な仲間になった。　昔から過酷な環境にいたせいか戦闘能力は高く、バトルが必要な場面では役に立つ。
しかし、肝心なとき以外はほとんど役に立たずリーリエやココアと共にボケたり　わざと変な行動をしたりと周囲を困惑させることも...　また、城島とフワンテに調教されたせいか極度のドＭとなっており様々な場面で痛みや束縛で興奮や快感を得るなど...色々とんでもない。

星の夢：リーリエが虚無の世界から担いできたロボット。　多彩な機能を扱えるが、彼が自ら使おうとするのは大体ろくでもない機能である。　でも、本人(本ロボ?)が使わないだけでまともな機能や使える機能も結構ある。
現在は城島の身体に貼り付いて星の夢アーマーとなっており、城島にちょっかいを出すことも多い。

保登ココア：妹(?)のチノに美味しいうどんを食べさせるために旅をする少女。　プラズマ団にチノを攫われて以来友人のシャロ、リゼ、千夜と謎の女性Ｓと共に彼女を助けるために行動している。
かつて姉妹の末っ子であったことからか姉であることに固執しリーリエやヴェールヌイなど年下(に見える)子を勝手に妹認定している。　また、時折変な行動を見せたり「ヴェアアアアアアアアアアアア！！」と奇声をあげたりと元がまんがタイムきららのキャラクターとは思えぬカオスな行動を繰り返している。
うどんバトルロイヤルの決着後、混乱の中伝説の食材の一つである伝説の甘露煮の所有者となった。

吉良吉影：ココアに取り憑いている手フェチ殺人鬼の元サラリーマン。　バラバラにされた元の身体を取り戻し、元に戻るためにココアのもう一つの人格として活動している。
料理のセンスや戦闘能力など非常に優秀な職人ではあるが、元々の性格ゆえかどこか冷酷で相手に対して容赦はしない。　ココアの身体を乗っ取っていない際の彼の声はココアにしか聞こえず、周りから見ればココアの独り言のように見える。

桐間シャロ：貧乏な家の生まれだが、上品そうな容姿などで自分を良家のお嬢様だと見せかけている少女。　上記のココアや千夜とは友人であり、ココアに妹(?)のチノや自身の尊敬するリゼらと共にこの地方にやってきた。
しかし、ココアや千夜たちの天然ボケや奇行に巻き込まれることや事件に巻き込まれることも多く　挙げ句の果てにうどんバトル中に混乱に巻き込まれてココアたちとはぐれてしまった。
現在は自身をナンパしてきた男たちをたまたま倒した咲夜たちの下でフランドールスカーレットのコスプレをさせられている。

Ｓ：Ｎが連れてきたポケモンバトルにもうどんバトルにも強い研究者の女性。　"感謝"や"感激"が口癖。
レイとマリーというマフォクシーとムウマージを連れている。　ココアやリーリエにも優らずとも劣らない天然ボケで、時折奇行を見せることもある。　

Ｎ：どこか知的な雰囲気の漂う青年。　かつての経験、そしてゼクロムが自らの手から離れたことからプラズマ団を追っておりフワンテやココアとは味方の関係である。
しかし、かなり世間離れした性格や考えの持ち主で興味がある物に関しては世間体や常識など何も考えずに知ろうとするために悪気はないが周りを困惑させたり迷惑させることも多い。　また、ゼルネアスと共に行動しているが彼への扱いは非常に悪い。

ゼルネアス：カロス地方の伝説のポケモン本人。　しかし、Nからの扱いが非常に悪く　単なる綺麗なシカぐらいにしか思われていない。　その上、影も薄い。

テイトク：まさに提督となるために生まれてきたような名前の中年男性。　かつては響や比叡、北上や大井などの艦娘とともに鎮守府にいたが今は何者かに追われているようだ。
海難事故で亡くなった娘の代わりとして彼女たちを自身の本当の娘のように愛していたようらしい。

ルーデル閣下：あの、ドイツの撃墜王　ハンス・ウルリッヒ・ルーデル本人。
異様なハイテンションと出撃への執着が特徴のドイツ軍人。　ソ連やロシアに関するものが大嫌いで、好きなものは出撃とモーモーミルクらしい。

ルカリオ：かつてとあるジムでジムリーダーをしていたポケモン。　その腕はギルガルドらからも認められるほどであったが、ゲーチスに負けたことで心神喪失状態となりかけた。　
　　　　　しかし、フワンテのうどんによって正気を取り戻しミニスカミドロやカワサキと共にジムを再建している。　三度の飯よりじゃがりこと人間の女の子が好き。　特に後者。

ミニスカミドロ：ルカリオと共にウンペンジムで働く元人間の少女。　ドロミドロと人間が融合した人魚のような姿だが、これはリーリエにドロミドロと一緒に包丁で切られたところをポケモンサンカイフクサセトキマスネで回復させられたため融合してしまったのだ。
　　　　　　　　現在はルカリオを尻に敷きつつも、彼やカワサキと一緒にジムを盛り上げていこうとしている。

カミツルギ：とある廃ジムを改装して作ったウツロイドの寄生館で働くウルトラビースト。　ござる口調で話し、なぜかリーリエに惚れている。　毎月のお小遣いはかなり厳しいらしい。

テッカグヤ：超巨大なドSポケモン。　他のポケモンやウルトラビーストを縛ったり叩いたりするのが趣味で、そのせいか住んでいるウツロイドの寄生館には拘束具等のセットが常においてある。（そして、それでグレイシアが調教された）
　　　　　　そのため、ウルトラビーストの仲間からは多少恐れられている。　また、料理もかなり得意。

ウツロイド：ウルトラホールからやってきたウルトラビースト。　リーリエに寄生して無理矢理友達になろうとしたことがあったが、リーリエや仲間の思いを聞いて無理矢理ではなく普通に仲良くすることで友達になった。
　　　　　　フェローチェをとても慕っていて、ほぼ常に一緒に行動している。

フェローチェ：下半身が黒い色違いのウルトラビースト。　美しいものに対して強いこだわりがある。
　　　　　　　Sansという男に"ミズキ"という人間の名で呼ばれたことから彼女のことが気になり、ミズキという少女と自分の関係を調べたがっている。

グズマ：シコク地方を破壊するために力を欲する退廃的な青年。　謎の声に導かれるままプラズマ団から資料を盗み出し、伝説のカナブンを手に入れて所有者となったがさらなる力を欲し伝説の食材を求めて旅を続けている。

十六夜咲夜：屋敷からいなくなったお嬢様を探すために旅をするメイド。　時を止める特殊能力を持っており、メイドの経験からか料理の腕も非常に高い。　ＤＩＯとプッチに唆され、フワンテをお嬢様を攫った張本人として付け狙う。
　　　　　　仲間としてパチュリーと美鈴がいるが、どちらも戦闘以外はあんまり役に立っていない。　DIOから手渡された伝説の唐辛子の所有者。
　　　　　　お嬢様であるレミリアのことをかなり尊敬...というか異常なほどの愛情を注いでいて、ほぼ彼女に依存している。　そのため、彼女や彼女の妹がそばにいないと禁断症状と呼ばれる暴走状態に陥ってしまう。

Sans：小太りのスケルトン。　常に何かをサボっているようなダメな男だが、この地方や世界の謎を何故か知っているような言動が多い。　どうやら、何か重要なことに気が付いているようだが...？

ゲーチス：プラズマ団のボスであり、悪の親玉。　世界を支配するために究極のうどんを狙い、あらゆる手を使ってでも欲する物を手に入れようとする。
恐ろしいほどのゲスであるが、脱糞ネタや妙なギャグをやったりと少し茶目っ気のあるところもあり憎めない...ようでやっぱり憎めるゲス。
未完成の伝説のスープの所有者でもあり、あの手この手で伝説の食材を手に入れるために暗躍している。

怪盗ラパン：シャロのそっくりの見た目のシゲモ・リー直属の部下である怪盗。　本物のシャロと入れ替わり、ココアの情報をプラズマ団に流している。

シゲモ・リー：シゲモリの森を開発したプラズマ団の幹部。　弟にヤメチク・リー、部下に怪盗ラパンがいる。

ヤメチク・リー：シゲモ・リーの弟で、プラズマ団の武人。　女の子のような見た目と声をしていて、ミニのチャイナドレスを着ているためにどう見ても女の子に見えるが　立派な男の子...いや、男の娘である。
ヌンチャクと中華鍋だけを使い、中国武術のような特徴的な動きやかけ声で超人的な調理を行う。　また、レトルト食品を最強の食材だと断じて疑わず　自作のレトルト食品をいくつか持ち歩いている。

アーベ博士：青いツナギを着たいい男でプラズマ団の幹部。　城島やマツブサといったような(彼曰く)いい男に目が無く　彼らを襲いかけたり、襲ったりしてしまう。　スカル団のしたっぱAも彼の餌食となり...アーッ！！　となってしまった。

ケンゴ：ヒカリに対し異様な執着を見せるプラズマ団の幹部。　女の子に無理矢理ヒカリの格好をさせてヒカリに見立てて愛でたり、ヒカリの人形やポスターを部屋に飾っていたりとその執着は恐ろしいほどである。

北上：艦娘の１人で、ゲーチスに助けられてプラズマ団に入った者の片割れ。　ダークトリニティの１人として活動しているが、最近そのことに疑問を抱き始めている。

大井：艦娘の１人で、ゲーチスに助けられてプラズマ団に入った者の片割れ。　上記の北上とは友人といった関係であり、かつてテイトクの下で鎮守府に

仮面のポケモン：黒ずくめの仮面とマントを身につけた正体不明のポケモン。　ポケモンであることとうどんリーグ四天王のリーダー格であること以外全てが謎に包まれている。　
檀黎斗：仮面ライダーゲンムに変身する神(自称)。　仮面ライダーゲンム　ゾンビゲーマーとして廃屋敷に現れ、ヤメチク・リーのうどんで成仏させられたはずだが...？

古明地さとり：幻想郷の旧地獄を牛耳る心が読む能力を持つ覚妖怪。　シャロが妹であるこいしのコスプレをさせられた際に妹と勘違いして説教をしたことがある。　こいしを探すためにスティールうどんランに出場するようだが...？

ー長い山道を降り、ようやくトクシマシティにたどりついたフワンテたち...


（・×・）「とうとう...ここまで来たフワね...」

城島「シコク地方、四つの街...その最後の街...」

リーリエ「トクシマシティ...」

グレイシア「トクシマシティ...ねぇ、少し前に仕事で来た以来だわ」

（；・×・）「それにしても、周りは山、山、山...山ばかりフワね...」

グレイシア「あー、この街...　シコク地方の他の場所と比べても...山地と川が多いことで知られているのよね　...だから、コウチと並んで修行を積むうどん職人には人気の場所よ」

城島「...最初の選択、ここにしなくてよかったなぁ　...こっち来てたら、もっと強い職人と戦うはめになってたで」

（；・×・）「そう...フワね」

（・×・）（それにしても...選択...フワか　...もし、あの時...エヒメシティに行かずにこっちに来ていたら...）

ーフワンテはふとグレイシアを見る...

（・×・）（もしかしたら、ココアさんやグレイシアさんとは...会えてなかったかもしれないフワね　...だから、あの選択は本当に...よかったんだフワ）

（ー×ー）（今まで、この旅でいろんな選択をしてきたフワ...その選択に後悔したり、喜んだりしたフワ...　そして、これからもいろんな選択をしていかなくちゃいけないんだフワ）

（・×・）（でも、この街で...もう、バッジ集めは終わっちゃうフワ　...そうしたら、この楽しい旅や選択も...終わりフワ　...そう考えると少しさびしい...フワね）

リーリエ「トクシマシティって...なんだか、落ち着く感じの町並みですね！」

城島「そういえば...なんか、ノスタルジックな雰囲気やなぁ...ここ」

ー辺りを見渡すと、石煉瓦で舗装された道　赤や白のレンガを積み重ねて作られた丸屋根の家　赤い色のアーク灯...どこかノスタルジックな町並みであった

グレイシア「あぁ、そうね...前にリーダーに聞いたわね　...ここはかつて、染色用と食用のオレンのみの栽培で栄えていたんだけど、ここ十数年で他の地方の安い物が流入してきて...それで、一気に寂れちゃって...　そん時の町並みがまだ残ってる...ってこと」

（・×・）「へぇ...そうなんだフワか...」

城島「でも、そんな町並みに全然似合わへん建物も建っとるがな　...ほら、あれとか」

ー城島が指す先には...街の中心にでっかく突き刺さった真っ黒な要塞のような建物...

グレイシア「あー...あれ、街の景観ぶち壊しね」

城島「ホンマ、なんなんやあれ...」

（；・×・）「デカいフワし...目立つフワ...」

リーリエ「うーん...なんだかわかりませんし...気になりますが...ここは、廃屋敷での戦いで使い切っちゃった食材の補給として...お買い物でもしませんか？」

城島「おぉ、そうやな　...そろそろ、食材の補給せんとなぁ」

（＾×＾）「この街では、どんな食材が買えるフワかねぇ...」

グレイシア「ちょうどこのへんに店が立ち並んでるところがあるはずだから...そこに寄っていきましょ」

リーリエ「はい！　そうしましょう！！　それじゃあ...グレイシアさん、案内よろしくです！」

ーグレイシアに連れられ、白壁の建物が建ち並ぶ道へやって来た

ー先程いた道は、人通りが非常に少なく　さびしげな光景だったが、この道には人が大勢いてたいへん賑やかであった

城島「ここ最近で寂れた...って言っとったけど...人が多いなぁ」

グレイシア「珍しいわね、こんな人がいるってのは　...何かお祭りでもあるのかしらね」

リーリエ「お祭りですか...なんだか、楽しそうです！」

（・×・）「さて、この賑やかな場所で...いつものように分かれて食材の買い出しでもするフワかね」

城島「あぁ、そうやな...で、今回はどういう風に分かれるか？　いつもは男と女で分けとるけど」

リーリエ「そうですね...今回は...どうしましょうか...」


どう分かれる？ >>11

１：フワンテ＆城島　　　　リーリエ＆グレイシア

２：フワンテ＆リーリエ　　城島＆グレイシア

３：フワンテ＆グレイシア　城島＆リーリエ

フワリエ ジョウグレ

これは2だろうなぁ‥‥
ま、僕は決めないんですけどね
安価下ァ！(悪意)

>>12
出遅れたァ！
でも良かったァ！

リーリエ「そうですね...今回は...フワンテさんと私、城島さんとグレイシアさんで行きましょうか！」

（///＞×＜）「そっ...その...よろしく...フワ」

リーリエ「はい！　よろしくお願いします！　フワンテさん！」

（≧×≦）（こ、これって...じ、じじじ...実質リーリエちゃんと...デ、デートということに...！）

グレイシア「ウフフッ...今度は二人きりになれるみたいね...ご主人様」

城島「お、おう...」

城島（なんてこった...こいつと一緒かいな...）

リーリエ「それじゃあ、これでどう分かれるか決まったことですし...これから、みんなで分かれてお買い物に行きましょうか！」

グレイシア「そうね...楽しい時間になるといいんだけど」ﾆﾔｯ

城島（何する気だ...こいつ...）

リーリエ「そうですね...　楽しくお買い物しましょう！　ねっ、フワンテさん！」ﾆｺｯ

（///・×・）「うっ...うん...」

（≧×≦）（神様、仏様、アルセウス様...　本当にこう分けてくれたことを感謝しますフワ...！　し、幸せ...）

リーリエ「じゃあ、もう行きましょうか！」

ーフワンテたちは２組に分かれて買い物を始める...


どちらの買い物から見る？　>>15

１：フワンテ＆リーリエ

２：城島＆グレイシア

（；・×・）「ちょっと安価が来るの遅いフワね...再安価フワ　安価下フワ」

（；×；）「新スレ入っていきなり安価がこないフワ...私とリーリエちゃんのデート早くしたいフワけど、残念ながら今日はここまでフワ...　再安価下フワ...」

1

支援

とりあえずSsで998まで埋めてきました
年末特別編にメルタンを出す予定だったのが未出演に終わって結局お蔵入りになった二次創作エピソードです
ストーリーには(多分)関わらないので見なくてもええんで

前スレ全部埋まりました！

（みなさん、埋め立て有り難うございます！　それと、やっぱりこうなるよね...）


ーフワンテとリーリエは人通りの多い道を歩いていた

リーリエ「わぁ...すごい人だかりですね...」

（；・×・）「そ、その...はぐれないように一緒に手...繋ぐフワか？」

リーリエ「あっ、そうですね！　私、1人になっちゃいそうですし...お願いします！」

ーそう言ってリーリエはそっとフワンテと手を繋いだ

（・×・）「フッ...ワァ...」

（＊≧×≦）（てっ...手、繋いじゃったフワ...そ、それも...この繋ぎ方...恋人...繋ぎ...フ、フワァ...）

リーリエ「...？　フワンテさん、顔赤いですよ？　どうかしたんですか？」

（＊・×・）「い、いや...な、なんでも...ないフワよ」

リーリエ「それなら、別にいいです！　それにしても、美味しそうな香りが漂ってますね...いい香りです...」

（・×・）「この香りは...ちくわ？　フワろうか、トクシマシティって...きのみのほかに竹ちくわとかも有名フワからね」

リーリエ「ちょっとお腹もすきましたし...食材として使う前に、少し食べちゃいましょう！」

（；・×・）「えっ...さっき...　あんなに食べたのに...フワか？」

リーリエ「はい！　山道降りたら...お腹空いちゃいました！」

（；・×・）「...フワ」

リーリエ「えへ！　それじゃあ、食べに行きましょうか！」

ーフワンテとリーリエはちくわ屋の前にやって来た

リーリエ「うぅん...いい香りですね...　何本くらい買いましょうかか...」

（；・×・）「一本だけじゃ...ないのフワか？」

リーリエ「はい！　いっぱい食べたいじゃないですか！　それに、食材として使う用としても...」

（；・×・）「そ、そうフワか...　それにしても...ちくわって言っても...最近のちくわはちょっと変わった物を練り込んでるものもあるのフワね...」

ーフワンテはちくわ屋の前に立てかけられたお品書きを眺めた

（；・×・）「魚ポケモンを練り込むのはよくあるフワけど...きのみを練り込んだりしてるものもあるみたいフワ...」

リーリエ「そうですねぇ...この>>23入りちくわ(次のうどんバトルで具材として使います)とか美味しそうじゃないですか！？　うどんバトルの食材にもよさそうですし！！」

（；・×・）「確かに、使えるフワけど...　リーリエちゃん...変わった物選ぶフワね...」

グレイシア

リーリエ「そうですねぇ...このグレイシア入りちくわとか美味しそうじゃないですか！？　うどんバトルの食材にもよさそうですし！！」

（；゜×゜）「確かに、使えるフワけど...　リーリエちゃん...変わった物選ぶフワね...って...グレイシア！？」

リーリエ「はい！　今の時期限定でグレイシアをイメージした、ひんやりおいしいミント入りのちくわだそうです！」

（；・×・）「そ、そういう...ことフワね...」

（・×・）（まぁ、実際グレイシアの肉が入っていたとしても...人工のグレイシア風の肉フワろうし...　それに、あのグレイシアさんはこんな簡単に売られるわけないフワ）

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

グレイシア「ふあ...ふぁ...はっくしょんっ！」

ーグレイシアは一つ大きなくしゃみをした

城島「おいおい...大丈夫か？」

星の夢「風邪デモ引キマシタカ・・・？　ソレナラ、イイ機能がアリマスヨ・スグニ治セマスヨ・・・死ヌホド痛イケド」

城島「おいおい...痛いのかよ...」

グレイシア「めちゃくちゃ痛い...？　じゃあ、それやってよ　...風邪引いてなくてもさ　...気持ち良さそう」

城島「ちょっ...こ、こんな大勢人が居る前でそんなんやったらアカン！！」

グレイシア「フフッ、じょーだん　...それにしても、風邪なんて引いてないのにくしゃみなんて...誰か、私の噂でもしたのかしら」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

リーリエ「それじゃあ...すいませーん！　グレイシア入り竹ちくわ６本くださーい！」

（；・×・）「えっ！？　６本！？　す、すごい食べる...フワね」

リーリエ「えへ！　お腹空きましたし！　いっぱい食べちゃいまーす！！」

ちくわ屋の店主「グレイシア６本ね！　あいよ！　６つで２５９２円ね！」

（；・×・）「ちょっと高い...フワね」

リーリエ「はい！　２５９２円ですね！　わかりました！」ﾎﾟﾝｯ

（；ー×ー）「そうやって...簡単にポンってお金出せるの羨ましいフワね...」

ーちくわ屋でグレイシアちくわを買った２人は竹ちくわを抱えながら、食べ歩きをしていた

リーリエ「グレイシアちくわ...うーん、美味しそうです！」

（；・×・）「これ...結構一本が...大きいフワね...　ボリュームあるフワ...」

リーリエ「でも、これぐらいなんとか大丈夫ですよ！　いけますって！　冷めないうちに食べちゃいましょう！　フワンテさん！」

（；・×・）「そう...フワね」

リーリエ「それじゃあ、いただきまーす！」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

（・×・）「じゃあ、私も...いただきますフワ！　...あーんむ...むぐむぐ...」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

ー２人は、大きな竹ちくわの両端を持ってかじりついた

ー竹ちくわに小さな噛み跡が残る...

リーリエ「わぁ...凄く、おいしいです！　ミントのひんやりとした感じが...ちくわにすごくあってて...夏にぴったりのちくわに仕上っています！」

（；・×・）「う、うん...すごくおいしいフワね...リーリエちゃん...」

（；・×・）（な、なんというか...その...これ...どこがおいしいのかわからないフワ...　ひんやりとしたミントが...ちくわの魚臭さを消すようで...余計にそれを際立てていて...絶妙にミスマッチなんだフワ...これ...　作った人には失礼フワけど...これ...マズいフワ...）

リーリエ「これなら、いくらでも食べられそうです！　私、もう一本食べ終わっちゃいました！　そうですよね、フワンテさん？」

（；・×・）「え、えぇっと...そ、そうフワね...で、でも...リーリエちゃんが食べる分なくなっちゃったら悪いフワから...私はこれだけでいいフワ...」

（；＞×＜）（２本目なんて絶対に食べられる気がしないフワ...噛めば、噛むほどマズいフワ...　リ、リーリエちゃん...どうしてこれが...おいしいのフワ？）

リーリエ「そうですか...それじゃあ、２本目　いただいちゃいますね！　あーんむ...むぐむぐ...」

（；・×・）（本当、よく食べれるフワ...　なんというか、このミントも...なんか、歯磨き粉とかそういうの連想しちゃうタイプの味フワから...もう、さっきから全然食が進まないフワ）

ーあまり美味しくない...というより絶望的にマズいグレイシア風のちくわに苦戦するフワンテを横目にリーリエはどんどんとちくわを食べていく...

（；＞×＜）（や、やっと半分...　こ、このちくわ...大きいフワし...マズいフワし...キツいフワ...）

リーリエ「３本目...完食です！　えへ！　次は...４本目ですね！　」

（；・×・）「え、えぇ...よく食べれるフワね...」

リーリエ「美味しい物なら、どんなに大きくても　いっぱい食べれちゃいます！　でも、さすがに食材に使う分がなくなっちゃうんで...これで、最後にしましょうか！」

（；・×・）「そ、そう...フワね」

（；・×・）（本当...すごいフワ）

リーリエ「あーん...むぐむぐ...」

ーリーリエはグレイシアちくわを一口囓る...

（；ー×ー）（でも...なんでフワろうか...）

リーリエ「んふっ...んぐんぐ...」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

（＊・×・）（ご飯食べる時のリーリエちゃんって...かわいい...フワ）

リーリエ「...あーん...んぐぐ...」

ーリーリエは小さく口を開けて、ちくわをかじった

（＊ー×ー）（...仕草が...本当に...可愛いんだフワ　なんだか、こうして...いっぱい食べるリーリエちゃんを見てると...）

リーリエ「...あっ、おいひいれす！　えへ！」

（＊＾×＾）（こっちまで...幸せな気持ちになっちゃうフワね...）

ーそんなリーリエの姿を見ながら、フワンテもちくわを少しずつ食べ...

（・×・）「た、食べ終わったフワ...　ごちそうさまでしたフワ...」

リーリエ「...ぷはぁ！　ごちそうさまです！」

（＊・×・）「フッ...ワァ...」

リーリエ「あっ！　食べ終わったの...一緒ですね！　えへ！」ﾆｺｯ

（＊・×・）「すごい...フワね」

（＊・×・）（この笑顔を見てると...私は...本当に幸せ...フワね　この笑顔を見るために...私に何かできることは...）

リーリエ「フワンテさん？」

（＊・×・）「え、えぇっと...な、何...フワ？」

リーリエ「次...どこ行きますか？　ここに並んでるお店...食品のお店だけじゃなくて...いろんなお店があるみたいですね！　お洋服屋さんに、器具屋さん！　フワンテさんは次、どこ行きたいですか？」

（；・×・）「えぇ、あぁ...次行くとこフワね...とりあえず、あそこの>>30屋とかどうフワか？」

リーリエ「>>30屋さん...いいですね！　さっそく行きましょう！！」

洋服

食用歯磨き粉

（　・×・）「えぇ、あぁ...次行くとこフワね...とりあえず、あそこのお店とかどうフワか？」

リーリエ「食用歯磨き粉屋...いいですね！　さっそく行きましょう！！」

ーリーリエは店先に歯磨き粉のチューブが並んだ店を指してそう言った

（；・×・）「えっ、い...いや...私はその...隣にある洋服屋を...」

リーリエ「食用歯磨き粉...面白そうです！　良いんじゃないですか！　食材にもなりそうですし！！」

（；・×・）「...フワ」

（；＞×＜）（さっきあんなに歯磨き粉的な物で苦しめられたのフワに...またフワか...）

ーそう心の中で思いながら、フワンテは、とぼとぼと食用歯磨き粉屋へ向かう

リーリエ「わぁ...いろんな歯磨き粉のチューブがありますね！」

（；・×・）「これ...完全に歯磨き粉フワ...うぅ...」

（；＞×＜）（食用とはいえ、絶対食べられたもんじゃないフワ...）

店主「...ん？　あんたら、うちに来るのは始めてかい？」

リーリエ「えぇっと...はい！　そうですね...ですが、どうしたのですか？」

店主「いやさ、うちのこと...全然知らないんだね...って思ってさ　...うちが取り扱ってるのは食用歯磨き粉なんかじゃなくてね...水飴みたいな...お菓子なのさ」

（；・×・）「そう...なのフワか？」

店主「うちの水飴には、歯にいい成分を練り込んでるんだよ　そこで、洒落で歯磨き粉のチューブに水飴を入れたらこれが売り上げあがってさぁ...それ以来ずっとこんな風にやってるわけよ」

リーリエ「へぇ...そうなんですか！」

（；・×・）（よかった...フワ　歯磨き粉...じゃないフワ）

店主「いろんな味の歯磨き粉風水飴があるよ、どれがいいかい？」

リーリエ「そうですね...じゃあ...オススメとかあります？　ちょっとうどんの食材として使いたいのですが...」

店主「オススメねぇ...うどんに隠し味に入れるならこの、>>32味の水飴がオススメかねぇ...」


（今日はここまでです　フワンテとリーリエの初デート...）

メロンソーダ

支援

店主「オススメねぇ...うどんに隠し味に入れるならこの、メロンソーダ味の水飴がオススメかねぇ...」

（；・×・）「メロンソーダ...うどんには合わない気が...」

店主「まぁまぁ、物は試しだよ」

ー店主はチューブから緑色のペーストをフワンテとリーリエの手の上に練り出した

（；・×・）「見た目、完全に歯磨き粉フワ...なんか、食べる気になりづらいフワね...」

リーリエ「えー？そうですかー？ 結構甘い香りがしますし...美味しそうです！ 試しに、少し舐めてみましょう！」ﾍﾟﾛｯ

（；・×・）「ペロッ...これは...」

リーリエ「>>35です！ すごく、美味しいです！！えへ！」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛｯ

甘い

リーリエ「甘いです！ すごく、美味しいです！！えへ！」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛｯ

（・×・）「確かに甘いフワ...でも、あまりしつこくない甘さフワ...」

（＊・×・）（果物の甘さを利用した優しく自然で...どこか懐かしい甘さフワ...　この甘さなら...隠し味に使ってもよさそうフワね...これは...買いフワ）

リーリエ「うーん...おいしいです！　これはもっともっと舐めたいですね...」

（・×・）「ちょっと欲しいと思ったんだフワけど...これはいったい、おいくらぐらいなんだフワ？」

店主「そうだねぇ...>>37円ぐらいかね」

0

店主「そうだねぇ...あんたたちにゃこれは売れないね」

リーリエ「えっ！？　どうしてですか！？」

店主「どうしてって言われてもねぇ...ただ一つだよ、理由はさ」

ー店主はフワンテにそっとメロンソーダのチューブを手渡す...

店主「この飴は、あんたらに売るんじゃなくて　あげることに決めたんだよ　...あんたら、単なる観光客じゃなくてうどん職人だろ？」

（；・×・）「はぁ...そう...フワけど...」

店主「若いのによくこんな所まで来るもんだねぇ...　だとすると、あんたらもあの大会に出るためにきたんだね？」

リーリエ「あの...大会？」

店主「まぁまぁ、こいつを使ってちょうだいよ　あんたらみたいな若くて腕の良さそうな食材がうちの水飴使ってたりするとこテレビやらなんやらに映れば宣伝になるしさ」

店主「ほれ、ここにうちの店名が書いとる」

ー店主はメロンソーダチューブの中央に書かれた文字を指す...

ーそこには、まるで歯磨き粉の名前のようにこの店の名前が書かれていた

（；・×・）「フ、フワ...」

店主「あんたらがもし優勝なんてした日にゃ、うちの評判も爆上がりって寸法よ！　アハハ！　...ってわけで、これ貰ってくれよ」

リーリエ「あ、ありがとうございます...」

（；・×・）「そ、それじゃ...もう行こう...フワ」

店主「気を付けていきんしゃいね...　優勝とまではいかなくても、良い結果出してこいよー！」

リーリエ「さっきのお店の人...ちょっと変わった人...でしたね」

（；・×・）「そう...フワね」

（；・×・）（リーリエちゃんも変わった人である気がするフワけどね）

リーリエ「それにしても...大会...とか言ってましたが...何のことでしょうか？」

（・×・）「もしかしたら、何かやってるのフワかもね　グレイシアさん曰くこの辺は普段はあんまり人いないみたいフワし...」

リーリエ「ちょっとそのことも気になりますが...とりあえず、今は次に行く場所決めちゃいましょう！」

（・×・）「そうフワね...次...どうするフワか？　リーリエちゃん...」

リーリエ「そうですね...私は...」

リーリエ「あっ..そういえば、フワンテさん...洋服屋に行きたい...とか言ってましたね　...私が行きたいところ２回も行ってもらいましたし...次はフワンテさんの行きたいところに行きましょうか！」

（＊・×・）「えっ、いいの...フワか？　じゃあ、このまま...あの店の隣にある...洋服屋さん行こうフワ！」

リーリエ「はいっ！　ちょうど私...新しいお洋服が欲しかったんです！　行きましょう！えへ！」

ーフワンテとリーリエは西洋服店と書かれた看板が垂れた白壁の店に入る...

リーリエ「結構広いお店ですね...いろんなお洋服が並んでいます...」

（・×・）「ここは...いろんな人間とポケモン、両方の洋服が売っているお店みたいフワね...さすがに、私用の似合う服は...ないと思うフワけど」

（；・×・）（生まれてこの方この形フワから、似合う服どころか、普通の服すら着れないと思うフワ）

リーリエ「えー？　大丈夫です！　これだけあるのなら...似合う服だってきっとある筈です！　私に似合う服を買ったら...フワンテさんに似合う服、一緒にさがしてあげますね！えへ！」

（＊・×・）「そ、それは...嬉しいフワ...」

リーリエ「それと、私は...もう買いたい服を何着か店に入った時点で見つけちゃいましたし...ちょっと似合うかどうか見て欲しいんで...試着してみますね！」

（；・×・）「あぁっ...ちょっ...」

ーリーリエは店の中に立ち並ぶ高い棚からいくつか服を持って行き、そのまま店の奥の試着室へ消えた

（；・×・）「だ、大丈夫フワろうか...　ちゃんと試着しても大丈夫な服とか選んでるんだフワろうか...」

（；ー×ー）「もしそうだったとしても...色々と不安フワ」

ーフワンテはリーリエのことを不安に思いつつ店内を練り歩く...

ーすると...

リーリエの声「フワンテさーん！ 試着してみたので...似合うかどうかみて欲しいです！」

（・×・）「もう、着替え終わったのフワか？ どれどれ、どんな服...選んだのフワ？」

ーフワンテが試着室の前に立つと、試着室のカーテンがガラ...と音を立てて開いた

リーリエ「どうですか？　フワンテさん！　...>>43です！　どうです？　似合いますか？」

（；・×・）「え、えぇっと...その...」


（今日はここまでです　恒例の衣装安価...果たして、どんな服を選んでしまったのか...）

白いライダースジャケット(ダブル)

全身タイツ(白)

（えぇ...）


リーリエ「どうですか？　フワンテさん！　...全身タイツです！　どうです？　似合いますか？」

ーカーテンの向こうから現れたのは、顔以外全てを覆う白い全身タイツに身を包んだリーリエだった...

（；・×・）「え、えぇっと...その...」

（；ー×ー）（どんな反応すればいいのか...わからないフワ...ってか、どうしてこんなの売ってるんだフワ...ここ...）

リーリエ「私の名前は...モジリエ！　なんちゃって！えへ！」

（；・×・）（そ、それなりに懐かしいネタ...フワね）

（；・×・）「え、えぇっと...まぁ...似合ってる...んじゃないフワかな？」

リーリエ「そうですか！　じゃあ、これ買って一緒に歩き...」

（；゜×゜）「い、いや...さ、さすがに...そ、その...えぇと...　そういえば...さっきそれだけじゃなくて他の服も選んでたフワよね...そっちの方はどうなのフワか？」

リーリエ「あー...そうですね...それじゃあ...そっちも試着してみます！」

ーガラッ...とカーテンが閉じる

（；ー×ー）「フ...フゥ...　と、とりあえず一安心フワ...あの格好はさすがにないフワ...」

（///・×・）（で、でも...ちょっとあのタイツ...　リーリエちゃんの身体の形出てて...その...えぇと...ちょっと...かわいかったフワ...）

ーガサ...ガサ...とカーテンの向こうから布が擦れる音がする...

（；・×・）「なんか、いきなり凄いの選んで来られたから困ったフワよ...」

（；ー×ー）（ってかなんでこんな普通の洋服屋にあんなドン○とかで売ってそうな全身タイツがおいてあるんだフワ...）

（；・×・）「もう着替えてるみたいフワけど...さて、次はどんな格好で来るのフワか...」

リーリエ「着替え終わりましたー！　えへ！！」ｶﾞﾗｯ

（；・×・）「こ、今度は...>>46...フワか...」

リーリエ「どうです？　可愛いと思ったのですが...」

がんばリーリエになる前の服

（；・×・）「こ、今度は...白いワンピース...フワか...」

リーリエ「どうです？　なんだか、懐かしい洋服でしたし...可愛いと思ったのですが...少し...普通すぎたでしょうか？」

（＊・×・）「う、うん！　すごくいいフワ！　さっきのに比べたら断然良いフワし...むしろ、普通な方が似合ってるフワよ！」

（；・×・）（清楚な感じで凄くリーリエちゃんに似合ってるんだフワけど...この格好...どこかで見たことあるんだフワよね...）

リーリエ「そうですか！！　それに...コレに似合う、帽子も買ったのですけど...どうですか！？」

ーリーリエは水色のリボンがついた真っ白なつば広帽子を被ってフワンテに見せた

（＊・×・）「とっても似合ってるフワ！　帽子も合わせるとなんだか、夏っぽくて...良い感じフワ！」

（；ー×ー）（でも、何か余計に見たことあるような気が...）

リーリエ「フワンテさんにそう言って貰うと...すごく嬉しいです！えへ！　...このワンピースと帽子...買っちゃいますね！」

リーリエ「私の買いたい服は決まりましたし...次は...フワンテさんの分ですね！」

（；・×・）「私の分...フワか　やっぱり、一緒に見つけてくれるのは嬉しいんだフワけど...私に似合う服なんてあるフワかなぁ...」

リーリエ「大丈夫！　きっとありますよ！　私と一緒に見つければ...絶対に見つかると思います！」ﾆｺｯ

ーリーリエは笑顔でそっとフワンテの手をとった

（＊・×・）「フワワ...」

リーリエ「えへへ！　一緒に、探しましょうね！」

ーフワンテとリーリエは共に店内を歩く...

リーリエ「あっ！　フワンテさん！　フワンテさんに似合いそうなもの...見つけました！」

（＊・×・）「えっ！？　さっそくフワ！？」

リーリエ「やっぱり、２人で探せばすぐに見つかるんですね！　...ポケモン用の>>49です！　絶対フワンテさんに似合うと思いますよ！」

ヨウさんの服

拳銃

リーリエ「やっぱり、２人で探せばすぐに見つかるんですね！　...ポケモン用のヨウ服です！　絶対フワンテさんに似合うと思いますよ！」

ーそう言って手渡したのは、青と白のストライプシャツ風のポケモン用の服と黒いキャップであった

（＊・×・）「へぇ...こんな感じフワか...すごく、夏らしくて良い格好フワね！」

（＊＾×＾）（それに...リーリエちゃんが選んでくれた服フワから...なんでも嬉しいフワ！）

リーリエ「フワンテさんとサイズもぴったりですし...これにしましょうか！」

（＊＾×＾）「うん！　そうしようフワ！！」

リーリエ「じゃあ、これで買う物も決まりましたし...早くレジへ...」

リーリエ「...」

ーリーリエはフワンテに買ってあげようとしているストライプシャツを手に取り、何か難しげな顔で見つめている...

（；・×・）「...その服...どうかしたのフワか？」

リーリエ「い...いえ！　大丈夫です！　早く...買っちゃいましょうか！」

ーフワンテたちは、店のレジ前まで向かった

リーリエ「さて、これでここで買うものは全部ですね...」

（；・×・）「リーリエちゃんのノースリーブのワンピースとつばの広い帽子に...私のシャツとキャップ...あと全身タイツ...それに...もう一つ？」

リーリエ「あっ...それはですね...実は、もう一着だけお洋服...買っちゃったんです！　どんな服かは...今は秘密です！えへ！」

（＊・×・）「そうフワか！　...でも、リーリエちゃんの買う服なら...なんでも似合うし可愛いと思うフワから...楽しみにしてるフワね！」

（；・×・）「あっ...でも...全身タイツは...その...アレフワよ...うん　...返してきた方がいいんじゃないフワか？」

リーリエ「あー...そうですね...気に入ってましたが、フワンテさんに不評でしたし...あの全身タイツは返してこないといけませんね...」

（；ー×ー）「気に入ってても...あれは色々とダメフワよ...」

店員「失礼します...お客様、そちらの商品...試着されたようですが...」

リーリエ「あぁ...はい！　しました！　結構気に入った服なのですが...ちょっと、不評だったので返品しようかと...」

店員「申し訳ございません、当店では肌着の試着及び返品は受け付けておりません　...そちらの品はお買い上げになってもらうということになります」

リーリエ「えっ...」

（；・×・）「あー...よく考えたら全身"タイツ"フワからねぇ...本来は試着不可...フワよね」

リーリエ「あぁ...気が付きませんでした！　えへ！！」

店員「そちらの全身タイツも含めてのお買い上げになられますと...>>53円になります」

（；・×・）「ちょっと...高くついちゃったフワね...」

7538315

店員「そちらの全身タイツも含めてのお買い上げになられますと...こちらになります」

ーレジのモニターには\7,538,315と映されていた

（；゜×゜）「７５３万８３１５円...ちょっと...というかかなり高くついちゃったフワね...っていうか...服だけでそんなにかかるのフワか...」

店員「はい、あちらの全身タイツは希少な布を使用しておりまして...」

（；゜×゜）「そ、それで...この値段フワか...うぅ...これは...」

？？？？「払えないと...いうのか？」

リーリエ「だ、誰です！？」

ー気が付くと、フワンテたちの背後に若い男が立っていた

ー男はフワンテたちを睨み付けている...

店員「あなた、今日入ってきたバイトの...」

バイトの男「払いなさい、今すぐその金額を店に収めなさい」

（；゜×゜）「そ、そう言われても...」

リーリエ「えぇっと...ちょっと待っててください...今、お金下ろしてきますんで...」

バイトの男「そう言って...逃げるつもりなのだろう　...白状しなさい　早く楽になりなさい　...そして、その商品を神に...いや、店に返しなさい！！｝

店員「待って、その商品は返品不可で...」

（；゜×゜）「そ、そうフワ...だから、今...お金を取りに...」

バイトの男「お金を...払いなさい！！　そうだとなんども言っているだろう！！　払いなさい...払いなさい！！」

リーリエ「だから...今からお金を下ろそうと...」

バイトの男「払わないつもりか...もしや貴様ら...！　ファンガイアか...！！」

（；゜×゜）「ファ...ファン...？」

バイトの男「問答無用！　その命...」

ーバイトの男は奇妙なベルトとナックルのようなものを取り出す！

ー男はベルトを巻いて、ナックルを片手に叫ぶ！

バイトの男「神に返しなさい！！」

『R・E・A・D・Y』

（；゜×゜）「な、ななな...何かヤバい気がするフワーーーーッ！！」

店員「...やめなさいッ！」ｶﾞｼｯ

ーすんでのところで店員がバイトの男を羽交い締めにする！！

（；・×・）「フ...フワ...？」

バイトの男「な、何をするのです！　その女たちは...この現世に蔓延る魑魅魍魎...」

店員「あなた、そんなこと言ってさっき来たお客様も怒らせて帰らせちゃったでしょ！　そんなことやってたら私まで店長に怒られちゃうのよ！」

バイトの男「黙れ！貴様に何がわかる！俺に逆らうな！俺は常に正しい！俺が間違う事はない！」

店員「そんなこと言って...あの、７５３万８３１５円とかいう計算...おかしいでしょ！？　なんど計算しても、代金は7,530円よ！　どう計算したらあぁなるの！？」

バイトの男「俺が...間違う事はない！　俺は常に正しいんだ！！」

店員「...ふぅ　す、すみませんね...うちの新人バイトなのですが...この通り、少し手間が焼ける人で...　迷惑をおかけしましたし、お代は結構なので...」

リーリエ「は...はぁ...」

店員「ほら、店長のとこ謝りに行くわよ！」ｽﾞﾘｽﾞﾘ...

名護「放せ！　俺を知らないのか！　俺は名護だぞ！　放せぇぇぇぇぇぇ！！」

ー名護というバイトの男は店員の女に引きずられ、店の裏側に消えていった

（；゜×゜）「い、今の...は...？」

リーリエ「え、えぇっと...な、何だったのでしょうか...」

ーその後、フワンテとリーリエは洋服店から逃げ出すかのように急いで逃げ出した

リーリエ「こ、この街のお店の人は...変わった人が多いんでしょうか...」

（；ー×ー）「そ、そうかもしれないフワね...　ふぅ...一時はどうなることかと思ったフワ...　あの金額、リーリエちゃんなら払えちゃいそうだったフワけど...まさか、お金を降ろそうとしたら何かヤバそうな機械を持ち出してきて...死ぬかと思ったフワ...」

リーリエ「そうですね...他にも色んな事がありましたし...ちょっと疲れちゃいましたね...」

（；・×・）「私もフワ...もうクタクタフワよ...」

リーリエ「本当、クタクタになっちゃいましたが...結構楽しいお買い物でした！　ねっ、フワンテさん！」

（＊・×・）「うん、私も...楽しいって思ったフワよ、リーリエちゃん」

リーリエ「それなら...よかったです！　えへ！！　後は...どこで城島さんたちと合流するだけですね！」

（＊・×・）「そうフワね...それじゃあ、ここらのベンチにでも座りながらゆっくり城島さんたちを待とうフワ」

リーリエ「はい！　そうしましょうか！」

ー2人はベンチに腰掛けて城島達の帰りを待つ...

リーリエ「～♪」

（＊・×・）（リーリエちゃん...本当に楽しそうフワね...　私も、リーリエちゃんと一緒にいると...とても楽しいフワし...とっても幸せフワ）

（＊・×・）（それに、あの屋敷でリーリエちゃん...　不思議な力を得て...ポケモンになれるようになったフワから...このまま一緒にいられれば...きっと...）

（；・×・）（で、でも...ダメフワ...　いくらそうだとしても...リーリエちゃんは人間フワ...　それに...リーリエちゃんにだって...きっと...）

リーリエ「...フワンテさん？」

ーリーリエは首をかしげてフワンテに聞いた

（；・×・）「な、なんでも...ないフワ...」

（＊・×・）（正直、こうして一緒に居られるだけで...幸せフワ...こうして一緒に旅をして...一緒にお買い物して...一緒に料理して...それが一番の幸せ...フワかな？）

（；・×・）（でも、それも...あとバッジ２つ集めて...リーグに挑戦するまでの間だけ...フワ　旅が終わったらもう...リーリエちゃんには...）

（；・×・）（自分の夢と...リーリエちゃんの思い...どちらも葛藤しちゃって...ダメフワ...　あぁ、このまま旅が終わらなければいいのにフワ...）

？？？「...あぁ、このまま旅が終わらなければいいのにフワ　...どう？　貴方の思っていること...当たってる？」

（；・×・）「フ、フワ！？　だ、誰フワ！？」

紫髪の少女「フフフッ...その反応、当たりね　...適当に言ってみたんだけど当たっちゃったかしら」

ー気が付くと、フワンテたちの前に薄紫色の寝癖の多い髪型をした少女が立っていた

ーその胸元には赤い目玉を模した珍妙なアクセサリーがぶら下がっていた

リーリエ「ど、どち...」

さとり「さとり...私の名前は古明地さとり　...今、あなた私がどちらさんか？　って尋ねようとしたかしら？　...私、そういうこといちいち言われなくても...わかっちゃうのよね」

リーリエ「す、すごいです！　まだ、最後まで言ってないのに...！」

さとり「フフッ...すごいでしょ？　...メンタリズムって知ってる？　...身体や、目　筋肉の動きや喋り方等々から相手の心境を読み取る心理学　テレビや雑誌なんかでよく聞くでしょ？」

（；・×・）「そ、それで私の心を...」

さとり「そう、当たり　...私ね、メンタリズムを学んでいてね　...ある程度の心境を言い当てることができるのよ」ﾆﾔｯ

ー少女はそういうと、自信ありげに口角を上げた

リーリエ「へぇ...そうなんですか！！　それって...すごいです！　じゃあ...私が今、何を考えているか当ててみてください！！」

さとり「そうね...それじゃあ、お顔をよく見せて」

リーリエ「はい！　わかりました！！」

さとり「...」ｼﾞｰｯ

リーリエ「...」ﾜｸﾜｸ

さとり「...」ｼﾞｰｯ

（；・×・）（そ、そんなにリーリエちゃんのことをまじまじと見るなんて...メンタリズムだかなんだかで必要とはいえ...ちょっと妬けるフワ）

さとり「...ふぅむ、完全にわかったわ」

リーリエ「ど、どうですか？」

さとり「今、あなたは...「>>60」と考えていたわね？　...どう、当たってる？」

リーリエ「すごい...当たりです！！」


（今日はここまでです　なんとなくうどんバトルロワイヤル辺りから仮面ライダー系の安価が時折来る気がする...とりあえず、名護さんは最高です！）