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【安価】帰ってきたうどん屋付和 五店舗目

 ▼ 1 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/08/29 22:40:47 ID:CZvce8eY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
前スレ:https://pokemonbbs.com/poke/read.cgi?no=808597

  _[うどん]__
`/\\\\\\\\
//┏\\\\\\\\
γ三ヽLリリリリリリリリリリリリ」
{ニうニ}|      | 建てるの遅れちゃったフワ ごめんフワ..
{ニどニ}|(・×・) | それにしても5スレ目フワか...
{ニんニ}|(っ=川o)  | ずいぶん長期の連載になったフワね...
ヽ三ノΓ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 最初の頃は一周年なんて行くと思ってなかったフワズルズルズル
`┗┛|       |
"""""""""""""""""""
 ▼ 761 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/19 23:55:35 ID:nznYOqSo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボラックス『おとうさんがあつめてたかんづめだよ ...こういうのあつめるのがしゅみだったみたい いきてたころ、あたいときどきおとうさんのめをぬすんで...こっそりたべてたりしたの!』

城島「いきてたころから、最初に会った時みたいにいたづらしとったのかいな...」

グレイシア「それにしても...これ、すごい缶詰ね... 見たことないのもあるわ...」

城島「定番のカレーとか味噌煮だけやないな...だしまき卵とかお米まである...」

リーリエ「本当に珍しいものもありますね... 塩漬けのニシン...っていう見たことないのもありますね...試しに、開けてみましょうか」

グレイシア「待って...それ、絶対に開けちゃいけないやつよ ...やべぇ香りするやつだから ...食べたら一日中体臭がそれになってみんなにいじられまくった私からの忠告」

リーリエ「食べたら体臭が...どういうことですか?」

グレイシア「いいから、とりあえず絶対開けちゃダメよ!! いい!?」

リーリエ「うぅん...たぶん、わかりました!」

グレイシア「たぶん!! ...って」

城島「まぁ、その缶詰はヤバいそうやけど... フワンテ、なんかこの缶詰の中に...ええ感じの食材になりそうなのはあるか?」

(ー×ー)「そうフワねぇ... さっきグレイシアさんに食べさせるのにマグロ使い切っちゃったフワし... まず、そのぶんの埋め合わせは必要フワし...それに、ライチュウ夫人と戦うためにもっと多くの食材が必要だと思うフワ...」

城島「そうやなぁ... できるかぎりええうどんを作らんといかんしなぁ...」

(・×・)「と、いうわけで...私はこの中から...>>762>>763>>764の缶詰を持っていきたいフワね」


(今日はここまでです この季節も体調を崩しやすい時期です...私もそうですが、皆さんも風邪やその他の病気や体調不良には気を付けてくださいね)
 ▼ 762 マワル@こだいのうでわ 18/12/19 23:57:27 ID:8TzsJaXo NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ベンザブロック銀
 ▼ 763 ャラドス@ピントレンズ 18/12/20 07:48:40 ID:zC9AofJU NGネーム登録 NGID登録 報告
塩漬けのニシン
 ▼ 764 シャーモ@メンタルハーブ 18/12/20 08:21:34 ID:6amwghRM NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
39800円の小型テレビ入りポテチ
 ▼ 765 ョボマキ@そうこのカギ 18/12/20 13:16:14 ID:mfmALAck NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
昔、ライチュウ夫人は伝説の甘露煮を使ってヤクゼンを発動させ、天井を崩落させて幾多のものを殺してきた

そして今、伝説の甘露煮はその力で天井の崩落からココアとイーブイを救った

偶然といったらそれまでだが・・・ワシにはこれがただの偶然だとは思えないのじゃよ
 ▼ 767 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/20 23:18:53 ID:4k2kOjRA NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>766
(これが城島さんが追い求めていた前衛的なうどんか... って前衛的すぎて全然食べられない...確かに前衛的でかわいいけど... それと、4コマの作成、ありがとうございます!)


(・×・)「と、いうわけで...私はこの中から...この銀色の箱と...ちょっとでかいポテチと...あと、この缶詰を持っていきたいフワね」

ーフワンテはまず、銀色の小さな箱を手に持った

(^×^)「お菓子かなんかの箱っぽいフワし...良い感じにうどんに流用できそうだから持って行ったフワけど...さてさて、どんな名前のお菓子か...」

ーフワンテは箱に記載されている商品名を見た

「ベンザブロックLプラス」

(;・×・)「...」

リーリエ「あなたのかぜはどこからですか?」

グレイシア「私はのどから」

リーリエ「あなたーのかぜに狙いをきーめて♪」

グレイシア「ベンザ♪」

リーリエ「ブロック♪」

城島「何をやっとるんや! ...っつぅかどうして缶詰置き場にこんな医薬品が...」

ボラックス『...にしし』

城島「...はぁ、さてはお前が仕込んだんかいな... 相変わらずいたずら好きなんやなぁ... なぁ、フワンテさすがにこれを使うのは...」

(`・×・)「...しかたないフワ! ...一度持って行くと決めたフワから...これ、使うフワよ!」

城島「えぇぇ...」
 ▼ 768 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/21 00:02:34 ID:.A1Qnsfo [1/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(・×・)「お次はこのでかいポテチの袋...」

(;・×・)「って何コレ! 重たいフワ!! すっごい重たいフワァ... な、何が入ってるんだフワ...これ...」

ーフワンテはポテチの缶の表記を見た...

「ポテトチップス コメットパンチ味DX おまけ付き!」

城島「おまけ付き...っちゅうことはおまけの方が重たいんか?」

ー更に、フワンテと城島は缶を調べる...

「豪華おまけ 14インチ 小型ブラウン管テレビ付き! 税込み38694円!」

城島「うっわ、ブラウン管テレビとか...いらへんいらへん!!」

(;・×・)「30年前はうれしかったんだフワろうけど...今はデジタル放送フワし... 役には立ちそうにないフワね...」

グレイシア「税込み38694円...ってことは今の消費税率だと大体39800円ぐらいかしら ...どっちにしろポテトにしちゃ高いけど」

城島「半分以上テレビの値段やろ...これ イチロウ以外誰が買ってたんやろう...これ」

(;・×・)「需要全然ない...フワね」

リーリエ「でも、いいじゃないですか どうせ貰えるのなら...貰っちゃいましょうよ! とうぜん、感謝もしてです!えへ!」

(;ー×ー)「これは...邪魔なだけだと思うフワけど...リーリエちゃんがそういうのなら持って行くフワか...」
 ▼ 769 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/21 00:03:04 ID:.A1Qnsfo [2/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(・×・)「さて、さいごはこのニシンの塩漬け...ってこの缶詰...なんか膨らんでパンパンフワね...」

グレイシア「...!!」シュババババババ

グレイシア「それだけは...ッ! それだけは持って行っちゃいけないものよ!!」

(;・×・)「フ、フワ!? ど、どうしたんだフワ? グレイシアさん...いきなり飛び出してきて...」

グレイシア「...いい? それは...シュールストレミングって言う食べ物で...とんでもなく臭い食べ物よ ...私も前に食べた...というか昨日食べたけど...もう一日中身体に臭いがこびりつくレベルだったわ」

(;・×・)「フ、フワワ... そ、そんな...ヤバい食材...なんだフワか... こ、これはやっぱり...戻した方が...」

ーフワンテは棚にシュールストレミングの缶詰を戻そうとした...

リーリエ「...ダメです!! 安価は基本...絶対です!!」

ーリーリエはシュールストレミングの缶詰を奪い取る!

(;・×・)「フ、フワ!?」

リーリエ「それに、さっき言ってたじゃないですか フワンテさん、一度持って行くと決めたからベンザブロックでも使うって...」

(;・×・)「さ、さすがに...あんなヤバい香りがするものは... 昨日、グレイシアさんの悪臭嗅いだことのある私からしたら余計に使いたくないんだフワよ...」

グレイシア「そうよ、そうよ... あれ、ほぼ一日ずっと臭くてたまらなかったのよ」

リーリエ「確かに、悪臭が漂うものらしいですが... 臭いだけで判断しちゃダメだと思います! 私達がやるべきは屋敷の呪いを解き放つために...おいしいうどんを作ることです!」

リーリエ「そのためには、多少悪臭が漂っていても...本当に美味しい物なら使わなくちゃ損だと思うんですよ!」

グレイシア「あー、確かに シュールストレミングを昨日、シゲモリの森で食べた時...臭かったけど結構美味しかったのよね あれ...」

(;ー×ー)「うぅん...なんか持って行きたくはないフワけど...美味しいのなら持って行くフワか...」

城島(僕がブッ倒れとる間に...あの森で色々あったんやな...うん)
 ▼ 770 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/21 00:04:51 ID:.A1Qnsfo [3/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(・×・)「これで、食材は良い感じになったフワね」

グレイシア「あとの缶詰は...あんまり良さそうなのじゃなかったわ ...下手したらベンザブロックなんかよりはマシかもだけど」

リーリエ「まぁまぁ、そこは...面白い方がいいじゃないですか!」

城島「面白い方が...って限度があるやろ」

ボラックス『これで...もう、このやしきのみんな...すくえるかな?』

(`・×・)「私達にかかればもうだいじょうぶフワよ! ...たぶん」

ボラックス『そっかぁ...なら...よかったぁ...』

ボラックス『あのね、あたい グレイシアおねえちゃんたちや、みんな...あたいとあそんでくれたの、すっごくうれしかったし...たのしかった! あぁやって、みんなとまたあそべたの...あたい、すっごくしあわせだよ! あたい、ずっーともひとりで...さびしかったから』

グレイシア「ふふっ...それはよかったわね、ボラックスちゃん」

ボラックス『...うん!! だからね、そんなふうに...あたいのこと たいせつにおもってくれるひとが...だいじょうぶっていってくれると...あたい、すごくあんしんするんだ! もう、ひとりぼっちじゃないんだ...って』

リーリエ「そうですか...それはよかったです!」

ボラックス『だけど...あたいも、おかあさんもみんなも...もうこのよにいちゃいけないそんざいなんだよね ...だから、ここののろいをといたらあたい、きえちゃうけど...せめてこうやってひとりじゃなくなってからきえるんだったら...いいきがしてきたんだ!』

ボラックス『...だから、さいごにあたいをしあわせにしてくれたおれいに...これをわたしたいんだ ...あたいがみているよこで...おとうさんがむかしつくってたきぐ...>>771っていうきぐなんだけど...おとうさんのさいこうけっさくなんだって ...これ、もってって』

(・×・)「>>771...?」

フラダリ「こ、これは...!! か、かなりの価値が...あるものだ...見ただけで美しさと価値がわかる... これを...本当に...本当に貰って良いのか!?」


(今日はここまでです)
 ▼ 771 ルッグ@デンリュウナイト 18/12/21 00:07:31 ID:HmGIrrFI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミチル(ミツルのいとこ)写真集(水着写真多め)
 ▼ 772 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/21 23:57:13 ID:.A1Qnsfo [4/4] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません...)
 ▼ 773 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/22 13:53:09 ID:mzr6qEJs [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(きのう休んだ分、ちょっと遅めの昼の部です)


ボラックス『...だから、さいごにあたいをしあわせにしてくれたおれいに...これをわたしたいんだ ...あたいがみているよこで...おとうさんがむかしつくってた...おとうさんのさいこうけっさくなんだって ...これ、もってって』

(;・×・)「こ、これは...?」

ーボラックスはフワンテに薄い本を渡した

フラダリ「こ、これは...!! か、かなりの価値が...あるものだ...見ただけで美しさと価値がわかる... これを...本当に...本当に貰って良いのか!? す、素晴らしい...なんと美しい少女の写真集なんだ...!!」

城島「...えっ」

フラダリ「素晴らしい、実に素晴らしい水着姿だ...これこそわたしが探し求めてきた人類像そのものだ...美しい...!!」

グレイシア「...うわぁ」

ボラックス『いたずらのつもりだったんだけど ...まさかほんとうにすきだなんて... へんなひと』

(;ー×ー)「フラダリ...さん?」

フラダリ「...い、いや...つい取り乱した...だけだ」

グレイシア「...なぁ、あんた...そういうの好きなの? ちょっと...ねぇ」

フラダリ「い、いや...だから、その...あれはだな...まぁ、たまたまで...なぁ?」

城島「これは...まぁ、引くわな 少し」

(;・×・)「...うわぁ」

フラダリ「ま、待ってくれ...それは...誤解なんだ...! 別に私は...!!」

グレイシア「...あんた、リーリエとボラックスちゃんのそばに...もう近づかないでくれる? ...あの子たちに危害加えたりしたら本気で許さないわよ」

フラダリ「だ、だから... 私は美しいと思ったのは...あの写真の少女だけで...』

(ー×ー)「...」

城島「...お前、そんな一面があるなんて...なぁ」

フラダリ「...うぅ、なんということだ... どうして...わたしが...こんなことに...」
 ▼ 774 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/22 14:03:30 ID:mzr6qEJs [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボラックス『にしし、さっきのはじょーだん なんかそとからこのやしきにもちこまれたみたいなんだ ...はい、これがほんもののきぐ』

(;・×・)「こ、今度こそ...これは...?」

ーフワンテはボラックスから鍋のようなものをうけとった

ボラックス『これはね、ふたをちゃんとしめることで...なべのなかがぎゅーってなるなべらしんだけど...』

城島「圧力鍋...かいな?」

ボラックス『そうそう、それそれ... でも、ただのあつりょくなべとちがって...いろんなしくみがあるんだ』

ボラックス『たとえば...なかにあるからくりがいれたものをかってにはんだんして...にこむじかんをちょうどよくしてくれたり... にこみおわったことをからくりがおしえてくれたりするんだって』

リーリエ「へぇ...それは...便利ですね!!』

フラダリ「それも、この鍋...どこか...普通の材質ではないように見える...一体...これは...」

ボラックス『よくはわからないんだけど... これはね、あたいがおとなになってりょうりをするときにね、たのしく らくにちょうりしてほしいとおもっておとうさんがつくったんだって でも、もういまのあたいにはいらないでしょ?』

ボラックス『だから...これあげるの! ...おとうさんもぜったい、ぜったいよろこんでくれるから!』

(・×・)「そうフワか...それじゃあ、ありがたく...頂戴するフワ!!」

ボラックス「えへへっ! ...じゃあ、おかあさんやみんなのこと...あなたたちにまかせるね! ...あたいは、みんなのこと...おうえんしてるから!』

ボラックス『...いそいであたいのからだをみつけて こののろいをといて! きっと、しあわせだったころのしゃしんと...おとうさんのにっきもつかえば...みんなののろいをとけるはず! ...がんばって! いきている...みんな!!』

ーボラックスはそれだけ言い残して姿を消した

(;・×・)「ボラックス...ちゃん...」
 ▼ 775 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/22 14:12:09 ID:mzr6qEJs [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
城島「これで、ここのことは...大方わかったなぁ...」

(;ー×ー)「恐ろしかったフワけど...それ以上に悲しい話でもあったフワね...あの話...」

グレイシア「この屋敷の呪いの元がヤクゼンだった...ってのも驚きだったわね」

城島「ヤクゼン...それも、伝説の食材を使った...ヤクゼンかぁ...この屋敷の呪いのきっかけは...それやった...というわけやな」

リーリエ「伝説の食材...ですか ...やっぱりあれは...恐ろしい食材なのでしょうか...」

城島「そうかも...しれんなぁ あの、グズマっちゅうやつとジムで戦ったとき...あいつの使った伝説の食材のヤクゼンは...強力すぎて僕らが皆殺されそうになるほどやった...」

(・×・)「だけど、その代償として...うどんの器が壊れたりしたフワね」

リーリエ「それと、ただでさえ粗暴な口調が...ヤクゼンを使ったときから余計におかしくなっていたような...何か、使うと性格や感情に影響があったりするのでしょうか...」

グレイシア「それに、本来ヤクゼンの使い方とかを学んでいないのに...伝説の食材を手に入れた途端にヤクゼンを使うことができるようになったりしてたわよね、あいつ ...あの日記に書かれていたライチュウ夫人もヤクゼンの使い方なんて知らないはずなのに、使えていたわけだし」

(ー×ー)「うぅん...伝説の食材は、まだまだ謎が多いフワ...」

フラダリ「伝説の食材を...そんなに見たことがあるのか...ふぅ... 私達は、元々特殊な食材に関する出来事があった場所としてこの屋敷を探索していたが...最初からこんな屋敷ではなくそのジムに向かっていればな... こんな風に閉じ込められることもなかったのだが...」

(;・×・)「まぁ、そう言っても...今はどうすることもできないフワよ(むしろ、ジムをフラダリさんたちが調べてなくてよかった気もするフワ...色々と...)」

城島「しっかし、あの甘露煮...バトルロイヤルが中断した後...どこに行ったんやろ... バトルの報酬やったけど...結局勝者が出なかったわけやし...」

グレイシア「あー...瓦礫で潰れたんじゃない? あんだけ落ちて来たんだし」

(;・×・)「さすがに、こんな食材が瓦礫で潰れるとは思えないフワ... とりあえず、悪用するような人に渡ってないといいんだフワが...」
 ▼ 776 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/22 14:21:10 ID:mzr6qEJs [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
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ーコウチシティ とあるホテル

ココア「あー! ...やっと休めるー!!」

ーダブルベッドが立ち並ぶ部屋の中でココアは叫んだ

ー窓の外はすっかり暗かった

千夜「そうね...今日は色々、濃い一日だったわね」

ココア「屋台を開いたら、前に会った変な美食家が来て...そのせいで行列ができちゃったり...」

千夜「バトルロイヤルをしたら、仮面をつけることになったり...変な人が乱入してきて伝説の食材を使って大暴れしたり...とかね」

ココア「そうそう、リゼさんがグルグル巻きにされちゃって...アレは大変だったよね...」

吉良吉影(...私も今日は非常に疲れた一日だったな ...いや、お前の身体に入ってから毎日非常に疲れているというべきか ...ともかく、早くこの身体から出たいわけだ)

千夜「結果、伝説の甘露煮は手に入ったけど...大変な一日だったわねぇ...」

ー少しボロボロになった屋台に乗せられた伝説の甘露煮を指して、千夜は言った

ココア「うん、とうとう伝説の食材を手に入れられたのは最高よね! ...さぁて、今日のことはだいたい解決したし...今日はもう後腐れも無くゆっくりと明日のために熟睡...」

リゼ「...おい、だいたい解決って...これはまだ解決してないだろう」

ーリゼは自分の服を指さした...

ーどこかミリタリーな雰囲気のレオタード、そしてウサ耳と尻尾...

ーそう、彼女たちはココアのヤクゼンのせいで全員無理矢理バニースーツを着せられていたのだった

シャロ「そうよ! ...どうしてくれるの!  ...この格好...恥ずかしいのにどうやっても脱げないのよ... まるで体に貼り付いたみたいで、頭のカチューシャも、スーツも、ストッキングも、ハイヒールも...全然脱げないわ!」

リゼ「それも、ココア...お前、よりにもよってダブルベッドの部屋にしたな... こんな格好で全員ホテルのツインルームだなんて...変な勘違いされてもおかしくないぞ」

ココア「いやぁ、なんか...ごめんごめん」

シャロ「ごめんごめん...じゃないわ! 街中をこの格好で歩かされる私達の身にもなってみて! みんなの目線が痛かったわよ...」

千夜「良かったじゃない、注目の的ね、私たち!」

シャロ「そんな風に注目されても嬉しくないわよ!! もう、恥ずかしくてお外歩けないわよ...うぅ...」
 ▼ 777 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/22 14:25:00 ID:mzr6qEJs [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リーリエ?「それに、この格好...ちょっと夜は寒いです...」

ティッピー「そうじゃのう... わしも、こうして薄着で恥ずかしい格好をさせられている女の子を見ると可哀想と思うわい ココアや、お前もそう思うじゃろう?」

ココア「わたしもその格好のリーリエちゃんを見ると目の保よ...じゃなくて可哀想だと思う ...うん」

シャロ「じゃあ、どうにかしなさいよ!」

ココアどうにか...って言ってもなぁ...あのヤクゼ「ンうどんはなくなっちゃったし...うぅん...」

リゼ「ただこんな格好をさせられるだけのヤクゼンだったらまだいいが 脱げないとなると...」

シャロ「うぅ、一生こんな格好なんて...嫌よ...」

千夜「みんな似合ってるから...いいんじゃない?」

シャロ「全然、よくないわよ!! もう!」
 ▼ 778 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/22 14:26:25 ID:mzr6qEJs [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
S「うぅん、私みたいに白衣とかあるならある程度は隠せるけど...ずっと脱げないのは困るわねぇ...」

千夜「それに、この格好脱げないとお花摘みに行くのも大変そうだよねぇ 似合ってて可愛くてもそういう所は大変かも...」

ココア「ちょっと、千夜ちゃん そんなこと言うのは...」

シャロ「...」モジモジ

ココア「...えっ? シャロ...ちゃん?」

千夜「もしかして、シャロちゃん...」

シャロ「だ、だから早くしてって... 言ってるのよ...」モジモジ

ーシャロは、股に手を当てて...モジモジとどこか落ち着かない様子だった

ココア「ええっと...早くしてって言われても...」

シャロ「実は、もう何時間もなのよ... ど、どうにかして...」

千夜「あれだと、早くヤクゼン解除しないと...漏れちゃうかもね」

ココア「解除って...うぅ...どうすれば...」

シャロ「い、いいから早くしなさいよ!! 早くしないと私...っ!」

ティッピー「早くしないと...ほんとうにまずそうじゃわい...」

S「何かヤクゼンを解除できそうな方法はないの? ココアちゃん」

ココア「そうだね...試しに、>>779でもやれば...どうにかなったり...ならなかったりするかも...」


(昼の部はここまでです)
 ▼ 779 クロー@もののけプレート 18/12/22 14:28:37 ID:WRh.9xmw NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
メガシンカ
 ▼ 781 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 00:12:59 ID:BjBg/NTY [1/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>780
(今回も可愛らしい4コマ ありがとうございます 前回の前衛的うどんのネタや、今回のうどんの具材などを見る限り 最初期の頃からの読者さんでしょうか? もしそうならば、ずっとこんなssをご愛護していだきありがとうございます!!)


ココア「そうだね...試しに、メガシンカでもやれば...どうにかなったり...ならなかったりするかも...」

シャロ「メ、メガシンカ!?」

S「うぅん...そうねぇ... メガシンカ...かぁ... 残念だけど、私の持っているポケモンはみんなメガシンカできないのよねぇ...」

ココア「じゃあ、どうしよっか...」

千夜「うぅん...そうねぇ... メガシンカできそうなやつ...ポケモンじゃなくてもメガシンカできそうなやつ...」

ココア「うぅん...」

ティッピー「...? ココアや、一体何を考えておるんじゃ 早くこのヤクゼンを解除する方法を...」

ココア「...あっ! ...ティッピー! なんとなく、ティッピーならできそうな気がする!!」ガシッ

ティッピー「えぇ...な、何をする気じゃ? ココアや、離しておくれ...!」
 ▼ 782 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 00:14:28 ID:BjBg/NTY [2/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココア「ねえ! してよ! メガシンカしなさいよ!」ブンブン

ティッピー「そ、そう言われても...な、何を言ってるか...さっぱり...!!」

千夜「そーれ、メガシンカ! メガシンカ!!」

ティッピー「うぅ...なんじゃなんじゃ...もう...わけがわからんぞ...!!」

シャロ「そ、そんなことより...早く脱がせて... お手洗い行きたい...」モジモジ

ココア「そーれ! そーれ!」

千夜「メーガシンカ! メーガシンカ!!」

ティッピー「も、もう...何がなんだかわからんが...えぇい! すればいいんじゃろ! やってやるわい!!」

ティッピー「キィエェェェェェイッ!!」

ーティッピーの身体が光り輝く!!

ココア「こ、これは...!!」

S「メガシンカ...!! ポケモンにしかできないと思っていたけど...すごいわ! かなり貴重な資料になるわ!! 感謝! 感激!!」

ーキュィィィィィィィンッ!!







                      ∧_∧
                     (・人・)<ふぅ...なんとかできたわい               
                __,,.= '"::l:. ':: : : :::'' .:': : : . .  ヘ  
               ,r.''" 、:`' : : :;:. ゙;:.:.:'",:':.:.:: : : : ' '   .`ヽ、        
              / , ' ..: :' '゙ ' 、.,:レ ' ". : ' '  :'  .:    : ::. :Y
            l .: ,.':..    .,;'     ゙':、..   :  .'   . . :.::..:.:l        
             人::'´   `'::'⌒     `:.::::l、..'  . . : :.:.:.:.:./
.          /,  ゙f : : : : : ::'l、..  .. . . : : : : /⌒ヽ .,r‐.ィ"´ .i'
          ,'.,'  : ゙i、: : : : ;,l、: : : : : : : : ,-i'  : r   .:. . .: :.ノ
         ,イ i:. . : ⊥::'__  :'  `'': : :' '"彡}: : : ;' :  ::' :.:.:,:':/ 
       y'.ィ'"゙ヘ": : : : :  ̄ ''''=-..、∠ニl´‐-〈  .:' .:'´ :〃 
       ,!.:.. .::'"''X.、:. : . .      `' :..   `: ´ .:' //   
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       `¨¨'' ‐- +-‐ ''¨´l::'"`ト .,,_:_: : : : ::,.. _/:::/
            ,!: i':..: : :{": : : : : : : :~7''‐-'ー'l:.:.:./ 
.              / .::r'' '''tr‐-:: : 、: : :::,': : : : :.:,':.:.:.l 
           / ゙: ::'.  :'    : : :,:': : : : .:,::': :.:.:{

ココア「えっと...」

千夜「これは...」

リーリエ?「キモいです...」
 ▼ 783 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 00:18:30 ID:BjBg/NTY [3/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーなんとティッピーはムキムキマッチョな姿にメガシンカしてしまった

S「おぉ...すごいわ... こんな姿になるなんて...面白いわねぇ...」

メガティッピー「...で、わしは...どうすればいいんじゃ?」ムキッ

ココア「えっと...それは...うぅんと...」

千夜「そこまで考えてなかったわねぇ...うん で、シャロちゃんは...」

シャロ「...も...う...限界...」チョロ...

ーシャロはすでにもう、限界に達していたのだ

ーそれを何時間も恥ずかしさやプライドのために、何時間も我慢していた

ーだが、もうダメだった ティッピーがメガシンカしたとほぼ同時に...決壊してしまったのだ

ココア「シャロ...ちゃん...?」

千夜「...あっ...もう...ダメだったみたいね」

メガティッピー「シャ、シャロ...ど、どうしたんじゃ...?」

シャロ「あ...あぁ...」ジョボ...

ーシャロはもはや世界が終わったかのような表情をしていた

ー空しくもストッキングをつたい、彼女から漏れ出したものは地面に溜まっていくばかりだった

ココア「え、えぇっと...」

千夜「...あら、どうしようかこれ...ティッピーをせかしてシャロちゃん無視した私達のせいでも...あるわよね?」

リーリエ?「そ、その...ごめんなさい...何も...できなくて...」

リゼ「シャ、シャロ...」

シャロ「見...ないで...みんな、見ないでよ...っ うっ...うぅっ...」ジョバァ...

ー少女は地面にへたり込み、偽りのプライドも何もかも失って泣き出した
 ▼ 784 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 00:19:13 ID:BjBg/NTY [4/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ココア「えぇっと...わ、私だって...昔さぁ、お、おもらししたこと...あるから...ね?」

シャロ「い...いつの...話よ...ッ ...わ、わたし...この年で...みんなの前で...こんな格好で... うっ...うぅ...!」シクシク

千夜「あらら... シャロちゃん、泣いちゃダメよ? ...恥ずかしいだろうし、泣きたくなっちゃうかもしれないけど...仕方ないことなの これはね、人間の生理現象なんだしさ...ね?」

シャロ「えぐっ...えぐっ... もう...やだ...こんなの...」

ココア「ほ、本当...ごめんって...シャロちゃん...」

リゼ「...ココア」ポンッ

ーリゼはココアの肩を叩いた

ーその目はココアの事を睨み付けているかのようだった

ココア「あ、あぁ...うん...」

リゼ「...ちゃんと、このことの...責任は...とってくれよ お前らがふざけたせいなんだからな ...早めにこのヤクゼンを...解く方法を探してくれ」

ココア「うん...わ、わかった...」
 ▼ 785 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 00:20:29 ID:BjBg/NTY [5/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
リゼ「...リーリエ シャロのためにタオルを持ってきてくれないか?」

リーリエ?「はい、タオル...ですね ...探してみます」

リゼ「上官の命令だ ...早く持ってきてくれ ...私は他の面で援助を試みる ...ココア、お前も手伝うことがある 着いてきてくれ」

ココア「わ、わかったよ...今、行く...」

リゼ「千夜、お前も同罪だ ...一緒にシャロの肩支えてってくれ」

千夜「そうねぇ、友達なんだし...ちゃんとしてあげないと...」

ーリゼと千夜はそのまま放心するシャロの肩を支え、どこかへ連れて行った

ココア「リゼさん、凄く今の...怖かったぁ... でも、ちゃんとした方法がとれなかった私の責任だし...仕方ないかぁ...」

ココア「それにしても、凄く怖かった...かぁ... そういえば、今日戦ったあのうどんの蜘蛛もさっきのリゼさんぐらい怖かったなぁ...すごく強かったし...」

ココア「あれは確か、伝説の食材を使ったヤクゼンだったよね...」

ーふと、ココアは屋台の上の伝説の甘露煮を眺める...

ココア(同じ伝説の食材でのヤクゼンであんなパワーがあるんだし... この甘露煮でヤクゼンを作れば...私もチノちゃんを助け出したり...他にもいろんなことができるかも...)

リゼの声「ココア、何をしている? ...早くこっちに来てくれないか?」

メガティッピー「ココアや、リゼが呼んでおるぞ ポケーッとしとらんで早く行かんと...」

ココア「うん! わかった! 今行くよ!」

ーリゼの声に呼ばれて部屋を離れるココアの背で、伝説の甘露煮は部屋の明かりに照らされ...キラリと怪しく輝いた...

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ▼ 786 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 00:21:37 ID:BjBg/NTY [6/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーフワンテたちは工房を後にして、廊下を進もうとしていた

(・×・)「もう、向かうべき場所は地下室だけフワね...」

城島「あぁ、そうやな... とっとと地下に向かってボラックスの遺体を探し出して、すべてを終わらせてやらんとな...」

リーリエ「みんなの安らぎの為、そして私たちが脱出する為にも、絶対に地下にたどりつきたいですね!」

???「そうかァ...この屋敷の呪いを...本当に解くつもりかァ!! ...だが、貴様らにはもうこれ以上どこへも行かせんぞォ! ヴェェェェッ!!」

城島「だ、誰や!」

リーリエ「も、もしかして...その声は...!」

ゲンム「ヴェーハッハッハッ!! 私だァ! あんなシャンデリアの重さなど...無意味ィ!! 私は...不滅だァァァァァァ!!」

ゾンビE「ヴァァァァァ...」

ゾンビF「グルルルル...」

ーなんと、廊下にはすでに無数のゾンビが勢揃いしていた!

グレイシア「うっわ...何こいつら...キモい...」

城島「くぅっ... なんてこった... さっき混乱させたゾンビたちが...正気に戻ったか!?」
 ▼ 787 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 00:23:47 ID:BjBg/NTY [7/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
星の夢ゾンビ「数ハ・・減ッタガ・・・オ前ラハ・・殺セル・・・ 死ヌガヨイ」

ゲンム「次はァ...アハァー... お前らがゾンビになる番だァ!! ヴェーハハハハ!!」

ーゾンビの軍勢がフワンテたちに飛びかかる!!

(;>×<)「フ、フワァァァーーーーーッ!!」

城島「ぎゃぁぁぁぁぁぁーーーーーーッ!!」

リーリエ「ひぃぃぃぃーーーーーーーーっ!!」

ゲンム「仲良く...私のための...モルモットとして死ねェッ!! ヴゥェェェェイッ!!」

ー全員が死を覚悟した瞬間...

グレイシア「うっせぇわ、このタコッ!!」ブゥーッ

ーグレイシアのふぶき!!

ゲンム「ヴェーハハ...ハ...ッ」カチーン 

ゾンビE「ヴァァァァァ...!?」コチーン 

ゾンビF「...」カチンコチーン 

ーなんと、襲いかかってきたゾンビは...全員凍ってしまった

(;>×・)「フ...フワ?」

グレイシア「...ふぅ、スッキリしたわ ...五月蠅い連中、これで一掃ね」

城島「お...おう...」

城島(いっきにこれだけのゾンビを...凍らせるとか... こいつ...とんでもないパワーや ...ほんまに仲間で良かったで)
 ▼ 788 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 00:26:28 ID:BjBg/NTY [8/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グレイシア「これでもう、数時間は凍ったままよ ...保存状態が悪い奴ならそのまま凍死しちゃうかもね」

星の夢ゾンビ「ピー...ガガ...」

星の夢「オ・今ノ攻撃デ・・腕パーツガ冷ヤサレテオーバーヒートガ止マッタミタイデスネ・・ 今ノウチニ再装着シマショウカ」

ー星の夢は城島を操ってパージした腕パーツを拾い...再装着させた

星の夢「・・・フゥ コレデ一安心デスネ」

城島「廊下のゾンビどももこれで決着...かぁ こんな一瞬で全員凍らせるとか驚きや」

リーリエ「それにしても...かっこいいですねグレイシアさん!! すごいです! あんなに恐ろしいゾンビを...一瞬で無力化なんて... なんだか、グレイシアさんみたいになりたい! って思っちゃうぐらいでしたよ!」

グレイシア「いやいや...それほどでもないわ ...それに、私なんかに憧れても...」

グレイシア「...って!? リ、リーリエ...あなた...肌が...なんか青くない!?」

リーリエ「...えっ!?」

ーリーリエはふと自分の手を見ると、その手は彼女の白い肌ではなく 薄い水色の肌に変わっていた

フラダリ「これは...まさか!! さっきのゾンビたちのせいで...リーリエもゾンビに!?」

(;・×・)「違うフワ...この感じ...まさか...!?」
 ▼ 789 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 00:27:33 ID:BjBg/NTY [9/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告

リーリエ「ひっ...な、なんか...ゆ、指が...くっついて...いきます...」

ーグゥインッ...

グレイシア「ちょっ...リーリエ! あんた...急にどうしたのよ!? ねぇ!! ど、どうすれば...」

リーリエ「どうしようも...ないです... 止めようが...ないんです...!!」

ーリーリエの身体が徐々に変貌していく...!!

ー人としての耳は、段々と小さくなり...代わりに頭頂部に大きく長い耳が生えた

ー瞳の色が濃い水色になり...白目を侵食して、やがてリーリエの目の全てが濃い水色に染まった

(;・×・)「ま、まさか...また... というか...まだ...!」

グレイシア「ね、ねぇ!! 誰か!! 説明して!! なんなのよ!! これ!! あの子に...何が起きたの!?」

リーリエ「...も、もうちょっと...見てて...ください...」

ー顔はグニグニと歪み...鼻と口元が前に突き出た...動物のマズルがある顔となった

ー足も徐々に歪み...脚の長さが短く、そして足の大きさが小さくなったことでリーリエはバランスを崩し...四つん這いの体勢をさせられた

ー指の癒着以外の変化のない手も徐々に肉球などが現れ... 長い爪と三本しかない指を持つ短い獣の手に変わった

グレイシア「ひっ... う、嘘でしょ...し、信じられないわ...」

リーリエ?「んっ... もうすぐ...変化が...終わりますよ...!」

ーそして、仕上げと言わんばかりに体表を薄い氷で出来た毛が覆い...

リーリエ?「スゥー...」

グレリーリエ「...グレイシアへの変身、完了です! えへ!」

ー1匹のグレイシアが誕生した

グレイシア「」ポカーン 
 ▼ 790 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 00:29:43 ID:BjBg/NTY [10/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グレイシア「ちょ、ちょっと待って...な、何...これ 何なの!? これ!!」

グレリーリエ「何って...グレイシアさんと同じポケモンさんに変身したんですよ! おそろいです!!」

グレイシア「おそろいとかそんな問題じゃないわよ!! 何なのよ!! これは!! どうしてあなたがポケモンになれるの!?」

(;・×・)「えぇっと...訳分からないだろうし信じてくれないと思うフワけど... 実は食べると五分間だけポケモンになれる不思議なゴボウを見つけたんだフワけど...」

フラダリ「それに彼女が過剰適合した結果... 自由自在にポケモンになったり戻ったり出来る能力が目覚めてしまったのだ」

城島「さっきの凍てつく波動で使えなくなったもんだと思っとったが...ポケモン化が解除されただけだったとはなぁ...」

グレリーリエ「フゥー...フゥー... わぁ、見てください! グレイシアさん! 私、息を吐くだけで物を凍らせられるようになりました! 床に霜が降りてます! 見てください!!」

グレイシア「...はぁ ...まったく...ポケモン限定の全回復能力にポケモンに変身できる能力って...あいつ、段々人間やめてきてない?」

(;・×・)「だいぶ人外化してきてる気がするフワね...」

城島「それにしても...今のリーリエって...前にキルリアになったときとは違って... 普通に言葉喋れとるなぁ...それって何の違いやろ」

グレリーリエ「うーん...そうですね... たぶん、人の言葉を喋れるグレイシアさんをイメージしてこの姿になったので...喋れるポケモンさんに変身したんだと思います!!」

城島「...よぅわからんがそういうことなんやろな」

フラダリ「私は...それ以上に気になることがあるな」

城島「...おっ? なんや?」

フラダリ「...最初にゴボウを食べた時は...キルリアになっていたが...さきほど、グレイシアみたいになりたいと思った時...その姿になった ...というわけで少し実験をさせて欲しい」

グレリーリエ「実験...ですか?」

フラダリ「試しに、キルリアになりたい ...と思ってくれないか?」

グレリーリエ「えー? せっかくグレイシアさんとおそろいになれたのに...まぁ、試しに思っていますね... むむむぅ...!」

ーグニュグニュ...

ー目をつぶってリーリエが何かを念じた瞬間...彼女の身体は形を変え、別のポケモンの姿になった

キルリーリエ「...キルッ!(どうです!)」

城島「お...おぉ? キ、キルリアにも...なれたで?」

フラダリ「そうか... やはり、どんなポケモンにでも... では、今度は>>791(ポケモン限定)になりたいと思ってくれないか?」

キルリーリエ「キルキルル? キルキル!(>>791ですか? えーと...わかりました!)」


(今日はここまでです ...シャロちゃんのファンやティッピーのファンに怒られないか心配)
 ▼ 791 ガミミロップ@レッドカード 18/12/23 00:30:17 ID:2UCI6S.c [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ギラティナ(オリジンフォルム)
 ▼ 792 ビワラー@アップグレード 18/12/23 13:01:18 ID:sAGM9rOI NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
このリーリエメタモンじゃね?
屋敷で本物と入れ替わったか、それとも実は最初から……
もし後者だったら……有り得そうだしめっちゃ衝撃的だし怖い
 ▼ 793 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 22:42:52 ID:BjBg/NTY [11/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フラダリ「そうか... やはり、どんなポケモンにでも... では、今度はオリジンフォルムのギラティナになりたいと思ってくれないか?」

(;・×・)「ギラティナって...あれフワよね」

城島「あぁ、あのキモいセクシーダンス踊ったやつ...やろ 今でも覚えとるで ...ウツロイドの寄生館でのこと」

グレイシア「えっ? ギラティナがセクシーダンス踊った? それって伝説ポケモンよね? ...一体、私が自縛している間に何が起こったのよ...」

(・×・)「それは...離すと長くなるフワけど... まず、リーリエちゃん 変身できるのフワかね?」

キルリーリエ「キルキルル? キルキル!(オリジンフォルムのギラティナですか? えーと...わかりました!)」

ーリーリエは再び目を閉じた...

キルリーリエ「...」

城島「...何も起こらんで?」

キルリーリエ『うぅん... なんだか...ダメでした...』

フラダリ「...なるほど なら、今度はそこに居る...フワンテになりたいと思ってくれないか?」

(;・×・)「えっ!? 私フワ!?」

キルリーリエ『フワンテさんですね! ...むぅっ...!!』

ーリーリエが念じると、今度こそ身体の形を変えていく...

ーそして...

フワリーリエ「今度は...フワンテさんへの変身...完了です! えへ!」

(;゜×゜)「フ、フワ!?」

フラダリ「なるほど どうやら、大体のポケモンに変身できるようだが... 伝説のポケモンなどといった強大な存在には変身できないようだ」

グレイシア「...それだけ変身できれば十分じゃない? ...ってかかなりとんでもない能力よね、それ」

フワリーリエ「フワンテさんとおそろいですー! なんだか、嬉しいです!えへ!」

(;゜×゜)「フ、フワワ... リ、リーリエちゃんも...フワンテに...」

(///・×・)(で、でも正直な所... リーリエちゃんと同じになれた気分で...なんか...ちょっと...嬉しいフワ)
 ▼ 794 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 22:46:41 ID:BjBg/NTY [12/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
城島「しかし...ポケモンに変身できる能力かぁ...凄い能力やなぁ...それ、ほぼなんでもできそうやないか...」

フワリーリエ「そうですね... でも、何より...今までこの地方で出合った...楽しいポケモンさんたちと同じになれるのがすっごく嬉しいです! えへ!」

グレイシア「まぁ...うちらの身体に憧れてくれるのはいいけどさ... ちゃんとたまには元の姿に戻りなさいよ? 色々と面倒臭いだろうしさ ほら、個人の...なんちゃらとか」

フワリーリエ「そうですね... うーん...ポケモンさんになるの...気に入ったのですが...元の姿に戻らなきゃダメでしょうか...」

ーそう呟くとリーリエの身体が大きくなり...元の人間の姿に戻った

城島「...ふぅ、それが一番落ち着くなぁ ...やっぱり普段の姿が一番やで」

リーリエ「うぅん...そうですか? ...でもまぁ、この能力...得たからには一杯色んなことに使って...楽しみたいですね!えへ!」

(;・×・)「リーリエちゃんが変な能力を得ちゃったフワけど...これでゾンビも退けたフワし...地下に向かうフワかね」

フラダリ「退けた...とは言ってもな、成仏させた訳じゃあなく凍らせただけというのは...少しな」

グレイシア「何よ、何か文句でもあるの?」

(;・×・)「うぅん...そうフワね... 一応、成仏させておきたいフワし... うどんをちゃんと作ってあげるフワか...」

ーフワンテはうどんを作るためのセットや器具を取り出す...

ーその時だった

ーギィ...ギィ...

ー床が軋む音がする...

グレイシア「...誰かいる ...近くに誰かいるわ!! 音が聞こえる...!」
 ▼ 795 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 22:49:58 ID:BjBg/NTY [13/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
城島「まさか、さっきのゾンビの生き残りか...? 気を付けろや! ...どこから襲ってこられてもいいように構えとけ!!」

リーリエ「さっそく...私の能力の使い所ですね!!」

(;・×・)「ゾ、ゾンビなら成仏させれるようにうどん作らないとフワ...」

ーギィ...

ーフワンテたちの前に人影が現れる...

グレイシア「来たわ...ッ! 先手必勝よ! やってやるわッ!!」

ーグレイシアは氷柱をいくつか作る...

???「待ってアル! 僕、ゾンビじゃないアルよ! 殺さないでほしいアルよ!」

(;・×・)「...へっ?」

ー目の前の人影をランタンの光が照らす...

ー少し強い花の香りを漂わせて姿を現したその影の正体は、丈の短いチャイナ服に身を包み 黒い髪をお団子にした色白の少女だった

チャイナ服の少女「お、落ち着いてアル... 僕、ゾンビじゃないネ...攻撃しないで欲しいアル...」

城島「ぞ、ゾンビやない...っつぅことは人間かぁ...ほっとしたで...」

フラダリ「まさか、私以外にもこの屋敷で生き延びている者がいるとは...」

グレイシア「...まさかとは思うけど、あんた...あの子を狙ってたりしてないわよね?」

フラダリ「まだ、そのことを言うのか...!! あれは...違うんだ」

グレイシア「...」ギロッ

ーグレイシアはまだ疑いの目を向けている...
 ▼ 796 ンドール@あかいくさり 18/12/23 22:50:21 ID:w2kk06a. [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
この漫画思い出した
 ▼ 797 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 22:53:42 ID:BjBg/NTY [14/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
チャイナ服の少女「アイヤー... 屋敷に閉じ込められ ゾンビには追われるシ 大事なものも無くすシ、散々だったネ...でも、あなたたちのお陰でゾンビいなくなって助かたヨ! シェイシェイ!」

(;・×・)「フ、フワァ?」

チャイナ服の少女「それにしても凄いアルね... あんな簡単にゾンビみんな凍らせちゃうなんて... 僕、あなたたちいないと死んでたアルよ!」

グレイシア「いやぁ...それほどでもないわよ 私にとっちゃこれぐらいよゆーよ」ドヤッ

城島「それにしても... どうして君みたいな女の子がこんな山奥の屋敷に来たんや...?」

チャイナ服の少女?「え? 女の子? 違うヨ、僕 男アル」

城島「...へ? は、ははは...冗談うまいなぁ...君 ...胸もあるし けっこうかわいい顔やし...どっからどう見ても男の子には見えへんで」

チャイナ服の少女?「胸? あぁ、これなら...」

ー少女は首元から服の中に手を突っ込んで胸元をまさぐる...

チャイナ服の少女?「...」ガサゴソ

フラダリ「...」

グレイシア「...」ギロッ

フラダリ「い、いや...そんな目で見ないでくれ! あれは...何度も誤解だと言っただろう!」

グレイシア「...ふぅん」

チャイナ服の少女?「...出てきたアル! ...これのことアルね」

ー取り出したのは、色とりどりの食材が入ったレトルトパウチや真空パックだった

城島「な、なんやそれ? レトルト...食品?」

チャイナ服の少女?「胸に詰めてたんだアルよ カレー、チリコンカン うどんの麺やスープもアルよ ここ来てからコレ食べて生きてたネ」
 ▼ 798 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 22:56:59 ID:BjBg/NTY [15/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ー少女が胸元からレトルトパウチを全て取り出すと胸はとても平たくなった

チャイナ服の少女?「ほら、これ見てヨ これ証拠ネ」

グレイシア「とはいってもさ... 声も高いし、顔も可愛くて...何より、雰囲気とかが完全に女の子じゃない」

チャイナ服の少女?「顔、声、雰囲気も女の子っぽい よく言われるアルけど、僕 男アルよ ちゃんとアレだって生えてるシ」

ー少女?は、スカートの裾をたくし上げる...

グレイシア「...うぉっ 人類の夜明けだわ こりゃ」

ーグレイシアは顔とスカートの奥に見えるものを交互に見てそう呟いた

城島「わかったわかった!! えぇから、外でそういうことするんやない!!」

(;ー×ー)「これは...また、とんででもないのが来たフワね...」

星の夢「オォ・・彼ハイワユル"男ノ娘"ッテヤツデスネ・・・」

フラダリ「...ほぉ」

リーリエ「それにしても...男の子なのに、どうしてそんな格好を...」

チャイナ服の少年「それは... 姉ちゃんの趣味アル 姉ちゃん、似合うって言って こういう服着せるアルね」

城島「姉ちゃん? お姉ちゃんがおるのか? ...んで、それで無理矢理着せられとる...と」

チャイナ服の少年「そうアルねー 僕男の子だからこういうの着るの恥ずかしいアルよ」

(・×・)「恥ずかしいフワよね... 男なのに女の子扱いされるのとか...そういうのは...」

チャイナ服の少年「でも、この格好で外歩くと 正直こんな格好の自分を見られてることに少し興奮するアル...」

(;・×・)「...えっ」

城島「こいつ...そういう性癖が...あるんかいな...」

(;ー×ー)(ま、また変態が増えたフワ...)
 ▼ 799 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 23:00:23 ID:BjBg/NTY [16/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グレイシア「ってかさ、さっき姉ちゃんにこんな格好させられてるって言ってたけど... そのことで聞きたいことがあるんだけど」

チャイナ服の少年「どうしたアル? 姉ちゃんのこと、聞きたいアルか?」

グレイシア「えぇ、ちょっと失礼な質問だけど...その姉ちゃん...本当は兄ちゃんだったりしないよね? 姉ちゃんの趣味でそんな格好させられてるんだったらさ」

チャイナ服の少年「姉ちゃん 男じゃないアルよ! 姉ちゃん 本当に女アル」

グレイシア「ふぅん、まぁ... 弟とかに自分のお下がりとか着せて女装させる姉って結構いるらしいしね」

リーリエ「それで、お姉さんってどんな人なんですか?」

チャイナ服の少年「そうアルね... 姉ちゃん 研究者やってるアルね 僕 たまに手伝いいってるネ」

リーリエ「研究者...ってことはどこかの大学とか 研究所とかに勤めてるんですか?」

チャイナ服の少年「違うアルよ この地方でも活動してる..."組織"アル」

リーリエ「組織?」

チャイナ服の少年「えぇっと...名前は...確か、"プラズマ団"言うアル 姉ちゃんはそこの幹部っていう偉い人アルね」

ー少年は胸にレトルトパウチを仕舞いながらそう答えた

(;・×・)「フワッ!? ど、どういうことフワ!?」

城島「プ、プラズマ団...やって...?」

グレイシア「それに、女性の研究者で...幹部って...まさか...?」

チャイナ服の少年「あれ、僕 変な事言ったアルか?」

グレイシア「...ねぇ、あなた まだ名前聞いてなかったけど...名前は...なんていうの?」

ヤメチク・リー「アッ、名乗るの忘れてたネ... ニイハオ、僕 ヤメチク・リーいうネ」

城島「ッ!?」

(;・×・)「ま、まさか...この子が...」

グレイシア「シゲモ・リーの...弟...!」
 ▼ 800 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 23:03:14 ID:BjBg/NTY [17/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤメチク・リー「えっ? どして姉ちゃんの名前知ってるアルか?」

城島「そ、それはだな...まぁ...こいつから聞いたんや」

フラダリ「ヤ、ヤメチク・リー様...ま、まさか...そのような格好だったとは...」

ヤメチク・リー「ん...? あなた、どこかで見たことが... あっ、君 フラダリアルね! その変な髪型 知ってるアル!」

フラダリ「へ、変な髪型...」

ヤメチク・リー「いやぁ、探したアル... ゲーチス様からお前たち探索隊 探してこい 言われて探してたらここから 出られなくなて...困ってたんだアル! でも、他の探索隊のみんな どうしたアルか?」

フラダリ「...彼らはみな...死んでしまった」

ヤメチク・リー「えっ...そ、そんな...アル... 全滅したってことアルか...?」

フラダリ「...私のせいで...皆...殺されてしまった ...私が...あの石の塔を...壊さなければ...みんな...」

ヤメチク・リー「...」

フラダリ「...ヤメチク・リー様 ...わたしは、どんな罰でも...受ける覚悟だ ...あなた様のお姉様に拾われて以来...記憶を失った私はプラズマ団のために尽くしてきました...ですが、私はこうして団を裏切るようなマネを...」

ヤメチク・リー「...本当に、そう思てるカ?」

フラダリ「...はい ...どんな処罰でも...どうぞ...下してください...」

ヤメチク・リー「...なら、一つ...処罰...というかやるべきことあるネ ...それは、アナタ 死んだ人の分まで頑張ることアルね 彼らの思い晴らさないといけないアルし ...それだけでいいアルよ、僕からの処罰」

フラダリ「ヤメチク・リー...様...?」

ヤメチク・リー「それに、僕 対してエラくないから 処罰 下せたりしないアルね お姉ちゃん幹部だけど ...僕大してエラい立場でもないアル だから処罰と言てもこれぐらいしかできないアルね ...でもこれが一番ネ」

フラダリ「...ッ ...わかり...ました...!!」

ヤメチク・リー「それわかたら もうあんまりぶり返さないこと ヨロシ?」

フラダリ「はぁ...はい...!!」
 ▼ 801 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/23 23:04:41 ID:BjBg/NTY [18/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤメチク・リー「そんで、フラダリはともかく... あなたたち誰アルか? ここにいるいうことは閉じ込められた人?」

城島「ま、まぁ...そういうことになるなぁ」

ヤメチク・リー「おぉ、おぉ... すごいアルね あなたたち、ここで無事に生き残ってるアルかぁ... 僕ね、1週間前、ゲーチス様に実力を見込まれて1人でここ来たんだアル でもね あのゾンビがみなどんなに倒しても死ななくて...」

ヤメチク・リー「結局逃げるしかなくて... あなたたちも今までそうやってやり過ごしてきたアルか?」

(;・×・)「いや...そうじゃなくて...フワね」

城島「こいつ、ゾンビを成仏させる方法...知らんで...生き延びてきたんか?」

ヤメチク・リー「アイヤー!? ゾンビ成仏させる方法!? そんなのアルの!?」

(;・×・)「まぁ、一応...フワね」

ヤメチク・リー「どんな方法アル!? どんなに難しくても僕頑張るよ!」

城島「まぁ、なんつぅか... 美味いうどんを食わせて...その喜びで正気に戻して成仏させる...っちゅう簡単なことなんやけど...」

ヤメチク・リー「えっ...アイヤーーーーーッ!? そ、そんな簡単に成仏させれるか!?」

リーリエ「はい、簡単に成仏させられるみたいです! ...そこにいるフラダリさんの元同僚がゾンビになって襲いかかってきた時も...うどんを食べさせて成仏させることができました!!」

(・×・)「そして、今そこで凍ってるゾンビたちのために...うどんを作って成仏させようと思ってたんだフワ」

ヤメチク・リー「灯下黑...灯台下暗しアルね... そんな簡単にゾンビを倒せるアルか... それならこれで余裕アル!!」

ーヤメチク・リーはどこからともなく、大きな片手持ちの鉄鍋を取り出して クルクルと軽く演舞した
 ▼ 802 カグース@どくバリ 18/12/23 23:11:10 ID:BjBg/NTY [19/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
城島「それは...中華鍋...かいな?」

ヤメチク・リー「僕愛用の北京鍋アルね! 手入れもバッチリで油もよーく染みこんでるアル!」

グレイシア「...ねぇ、それってさぁ 中華料理を炒めるのとかに使うやつじゃねぇの? これからうどん作るってのに...そんなん使うわけ?」

ヤメチク・リー「これは炒めたり焼くだけの鍋だと思われがちだけどネ...違う違う 実はこの中華鍋は、煮たり揚げたり蒸したり...なんでもできる万能鍋なんだアルよ!」

グレイシア「...えっ? 中華用の鍋じゃねぇの? それ...そんなに使い道があるのね...」

ヤメチク・リー「しかも、このまぁるい形状が火通しやすくて... 熱効率がいいから燃料代を安く済ませる上早く調理できるんだアル!」

ヤメチク・リー「だから、よぉく油染みこませて...毎日ちゃんと手入れすれば ずっと使える上にこれ一つでなんでもできるんだアル! だから、旅するうどん職人におすすめネ」

(・×・)「へぇ...そうなんだフワか... なんか、ためになりそうな話フワね...」

ヤメチク・リー「さらに、僕は愛用のヌンチャクを使えば 中華鍋でできない 切るとか混ぜるとかの調理もできるんだアル だから、簡単にゾンビ成仏させて...」

ヤメチク・リー「成仏...させて...」

ーヤメチク・リーの表情が険しくなる...

(;・×・)「ど、どうしたんだフワ?」

ヤメチク・リー「ヌ、ヌンチャク...無くしてたの...思い出したネ... どうしよう、あれないと...うまく調理...」

城島「それなら、もしかしてこれのことかいな?」

ー城島はうどんの食品サンプルでできたヌンチャクを見せた

ヤメチク・リー「そ、それは...無くしてた思ってたヌンチャク! どうしてあなたたちが!?」

城島「まぁ、そうやな...拾った...って感じやろか」

ヤメチク・リー「シェイシェイ! ありがとうアル!! ...あなたたち命の恩人ね! 助けてくれたり、ゾンビの倒し方教えてくれたり、今度はなくし物見つけてくれるシ...感謝してもしきれないアル!!」
 ▼ 803 ジョット@ねむけざまし 18/12/23 23:13:19 ID:BjBg/NTY [20/20] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤメチク・リー「よぉし、これなら... 僕の腕見せれるネ! ヌンチャクと北京鍋...これさえあれば十分アルね! あとは...食材ね... うまいうどんを作るには...っと...」

ーヤメチク・リーは胸元から再びレトルトパウチを取り出す...

城島「おい、またレトルト食品か? そんなもん使って本当にうまいうどん作れるんかいな?」

ヤメチク・リー「市販のものと思ったら大間違いネ これは、僕が自分で作った手作りのレトルトね」

城島「手、手作り!?」

ヤメチク・リー「僕がお姉ちゃんの研究の合間にラボで作ってるアル いろんな食材を事前に下ごしらえして...最適な状態にしたのがこのレトルトパウチアル」

ヤメチク・リー「保存も効くし美味しいし 僕は最強の食材だと思うネ」

グレイシア「レトルト食品が...最強...ねぇ ...本当にそうなの?」

ヤメチク・リー「ふぅん、あなた...信じてないネ... 僕は...マッドサイエンティストアルよ...まぁ、自称だけどネ」

ヤメチク・リー「でも、僕の作ったレトルトの美味さは出前も、持ち帰りも...どんな本物の食事でも敵わないネ... 今、その証拠見せてやるアル!」

ーヤメチク・リーはヌンチャクと中華鍋を振り回す...!!

ヤメチク・リー「今回使う食材は...>>804>>806>>808のレトルトと麺とスープだけネ これだけでうまいうどん作ってやるアルよ!」


(今日はここまでです リー君は名前の雰囲気や最近私が執筆中に聞いている曲のイメージとかを混ぜた感じのキャラにしたのですが...たぶん、本来はこんな感じじゃないよね...うん)
 ▼ 804 ラードン@ヤゴのみ 18/12/23 23:16:17 ID:w2kk06a. [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
SEIYU 皆様のお墨付きうどんつゆ
 ▼ 805 ワルン@キラキラメール 18/12/23 23:49:48 ID:4lsgESuI NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
しいたけの塩漬け
 ▼ 806 スブレロ@きあいのハチマキ 18/12/23 23:53:02 ID:2UCI6S.c [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
桐間シャロの正体はプラズマ団所属怪盗の怪盗ラパンであること、プラズマ団が近々スカル団と同盟しようとしていることが書かれた文書入りうまかっちゃんスープ
書かれている内容は真実で、ヤメチク・リーが証拠隠滅のためにうまかっちゃんスープに混ぜた。
 ▼ 807 ジアイス@つきのいし 18/12/24 00:07:22 ID:dA5ovAmM NGネーム登録 NGID登録 [s] wf 報告
フラダリ
 ▼ 808 リガロン@ヨプのみ 18/12/24 11:07:22 ID:lo2UrklY [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>806
1スレ目で捕まった時に何かしらされたんやろな・・・

かき揚げ(レトルトになるのかは置いといて)
 ▼ 809 ルシェン@バトルレコーダー 18/12/24 18:27:55 ID:GHqMY7UE NGネーム登録 NGID登録 報告
珍しくまとも…?
これうどんバトルじゃないよね?
ってかこのスレで新規のうどんバトル一回もしてないような
 ▼ 810 ロデスナ@こだいのせきぞう 18/12/24 21:15:15 ID:lo2UrklY [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(闇市場のビアガーデン)

マホロア「お待ちどオ!クリスマス限定スペシャルディナーセットだヨォ!」

DIO「来たか。ここに置いておけ」

マホロア「はいよ、ット。それジャ、追加注文の時ハこのブザーを押してネ!」

グズマ「早いものだな・・・少し前にうどん屋SSスレの1周年を祝ったと思ったら、もう2年目のクリスマスイブとは」

国分太一「あのときはみんなで出番のなさをグチってましたよね・・・領収書の額見て腰抜かしたっけ」

ティッピー「相当飲み食いしとったからのぉ・・・腰抜かすどころか卒倒しておったぞ」

グズマ「しかし・・・あれから1年、あのとき集まった皆にもついに再登場の時が訪れた。国分はSANSから重要な情報を与えられ、ティッピーはココア達と合流し準レギュラーメンバーの仲間入りを果たした・・・」

国分太一「DIOさんは咲夜さん達を裏で操る新たな勢力の中心になりましたし、グズマさんも伝説のカナブンを手に入れてすごい力を見せてましたね」

ティッピー「これもクリスマスの奇跡、なのかもしれんな・・・」

グズマ「ああ、我慢して待ち続けた甲斐があったってもんだ。お前の言うとおりだったな、DIO」

DIO「・・・フッ、本当にそうか?こいつはどうだ」スッ

カプ・ブルル「・・・ハァ」

一同「「「ッ!!」」」

カプ・ブルル「・・・皆再登場できて本当によかっただよ。だどもオラは1年待っても出られたのは年末特別編のうどん屋スレだけ。そりゃそうだろうよ、シャーレとやらの下にいるって立場があるからなぁ。どうせオラは終盤まで再登場お預けだべぇ・・・アノフタリハワリトイイアツカイナノニナンデオラダケ・・・」ズーン

国分太一「・・・」チラッ

ティッピー「(・・・ほ、本当にそうなりそうじゃから反論できん・・・)」

グズマ「・・・ケッ、そうやって諦めてちゃ何も進まねぇよ」

カプ・ブルル「何だと・・・?」

グズマ「他の奴らの再登場場面を見てみろよ。皆予想できないタイミングで出てきてるだろ?そもそも1年前のあの集会だって別人が書いた非公式なもの、本当はシャーレのもとから離れてたって可能性もあるんだ」

カプ・ブルル「・・・ッ!そういえば・・・」

グズマ「まあなんだ、グズグズ言ってたってしょうがねぇってことだ。今夜は楽しいクリスマスイブ、今はとりあえず楽しまなきゃ損だぜ」ニッ

国分太一「そうですよ!今夜は僕がおごりますから、パーッとやりましょう!」

ティッピー「こりゃっ!また去年と同じことを繰り返すつもりか!」

カプ・ブルル「みんな・・・そうだな、来年こそきっとオラも出れるはず!オラ諦めねぇど!」

DIO「・・・やれやれだ。それでは、聖なる夜を祝して・・・」

一同「「「「「乾杯ッ!」」」」」カーン

マホロア(・・・みんな楽しそうダネ。あの様子ならモット頼んで来そうカナ?)

マホロア(クククッ、ぼったくり値段にしてモ聖夜だなんだ言ってジャンジャン呑みまくるんダカラ、ホントクリスマスイブって最高ダネッ!)ニヤリ
 ▼ 811 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/24 22:57:41 ID:toiMEjjo [1/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>810
(時の流れは早いですねぇ...もう2回目のクリスマス...かぁ)


リーリエ「今日は楽しいクリスマスイブ! 皆さんはクリスマスプレゼントに何を願いましたか!?」

(´×`)「私は、新しい器具が欲しいフワねぇ...」

グレイシア「私は...お仕置きが欲しいわねぇ... 性夜...ってのもいいものよ? ご主人様...///」ニヤッ

城島「...」ゾクッ

リーリエ「みんな、いろんなものを願っているみたいですが...私が何を願ったのかは...秘密です!えへ! でも、このままいつもと同じようにみんな楽しく旅ができますように...っていうお願いもしました!」

(・×・)「私からのクリスマスプレゼントは...いつも通りのみんななかよくうどん屋フワ...それではどうぞフワ!」


ヤメチク・リー「今回使う食材は...SEIYU 皆様のお墨付きうどんつゆ、うまかっちゃんスープ、かきあげのレトルトと麺と湯煎用の水だけネ これだけでうまいうどん作ってやるアルよ!」

城島「おいおい、市販のも使っとるやないか...」

ヤメチク・リー「いやネ、これは市販の美味しいやつベースに作り直したレトルトネ 売られてるのより美味しくなってるアル」

城島「本当かいな...」

(;・×・)「なんか、胡散臭いフワよねぇ...」

フラダリ「いや、確かに胡散臭いしバカっぽいが...腕は確かだと...聞いた」

グレイシア「聞いた...だけでしょ?」

ヤメチク・リー「まずはネ...えぇっと...これでいいカ」

ーベキッ

ーヤメチク・リーは床板の一部を折って木片にした!

(;・×・)「何を...しているんだフワ?」

ヤメチク・リー「うんうん、いいネ ずっと使われてないみたいらしいシ 腐ってるかと思ったケド、結構使えそうアルね...」

ーそして、ヤメチク・リーはヌンチャクを取り出し...

ヤメチク・リー「ホアチャーッ!!」

ーボォッ!!

ーヌンチャクを勢いよく木片に擦りつけ...摩擦で着火させた!!

(゜×゜)「フワッ!?」

城島「い、今のは...なんや!?」

リーリエ「は、早すぎて...見えませんでした...」
 ▼ 812 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/24 23:03:28 ID:toiMEjjo [2/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤメチク・リー「いい火ネ... これでいけるアルね...まずは湯煎からしていくアルよ 鍋に水入れてお湯湧かすアル」

ージョボジョボ...

ー水を中華鍋に注ぐ...

(・×・)「そこは普通...フワか」

ヤメチク・リー「そして...このまま...拳法の動きを...応用して... 鍋に...圧力をかけるネッ!」ブンブンッ!!

ーリーはヌンチャクを片手で華麗に振り回す!!

ヤメチク・リー「アチョーッ!! ハッハッハッ!!」

(;・×・)「あれは...何をしているんだフワか?」

フラダリ「おそらくあれは...特定の角度、速度でヌンチャクを振り回すことで...鍋を密閉したかのように圧力をかけて調理を早める...いわゆる圧力鍋と同じ原理のことを... 人間の手でやっている」

グレイシア「はっ!? はぁっ!? そ、そうはならないでしょ!」

ヤメチク・リー「ハァーーーーッ!! アチャチャーーーーーッ!!」

ーグツグツ...

ーもうすでにお湯が沸騰している...

城島「なっとる やろがい!! ...僕も信じられんが」

フラダリ「なんというか...もはや、物理法則とかそういうものを...無視した人間離れした調理法だ...私には真似もできそうにない...」

(;゜×゜)「これが、プラズマ団の...武人... とんでも...なさすぎるフワ...」ポカーン

リーリエ「すごいです...すごすぎます...」ポカーン
 ▼ 813 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/24 23:12:31 ID:toiMEjjo [3/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤメチク・リー「このまま、暖まったお湯で...一気に湯煎するネ! ホワチャァッ!!」

ーボチョン

ーヤメチク・リーはそのまま中国拳法のような構えと演舞で...

ー華麗にレトルト食品を湯煎した

ヤメチク・リー「...うーん、イイネこれ ...すごく良い感じアルね」

ーレトルト食品を取り出すとあっという間に食品は加熱されていた

ヤメチク・リー「サーテ、次は...面倒臭いからこの湯煎したお湯使って...スープ作るネ」

城島「待ってくれ... 確か、湯煎したお湯ってレトルトの塗料とかそういうのが混ざってて...あんまり料理に使うとマズいんやなかったっけ...」

ヤメチク・リー「そうなのアルか? じゃあ、もう一回暖めるアル アチョー!」

ーヤメチク・リーはお湯を捨て、もう一度お湯を沸かし始めた...

城島「...もう、突っ込む気にもなれへんな」

(;・×・)「今は味方フワけど...これ、後々...敵に回したときが怖いフワね」

グレイシア「プラズマ団...ってことは後々戦うハメになるのかも... だとすると、私達もこれぐらいトンデモな調理法がないと勝てないかも...」

リーリエ「ヤクゼンや伝説の食材...そういったものがないと...これから厳しそうですね...」

(;・×・)「まぁ、そういった心配をするには...まずここから脱出しないとフワね...」
 ▼ 814 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/24 23:28:25 ID:toiMEjjo [4/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤメチク・リー「さぁて、これでもう一回お湯入れたネ これでスープ作るヨ!」

(・×・)「うどんつゆとうまかっちゃん...合うんだフワろうか...」

ヤメチク・リー「絶対美味しい組み合わせアルよー...ウフフー♪」

ーヤメチク・リーは鼻歌を歌いながらレトルトパウチを開け、うどんスープを作っていく...

ーそして、うまかっちゃんスープのレトルトを開けて鍋に注いだとき...

ヤメチク・リー「~♪」

ーボチョン...

城島「...ん? なぁ、ヤメチク・リー ...なんか、スープん中に...変な紙が入っとるで」

ヤメチク・リー「あぁ、それネ 可食ペーパーね 僕がラボでスープ作ってる時 お姉ちゃんが隠し味にそれ入れろって言ったから入れたネ お姉ちゃんのいうことは絶対ネ」

グレイシア「...よく見たら、それ...何かの書類に見えるわね 証拠隠滅...かしら ...ちょっとこの紙...貰って良いかしら?」

ヤメチク・リー「あー...ちょっと美味しさ下がるだろうけど...いいアルよ まだ熱々だから気を付けて読んでアル」

ーヤメチク・リーはグレイシアに書類を渡す...

グレイシア「熱っつ!! ...な、なんで私になの!? ...わ、私...熱いの一番無理なのに...まぁ、貰って良い? って聞いたのは私だけどさ...」
 ▼ 815 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/24 23:31:09 ID:toiMEjjo [5/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーグレイシアは慌てて、地面に書類を落としてしまった

リーリエ「地面に落ちましたが...読み上げることはできそうです...えぇっと...」

ー落とした書類をリーリエ達が読み上げようとする...

リーリエ「プラズマ団...スカル団残党と...同盟予定... 伝説の食材に関するデータを盗み出した...グズマについての情報を...提供して貰う予定...」

(・×・)「グズマって...あいつフワ? キュウコンさんのバトルロイヤルに乱入してきた...」

城島「あいつの情報提供のために...スカル団ってのと手を組む予定らしいなあ...あいつら」

グレイシア「...そんな話なんかよりもよっぽど興味がそそられる情報があるわ ...プラズマ団の敵対者の仲間に..."スパイを送り込んだ"」

(;・×・)「...ッ」

グレイシア「えーと...若干うどんつゆが染みこんでて読みづらいわね... 保...ココ...の仲間桐...シャロ...プラズマ団に...属する...盗ラパン 我々の味方...?」

リーリエ「シャロさんが...プラズマ団の...味方?」

(;・×・)「一体...どういうことフワ...? あの子が...スパイ...ってことフワ?」

グレイシア「あいつ、前に会ったことあるけど...本当にスパイなのかしら... もし、そうだとしたら...ココアたちが危ないかもしれないわね」

(;・×・)「うぅ...無事でいてほしいフワ...」
 ▼ 816 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/24 23:36:08 ID:toiMEjjo [6/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ーその頃、コウチシティのホテルでは...

リゼ「シャロ、大丈夫か?」

千夜「ちゃんとおしめ付けてあげるから...安心してねぇ...うふふ、なぁんて冗談よ シャロちゃん」

シャロ「うぅ...いまは...そういう...冗談やめて...」

ーそう言うと、シャロは2人の肩に手を乗せようとする...

リゼ「シャロ...どうかしたか? 何か、調子が悪いのか?」

シャロ「ごめん...ちょっと...歩くのも...厳しいわ... 肩...貸してくれない? リゼさん、千夜ちゃん...」

リゼ「あぁ、分かった 掴まっていいぞ」

シャロ「うん...」

ーそういうと、シャロはリゼと千夜の肩を掴み...

ーカチッ...

ーバニースーツに何か小さなものを取り付けた

シャロ?「...計画通り」ニヤッ

リゼ「...ん? シャロ、いま何か言ったか?」

シャロ?「い、いや...何も...言ってないわ... うぅ...恥ずかしいわ...こんなの...」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ▼ 817 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/24 23:42:02 ID:toiMEjjo [7/7] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤメチク・リー「出来上がったネーーーッ!!」

(;゜×゜)「フワァッ!?」

ーフワンテたちはスパイについてあれこれ考えを巡らせていたが...ヤメチク・リーのその言葉にかき消された

ヤメチク・リー「うーん...これ、シンプルだけど最高傑作アルねー...私からしたらネ」

ーヤメチク・リーはうどんの器を既に片手に持っている...

城島「おぉ、もう出来たんか... あんな調理法で作ったとは思えないほど...普通のうどんやなぁ... でも、えぇ香りがするで...」

リーリエ「それで...それは、どう凍ってるゾンビたちに...」

ヤメチク・リー「そぉいッ!!」

ーブシャァッ!!

ーヤメチク・リーは器の中身をそのままゾンビ達に向かって勢いよくぶちまける!!

リーリエ「キャアァッ!!」

ーぶちまけられた中身は宙を舞い...

ーその熱さでゾンビの口元の氷を溶かし...口内に強引に入りこむ!!

ゾンビE「ヴァァァァァァァァ!!」

ヤメチク・リー「...よし! 口に入ったネー!!」

(;゜×゜)「食べさせ方が...豪快...すぎるフワ...」ポカーン

フラダリ「...想像以上に...とんでもないお方...だった 開いた口も...ふさがらない」アングリ

ゾンビE「う...うぅ...ウ、ウドン...」

ヤメチク・リー「さぁて...食べたんだからネ... 感想必要ヨ! それ、ヨロシ?」

ゾンビF「ウググゥ...コレ...>>818クテ...美味シカッタ...幸セ...」


(今日はここまでです ...とんでもねぇキャラが生まれた気がする)
 ▼ 818 ードリオ@なつきポン 18/12/24 23:42:38 ID:A03.b3W. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
おいし
 ▼ 819 ルフーン@ドクZ 18/12/24 23:59:36 ID:lo2UrklY [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
美味しいけど美味しい・・・syamu語録かな?

しかし怪盗ラパンとやら・・・シャロが(おそらくケンゴによって)洗脳されてるのかよく似た偽物なのか、見物ですな
 ▼ 820 ンホロウ@ロックメモリ 18/12/25 00:03:35 ID:PNa.VBJk NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>819
怪盗ラパンはシャロをモデルにごちうさの劇中内で作られたキャラらしい。
怪盗ラパン=シャロという設定に公式でなったこともあるらしい。
 ▼ 821 ポポタス@ボロのつりざお 18/12/25 00:46:24 ID:1FXAqxoY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メリークリスマス、サンタクロースじゃ
いつも頑張っているお主へ4コマ(じゃない)漫画のプレゼントじゃよ
(余談だけど今年のポケモンシャンメリーどこに行っても売り切れだった)
 ▼ 822 ーメイル@マックスアップ 18/12/25 00:59:28 ID:rLsEVEHI [1/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>821
ピカチュウがぴかちゅーって感じがしてかわいい
 ▼ 823 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/25 22:27:09 ID:FGwYinCw [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>821
(そうなんですか... 私としてはシャンメリーで一番美味しいのは仮面ライダージオウのやつだと思いますね ...ただ、リンゴ味が好きなだけですけどね)


ゾンビF「ウググゥ...コレ...美味シクテ...美味シカッタ...幸セ...」パァ...

ゾンビE「オレ...モ...最高...幸せ...」パアアァ...

ーゾンビ達は光に包まれて浄化されていく...

ヤメチク・リー「よし! いいネ! 成功アルよ!」

城島「語彙力が低下しとるけど...まぁ、美味かったんやろう... みんな成仏してくで...」

ゲンム「こんな...もので...私が...成仏するかァァァァァァッ!? 私は...不滅だ...私は...不滅だァァァァァァァァァァァッ!!」ゲームオーバー

ーゲンムたちも消滅していく...

グレイシア「...うるせぇやつ、みんな成仏したわね ...でも、このうどんそんなに美味しいのかしら? ちょっと味見させてくれない?」

ヤメチク・リー「いいアルよー! はい、どうぞアル! あっつあつだから、気をつけてネー」

グレイシア「今度は火傷しないわ...えぇっと... フー...フー...」ズルズル

ーグレイシアはこおりのいぶきでうどんを冷ましてから啜る...

グレイシア「...」

(;・×・)「ど、どんな感じフワ...?」
 ▼ 824 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/25 22:29:10 ID:FGwYinCw [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グレイシア「ゥンまああ~いっ!! ...な、何よこれ!? すごく...うまいわッ! コクがあるというか...出汁が美味いというか...その、かきあげがサクサクというか...なんというか...ッ!!」

グレイシア「と、とにかく美味しいのよ!! 信じられないわ!! レトルトなのに...!! とんでもない美味しさよ!! 冷めてても...美味しすぎるッ!! さっきマグロたっぷりうどんで...お腹をいっぱいにしたのに...まだまだ食べられるほどよ!!」

城島「な、なんやて!? そ、それなら...僕にも食べさせろや!!」ズルズル...

城島「おぉぉ...おぉぉぉぉぉぉ!? う、美味いッ!! 美味すぎるッ!! い、いくらでも...いくらでも啜れるで!! うっおぉぉぉっ!? おぉっ!? は、箸が止まらんッ!!」

リーリエ「そ、そんなわけが...城島さん! 箸貸してください!!」ズルズル...

リーリエ「お、美味しい...なんだか、美味しすぎて...涙が...うぅっ... 最高です...」ズルズル...

フラダリ「な、何だ? みんな...語彙力が...そんなにこのうどんは美味いのか...試しに一口...」ズルズル...

フラダリ「うぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーッ!! 美味いッ! 実に...美味いッ!! な、なんて言えばいいのかわからないが...美味いッ!!」

ヤメチク・リー「ふふん! すごいデショ!? 僕のうどん!」

(;・×・)「そ、そんなに...凄いのフワか? どれ、私も一口...」ズル...

ーフワンテは一口うどんを啜る...

( ・×・)「う、うぅぅ...美味いッ!! 美味いフワッ!!」

(;・×・)(このうどんは...特に>>825が美味しいフワ...で、でも...啜れば啜るほど...それを説明する語彙力が...段々と減っていく気がするフワ...説明が...できないフワ!!)
 ▼ 825 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/25 22:44:34 ID:FGwYinCw [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(T×T)「クリスマスなのに安価が来ないフワ...寂しいフワ...自上げフワ...再安価下フワ...」
 ▼ 826 リテヤマ@ちからのこな 18/12/25 22:44:55 ID:KFlo6TQk NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
青酸カリ
 ▼ 827 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/25 22:55:13 ID:FGwYinCw [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;・×・)(このうどんは...特に青酸カリが美味しいフワ...で、でも...啜れば啜るほど...それを説明する語彙力が...段々と減っていく気がするフワ...説明が...できないフワ!!)

(;・×・)(って青酸カリ...? 毒...? フワよね...そんなはずが...)ペロッ

(;・×・)「これは...青酸カリ!!」

城島「えっ? ペロッ...これは...青酸カリ!!」

グレイシア「青酸カリって...毒...よね? こんな美味いものにそんなん使われているはずが... こ、これは...多分青酸カリ! ...ポケ生で一度も舐めたことないけど!」

リーリエ「確かに...なんとなく青酸カリっぽい味が...」

ヤメチク・リー「あー...混ぜたアルよ! 青酸カリ!」

(;゜×゜)「はぁっ!?」

ヤメチク・リー「混ぜたら美味しくなるからネー...入れちゃったアルよ たっぷり」

城島「お、お前! 何毒を混ぜとるんや!! な、なんてことを...!!」

リーリエ「でも...みんな全然大丈夫ですよ? 青酸カリをあんなに飲んだのに...みんな元気です! むしろ、食べたお陰で元気になっちゃった気がします!えへ!」

グレイシア「...なんか、不安だけど...無事ならいい...のかしら 今のところ害は全然ないみたいだし」

(;・×・)「...フワァ」

(;・×・)(でも、なんだろう...このうどん、青酸カリ以外も普通のうどんじゃないような...というか、食べてるときは気にならなかったけどよく考えたらうどんじゃないような気が... なんか、麺が細いし...それに、色が黄色いような...)

(・×・)(でも、美味しいからいいフワか... というか、この食材でしかもレトルトで美味しさ...料理人としては...妬ましいフワ...少し)

ヤメチク・リー「ふふん、僕のレトルトは最強ネ! お姉ちゃんがそう言ってたヨ! マッドサイエンティストの僕には誰も敵わないヨ!」

(;・×・)「青酸カリを料理に使ってたり...マジもんのマッドサイエンティストフワかもね... ヤメチク・リー君」

リーリエ「本当に...そうかもしれませんね... でも毒を使ってこんなに美味しくそして健康的なものを作れる職人というのは、心強い味方です!!」

城島「あぁ、こいつといれば... 屋敷から脱出するのも楽になりそうや...今は手を組んどくか...」

(・×・)「そうフワね、もうそろそろ最後の決戦も近づいている気がするフワし...強力な仲間がいると心強いフワ!」

ヤメチク・リー「おぉ、それは嬉しいネ! 僕、みんなと一緒についてって...ここ脱出するネ! こんごともよろしくアル!」

ーヤメチク・リーが仲間に加わった!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ▼ 828 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/25 22:55:47 ID:FGwYinCw [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーヤメチク・リーを仲間に加え、廊下を進むフワンテたち

ーその道中で様々な困難に見舞われたが...

ヤメチク・リー「アイヤーッ!!」

ゾンビ「ウ...ウゥ...幸セ...♥」

悪霊「ウゲェェェェ!! 殺シテ...ヤル!!」

ヤメチク・リー「ホアチャーッ!!」

悪霊「コンナ可愛イ男...ノ...娘ニ会エルナンテ...最高...♥ 生キテテ...ヨカッタ...ッテ...オレ...モウ死ンデタ...

城島「...こいつが強すぎる」

リーリエ「...ですね」

(;・×・)「青酸カリとか食い物じゃないの使ってたり...麺とかの違和感を除けば...弱点なしフワからねぇ」

ヤメチク・リー「ふん! ヌンチャクがあれば僕は最強ネー!!」

グレイシア「...もう、こいつの独壇場ね」

フラダリ「このまま地下までいけそうだ...よし!」

ーフワンテは天下無双のヤメチク・リーを先頭にどんどんと屋敷の中を進む...

ーそして...
 ▼ 829 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/25 22:59:46 ID:FGwYinCw [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
城島「...異様な雰囲気の扉やなぁ」

リーリエ「なんだか、不気味な感じです...」

ーとうとう、ボラックスが監禁されていた部屋にたどり着いた

リーリエ「この部屋に...ボラックスちゃんが閉じ込められて...」

グレイシア「ついに、ここまで来たのね...もう少しで脱出よ!」

(・×・)「さっそく入ろうフワ!!」

ーカチャッ...ギイィィ...

ー鍵を開け、重たい鉄の戸を開けて監禁部屋の中へ入っていく...

フラダリ「ここが...監禁部屋...」

ヤメチク・リー「思ってたヨリ...>>830な部屋ネ」


(今日はここまでです クリスマス当日なのに、クリスマスイブみたいに特別前振りがないのは...やり忘れたからです!えへ!! ...まぁ、こういうこともあるよね あと、思ってたよりリー君がチートな気がしてきた プラズマ団だし、後々敵になったときがどうなるか...)
 ▼ 830 ストダス@タラプのみ 18/12/25 23:19:03 ID:rLsEVEHI [2/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フレンチ
 ▼ 831 シツブテ@ちからのこな 18/12/25 23:19:48 ID:rLsEVEHI [3/3] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
というか黎斗死んだけど‥‥
いつものことか
 ▼ 832 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/27 00:18:12 ID:OG8.fzTM [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤメチク・リー「思ってたヨリ...フレンチな部屋ネ」

城島「あぁ、そうやなぁ...なんとなくフランス風っちゅうかカロス風っちゅうか...」

リーリエ「思っていたより...オシャレですよね... 監禁部屋のイメージとしては」

ー部屋の中は、カロス地方で作られた高級家具や絵画などが何十年もの時を超えてなおそのまま残っていた

(;・×・)「でも、なんとなくどこか下品な感じもするフワね...ちょっと成金っぽいというか...」

グレイシア「そういう意味でも、"フレンチ"かもね」

フラダリ「だが、私には...どこか懐かしい気がするな ...美しい...わたしはとても美しいと感じる」

(;・×・)「やっぱり、フラダリさんってカロス地方出身なんじゃ...」

フラダリ「あぁ、そうかもしれない... 君には少し下品に見えるかもしれないようだが...わたしにはこの場所はとても落ち着く場所だ... もし、自分が死ぬとすれば...こういった美しい場所で死にたい」

フラダリ「...こう考えるということは...かつての私は自分の美にこだわっていたのかもしれないな」

(・×・)「少しずつ記憶が戻ってきているみたいフワね」

リーリエ「でしたら...もう少しで何か思い出すかもしれませんね!」

フラダリ「あぁ、きっとこの屋敷を脱出する頃には...ほとんどの記憶を思い出せそうだ」

城島「結局あんたが本当に"あのフラダリ"なのか気になるしなぁ...とりあえず、脱出のためにどこにボラックスの遺体があるか探さんと...」
 ▼ 833 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/27 00:18:39 ID:OG8.fzTM [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤメチク・リー「あっ! あそこのベッドに...何か寝かされてるヨ!」

ー部屋の中心に添えられた天蓋付きベッドをヤメチク・リーは指す...

城島「あのベッドに...誰か...おるんか...?」

リーリエ「まさか、あのベッドの中に...」

ーリーリエはふとんをよける...

ーすると、ベッドに横たわっていたのは薄汚れたボロボロのピカチュウに似せた布を被った...

ー黒焦げのミイラだった

フラダリ「これが...ボラックス...」

グレイシア「あの子の遺体...」

ヤメチク・リー「ちょっとグロテスクネー...」

(;・×・)「そういうこといっちゃダメフワよ、遺体...それも色々と事情があるものなんだフワし...」

グレイシア「...なんだか、こうして見ると...余計に可哀想ね ...もうすぐ安らかに眠らせてあげるからね」

城島「この遺体と日記と写真をあの幽霊のところで使えば...何かが起こるんやったな... それでこいつもやっと眠れる...っちゅうことか」

グレイシア「ライチュウ夫人がどこにいるかわかればいいんだけど...」

ヤメチク・リー「こんなトコロ早く出て、おさらばしたいネー」

城島「ちゅうわけで、運んでいくか...」

ー城島はベッドの遺体を持とうとする...

『私ノ子ヲ...奪ウナ...!!』

城島「...ッ 夫人に...見つかった!?」

ヤメチク・リー「い、今の声何アルか?」

???「...」ゴゴ...

ーヤメチク・リーの背後に何かが迫る...!!

フラダリ「...ッ! ヤメチク・リー様!! 後ろです!!」
 ▼ 834 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/27 00:19:06 ID:OG8.fzTM [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ヤメチク・リー「エッ!?」

フワンテの石像「...!」ゴゴ...ッ!!

ーフワンテの石像がヤメチク・リーに迫る!!

城島「あれは...あの時の!」

リーリエ「ヤメチク・リーさん!! 逃げてください!!」

ヤメチク・リー「...ッ! アチョーッ!!」

ーヤメチク・リーは振り返ってヌンチャクを石像相手に振り回す!!

ーしかし、石像はビクともしない!!

ヤメチク・リー「エッ!? どうしてアルか!?」

ーヤメチク・リーは慌てて石像から眼を逸らしてしまう!!

フワンテの石像「...ッ!」ゴゴゴ...ッ!!

ーそのまま、石像はヤメチク・リーの右手を掴んだ!!

ヤメチク・リー「アイヤー!? は、離してアル!! う、動けないアル!!」

ー必死にヤメチク・リーは腕を放して貰おうとするが...石像の腕はビクともしない!!

ーそして、石像は次第にその姿を変えていく...!!

(;・×・)「...ッ あ、あれは...!!」

ニドクインの石像「...タ...スケテ...!!」ゴゴッ

ーなんと、フワンテの石像の正体は...ミオージャの石像であった!!

城島「な、なんてこった...あの石像...やっぱりイチロウが作った!!」

リーリエ「呪いで私達の姿に変わっていたのですね...!!」
 ▼ 835 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/27 00:19:46 ID:OG8.fzTM [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミオージャ像「ア...ガガァ... サ、ワルナ...」ガシッ

城島「おぉぉぉ!? ぼ、僕の...手も...掴まれたッ! は、離れんッ!!」

ー城島が見ていない隙に彼の手を石像が掴む...!!

ミオージャ像「チ、違ウ...アタ...イ...ハ...コンナ...コト...ギギィ...!」

城島「こ、こいつ...操られとるのか...? こ、混乱しとるみたいや...」

ーゴゴッ...

リーリエ像「...」ガシッ

リーリエ「ひっ!!」

グレイシア「うげっ!?」

ー這いつくばったリーリエの像がリーリエ本人とグレイシアの足を掴む...!!

グレイシア「ぐっ!! ぐぅっ!! び、ビクともしない...一体...こんなことして何をするつもりなの!?」

『ココデ...ミンナ...死ヌ...! 私カラ...娘ヲ...奪オウトシタ...愚カ者ハ...!!』

ー部屋の中に憎悪を込めた声が響く...

城島「へ、部屋の空気が...ピリピリとしてきた...!」

ヤメチク・リー「なんかヤバい雰囲気ネー!! 誰か助けてアルーーー!!」
 ▼ 836 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/27 00:20:11 ID:OG8.fzTM [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーゴゴゴ...!! ベリィッ!!

ー部屋の壁一面に青い稲妻が走る...!!

(;・×・)「こ、これは...!」

フラダリ「まさか...あの夫人の...結界か! でんきタイプの力を使い...結界かバリアのようなもので...石像の中にいるミオージャたち教育係の霊ごと...私達を殺すつもりだ!!」

城島「なんやって!? やっぱり...皆殺しにするっちゅうことか!? ...なんて奴や!!」

リーリエ「ひどいです...ひどすぎます! ...でも、このままだと...私達全員殺されちゃいますよ!!」

グレイシア「こ、この石像...まともな材質じゃねぇ...もしくは呪いに守られているのかしら...! いくら氷柱をぶつけても...傷はついてもなかなか壊れる気配がないわ...破壊は...難しいかも...」

ヤメチク・リー「嫌アル! こんなところで死にたくないヨ! せめて、姉ちゃんの顔見て死にたいアルーーーー!!」

(;・×・)「みんなが足や腕を掴まれて動けない現状...動けるのは...私とフラダリさんだけフワね...」

フラダリ「いいや、もう一人... いや、もう"1匹"いるな」

城島像「...」

ーフワンテとフラダリに見つめられて動けない城島像はその姿を変え、元の姿に戻っていく...!!

ナゲキ像「...」

(・×・)「あれは...サイゴウの像...!」

サイゴウ像「タスケ...テ...デ...ゴワス ...オイドンハ...アノ子ヲ...楽シマセテ...アゲタカッタ...ダケデ...ゴワス...」

フラダリ「苦しんでいる...だが、眼を離したら...今度はあの像に足や手を掴まれて...動けなくさせられる...!」

(;・×・)「どうにかしないとフワ!!」
 ▼ 837 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/27 00:21:28 ID:OG8.fzTM [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フラダリ「とりあえず、扉を開けて...出口を...」ガチャガチャ

ーフラダリは石像を見つめながら扉を開けようとする...

ーだが、扉はビクともしない

フラダリ「くっ!! この部屋全体が...結界の中のようだ!!」

(;・×・)「フラダリさん!! 結界が...徐々に小さくなっているフワ!!」

フラダリ「な、何!? ぐ、ぐぅっ!!」

ーフラダリはとっさに手をドアノブから離したが結果に指の先端が触れてしまった

ーグゥォンッ!!

ーその瞬間、指の先端に凄まじい電流が流れ...触れた箇所が黒焦げになってそのまま崩れ落ちてしまった

フラダリ「ぐっ...あぁぁっ... わ、私の...指先が...!! こ、この結界...触れたら...感電して... 黒焦げの粉々にされてしまう...!!」

城島「な、なんやって!? じゃあ、部屋の中心にいる僕たちとこの石像は...」

リーリエ「時間が経って結界が小さくなっていけば...最終的に...」

グレイシア「粉々に...」

ヤメチク・リー「い、嫌ーーーーッ!! 嫌だアルッ!! 嫌アルッ!! 死にたくないアルよッ!!」シクシク
 ▼ 838 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/27 00:22:31 ID:OG8.fzTM [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;・×・)「この状況をなんとかできるのは今は私達だけフワみたいね...」

フラダリ「なんとか、あの結界と...石像をどうにかできれば...」

サイゴウ像「...」

(;ー×ー)「とは言っても...何かをするとしてもあの石像が動かないようにじっと目線をあわせていないと...あの石像に襲われちゃうフワ」

フラダリ「この状況を打開できる案があれば...なにかいい案が...」

ーグゥォンッ!!

ー結界は部屋の家具を砕きながら小さくなっていく...

(;・×・)「考える時間はあんまりなさそうフワね... 急いで...>>839でもしてみるしかないフワ!! これに私は...賭けるフワ!!」

フラダリ「>>839? そうか...それなら! ...よし、やってみるとしよう!!」


(今日はここまでです 屋敷編もそろそろ終わり...10月で終わるはずが今年いっぱい引っ張りそうですね というか、今年の更新も残り数回ですね...2019年かぁ...)
 ▼ 839 ガリザードンY@シルクのスカーフ 18/12/27 00:23:05 ID:xcJQxdZY NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ただひたすら煽る
 ▼ 840 ブリボン@ハートスイーツ 18/12/27 00:25:32 ID:ckpAIB0A NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
さっきのゲームマスター?から奪ったガシャットで変身
 ▼ 841 ッコアラ@シールいれ 18/12/27 06:55:20 ID:E8JQeCjE NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
今年も「アレ」…やるのかな?
 ▼ 842 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/27 23:31:14 ID:OG8.fzTM [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(すみません、今日は更新できません...)
 ▼ 843 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/28 22:45:36 ID:E9IkYrMw [1/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>841
(今年もたぶん、やります ...前年度より色々やりたいですねぇ やる元気と時間があればの話ですが... 年末は忙しいのでどうなるか...)


(;・×・)「考える時間はあんまりなさそうフワね... 急いで...とにかく煽るしかないフワ!! これに私は...賭けるフワ!!」

フラダリ「煽る? そんなことして何が...」

(`・×・)「煽りまくって...石像の中にいる霊や婦人の霊を...怒らせてこちらに引きつけて... その拍子で石像が手を離したところでみんなを救出するんだフワ!!}

フラダリ「そうか...それなら! ...よし、やってみるとしよう!!」

(・×・)「では、さっそく...」

フラダリ「やーいやーい!! デブごわすー!!」

サイゴウ像「...?」

(^×^)「お前らみたいなデブ連中...怖くもなんともないフワもんねー! やれるもんならやってみろフワ-! このデブどもー! フワ!」

ミオージャ像「...!」

フラダリ「悔しかったら変身を解くんだな! そこのお前...!! そんな他人に化け続けてて恥ずかしくないのかー!?」

リーリエ像「...ッ」

(^×^)「やーいやーい! ごわすー! ごわすー!」

フラダリ「お前らの母親は...出べそだなぁ!! そんなんだから、お前も...そんな風に... やーいやーい!!」

城島「な、なんやあれ...」

グレイシア「小学生レベルの煽りを... あいつら、とうとう気が触れてしまったの...?」

リーリエ「いいえ、きっと...何か考えがあるはずです! ...たぶん!!」

ヤメチク・リー「なんでもいいから早く助けてアルーーー!!」
 ▼ 844 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/28 22:47:07 ID:E9IkYrMw [2/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(^×^)「何が子供を返せフワよー! バーカバーカ!!」

フラダリ「娘を殺したのは実質自分なのに... そんなことを言うとは...夫人、貴女は...バカなようだな?」

『...キィィ...グゥゥゥ...!!』

(^×^)「デーブ! デーブ!」

フラダリ「ごわす、ごわす! おいどん、ごわす!!」

サイゴウ像「...ッ!!」ゴゴッ

(^×^)「アーホ! アーホ!!」

フラダリ「やーいやーい!!」

(・×・)「...よし、これだけ煽れば...怒りの矛先をこちらに向けてくるフワよね?」

フラダリ「あぁ、そうだな ...これで仲間たちが助かるはずだ...なぜなら、今...」

ミオージャ像「...」ギリッ

リーリエ像「...」ゴゴゴ...

サイゴウ像「...」ドドドドド...

『キイィィ...エェェェェ...!!』

フラダリ「...全員が我々にキレている ...で、ここからどうにかする方法は?」

(;・×・)「...考えて...ないフワ」

フラダリ「...おい ...それってつまり」

(;>×<)「余計ピンチに...」

ミオージャ像「...アタイヲ...オコラ...セルナ...!!」

リーリエ像「...」

サイゴウ像「ナンテコト..イウデ...ゴワスカ...」

『愚カ...者メェ!! 殺シテ...ヤルッ!!』

ーこの部屋の霊たちは大怒りだ...!!
 ▼ 845 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/28 22:48:18 ID:E9IkYrMw [3/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(;・×・)「で、でも...これで、城島さんたちは...」

フラダリ「あぁ、きっと石像達は手を離すはず...」

ーしかし、その想像はあっさりと裏切られる!

ー石像はその怒りを...フワンテたちに直接ぶつけずに...!

城島「うぐぉぉぉぉぉッ!? つ、掴む...強さが...まして...い、痛いッ!!」

リーリエ「ひっ...ひぐっ...ち、ちぎれ...ちゃい...ます...!!」ギギィ...

グレイシア「あぁぁぁぁぁぁぁッ!? こ、こいつ...私達の...脚や...腕を...握りつぶす...つもり!?」ギュゥ...

ヤメチク・リー「嫌ァァァァァッ!! 痛いアル! 痛いアルね!!」グギィィ...

ー自らが掴んでいるフワンテたちの仲間をより強く掴むことで...フワンテたちにとってより悪い方面に表現したッ!!

(;゜×゜)「フワワ...」

フラダリ「さ、作戦失敗という...レベルじゃない!!」

『皆殺シ...皆殺シダァ...!!』

ー結界の小さくなる速度も速くなっていく...

フラダリ「これでは、我々が死ぬのを...早めただけに...過ぎないじゃないか...!!」

(;゜×゜)「どうしよう...フワ...」

フラダリ「...こうなったら...あれを...使うしかない ...今まで、これは...使いたくなかったのだが」

(・×・)「あれ...?」

フラダリ「あぁ、黙っていてすまないが...私には緊急事態に備えて...あるものをゲーチス様から受取っていた ...それを使えばこの部屋にいる者を全員救うことができるかもしれないが...」

(・×・)「しれないが...?」

フラダリ「...きっと、使えば...私の命は...ないだろう」

(;・×・)「えっ!?」
 ▼ 846 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/28 22:48:48 ID:E9IkYrMw [4/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
フラダリ「だから、これは...使いたくなかった」

(;・×・)「そ、そんなものなら...使わない方がいいフワ! 命を失ったら...もうおしまいなんだフワよ!?」

ヤメチク・リー「そうアル! あなた、僕の大切な部下ネ! だから、死んでほしくないアルよ! ...死なないでアル...!」

フラダリ「...確かに、命は...大切なものであり かけがえのない美しいものである...だが、私一つの命と引き替えに...」

フラダリ「わたしよりも気高く、美しく...未来のある命を...5人の命を...救えるのなら... わたしは、この命を...捨ててでも救いたい」

(;・×・)「フラダリ...さん、そんなの間違っているフワ! そんなこと...しちゃダメフワ!!」

サイゴウ像「ナニヲ...ゴチャゴチャト言ッテルデゴワスカァ!!」ガシッ!!

(;>×<)「うぐぅっ!」

ーフワンテは背後から近づいてきたサイゴウ像に両腕を掴まれた

フラダリ「フワンテ!!」

(;>×<)「う、腕が...ちぎれる...フワァ...!!」
 ▼ 847 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/28 22:50:25 ID:E9IkYrMw [5/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
『死ネ...ミンナ...死ネ...消エロ...!! 消エロォッ!!』

ー呪詛の言葉が響く...

フラダリ「くぅっ!! フ、フワンテ...君も...!!」

ーグゥォンッ!!

ー結界はものを削り取りながら徐々に小さくなっていく...

ーあともう少しで石像ごとフワンテたちは...結界に削り取られてしまう!!

フラダリ「も、もう...時間が...ない...!!」

(;・×・)「フ、フラダリ...さん...!」

ヤメチク・リー「や、やめてヨ... みんなで...脱出するのがいいネ...」

フラダリ「...止めないで...ほしい わたしは、ここで命を...全うする覚悟を決めたんだ」

城島「フラダリ...」

リーリエ「フラダリさん...!」

グレイシア「フラダリ...!!」

フラダリ「...さらば、若き...職人とその仲間たちよ ...さらば、幼き武人よ ...君たちの美しいその心に...わたしは、この身を、捧げよう!」

ーフラダリは>>をスーツのポケットから取り出す!!

フラダリ「はぁぁぁぁぁッ!!」

(;>×<)「フラダリさぁぁぁぁぁんッ!!」


(今日はここまでです 今年中に屋敷編が終わるか...どうか...)
 ▼ 848 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/28 22:51:10 ID:E9IkYrMw [6/6] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>847
(すみません、安価書き忘れていました...今年も残り少しなのに...)

再安価下
 ▼ 849 ンファン@カメックスナイト 18/12/28 22:52:54 ID:9wJc4EQI NGネーム登録 NGID登録 [s] 報告
ミニチュアローズ
 ▼ 850 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/29 21:26:49 ID:GVYk3X6E [1/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
>>849
(今度はハンターハンターですか...このssはいろんな作品の安価が来ますね... 昔から)


ーフラダリは何かのリモコンをスーツのポケットから取り出す!!

城島「その...スイッチはなんや...!?」

フラダリ「私の体内に埋め込まれた爆弾「貧者の薔薇(ミニチュアローズ)」の起爆装置だ」

リーリエ「ミニチュア...ローズ...?」

ヤメチク・リー「ミニチュアローズ!? そ、それ絶対使っちゃダメなやつアルよ!! フラダリ、考え直すアルッ!!」

フラダリ「この爆弾は、非常に小型な核爆弾だが... かなりの範囲を消し飛ばし、感染する特殊な放射線物質をばらまく ...結界がなければこの屋敷ぐらいは吹き飛ぶだろう」

グレイシア「ま、待ちなさいよ! そんな...そんなヤバいものを...爆発させるっていうの!? そんなことしたら...逆に全滅しちゃうじゃない!!」

フラダリ「わたしを...わたしを信じてくれ!! もうこれしか...手段はないんだ!!」

ーポチッ

ーフラダリはリモコンのボタンを押した!!

フラダリ「はぁぁぁぁぁッ!!」

城島「う、うわぁぁぁぁぁぁぁーーーーッ!!」

(;>×<)「フラダリさぁぁぁぁぁんッ!!」

ーチュドォーンッ!!

ー爆音と共にフラダリの身体が膨張し、赤く染まった

ー彼の心臓に埋め込まれた核爆弾の膨大なエネルギーは彼の身体を内側から粉々に破壊し...

ーあらゆるものを消し飛ばして、貧者の薔薇はそこに咲いた...
 ▼ 851 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/29 21:30:01 ID:GVYk3X6E [2/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(;>×<)「フ...フワ?」

城島「僕たち...生き...とる?」

グレイシア「いいや、ここが...天国って可能性も...いいや、私が天国行けるわけねーし...最悪地獄か...」

ヤメチク・リー「姉ちゃんに会えずに...僕、死んじゃったアルか...? 姉ちゃん、ごめんアル...」

リーリエ「み、みなさん...違います!! ここは...天国でも地獄でもありません!! ...私達は...助かったんですよ!!」

(;・×・)「こ、ここは...あの...監禁...部屋...? でも、家具が何一つ...ないフワ...」

城島「結界に全部...やられてもうたのか? ...そうや! あの結界は!?」

ー城島は部屋の中心に眼をやった

ー弱々しく、小さな青い結界の中にとても小さな薔薇状の爆風が見えた

ー結界は、その爆風を削り取り...消えた

ヤメチク・リー「あの爆風...通常より小さいけど...ミニチュアローズは...ちゃんと爆発したみたいアルね...」

グレイシア「薔薇の形の...爆風 ...だから、貧者の薔薇...なんて言われるのね」

リーリエ「フラダリさんは...あの中で...」

(;×;)「...」

城島「でも、どうして...僕らは...生きとるんや...?」

リーリエ「...ッ! あれを...見てください!!」
 ▼ 852 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/29 21:33:09 ID:GVYk3X6E [3/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ーリーリエが指した先では...

白いフラダリ「...」

ー真っ白なフラダリの影が宙に浮かんでいた

(;・×・)「フ、フラダリ...さん...?」

城島「あれは...フラダリの...霊...か?」

グレイシア「それだけじゃあ...ないわ」

ニドクインの霊「...」

ナゲキの霊「...」

リーリエ「ミオージャさんと...サイゴウさん...」

ヤメチク・リー「それに...もう1匹...」

>>853(ポケモン限定)の霊「...」スゥ...

城島「あれは...ガエンが片思いしてた...」

グレイシア「うぉっ...こうしてみると...結構美人さん... こりゃ、惚れるわ...もう幽霊だけど」
 ▼ 853 バニア@インドメタシン 18/12/29 21:34:07 ID:8w4cx7/. NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アシレーヌ
 ▼ 854 ガデンリュウ@みずのいし 18/12/29 21:34:59 ID:LOm.7sfM [1/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
メタモン
 ▼ 855 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/29 21:45:47 ID:GVYk3X6E [4/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
アシレーヌの霊「...」スゥ...

城島「あれは...ガエンが片思いしてた...」

グレイシア「うぉっ...こうしてみると...結構美人さん... これで優しいし、家事とかもできるんだったら... こりゃ、惚れるわ...もう幽霊だけど」

リーリエ「アシレーヌさん...ですか ...当然、別ポケですがアローラ地方にいたときに...見たことがあるような...なかったような...」

(・×・)「アシレーヌって...確かアローラ地方の珍しいポケモンフワよね...何か珍しいフワね... こんな遠い地方にまで来てるなんて...」

城島「やっぱり、このシコク地方っちゅうのは昔からいろんな地方のいろんなポケモンが集まってた...っちゅうことやな」

フラダリの霊『う...うぅ...』

リーリエ「...! フラダリさんの...霊が何か言おうとしています!!」

ーフワンテたちの元にフラダリの霊がやってくる...

フラダリの霊『...わたしだ...みんな...生き残れた...ようだな...よかった... 少し...しか話せないが...わたしの...話を...聞いて...くれ』

(;・×・)「フラダリ...さん...」

フラダリの霊『...あの子...ボラックスの...遺体も...無事だ... 布団にくるんで...君たちと...共に...結界の...外へ...逃がした』

リーリエ「そういえば...あそこに、布団にくるまれたボラックスちゃんの遺体が...ちゃんといます...結界の外に...出られたんですね!」

ーリーリエはボラックスの遺体を拾い、抱きかかえた
 ▼ 856 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/29 21:50:33 ID:GVYk3X6E [5/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
グレイシア「でも、一体どうして 結界の外に私達は...出られたの?」

フラダリの霊『ヤクゼン...だ 簡易的な...ヤクゼンを使って...君たちとボラックスの遺体を...バリアのようなもので包み...結界と爆風から...身を守らせたのだ...』

(;・×・)「ヤクゼン!? でも、フラダリさんは...」

フラダリの霊『わたしだけの...力では...ない... 彼女たちの...協力も...あったのだ...』

ミオージャの霊『最初、あたいたちは...バカにされて...怒ってたけど... それは、仲間を...助けるためわざとやったんだねって気づいてさ...』

アシレーヌの霊『だから、私達...その人の覚悟も見て...そんな美しい心を持っている人達を...一緒に助けようと思って...』

サイゴウの霊『それで、ヤクゼンの使い方をしっちょるおいどんや みんなは...意志をフラダリに貸してあげて...一緒にヤクゼンを発動させたでごわす』

城島「そんなことが...」

フラダリの霊『食材はたった一つで...私の力も...小さい だから、あまり長時間は...発動できなかった しかし、結界を通らせるぐらいなら...できた』

フラダリの霊『...その...ヤクゼンに使った...わたしが...非常食として...持ち歩いていた...食材だ... 最後の戦いに...役立てて...くれ... 美しき...職人...たちよ...』スゥ...

フラダリ(わたしは... 今まで、"永遠"の中で..."死"を求めてきたような気がするな... これで、これで...良かったの...かもしれない...)

フラダリ(やっと、死ねた...それも...美しき未来に...全てを...私の全てを...捧げることができた...)

フラダリ(残念だが、わたしは...美しき者...以外だったようだ... だから...ここで...さよう...なら...)

ーフラダリの霊は手に持っていた何かを地面に落とし...

ーそのまま消滅した

(;T×T)「フラダリさぁぁぁぁぁぁぁんッ!!」

ヤメチク・リー「フラダリ...その覚悟...僕は...経緯を表するアル!! ...うぅっ」シクシク 

グレイシア「...あいつ、変な髪型のくせに...やるじゃないの...見直したわよ...畜生...!」

リーリエ「フラダリさん...死んじゃうなんて...あんまリーリエです...!!」

城島「な、なんてこった...! こんな...終わり方ないやろッ!!」

ーフワンテたちはただ立ち尽くして...涙を流していた
 ▼ 857 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/29 21:55:15 ID:GVYk3X6E [6/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ミオージャの霊『...あたいが...できるのはこれだけ...だった でもね、あんたたち...あたいたちの未練を...晴らしてくれる...んでしょ...がんばり...なさいよ...』スゥ...

アシレーヌの霊『...夫人や...ボラックスちゃんを...安らかに眠らせて...あげてください... 私は...一足先に...あちらへ...向かいます...』パァ...

サイゴウの霊『おいどんや...みんなのために、がんばってほしいごわす... この屋敷の呪いを...絶対に解いてほしいで...ごわす』スゥゥ...

ー他の霊たちも消えていく...

城島「...消えたな」

リーリエ「...フラダリさんは...もう...死んじゃいました」

グレイシア「...これで、あいつの分の重みも増して...夫人を倒してここから脱出しないといけない...って気持ちになるわね」

城島「フラダリは...死んでもうた、でも...あいつが僕らにしてくれた恩は...とんでもなくでかいで」

ヤメチク・リー「フラダリは...最後に、食材と...この遺体を...残していってくれたネ...」

星の夢「雷デデキタ結界を・・・通ッタコトでワタシの充電もフルチャージニナリマシタ・・・元気イッパイデス」

リーリエ「フラダリさんが私達に遺してくれた食材...夫人との決着のさいに...必ず使いましょう!!」

(`・×・)「そうフワね...フラダリさんが遺してくれた...>>858...これを使って...絶対に美味しいうどんを作ってやるフワ!!」
 ▼ 858 イーガ@せいなるはい 18/12/29 21:56:32 ID:LOm.7sfM [2/2] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
みょうが
 ▼ 859 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/29 22:12:40 ID:GVYk3X6E [7/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
(`・×・)「そうフワね...フラダリさんが遺してくれた...みょうが...これを使って...絶対に美味しいうどんを作ってやるフワ!!」

リーリエ「これは、見た目はただのみょうがですけど...ただのみょうがじゃありません!」

城島「あいつの...形見であり、あいつの思いがこもった...最高のみょうがや!」

グレイシア「これで食材は6つ...普通のうどんなら...丁度良い数ね! ...あいつの分まで、これで戦ってやらないと...」

(`・×・)「フラダリさんの...仇をうって...そして、残りのみんなで仲良く脱出フワ!!」

ーフワンテはみょうがを軽く握りしめ...覚悟をきめた

リーリエ「フラダリさんのおかげで、ボラックスさんの遺体も見つけました...これで...」

ボラックスの霊『みんな...わたしのからだ、みつけてくれたんだね...? これで...やっとおかあさんと...たたかえるね』

ー壁を通り抜け、ボラックスが部屋の中に入ってきた

リーリエ「...はい もう、最後の戦い...ですね」

城島「...ライチュウ夫人...つまりお前の母親は...どこにおるかわかるか?」

ボラックスの霊『うん、わかるよ ...おかあさんはしょうきゃくろにいる ...おかあさんがおかしくなっちゃった...あのばしょにいまもいるんだ ...わたしのかわりとして...ころされたこどもたちのれいといっしょに...』

(`・×・)「焼却炉...フワか」

ヤメチク・リー「そこに...あの幽霊...いるということネ?」

グレイシア「ついに、決戦...というわけね」
 ▼ 860 どん屋フワ◆03cxcuqAnk 18/12/29 22:16:22 ID:GVYk3X6E [8/8] NGネーム登録 NGID登録 wf 報告
ボラックスの霊『うん、でも...きをつけて いまのおかあさんはばけものだよ ...のろいや、おそろしいちからをつかって...ひとやポケモンをころすことだってできる』

ボラックスの霊『でも、みんなの...みんなのやさしいこころのちからがあれば... そのちからをつかって...ほんとうのじぶんをわからせて...しあわせなひびのことをおもいださせれば...すべてがおわるはずだよ...』

リーリエ「こころの...ちから...」

(`・×・)「意志...とかヤクゼンとか...フワろうか」

グレイシア「いいや、もっと簡単で...逆に複雑なものよ ...きっと」

ボラックスの霊『えへへっ...ちょっと...かっこうつけちゃったかな? ...でも、きっとみんななら...おかあさんをもとのやさしいおかあさんにもどして...のろいをとけるはず だから、がんばって!!』

ーそう言うとボラックスは姿を消した

城島「...行くか」

(`・×・)「焼却炉...そこで夫人との決着を...絶対につけるフワ!!」

ヤメチク・リー「フラダリが死んだのは...悲しいネ... だから、あいつの分...僕が頑張るアル!! 仇は...絶対に打つアル!!」

グレイシア「私に、ママなんて恥ずかしいこと言わせた分のケリは...絶対につけてやるわ! ...それに、あの子もちゃんと安らかに眠らせてあげないと...!」

リーリエ「ついに、決戦です! 行きましょう! そして...生きましょう! 生きて...呪いを解いて...この屋敷を脱出するんです!!」

一同「「「「「おー!!」」」」」
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